阿倍王子神社
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「王子」とは。 - 阿倍王子神社のクチコミ
神社ツウ 三文詩人さん 男性/50代
- 一人
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熊野街道碑。ここから紀州まで歩いて行ったのか…
by 三文詩人さん(2016年6月10日撮影)
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参道の大木。どこの王の子なのか…
by 三文詩人さん(2016年6月10日撮影)
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右に葛の葉稲荷。幟は「葛之葉大明神」。左に御烏社
by 三文詩人さん(2016年6月10日撮影)
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向かい側に総合末社。合祀したからか、何だか風格のある末社
by 三文詩人さん(2016年6月10日撮影)
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そのまた向かいに水神社。左に道祖神らしきもの
by 三文詩人さん(2016年6月10日撮影)
いいね 2
安倍晴明神社の次に詣でた。「王子社」の説明があった。熊野街道に沿って設けられた熊野三山の末社というだけで、何故「王子」なのかは判らない。熊野権現の子という意味らしいが、その象徴として使われる八咫烏(やたがらす)は、神武天皇ゆかりの紋。
遠賀郡芦屋町の神武天皇社は、八咫烏を御神紋とする。また、北九州市八幡西区の皇后崎に坐すー宮神社では、神武天皇の社を「王子宮」と称した。つまり王子とは、神武天皇のことらしい。
だから参道にはためく幟の八咫烏を見て、ちょっぴり期待した。ところが、この第二王子社は神武天皇を祀ることなく、伊弉諾尊・伊弉冉尊・素戔嗚尊・品陀別尊の四柱を祀る。八咫烏は熊野権現の紋とされ、神武天皇は意識されないようだ。
では、王子とは誰のことなのか。不思議なことに、誰も気にしていないようだ。
大阪らしく絢爛たる拝殿の横に、境内社が坐す。中でも「葛之葉稲荷神社」は外せない。安倍晴明御母堂である葛之葉稲荷大神をはじめ、末広大神・萬直大神・玉姫大神・白玉大神・宝玉大神・玉照大神・日切大神・大高大神合わせて9柱を祀る。これ全て稲荷大神すなわち宇迦之御魂神の別名という。
御鳥社(みからすしゃ)に八咫烏大神(ヤタガラスノオオカミ)を祀る。熊野本宮の神遣いで、人々の願い事をお取次するという。「咫」は手を開いて「当て」ることに由来し、これは尺を取るのに同じで、概ね13p前後。なので「八咫」は1m近い大烏となるが、そもそも八は日本古来の聖数で、数の大きいことを表すから、実際に1m測ったものとは限らない。なお、太陽に住む三本足の烏は中国神話の存在であり、八咫烏を三本足とする根拠は無い。
向かい側総合末社に、天照皇大神・豊受大神・住吉大神・春日大神・金刀比羅大神・恵比須大神・天満大神・高良大神・由賀大神合わせて9柱を祀る。由来不明。
水神社に、罔象女神(ミズハノメノカミ)・高霊神(タカオカミノカミ)・闇霊神(クラオカミノカミ)を祀る。「霊」ではなく雨かんむりに龍を書く難しい字で、JISに無いようだ。
- 行った時期:2016年6月10日
- 混雑具合:普通
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2017年1月21日
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阿倍王子神社の新着クチコミ
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大阪市保存樹。
残念ながら社殿は新しいものですが、大阪府内で唯一、もともとあった場所に現存する熊野王子ということです。また、この神社には樹齢500年といわれる楠の大木があり、大阪市の保存樹に指定されています。その他の見どころとしては、八咫烏大神(やたがらすのおおかみ)の御烏尊像(みからすそんぞう)、なにわの伝統野菜、天王寺蕪の顕彰石碑でしょうか。
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- 行った時期:2019年5月
- 混雑具合:やや空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2021年1月11日
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夏祭りの真っ最中!!!!!!
ちょうど夏祭りが行われてました。熊本ではない出店がたくさんで、神社周辺を2周くらい回りました。見てるだけでも楽しかった。もちろん食べ物買いましたよー
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- 行った時期:2017年8月
- 混雑具合:やや混んでいた
- 滞在時間:1〜2時間
- 家族の内訳:お子様
- 子どもの年齢:13歳以上
- 人数:2人
- 投稿日:2018年6月7日
たこめしさん
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熊野詣!
この神社をお参りして、すぐ近くの安倍晴明神社へ続けてお参りできます。仁徳天皇の創建、また一説にはこの地を本拠とした阿倍氏創建とも言われています。後に熊野王子社の一つとなったそうです。境内には立派なクスノキが4本あり、木霊神として大切にされています。
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- 行った時期:2018年5月9日
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2018年5月9日
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熊野神社ゆかり
安倍晴明神社にお参りした際に立ち寄りました。熊野神社ゆかりの王子とあり、和歌山にしかないと思っていたのでびっくりしました。阿部野から熊野神社まで、いまでも遠いですが、当時は、この熊野街道を歩いて…と思うと、ロマンを感じます。
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- 行った時期:2018年2月
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 人数:2人
- 投稿日:2018年3月18日
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王子とは・・
阿倍野王子の王子とは、熊野大社の末社の意味だったんですね。神社の前を熊野街道が走り熊野大社へ参る参拝客の休憩所も兼ねたそうです。
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- 行った時期:2018年1月6日
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2018年1月9日