2024.02.16

【北海道】ゴールデンウィークのおすすめ観光スポット11選！札幌や函館などを紹介

旅行先としては年間通してたくさんの人が訪れる北海道！今回はゴールデンウィークに行ってみた北海道のおすすめのスポットを紹介します。

桜や鯉のぼりなど、この季節ならではの風物詩をピックアップ！後半には春スキーができるスポットやゴールデンウィークの北海道を快適に過ごすための服装も取り上げているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

※この記事は2024年2月2日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信：じゃらんニュース

ゴールデンウィークにおすすめの観光スポット

白金青い池【上川郡美瑛町】

一度は見たい！北海道の絶景、“美瑛ブルー”

北海道の絶景スポットとして知られる「白金青い池」。目を見張るほど神秘的な青色の水面が特徴です。

“美瑛ブルー”とも呼ばれる水の色は、季節や天候によって少しずつ見え方が異なります。春は雪解け水が多く流れ込むため緑がかったブルー、ゴールデンウィークはライトブルーに見える日が多いそうなので、訪れるタイミングによってどんな色が見られるか楽しみですね。

特に、風が弱くよく晴れた早朝がおすすめ！澄み切った空気と立ち枯れたカラマツが、より一層幻想的な雰囲気を醸し出します。

（画像提供：一般社団法人 美瑛町観光協会）

五稜郭公園【函館市】

歴史ある星形の城塞。堀の水面が桜で染まる花筏も美しい

国の特別史跡に指定されている「五稜郭跡」は、春になるとおよそ1430本もの桜や藤の花が美しく咲き誇り、華やかな雰囲気に包まれます。

風が吹くたびに舞い散る花びらも美しく、散り際には堀の水面がピンク色に染まる花筏（はないかだ）も見られますよ。

戊辰戦争の最後の舞台となった星形城塞「五稜郭」は、幕末の北海道を語るには欠かせない場所。「五稜郭公園」には、見隠し塁や刎ね出し石垣など当時の面影が残るスポットもあります。

幕末の函館を想像しながら、外周をゆっくり散歩するのもいいですね。

（画像提供：函館市観光部観光誘致課）

松前公園【松前郡松前町】

史跡のある歴史の名所。約250種1万本以上の桜が咲き誇る！

美しい日本の歴史的風土100選にも選ばれている「松前公園」。松前城、寺町、松前藩屋敷など、城下町の風情が残る場所に約250種1万本以上の桜が植えられています。「桜見本園」では、様々な種類の桜を一堂に見比べられるのも嬉しいポイント。

また、樹齢300年以上と推定される、光善寺の「血脈桜」、龍雲院の「蝦夷霞桜」、天神坂門の「夫婦桜」の松前三大名木は見ごたえ抜群です。

高台から公園全体と津軽海峡を見渡せる第二公園もおすすめです。

（画像提供：松前町商工観光課）

旭山動物園【旭川市】

見ていて飽きない行動展示！エサを食べる様子を見られるガイドも実施

動物の生活に寄り添った空間を作り出すことで、本来の生態や行動を引き出す“行動展示”で知られる「旭山動物園」。行動展示を取り入れ一躍話題になったことから、ドラマや映画にもなったスポットです。

木々や岩など、大自然を再現した空間でのびのびと生活するヒグマや、筒状のガラスの柱を気持ちよさそうに泳ぐアザラシなど、様々な姿を見せる動物たちから目が離せません！

中でも、海中散歩の気分を味わえる水中トンネルはぜひ訪れたい場所。頭上を泳ぐペンギンが、まるで空を飛んでいるかのように優雅に見えます。

ゴールデンウィーク期間も、エサを食べる姿を観察できるガイド、「もぐもぐタイム」を実施。ぜひ注目してみてくださいね。

（画像提供：旭山動物園）

百合が原公園【札幌市】

チューリップとムスカリが一斉に咲く“ムスカリの道”

「百合が原公園」は、札幌市北区の総合公園として1983年に開園しました。公園のシンボルとなっているユリは約100種も植栽されています。

ゴールデンウィークの時期は、ちょうど見頃を迎えるムスカリが絨毯のように広がり、色鮮やかなチューリップとのコントラストが楽しめる“ムスカリの道”がおすすめです。

散歩したり、園内を走るリリートレインの車窓を眺めたりと、のんびりとした時間を過ごせます。

（画像提供：百合が原公園）

定山渓温泉渓流鯉のぼり【札幌市】

サクラと鯉のぼりの競演は北海道ならでは！

札幌市街地から車で50分ほどの距離に位置する「定山渓温泉」。支笏洞爺（しこつとうや）国立公園内にあり、緑豊かな温泉地として、年間250万人もの人たちが訪れています。

泉質は、無色透明でまろやか、塩分が含まれていることが特徴のナトリウム塩化物泉。この塩分が汗の蒸発を防ぐことで、体を芯からポカポカに温めるそうです。

そんな「定山渓温泉」の春の風物詩といえば「定山渓温泉渓流鯉のぼり」。地面のところどころに雪が残る中、大小約400匹の鯉のぼりが温泉街の豊平川上空を彩ります。同時期に咲く桜と鯉のぼりの競演を堪能できますよ。

（画像提供：一般社団法人 定山渓観光協会）

芝ざくら滝上公園【紋別郡滝上町】

10万平米の広さに咲く”芝ざくら”の大群落

5月上旬から6月上旬にかけて、“芝ざくら”が一面に咲き誇る「芝ざくら滝上公園」。ミカン箱一杯の苗から毎年増やし続けて、今では10万平米もの大群落になったのだそう。

公園内は、斜面側、駐車場側と別れており、それぞれのエリアから“芝ざくら”を観賞できます。体力のある人は、ぜひ公園山頂まで足を運んでみてください。頂上には、「幸せの鐘」のほか滝上町の大パノラマが広がりますよ。

“芝ざくら”の色の鮮やかさと、公園内に漂う甘い香りも楽しんでくださいね。

（画像提供：滝上町役場 まちづくり推進課）

十勝千年の森【清水町】

大自然の中をセグウェイで散策！

日高山脈の麓に創出し、壮大なスケールで訪れる人の心を包み込んでくれる「十勝千年の森」には、時と共に魅力を増し続ける4つの庭が広がっています。芝の丘がダイナミックに広がる「アースガーデン」をはじめ、森の楽しみ方を発見できる「フォレストガーデン」など多彩です。

「アースガーデン」からは、日高の山並みを一望できます。ゴールデンウィークには、雪が残る山々を眺めながら過ごすのがおすすめ。山や木立、小川のせせらぎ、鳥のさえずりに癒されますよ。

数あるアクティビティの中で、大自然を走り回るように散策可能なセグウェイガイドツアーが楽しめるのも嬉しいポイント！公認インストラクターから30分のレクチャーを受ける事で、セグウェイが初めてでも自在に操作できるようになります。

（画像提供：十勝千年の森）

知床五湖【斜里郡斜里町】

世界自然遺産にも登録された雄大な自然を満喫

知床は2005年に世界自然遺産に登録されており、「知床五湖」もその中のひとつ。湖を見下ろす高架木道や、湖をめぐる地上遊歩道が整備されているので、雄大な山、森をじっくり観察できます。

原生林に囲まれ、水面に山々や木々が映し出す光景はとても幻想的。エゾリスやエゾシカ、キタキツネとも出会えるかもしれません。

ゴールデンウィークの時期なら、簡単な手続きの上、10分程度のレクチャーを受講すれば地上遊歩道を散策もできます（積雪により利用コースが限定の場合あり）。環境保全のルールを守りながら、世界遺産の自然にふれるのもいいですね。

（画像提供：知床斜里町観光協会）

静内町二十間道路桜並木【日高郡新ひだか町】

7kmの距離に2000本を超える桜がズラリ！

明治時代に造成された「二十間道路」。名前の由来は、道幅が二十間（36ｍ）だったことからきています。

大正時代、約3年かけて道の両端に桜を移植。現在では、春に約2000本を超える桜が直線道路7kmに渡って咲き誇る、絶景スポットです。

日本の道百選、北海道遺産、さくら名所100選などにも選ばれており、毎年ゴールデンウィークには地元の人や観光客など10万人以上が訪れます。

（画像提供：新ひだか観光協会）

北海道ならでは！春スキーを楽しもう

春スキーとは？

真冬のスキーと違い、春スキーの魅力はなんといっても暖かい気候でもプレイできること。冷たい空気の中すべる冬のスキーとはまた違った楽しみ方ができます。シーズン中に比べ、ゲレンデが空いているのも特徴のひとつ。ゴールデンウィークまで滑れるゲレンデが揃うのは北海道ならではです。

雪の積もり具合によってはスキー場が予定より早くクローズしてしまうこともあるので、事前にリサーチして行きましょう。

春スキーをするときの注意点

春スキーに限りませんが、コースの外を滑ることは絶対にやめましょう。暖かくなる春は、雪崩の危険性が増します。

また、1日の寒暖差が激しいので、冬用のスノーウェアの着用がおすすめ。暑くなったら脱げるようにしておきましょう。

冬なら雪になる天候も、春スキーでは雨になることがあります。雨の中のスキーやスノーボードはゴーグルが濡れてしまい視界が悪くなるため、より一層の注意が必要です。天気予報の事前チェックは欠かせません。

春スキーのおすすめスポット

春爛漫な4～5月の北海道は、滑り納めにもぴったりなゲレンデがたくさん。

道央エリアでは、札幌駅からアクセスがよく、パウダースノーに定評の「札幌国際スキー場」や、標高1180mの山頂から見渡す日本海が絶景の「キロロスノーワールド」など。道北エリアなら、北海道で最も高い山、標高1600m山旭岳の大自然の中をダイナミックにすべる「旭岳スキー場」など、どこに行こうか迷ってしまうほど豊富。

その中から、世界各国からスキーヤーやスノーボーダーの集まるニセコのスキー場を紹介します。

ニセコ東急 グラン・ヒラフ

羊蹄山近くの好ロケーションで、大自然を満喫

自然地形を活かし、起伏に富んだゲレンデを持つ「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」は、日羊蹄山が目の前にした絶好のロケーション！

晴天が増える春は羊蹄山を眺めながら滑走できる確率が上がります。

22のコースと12基のリフト・ゴンドラがあるゲレンデの最大斜度は40度、最長滑走距離はなんと約5.3km。ロングランにもぴったりです。

また、ヒラフゴンドラはスキー板を装着していなくても乗車可能。ドライブのついでに足を運び、ニセコエリアの大パノラマを眺めるのもおすすめ♪

2024年3月21日（木）から5月6日（月・祝）まではオフシーズン料金となり、春スキーを満喫できますが、積雪の状況でクローズしてしまうので注意してくださいね。

（画像提供：ニセコ東急 グラン・ヒラフ）

これは知っておきたい！ゴールデンウィークの北海道事情

気温

ゴールデンウィークの北海道は、自然とともに春の訪れを感じられる季節です。街に積もった雪も溶け始め暖かくなりますが、本州とは違い朝夕は一気に冷え込みます。最低気温と最高気温の差が10度近く開く日もあるので注意しましょう。

服装

5月の札幌の最高気温は約15～16度で、同じ時期の東京より4度～5度ほど低い傾向。過ごしやすい季節といえども、早朝や夜は10度を切ることが多いので、半袖やサンダルにはまだ早いでしょう。寒暖差に対応できるよう、昼間は暖かくても必ず羽織るものを持って出かけましょう。

交通事情

広い北海道ゆえ、観光地間の移動距離は長く公共交通機関の便が悪い可能性もあるため、事前に下調べが必要です。

おすすめはレンタカー移動。緑の中のドライブは爽快です。ゴールデンウィークは観光シーズンということで、高速道路や市街地は混雑する恐れもあります。余裕を持った行動を心がけましょう。

新千歳空港近辺や札幌等の市街地にレンタカー会社がたくさん。旅程上、借りた店舗に戻るのが難しい場合は、乗り捨てOKな会社を選ぶとよいでしょう。

まとめ

ゴールデンウィークに桜を見られる北海道。魅力あふれる観光スポットのほか、春スキーも北海道ならではの過ごし方です。

花や森、動物など、北の大地にふれるスポットが多く、ぜひ家族や友達と一緒に楽しんでください。

観光スポット間の移動距離が長く、エリア毎に気温差があるので、計画や旅支度は念入りに。準備万端で北海道に出かけましょう！

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