岳神社
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誰も知らない?伊万里市の秘境。 - 岳神社のクチコミ
神社ツウ 三文詩人さん 男性/50代
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二の鳥居。篇額は「岳権現」。ちなみにーの鳥居は「岳神社」。 参道はダムを避けて回り込む
by 三文詩人さん(2016年10月9日撮影)
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四の鳥居。ここまで車道が来てた…
by 三文詩人さん(2016年10月9日撮影)
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何度見ても物凄く物凄い、写真に収めきれない
by 三文詩人さん(2016年10月9日撮影)
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拝殿に上がると、凛とした空気
by 三文詩人さん(2016年10月9日撮影)
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公園だそうです。ちょっと怖い。右手のトンネルぽいのも仏像を収める横穴
by 三文詩人さん(2016年10月9日撮影)
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大川内鍋島窯跡より権現神社坂を上り詰めると、一の鳥居がある。当社を権現宮・のど権現などと呼んだので、「権現神社坂」はそのまま、当社に到る道になる。
鳥居前にあるのは有料駐車場のみ、なので車は伊万里・有田焼伝統産業会館に置いたまま、登山開始。
入って直ぐに二の鳥居、ダムらしき横、民家前、棚田を過ぎて三の鳥居。車道を渡って四の鳥居、その右に水飲み場・おみくじ販売機、左に説明板・のど地蔵。「のど権現」と崇められた歴史を説くも、なぜ喉なのかは書いてない。権現とは、インド由来の仏が日本の神として顕れた姿であるから、元になった本地仏があるはずで、それが地蔵菩薩ということだろうか。伊弉諾尊・伊弉冉尊を垂迹とする地蔵菩薩なんて聞いたことがないのだが。
ここから石段の勾配がきつくなるので、手すりを掴むか杖をつくかして滑らないよう注意。休憩所は見当たらず、階段途中で休みながら登る。慣れた人なら登りに20分もかかるまいが、小生は心肺機能が弱く、登り降りするだけで1時間はかけたと思う。団体旅行には不向きである。
到着すると、文字どおり圧倒的光景。大岩を見事掘り抜き、その岩蔭に寄せた社殿。実はこの拝殿、横向きに建っていて、横へ回り込んだ所に正面上がり口がある。横からも上がれる。何れにしても拝殿に上がらないと、本殿を向いての参拝はできない。
説明に拠ると、拝殿が文政5(1822)年、本殿が天保6(1835)年の建立で、伊万里市重要文化財。洞窟のように見えるけれど、社殿に合わせて彫ったものらしく、よくぞ作ったと感心するばかり。社殿の向こうは僅かに開け、摩崖仏が並び、青螺公園なる銘板が嵌め込んである。これって公園だったのか……
昔、鎮西八郎為朝が黒髪山の大蛇を征伐の折り、伊弉諾尊・伊弉冉尊を祀ると伝わるものの、それほど古くは見えない。とはいえ、見るからに秘境、在りし日には山伏の修験場であったろう。
絵馬堂は無いので、その類は何かの記念写真ともども拝殿内部に掛けてあり、色々と興味深い。のど権現の名に肖って、呼吸器改善を祈願。
御利益?風邪は引きにくくなったが、それは朝夕に嗽して、痰を吐き切る習慣をつけてからのこと。当たり前と言えば当たり前ながら、物理的な措置を講じないと、拝むだけではダメである。もしかしたら御利益とは、参拝者同士の情報交換であったのかもしれない。
- 行った時期:2016年10月9日
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:2〜3時間
- 投稿日:2017年1月2日
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神社
風情のある神社で、周りの自然もとてもきれいなところです。本堂はひっそりとしていて静かで、いい場所でした。
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- 行った時期:2012年9月
- 人数:3人〜5人
- 投稿日:2017年6月27日