2021.12.20

一度は泊まりたい！国内の憧れ「リゾートホテル＆高級旅館」21選【全国】

「いつかは泊まってみたい憧れのホテルや旅館」というと、何を思い浮かべますか。例えば、贅を尽くした料理の数々。美しくしつらえた露天風呂付き客室。絶景を独り占めできる部屋。季節の移ろいが感じられる風流な庭園。

イメージは人それぞれですが、きっとそこには訪れる人を非日常へと誘うサービスやホスピタリティがあるのかもしれません。

今回は、誰もが憧れる国内屈指のリゾートホテルとリゾート宿21スポットご紹介します。おもてなしの心、独自のサービスが好評な宿や、老舗の有名リゾートホテル、大人の寛ぎ空間にこだわったホテルなど、他とは一線を画した、憧れの名に相応しい宿ばかりが並びます。

これまで泊まったことのないホテルや宿がきっと見つかるはず。今度の休暇はぜひ、憧れの宿やホテルで過ごしてみてはいかがでしょうか。

※この記事は2021年11月11日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信：じゃらんニュース

日光西町倶楽部 あらとうと【栃木県・日光市】

世界遺産の杉並木に囲まれた全室スイートルームの大人の宿。

日光東照宮に向かう西参道沿いに誕生したこの宿は、印象的な外観が目を引く。「日光のモダンラグジュアリー」を体現するデザインは、伊勢の「おかげ横丁」などを手がけた建築家石川雅英氏のものだ。館内の至る所に、栃木県産の大谷石や杉板が贅沢に使用され、上質な大人の空間を創り出している。

客室は全室50平米のゆったりしたスイートタイプ。手前のリビング、大谷石のパーテーションの奥にベッドルーム。特注のヨーロッパ製照明やソファなど、それぞれインテリアが異なる。

洋の中にも和を感じる客室は、本館3階と4階、別邸の全9室。全てベッドルームとリビングが分かれたスイート仕様で、ベッドはシモンズ社製のハリウッドツインで快適。客室のバスルームに加え、温泉掛け流しの貸し切り風呂も完備。透明なアルカリ性単純温泉がたっぷり注がれる。

お待ちかねのディナーは、創作フレンチのフルコース。脂ののったプレミアムやしお鱒の前菜、日光名物の湯波を使ったビシソワーズスープ、メイン料理は旬の魚料理に、A5ランクのとちぎ和牛などがずらり。名門ホテルで修業したシェフの料理は、四季折々の栃木産の食材にこだわった、華やかかつ体に優しい味わいだ。

ディナーの後は、併設のバーでゆったりグラスを傾けながら、世界遺産の息遣いを感じよう。

日光金谷ホテル【栃木県・日光市】

現代と過去、日本と西洋が交錯する不思議な空間。

1873（明治6）年創業、現存する日本最古のクラシックリゾートホテルとして知られる。エントランスの木造の回転扉をくぐると、赤絨毯が敷き詰められたロビーがお出迎え。

長い年月をかけて増改築を繰り返してきた館内には、日光東照宮を思わせる彫刻や天井絵が施され、見れば見るほど新しい発見がある。敷地内にある展示室には、ホテルの140余年もの歴史をたどる出来事や、昔ホテルで使用していた品々、史料が展示され、一見の価値あり。

THE KEY HIGHLAND NASU【栃木県・那須町】

森のアクティビティリゾートは、オールインクルーシブでもてなす。

「豊かな高原を満喫」「自然との一体感」「オールインクルーシブ」の3つのKEY（鍵）がコンセプト。ゲストの財布に嬉しいのが「オールインクルーシブ」。アルコールを含む食前・食中のドリンクや、館内アクティビティがフリーで利用することができる（一部除く）。

箱根エレカーサ ホテル＆スパ【神奈川県・箱根町】

強羅の丘に佇む隠れ家ホテルは、山絶景とイタリアンでもてなす。

数多くの観光スポットに恵まれた強羅温泉郷。高級別荘地の面影も残るエリアだが、『箱根エレカーサ ホテル&スパ』が位置するのは、趣が異なる高台の宮城野地区。毎年盆の大文字焼きで有名な明神ヶ岳の山裾に広がる集落。

強羅駅から車で8分という近さだが、急峻な坂や竹林を縫うように進んでいくと、いつしか静寂が支配している。

自然に溶け込んだ全14室の隠れ家的なリゾートホテルは、リニューアル3年目。客室のバルコニーに出ると箱根連山の雄大な山並みが、隔てるものなく迫ってくる。ホテルだが大浴場もあり、強羅温泉を満喫できるのも嬉しい。

充実の料理は、東京銀座やイタリアのナポリやシチリアの名店で修業した大澤俊夫シェフが、存分にその腕を振るっている。