close

2024.02.27

地元民が選ぶ「沖縄そば」おすすめ10選!那覇・国際通りのお店も<2024>

「沖縄そば」が美味しいお店を、舌の肥えた地元ライターが厳選!フレンチシェフが手掛けるお店から琉球古民家を利用した店舗、観光地に近く立ち寄りやすいお店までバリエーション豊富。

北から南の順におすすめ店をご紹介しているので、お出かけや旅行の予定を立てる際の参考にしてくださいね。

※この記事は2024年2月16日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

「沖縄そば」とは?

「沖縄そば」は、豚と鰹出汁を使用したスープが一般的。豚肉の皮・赤身・脂身が3層になった三枚肉だと「沖縄そば」、ソーキ(スペアリブ)だと「ソーキそば」というように、具材により名前が変わるものの、基本的には麺や出汁は同じです。

トッピングは、主に三枚肉・かまぼこ・島ねぎ・ショウガがのせられます。薬味は、紅ショウガ・一味・七味粉トウガラシ・コーレグース(島トウガラシを泡盛でつけたもの)が欠かせないのだそう。

メニュー名としては、単品で「沖縄そば」と使われる場合と、「ソーキ(スペアリブ)そば」など他メニューも含めた総称としての意味合いで「沖縄そば」が使われる場合もあります。

現在でも、沖縄では多くのお店が「沖縄そば」を提供していて、麺の太さや形状が異なったり、出汁に鶏や昆布を加えていたりと、地域やお店によって味は様々です。食べ比べてみるのも面白そうですね。

ここからは、そんな沖縄そばが味わえるお店を紹介します。

百年古家 大家【名護市】

深緑に囲まれた琉球古民家で、自家製生麺を使った沖縄そばが味わえる

(画像提供:百年古家 大家)
「沖縄そば」870円

森に囲まれた場所に佇む、琉球料理と沖縄そばのお店「百年古家 大家(ひゃくねんこか うふやー)」。明治時代後期に建てられた民家を修復した店舗で、店内からは青々とした木々の中に滝が流れる、美しい中庭の景色が望めます。

「沖縄そば」は、近隣の製麺所で造られている自家製生麺を使用。季節に合わせて水と塩の配分を変えるといったこだわりのある麺は、鰹出汁の特製スープの香りをよく引き立てます。具材は三枚肉とかまぼこを乗せたシンプルな組み合わせ。数時間かけて煮込むことで、少し濃い味付けに仕上がった三枚肉は絶品です。

■百年古家 大家
[住所]沖縄県名護市中山90
[営業時間]【ランチ】11時~16時(LO15時30分)【ディナー】18時~21時(LO20時)
[定休日]なし※天候により臨時休業の場合あり
[アクセス]【車】沖縄自動車道許田ICより20分
[駐車場]あり(無料)
「百年古家 大家」の詳細はこちら
「百年古家 大家」の口コミ・周辺情報はこちら

(画像提供:百年古家 大家)

なかむらそば【恩納村】

沖縄の西海岸を眺めながら、手間暇かけて仕込まれた麺とスープを堪能

(画像提供:なかむらそば)
「沖縄そば」中1000円、大1200円
(画像提供:なかむらそば)

目の前が海という、ロケーション抜群の場所に建つ「なかむらそば」。ここで味わえる「沖縄そば」には、こだわりがたくさん詰まっています。

スープには、丁寧に洗った出汁骨とたっぷりの鰹節が使われており、1日寝かせることで旨味がしっかりと引き出されるのだとか。6時間以上寝かせるなど丹精を込めて作られた自家製麺は、きしめんのようにもちもちで、スープとしっかり絡みます。

具材の三枚肉は、創業以来継ぎ足されてきた秘伝のたれで味付け。あっさりとしたスープと麺の美味しさをより引き立たせています。

■なかむらそば
[住所]沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣1669-1
[営業時間]10時30分~16時
[定休日]木
[アクセス]【車】沖縄自動車道屋嘉ICより約15分
[駐車場]あり(無料)
「なかむらそば」の詳細はこちら
「なかむらそば」の口コミ・周辺情報はこちら

(画像提供:なかむらそば)

帆掛きそば【うるま市】

沖縄の古式木造船サバニを展示。店主が釣り上げた県産魚が出汁の隠し味

(画像提供:帆掛きそば)
「帆掛きそば」並900円~、大1100円~

「帆掛(ふーか)きそば」の店内でひときわ目を引く木製の船は、沖縄に伝わる漁船「サバニ」。店を訪れた人に、“いい風が吹きますように”という思いから飾っているのだそう。

「帆掛きそば」の特徴は、なんといってもスープ。化学調味料を一切使わずに食材の味を丁寧に重ね、そこに店主自ら釣り上げた魚を出汁の隠し味として加えることで、独自のスープに仕上がっています。

麺は、沖縄県産小麦“島麦かなさん”を使用したオリジナル特製生麺(追加料金100円)と、「照喜名製麺所」のちぢれ麺の2つから選択可能。沖縄県内産豚肉を煮込んだトッピングのソーキも柔らかくて美味しいですよ。

■帆掛きそば
[住所]沖縄県うるま市宇堅7
[営業時間]11時~17時※売り切れ次第終了
[定休日]水※木、金不定休
[アクセス]【車】沖縄自動車道沖縄北ICより約10分
[駐車場]あり(無料)
「帆掛きそば」の詳細はこちら

(画像提供:帆掛きそば)

海が見えるそば家【嘉手納町】

元フレンチレストランシェフが手掛ける、喉越しを楽しむ沖縄そば

(画像提供:海が見えるそば家)
「沖縄そば」小610円、大810円、大盛910円
(画像提供:海が見えるそば家)

フレンチレストランを経営していた店主が、沖縄そばを極めたいという思いから始めたお店。店名の通り、店内からは東シナ海を一望できます。

あっさりしつつもコクと旨味が際立つスープは、豚肉・鰹節・昆布などの自然素材を10時間以上煮詰めているのだとか。添えられた軟骨ソーキと三枚肉はまろやかな味わいで、スープとの相性は抜群。麺はコシのある中細麺を使っており、ツルっとした喉ごしが楽しめますよ。

■海が見えるそば家
[住所]沖縄県中頭郡嘉手納町水釜6-25-13
[営業時間]11時~16時
[定休日]月・木・金
[アクセス]【車】沖縄自動車道沖縄南ICより約15分
[駐車場]あり(無料)※詳細は店舗に要確認
「海が見えるそば家」の詳細はこちら
「海が見えるそば家」の口コミ・周辺情報はこちら

(画像提供:海が見えるそば家)

浜屋【北谷町】

トロトロのソーキと醤油不使用の塩味スープが魅力

(画像提供:浜屋)
「浜屋そば」小550円、大850円

沖縄本島中部の北谷(ちゃたん)町にある、1982年創業の「浜屋」。美しい夕日が見られることでも知られる「宮城海岸」近くのお店です。

スープは、醤油を一切使用しない塩味。豚・鶏・鰹の旨味が凝縮されており、「アーサ(あおさ)」(150円)をトッピングすれば磯の香りが加わり、一層風味が増します。

具材の豚の軟骨ソーキはとにかくトロトロに煮込まれており、口の中で溶けるような感覚が味わえますよ。

■浜屋
[住所]沖縄県中頭郡北谷町字宮城2-99
[営業時間]10時~17時30分(LO17時)
[定休日]不定
[アクセス]【車】沖縄自動車道沖縄北ICより約20分
[駐車場]あり(無料)
「浜屋」の詳細はこちら
「浜屋」の口コミ・周辺情報はこちら

(画像提供:浜屋)

沖縄そば Ajazz【那覇市】

ジャズが流れる店内で、こだわりスープの沖縄そばに舌鼓

(画像提供:沖縄そば Ajazz)
「ソーキそば」800円

入口にたくさん並ぶ多彩な観葉植物と店内に流れるジャズに癒されながら、沖縄そばが味わえる「沖縄そば Ajazz(アジャズ)」。

店主こだわりのスープは出汁骨をじっくりと煮出し、味わい深くもさっぱりとした口当たりに仕上がっています。角を残したコシのあるオリジナルの細麺は、じっくりと煮込んだソーキ(スペアリブ)や三枚肉と合います。

そばメニューの中でもユニークなのは、フーチーバー(ヨモギ)がたくさんのった「フーチーバーそば」(540円)。麺の甘さとフーチーバーの苦みがクセになるそうですよ。

■沖縄そば Ajazz
[住所]沖縄県那覇市曙2-9-18
[営業時間]10時30分~17時
[定休日]なし
[アクセス]【車】沖縄自動車道那覇ICより約17分
[駐車場]あり(無料)
「沖縄そば Ajazz」の詳細はこちら

(画像提供:沖縄そば Ajazz)

首里そば【那覇市】

朝4時から仕込む麺に、透き通ったスープが絡む絶品そば

(画像提供:首里そば)
「首里そば」小400円、中500円、大600円
(画像提供:首里そば)

「首里城」から徒歩10分ほどの距離に位置する「首里そば」。“かつて食べた沖縄そばの味を多くの人にも味わってほしい”という店主の熱い思いから、1994年に創業。以来地元の人や観光客に親しまれてきました。

歯ごたえのあるコシの強い麺は、朝4時から仕込みを始めるというほどのこだわり。豚肉・鰹節・島塩をじっくりと煮込んだスープは、コクと旨味がしっかりと溶けこみ、麺ともぴったり。さらに泡盛をたっぷり使って味付けされた具材の三枚肉と赤肉(ロース)は、ほろほろと柔らかく、肉本来の味をしっかりと感じられます。

■首里そば
[住所]沖縄県那覇市首里赤田町1-7 ギャラリーしろま内
[営業時間]11時30分~14時※売り切れ次第終了
[定休日]木・日
[アクセス]【電車】ゆいレール 首里駅より徒歩5分【車】沖縄自動車道南風原南ICより約11分
[駐車場]あり(無料)
「首里そば」の詳細はこちら
「首里そば」の口コミ・周辺情報はこちら

(画像提供:首里そば)

がんじゅう堂【那覇市】

那覇市第一牧志公設市場の2階に店を構える、沖縄そば専門店

(画像提供:がんじゅう堂)
「がんじゅうそば」小900円、並1000円、大1100円

国際通りからすぐ近く、「那覇市第一牧志公設市場」の2階にある「がんじゅう堂」。秘伝のスープは濃厚で、生麺そばはつるつる・もちもちとした食感のコシのある麺を使用しています。じっくり煮込まれた肉は味がしっかりと染みこんでいて、一口食べるだけでジュワっと旨味が広がります。

一押しメニューは、三枚肉と軟骨ソーキ、そしてコラーゲンたっぷりのてびち(豚足)がのった「がんじゅうそば」。ランチタイムの11時30分から14時30分の間は、そばメニューを注文すると100円で沖縄の炊き込みご飯である「じゅーしー」も付けられますよ。

■がんじゅう堂
[住所]沖縄県那覇市松尾2-10-1 2階
[営業時間]11時~19時(LO18時)
[定休日]水、第4日曜
[アクセス]【電車】ゆいレール 美栄橋駅・牧志駅より徒歩約10分【車】沖縄自動車道那覇ICより約20分
[駐車場]なし
「がんじゅう堂」の詳細はこちら
「がんじゅう堂」の口コミ・周辺情報はこちら

(画像提供:がんじゅう堂)

沖縄そばと海産物料理店 楚辺【那覇市】

赤瓦屋根の風情ある琉球古民家。細麺とあっさりスープが癖になる

(画像提供:沖縄そばと海産物料理の店 楚辺)
「沖縄そば」並850円、大盛り1050円

琉球古民家を改築した赤瓦の屋根が目印の「沖縄そばと海産物料理店 楚辺」。店内はアメリカのオールディーズBGMが流れていたり、天井にはシャンデリアがあったりと、懐かしさと独特の雰囲気が感じられる空間です。

そばは細麺で、あっさり味のスープとよく絡んで絶品。三枚肉は濃厚肉厚で、ソーキ(スペアリブ)や軟骨ソーキはとろけそうな柔らかさです。

座敷が80席あるので、小さい子ども連れでも訪れやすいですよ。

■沖縄そばと海産物料理の店 楚辺
[住所]沖縄県那覇市楚辺2-37-40
[営業時間]11時30分~21時(LO20時30分)
[定休日]1月1日~3日、旧盆※沖縄のお盆は旧暦のため、詳細は店舗に要確認
[アクセス]【車】沖縄自動車道豊見城ICより約15分
[駐車場]あり(無料)
「沖縄そばと海産物料理の店 楚辺」の詳細はこちら

(画像提供:沖縄そばと海産物料理の店 楚辺)

屋宜家【八重瀬町】

建物が登録有形文化財に指定されている店。アーサが練り込まれたそばも注目

(画像提供:屋宜家)
「アーサそば」950円
(画像提供:屋宜家)

サトウキビ畑や野菜畑に囲まれた閑静な場所に建つ「屋宜(やぎ)家」。建物は沖縄建築様式で、国の登録有形文化財にも指定されています。

こちらでは、一般的な沖縄そばである「三枚肉そば」(870円)と「本ソーキそば」(940円)、麺にアーサ(あおさ)を練りこんだお店一番人気の「アーサそば」などが味わえます。スープはあっさりしているものの、コクと旨味がしっかりと感じられます。

「じゅーしー」や「じーまみ豆腐」、「モズク酢」などが付いたセットメニューも充実しており、そば以外の沖縄料理も楽しめますよ。

■屋宜家
[住所]沖縄県島尻郡八重瀬町字大頓1172
[営業時間]11時~15時
[定休日]火(祝日の場合営業)
[アクセス]【車】沖縄自動車道南風原南ICより15分
[駐車場]あり(無料)
「屋宜家」の詳細はこちら
「屋宜家」の口コミ・周辺情報はこちら

(画像提供:屋宜家)

※この記事は2024年2月にじゃらん編集部が更新しました。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

Topics

tag

この記事に関連するエリア