旅の出発点である「東京駅」には、全国各地の魅力的な駅弁がいっぱい!今回は、東京駅構内の「駅弁屋 祭 グランスタ東京」から、2024年1月〜6月の売上数ランキングトップ10の駅弁を紹介します。
「駅弁屋 祭 グランスタ東京」の売れ筋駅弁が購入でき、東京駅構内ながら比較的空いている「駅弁屋 踊 グランスタ東京」からもおすすめ駅弁をピックアップ。さらに、2024年8月に誕生した「駅弁屋 祭 セレクト 新幹線南乗換口」の紹介も。目的にあわせて使い分けるのがおすすめですよ。
駅弁屋 祭 グランスタ東京


“日本一の駅弁屋”を目指して、毎日、日本各地の150種類を超える駅弁を用意している店です。ブランド肉を贅沢に使ったものや海の幸が自慢の弁当など、選ぶのに迷うほどの種類の豊富さで、昼夜問わず多くの人で賑わっています。「東京駅開業110周年記念弁当」を2024年12月22日まで販売など、定期的に開催されるイベントで、訪れるたびに新たな駅弁に出会えるという楽しみもあり、“毎日が駅弁まつり”を体感できるでしょう。
東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅構内 グランスタ東京1階 中央通路エリア(改札内)
5時30分〜22時
なし
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駅弁屋 祭のおすすめ駅弁
1位「牛肉どまん中」

2種の食感が楽しめる牛肉が絶品
山形新幹線開業にあわせて開発され、1993(平成5)年に発売開始した米沢市発の駅弁です。味の良さが特徴の山形県産米「どまんなか」をふっくらと炊き上げたご飯の上は薄切りの牛肉と牛そぼろがぎっしり。薄切りの牛肉は一度下茹でして余分な脂をとり、新杵屋秘伝のタレで味付けをしています。牛丼風の仕上がりで、ご飯との相性は抜群です。小芋、人参の煮物、かまぼこや卵焼きとともに最後の一口まで美味しく食べられますよ。
2位「チキン弁当」

発売60周年のロングセラー
1964(昭和39)年、東海道新幹線が開通した年に発売され、2024年に60周年を迎えた駅弁です。噛むほどに肉の旨みが感じられる鶏唐揚げと、コクがありながらしつこさのないトマト風味ライスの組み合わせが大人にも子どもにも好評。トマト風味のライスの上のスクランブルエッグとグリーンピースは、見た目に鮮やかなだけではなく、味わいのアクセントにもなっています。
2025年9月までは、チキン弁当60周年限定パッケージで販売するほか(写真は通常バージョン)、2025年3月31日までは東京ステーションホテル総料理長監修で加熱式容器の「チキン弁当デラックス」(1380円)も発売中です。
3位「炭火焼風牛たん弁当」

「塩竈の藻塩」が牛タンの味を際立たせる
1900(明治33)年創業の老舗日本料理店の味を伝承する「日本ばし大増」の駅弁です。一枚一枚丁寧に焼き上げた仙台名物の牛タン焼きに、宮城県塩釜沖の海水をホンダワラという海藻を通し煮詰めて造った「塩竈の藻塩」を好みにあわせて追加でかけて食べることができ、まろやかな塩味の藻塩が、牛タンの旨味を引き立てます。加熱機能付容器なので、いつでも熱々が食べられるのも嬉しいですね。
4位「まぐろいくら弁当」

漬けマグロといくらがベストバランス
「日本ばし大増」ブランドの駅弁の一つで、甘味と酸味のバランスがとれた酢飯に、わさびの風味を付けた漬けまぐろといくらの醤油漬けがたっぷりのっています。箸休めの錦糸卵がいい仕事をして、旨みの強いまぐろ、プチプチとした食感も楽しいいくらとともに、最後まで食べ飽きない美味しさです。具材にしっかりと味がついているので、醤油をかける必要もありません。
5位「牛すきと牛焼肉弁当」

すき焼きと焼肉の両方が一度に味わえる
ご飯にのった牛カルビ網焼きと、関東風のすき焼きが器の左右に詰め込まれた「日本ばし大増」ブランドの駅弁です。甘辛に仕上げたすき焼きには味の染みた白滝や椎茸、牛カルビ焼肉にはもやしナムルも添えられ、中央には小松菜のナムルと煮卵が丸ごと1個。さまざまな味が楽しめ、ボリューム満点なのも嬉しいポイントです。
6位「深川めし」

駅弁で楽しめる東京の名物料理
江戸時代の漁師がアサリのむき身をサッと煮て、ご飯にのせて食べていたのが由来の「深川めし」。現在は東京下町の名物料理になっています。駅弁の「深川めし」はアサリを炊き込んだ茶飯に、江戸甘味噌と生姜であっさり仕上げたアサリの深川煮と、豊かな香りのごぼうの炒り煮を盛り込んだ逸品。アサリと茶飯を一緒に頬張ると、噛むほどに滋味深い旨みが口の中に広がります。
7位「えんがわ押し寿司」

脂ののったえんがわの旨みを調合酢で凝縮
創業1897(明治30)年、新潟県秋葉区新津で120年続く弁当の老舗が作る駅弁です。幅3cm〜4cmの分厚いカレイのえんがわを、時間が経ってもほどよい脂が楽しめるよう計算し、オリジナルの調合酢で締めて旨みを凝縮しています。包みを開けると純白のビジュアルがインパクト大。わさび醤油で味わえば、もう一つ、もう一つと、あとを引く美味しさです。
8位「仙台名物牛たん弁当」

厚切りの牛タンを熱々で食べられる
宮城県仙台市で1920(大正9)年に創業した老舗「こばやし」が作るお弁当です。「こばやし」が扱う牛たんの中でも特に厚切りのものを特製塩だれで熟成してから焼き上げるため、旨み濃厚で食べ応え満点。ご飯は宮城県北部栗原地区で、できるだけ農薬や化学肥料の使用を減らして栽培した「環境保全米宮城県産ひとめぼれ」を使っており、ふっくら艶やかです。加熱式容器なので、牛たんもご飯も熱々で食べられますよ。
9位「とりめし」

照り焼きやそぼろなど4種の味わいが一堂に
鶏だしで甘めに炊き上げたご飯の上には、「軟骨入り鶏つくね」「鶏そぼろ味噌味」「鶏照焼き」「蒸し鶏塩ダレ和え」の4種の鶏のおかずがのっており、鶏肉好きにはたまらない駅弁です。お酒好きなら、ご飯にのった鶏肉やひじきの煮物、かまぼこ、卵焼きをつまみに一杯楽しむこともできますよ。「日本ばし大増」ブランドの駅弁です。
10位「えび千両ちらし」

厚焼き卵の下に4種の具材がかくれんぼ
新潟県新発田市で1955(昭和30)年に創業した「新発田三新軒」の看板弁当。えびのおぼろをのせた出汁入り厚焼き卵の下には、エビ、イカ、うなぎ、コハダの4種の具材が隠れています。エビは蒸して酢を通し、醤油をからめる、コハダは酢で締めたあとにわさび醤油をからめるなど、一手間掛けてそれぞれの美味しさを最大限に引き出しているのがポイント。ご飯は新潟米のすし飯で、具材との間におぼろ昆布を敷き、旨みをプラスしているのも特徴です。
ここでも駅弁が買える!「駅弁屋 踊 グランスタ東京」

改札内の中央コンコース横、新幹線乗換口にある
「駅弁屋 祭 グランスタ東京」の売上数TOP10の商品や、子どもが喜ぶ新幹線弁当、キャラクター弁当などが揃っています。コンパクトな店舗に厳選した駅弁が並んでいるので、乗り換え時間がない時などに迷わず、焦らず、買い物できるのが魅力です。
東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅構内 グランスタ東京1階 中央コンコース横(改札内) 新幹線乗換口前
6時〜21時
なし
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駅弁屋 踊のおすすめ駅弁
「東京弁当」


東京の老舗7店の味を詰め合わせ
「日本ばし大増」の江戸うま煮、きんぴらごぼう、「浅草今半」の牛肉たけのこ、「魚久」のぎんだら京粕漬、「すし玉青木」の伊達平焼、「新橋玉木屋」の白佃煮あさり、「酒悦」のつぼ漬、「舟和」の芋ようかんと、東京で古くから愛される店の味わいを盛り込んだ、ちょっと贅沢な駅弁です。国指定重要文化財に指定されている東京駅丸の内駅舎のパッケージが目印ですよ。
「新幹線E7系弁当」

美しい北陸新幹線のお弁当箱
東京~敦賀間を運行している北陸新幹線の車両が「E7系」です。お弁当箱にも美しい流線型のフォルムや、金色のラインが施され、細部にまでこだわった作りになっています。中身は2種のおにぎりと唐揚げ、マカロニサラダ、ウインナー、海老フリッター、プチケーキ。子どもはもちろん、大人も嬉しくなるおかずですね。持ち帰って、家でも器に使ったり、おもちゃとして遊んだりと食べたあとも楽しめる駅弁です。
「峠の釜めし」

峠の釜めしに軽量タイプの容器が登場
1958(昭和33)年に発売開始し、これまで約1億8000万個を販売しているロングセラーです。秘伝のダシで炊き上げた自家精米のコシヒカリの上に、鶏肉、ごぼう、椎茸、たけのこ、うずらの卵、栗、あんずなど9種類の具材がのっています。東京駅構内の駅弁屋3店で販売する「峠の釜めし」は、おなじみの益子焼ではなく、軽量で自然環境に配慮したパルプモールド容器を使用しているので、持ち運びに便利です。
ここでも駅弁が買える!「駅弁屋 祭 セレクト 新幹線南乗換口」

「牛肉どまん中」や「チキン弁当」など「駅弁屋 祭 グランスタ東京」の人気商品のほか、海、山、風、知恵の四つの素材を合わせた海苔弁を提供する「海苔弁山登り」の定番商品や、東海道新幹線エリアで販売されている駅弁「品川貝づくし」などが揃っています。
予め注文・決済ができるモバイルオーダーも可能なので、お目当ての弁当があるときは利用してみて。
東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅構内 JR東京駅1階 東北新幹線南乗換口前
6時〜21時
なし
「駅弁屋 祭 セレクト 新幹線南乗換口」の詳細はこちら
まとめ
旅のお供に欠かせない「駅弁」。東京駅では、時間に余裕があれば「駅弁屋 祭 グランスタ東京」でじっくりと好みのお弁当を探し、売れ筋のお弁当に的を絞るなら「駅弁屋 踊 グランスタ東京」や「駅弁屋 祭 セレクト 新幹線南乗換口」でサクッと購入など、使い分けできるのがありがたいですね。今度の旅行の駅弁選びの参考にしてください。
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※この記事は2024年12月13日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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じゃらん編集部
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