大宮市場にあるおすすめ商店。海産から野菜、お菓子にお花まで!
次は買い物するのにおすすめな、海産から野菜、お菓子にお花のお店まで紹介します。
山本水産(魚市場/冷凍・加工品)
「食べ方」まで教えてくれる水産総合商社


一口に鮭といっても、紅鮭に銀鮭、さらに甘口辛口と分類されるように、様々な種類があります。
そんな細かな違いや、それぞれに適した料理のしかたを丁寧に教えてくれるのがここ「山本水産」。

「照り焼きにしたい」「煮つけにしたい」など希望を伝えれば、おすすめの商品をサッと提供してくれるプロたちが揃っているお店です!
旬の食材を使ったお惣菜も取り揃えているので、「家で作るのは面倒だけど、美味しいお魚が食べたい」という人にもおすすめ。

小川(魚市場/マグロ)
生のマグロならココ!豊富な種類を揃える専門店

マグロを選ぶときのコツは、脂の乗ったものがいい、あっさり目が好き、口に入れた瞬間溶けるような口あたり、歯ごたえしっかりなど、「どんなマグロが自分好みか」を伝えること。
どんな好みにも応えられるように、このお店では様々な産地のマグロが揃っています。

ちなみに、「もっと簡単に選ぶには?」と質問してみたところ、店主がこっそりこのように教えてくれました。
「アイルランド産はうまい。周辺に住んでいる、いい餌を食べて育っているからな」

藪北園(魚市場/海苔・茶)
他では手に入らない高品質な海苔を提供

お寿司屋さんなどがお客さんとして訪れることも多いお店なので、高品質で香りも味もいい海苔が多数並びます。

中でもおすすめは「すし」用ののりを選別するときに「はね」られた海苔である「すしはね」。
カウンターのお寿司屋さんでも使われるような海苔(形の都合で「はね」られただけで、品質は同じ)なので、しっかりした歯ごたえと深みのある味わいが魅力です。

花や草(魚市場/花)
オリジナル商品も多数のかわいい花屋さん

「市場に花屋さん!?」と意外に思うかもしれませんが、一般の人はもちろん、近くの料理屋などからの注文も多く、ひっきりなしにお客さんが訪れるお店です。

ひとつひとつしっかりと手をかけて管理されたお花は、どれも飾ったり贈ったりするのに申し分ない美しさ。
「プレゼントにしたいなら、このお花をこれと一緒に包むといいんじゃない?」と、経験豊富なオーナーが、希望に沿った提案をしてくれるのも魅力です。

また、このお店の一番の特長はオリジナル商品の多さ。
特に、切り花着色剤で鮮やかに染められたお花は、他ではなかなか手に入らない逸品です。

まるだいMA(青果市場/野菜・果物)
経験豊富な目利きが仕入れる新鮮な野菜と果物

このお店のお客さんが口を揃えて「やっぱり、市場の方がいい商品があるね」と言うほど、新鮮で香りや味がいいものが並びます。
そんな「いい商品」が揃うのは、店主はじめ野菜・果物に長年携わってきたスタッフが、ひとつひとつ丁寧に仕入れた商品を選んでいるから。

ちょっとした贅沢をしたいとき、気合を入れて野菜を使ったメニューを作りたいときなどには、こんなお店で食材を買ってみてはいかがでしょうか?

高木商店(青果市場/お菓子)
「知られざる名品」が揃うお菓子専門店

お菓子一筋、48年の老舗。
売れ筋のお菓子はもちろん、「有名ではないけど、質が高く美味しいお菓子」も多数取り揃えています。

特に、おせんべいなど米菓のラインナップは圧巻!
どれも、もち米100%、こうばしい香りとサクサクした歯ごたえの商品です。
あなたが出会ったことのない、でもきっとお気に入りになるようなお菓子をここで見つけてください。

大宮市場概要まとめ!「魚市場」「青果市場」からなる巨大市場

大宮市場(大宮総合食品地方卸売市場)は、魚介類を扱う卸のお店を中心とした「埼玉県魚市場」と、野菜や果物が中心の「大宮中央青果市場」がひとところに集まった、様々な食品が集まって日々取引をされている場所です。

主に飲食店など小売りのお店がお客さんとして訪れるのですが、一般の消費者にも開放されているので、地域の住民の方が魚や野菜を買いに来ることもあります。
スーパーなどでは見ることのできない、市場だからこそ出会える珍しい食品が売られていることも多いのが魅力。
また、この道20年30年の、魚や野菜のことを知り尽くしたプロたちが集う専門店が軒を連ねているので、普段なかなか知ることのできない知識や調理法を教えてくれたりと、お店の人とのコミュニケーションもここならではと言えるでしょう。
大宮市場に初めて行くなら、毎月第三土曜日の「お客様感謝DAY」がおすすめ

基本的には毎週土曜日が一般の方に開放される日です。
特に、第三土曜日は「お客様感謝DAY」というイベントが開催され、景品が当たる抽選会など嬉しいイベントが行われ、毎回多くの人が訪れています。

「食」のことをもっとたくさんの人に知ってもらいたいと、市場一体となって一般の人も来やすい工夫をされているので、気軽に行ってみてくださいね!

大宮市場を上手に楽しむコツ
大宮市場でいい買い物をするためのコツを紹介しましょう。

魚市場なら、まずはインフォメーションコーナーへ。
魚市場の全体MAPや、最新情報を見ることができるので、ここでどのお店に行くかあたりをつけましょう。
(青果市場にはインフォメーションコーナーがありませんが、 HPから全体MAPを確認することができます)

各店舗に行ったら、お店の人にどんどん話しかけてみましょう。
市場には「いいもの(新鮮なもの、品質の高いもの)」が揃っています。
そんないいものを、「食のプロ」がお客さんの要望に沿って提案してくれるわけなので、直接「どんな食材が欲しいか」「どんな料理をしたいか」を伝えて、アドバイスしてもらうことが一番!

特に、上写真の黄色い札がついているお店は、値段が分かりやすく表示されているなど一般のお客さんが買い物しやすいお店なので、初めて行くならこのマークのあるお店から選ぶのが無難です。
また、ここで買い物をするときに注意すべき点を2つ。
1、お店が開いている時間に行くこと
市場は朝早くに開いて、10~11時くらいには閉まってしまうお店も多いです。7:30~9:30くらいが人も多く、まだ商品もたくさん残っているのでおすすめです。
2、滑りやすい靴はNG
水がまかれていたり、油が残っていたりと滑りやすいので、ヒールなどは避けるようにしましょう。
[住所]埼玉県さいたま市北区吉野町2-226-1
[営業時間]各店鋪による※要確認
[定休日]日曜・祝日、水曜(不定期)
[アクセス]【電車】埼玉新都市交通伊奈線ニューシャトル「吉野原駅」から徒歩約15分、JR「宮原駅」から車で約10分、【車】東北自動車道高速岩槻ICから約25分
[駐車場]あり(約900台、無料)
「大宮総合食品卸売市場」の詳細はこちら
「魚市場」の詳細はこちら
「青果市場」の詳細はこちら
今日の夕食が楽しみになる!大宮市場で「いい食材」をたくさん見つけて
いかがだったでしょうか?
繰り返し伝えたいのが、ここ大宮市場は、新鮮でいい食材が集まってくる場所だということです。市場ならではの熱気とお店の方の丁寧な解説で、思わずたくさん買い物してしまうかもしれません。

実際に買ったものを家で食べてみると、どれも本当に美味しい!「来た甲斐があった」というのが素直な感想です。
市場で買い物したものを食べる「ちょっとした贅沢」で休日を楽しむのもアリだと思います。
この記事を読んで気になるお店があったら、ぜひ大宮市場に行ってみてくださいね!
※この記事は2018年8月時点での情報です
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トリクルマガジン編集部
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