レトロな空気が心地よくて、ついつい長居してしまう古民家のリノベーションカフェ。とびきりのリラックス空間を求めて、東京都内、神奈川県鎌倉・逗子エリア、埼玉県川越エリアの注目店をピックアップしてみました。味わいのある店内でおしゃれにランチやスイーツを楽しんでみませんか?
Chanoma【東京都・豊島区】池袋駅より徒歩7分
古民家カフェ こぐま【東京都・墨田区】曳舟駅より徒歩7分
古民家カフェ 蓮月【東京都・大田区】池上駅より徒歩8分
縁側カフェ【東京都・足立区】竹ノ塚駅より徒歩14分
裏参道ガーデン【東京都・渋谷区】表参道駅より徒歩7分
モモガルテン【東京都・中野区】中野坂上駅より徒歩11分
カフェおきもと【東京都・国分寺市】国立駅より徒歩8分
燕カフェ【神奈川県・鎌倉市】横浜横須賀道路朝比奈ICより車で12分
狸穴cafe【神奈川県・鎌倉市】北鎌倉駅より徒歩3分
paso by 27 COFFEE ROASTERS【神奈川県・鎌倉市】長谷駅より徒歩5分
ANTICO RONDINO【神奈川県・鎌倉市】長谷駅より徒歩4分
古民家cafe「あおいと、【神奈川県・逗子市】逗子駅より徒歩5分
古民家カフェsmiley【埼玉県・川越市】関越道川越ICより車で17分
Gallery & Cafe 二軒堂【埼玉県・川越市】関越道川越ICより車で15分
Banon【埼玉県・川越市】関越道川越ICより車で15分
【池袋駅より徒歩7分】Chanoma(東京都・豊島区)
“ニシイケ”の路地裏に広がるノスタルジックな世界

西池袋のビルの谷間に、趣きある家屋や豊かな緑の残る複合エリア「ニシイケバレイ」があります。民家や木造アパートなどの古い建物を飲食店、コワーキングスペースとして再生させている一帯で、地域の人々が交流を楽しむ“まちの家”的存在。そんな「ニシイケバレイ」の中心地となるのが、このカフェ「Chanoma」です。


築75年以上の木造古民家をリノベーションした店内には、ちゃぶ台の置かれた畳の席と縁側を使ったテーブル席があります。どちらの席からも庭の緑を眺められ、都会の真ん中にいることを忘れるような穏やかな空気が流れます。

看板メニューは、愛知県西尾市にある葵製茶の抹茶を使用した「濃厚抹茶テリーヌ」です。トッピングされたホイップには燻製ほうじ茶が使われており、テリーヌとの相性が抜群。そのほか一年を通じて桜や柚子、さつまいもなど様々な期間限定テリーヌも登場し、季節ごとの楽しみを提供してくれます。

ドリンクにもこだわっており、高級茶を丁寧に点ててからミルクを注ぐ「抹茶ラテ」(600円)は苦みが少なく上品な味。美しいスイーツと一緒に味わってみてくださいね。
東京都豊島区西池袋5-12-3
10時~18時30分(LO18時)
木
池袋駅より徒歩7分/首都高北池袋出口より6分
なし
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【曳舟駅より徒歩7分】古民家カフェ こぐま(東京都・墨田区)
薬局時代の面影が昭和ムードを盛り上げる

墨田区向島にあるレトロな「鳩の街通り商店街」の中ほどにあるお店。築100年近い建物は昭和50年代まで薬局として使われていたそうで、「化粧品」「クスリ」の文字が残るガラス窓、薬棚などに往時の名残を見つけられます。

店内に置かれた机と椅子は、学習塾で実際に使われていたものを再利用。柱時計に古いミシン、古い調剤用具など何気なく置かれたアイテムのひとつひとつが昭和ムードを演出しています。料理ができるまで、約800冊あるという古本の中から気になる1冊を選んで待つのもいいですね。


ランチタイムには「ひよこ豆のカレー」(1050円)や「チーズinハンバーグ」(1100円)なども人気ですが、オーブンで焼いた「焼きオムライス」が個性的と評判。スイーツではあんみつを丸ごとゼリーに封じ込んだ「あんみつ玉」も珍しい逸品です。いずれも墨田区のブランド認証「すみだモダン」のグルメ部門を受賞した名物メニューなので要チェックですよ。
【池上駅より徒歩8分】古民家カフェ蓮月(東京都・大田区)
地域の人々に愛されてきた重厚でアンティークな佇まい


池上本門寺のそばで風格ある佇まいを見せる「蓮月」。格子窓が印象的な建物は1933年(昭和8年)の築で、かつてはそば処「蓮月庵」として参拝客や地域の人々に親しまれていました。2014年(平成26年)に「蓮月庵」が惜しまれながら閉店した後、建物の維持を願う人々の協力でカフェとして復活。往時の姿をとどめた居心地のいい空間に生まれ変わったのです。

そば処だった頃の調度品とおしゃれなアンティーク家具がバランスよく配された店内では、まず気に入った席をキープ。それからレジで注文・先会計するセルフサービススタイルです。


お昼時にはプレートランチやハンバーガー、カフェタイムにはフレンチトーストやマフィンなどの自家製スイーツが評判。バゲットで作る絶品フレンチトーストのソースはいちご、チョコ、はちみつから選べます。夏には固定ファンも多いかき氷が登場するので楽しみですね。
東京都大田区池上2-20-11
【平日】11時30分~18時【土・日・祝】11時~18時
なし
池上駅より徒歩8分/首都高大井南ICより20分
3台(無料)
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【竹ノ塚駅より徒歩14分】縁側カフェ(東京都・足立区)
庭園を彩る四季と静かに向き合う隠れ家カフェ

駅から少し離れた閑静な環境に佇む「縁側カフェ」。美しい日本庭園を持つこの家は、1939年(昭和14年)に地の名士・平田源七氏の住居として建てられました。国の有形文化財にも登録された洋館付き和風建築であり、敷地内の至る所に職人たちの丁寧な手仕事を見ることができます。

落ち着いた座敷もよいですが、とくに庭園を見渡す広縁の席がおすすめ。前に広がる優しい緑や四季の花々、秋の紅葉が心を癒やしてくれます。


メニューはケーキやあんみつなどの自家製スイーツが中心。旬の果実を使ったフルーツタルト、抹茶と和菓子のセット(1050円)などは季節ごとに内容が変わるため、訪れるたびに新鮮な愉しみを味わえます。ポットで提供される紅茶の香りに包まれてのんびり庭園鑑賞するのも素敵ですね。
なお縁側カフェはレンタルスタジオ「昭和の家」としても活用されているため、貸切の日はお休みとなります。公式HPやInstagramなどで毎週予定が公開されるので、お出かけ前には必ずチェックしてください。
東京都足立区西保木間2-5-10
11時30分~18時(LO17時30分)
土・日・月(不定休あり)
竹ノ塚駅より徒歩14分/首都高千住新橋出口より15分
なし
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【表参道駅より徒歩7分】裏参道ガーデン(東京都・渋谷区)
4つの和カフェが集まる古民家フードコート

華やかな表参道から裏道に入り、住宅街を進んでいくと現れる不思議なムードの家。もとは1947年(昭和22年)築の個人住宅でしたが、“日本の食と文化を五感で楽しむ”をテーマとする集合施設に生まれ変わっています。
リノベーションの際には木製建具や模様入りのガラスといった懐かしい風合い、子どもの身長が刻まれた柱など“家の記憶”をなるべく残すよう努めたそうです。訪れた際は、宝探しを楽しむ気分でノスタルジックなポイントを見つけてみてくださいね。

館内に入ると1階は屋台横丁を思わせる構造のフードコートになっていて、魅力的な4軒のお店が集まっています。

1869年(明治2年)創業の老舗茶舗がプロデュースする「宇治園」は、抹茶やほうじ茶を使った「モンブラン」、「抹茶ティラミス」(ドリンク付きで1500円)などの“茶スイーツ”が人気です。

「Riz Labo Kitchen」はグルテンフリーのパンケーキが名物。限定農家から仕入れた農薬不使用の米粉、平飼い卵、奄美諸島産の素焚糖(すだきとう)など厳選素材を使ってふっくら焼き上げています。
他にも、鍼灸師・薬膳師が監修する薬膳カフェ「Yin Urasando」、ヘルシーな和スイーツが揃う「味甘クラブ」が軒を連ねます。
それぞれのお店の気になるスイーツを食べ比べてみては?そんなことが楽しめるのも、フードコートならではですね。
東京都渋谷区神宮前4-15-2
店舗により異なる
店舗により異なる
表参道駅より徒歩7分/首都高高樹町出口より10分
なし
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【中野坂上駅より徒歩11分】モモガルテン(東京都・中野区)
まったりとした時間が流れる二軒長屋の店内

住宅街の間をゆるやかにカーブして続く静かな散歩道。「モモガルテン」へと続くこの緑道は、かつて桃園川という小さな河川でした。戦後間もない1948年(昭和23年)、そのほとりに建てられた二軒長屋がお店の前身です。

長年、住む人もなく佇んでいた瓦屋根の木造平屋が現在の姿に改装されたのは2013年のこと。建物の味わいはそのままに、今は失われた川辺の自然が店先のビオトープに再現されました。

レトロなガラス戸を開けると、きしむ床、使い込まれた家具など、ノスタルジーを感じさせるものでいっぱいの空間が広がります。ぽかぽか陽気の日は、テラスに設けられたテーブル席で過ごすのも気持ちよさそう。


平日は午前11時までのモーニング営業のみでサンドイッチやピザトーストなどを提供。日曜日は夕方までオープンし、カレーやスイーツなどのカフェメニューを味わえます。素朴ながらも、素材を丁寧に扱った手作りの味にほっこり。地元の常連さんが思い思いに過ごす憩いの場でもあり、まったりとした空気が流れる魅力的なスポットです。
【国立駅より徒歩8分】カフェおきもと(東京都・国分寺市)
絵本の世界に迷い込んだような森の中の館

竹林に囲まれた約600坪の敷地に足を踏み入れると、木々の向こうに和館・洋館からなる立派な屋敷が見えてきます。この家はもともと、1933年(昭和8年)に貿易商の別荘として建てられたものでした。のちに海軍少将・沖本至氏の住居となり、近年までは娘さんにあたる老姉妹が2人でひっそりと暮らしていたそうです。

跡継ぎのなかった姉妹は、思い出が詰まった家の運命を唯一親交のあった女性に託します。それが現「カフェおきもと」オーナーの久保さんでした。
この館を維持するため私財を投げうって改修し、料理を学んでカフェ開業に挑戦した久保さん。現在、沖本邸は登録有形文化財となり、多くの人に愛される場所となりました。館内には昭和初期の意匠が随所に見られ、姉妹の使っていた家具などがそのまま残されています。


野菜や果物をたっぷりと使い、彩り豊かに盛り付けられた料理はどれも手の込んだものばかり。座席が多くないため、確実に味わいたい人は事前予約がおすすめです。森の中の隠れ家のような場所で、落ち着いたひとときを過ごしてみませんか。
東京都国分寺市内藤2-43-9
11時〜17時(LO16時)
火・水・木
国立駅より徒歩8分/中央道国立府中ICより14分
8台(無料)
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【横浜横須賀道路朝比奈ICより車で12分】燕カフェ(神奈川県・鎌倉市)
アンティークと薬膳が醸す濃密な異世界感

鶴岡八幡宮から5分ほど歩いた住宅地に現れる渋い佇まいの「燕カフェ」。昭和初期に建てられた築90年以上の古民家で、入口に小さく“燕 喫茶”と看板がかかっています。地元・鎌倉出身の店主が集めた骨董と古道具、そして体に優しい薬膳料理を楽しめる店です。


靴を脱いで上がると、目の前に広がるのは薬箪笥や重厚な建具が目を引くアンティークな空間。ところどころに飾られたドライフラワーも独特のムードを演出し、オーナーの鋭い美的感覚がすみずみに行き渡っているのを感じます。


食事メニューは「薬膳カレー」や「参鶏湯」など通常2種類。他の薬膳料理が登場することもありますが、いずれもじっくりと手間暇かけて作られているのが分かります。華やかに絵付けされた有田焼や九谷焼、丁寧に金継ぎが施された古皿など、ひとつひとつの器にも特別感があってうっとり見とれてしまいそう。
準備した分の料理がなくなればその日は閉店となりますが、食事メニューは13時頃に完売してしまうことも多いとか。ランチ希望の人は予約してからのお出かけがおすすめです。
神奈川県鎌倉市小町3-2-27
【平日】11時30分~16時【土・日・祝】11時30分~17時(売り切れ次第閉店)
不定
鎌倉駅より徒歩11分/横浜横須賀道路朝比奈ICより12分
なし
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【北鎌倉駅より徒歩3分】狸穴cafe(神奈川県・鎌倉市)
昭和レトロな喫茶店で味わう懐かしプリンアラモード

JR北鎌倉駅から約100m、円覚寺や明月院といった名刹へも近い狸穴(まみあな)cafe。観光の合間にふらりと立ち寄りたいカジュアルな雰囲気のお店です。蕎麦店を営んでいた古民家をリノベーションしており、当時をしのばせる木連格子の扉や店頭に立つ不思議な石像が印象的。

古民家ならではの雰囲気を楽しむなら2階がおすすめ。和と洋のテイストが程よくミックスされたインテリア、サイズもデザインもまちまちの味わいあるチェアが置かれたテーブル席などに、そこはかとなく昭和ムードが漂います。そんな雰囲気に合わせて作られたプリンアラモードは、昔の喫茶店風にちょっと固めに仕上げたプリンが特徴。お店の名物メニューとなっています。


食事時なら、デミグラスソースを使わず赤ワインで煮込んだビーフシチューをはじめ、「キーマカレー」(1480円)や「ピタパンサンド」(1400円)などが好評です。野菜をたっぷり使った優しい味わいを楽しんでくださいね。
【長谷駅より徒歩5分】paso by 27 COFFEE ROASTERS(神奈川県・鎌倉市)
洗練された和の空間で香り高いコーヒーを堪能

鎌倉でも坂の下エリアというと、おしゃれな古民家カフェが集まっていることで知られます。家々の間をくねくねと走る細い道。海岸へと続くそんな道の途中には、素敵な店との出会いが待っているのです。
昭和初期に建てられた平屋を活用した「paso by 27 COFFEE ROASTERS」もそのひとつ。辻堂に本店を持つコーヒー専門店「27 COFFEE ROASTERS」が手掛けるカフェで、庭を眺めながら知識豊富なバリスタによる極上の一杯をいただくことができます。

扱われるのは自社コンテナで輸入するホンジュラスのスペシャルティコーヒーで、バリスタが豆のラインナップを丁寧に説明してくれます。オーダーが完了すると1杯ずつ丁寧にハンドドリップ。店内に豊かな香りが広がり、ワクワク、そわそわしてきます。


席で待っていると、実験に使うフラスコのような容器でコーヒーが登場。「バスクチーズケーキ」(600円)などの手作りスイーツと一緒にじっくり風味を楽しんでください。ドリンクはテイクアウト可能なので、天気のいい日はコーヒー持参で海へ向かうのも素敵ですね。
神奈川県鎌倉市坂ノ下22-6
9時〜17時(LO16時30分)
火
長谷駅より徒歩5分/横浜横須賀道朝比奈ICより22分
なし
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【長谷駅より徒歩4分】ANTICO RONDINO(神奈川県・鎌倉市)
老舗イタリアンが手がける生ハムとパニーノの専門店

長谷駅から高徳院(鎌倉大仏)に向かう道の途中、脇道に現れる豚のイラストが目印。稲村ヶ崎の老舗イタリアン「TAVERNA RONDINO」がプロデュースする生ハムとパニーノ(生ハムのサンドイッチ)の専門店で、店舗は築100年以上の日本家屋をリノベーションしたものです。

店内はどの席からも中庭を眺められ、落ち着いて過ごせる雰囲気。古いドアを天板にしたリメイクテーブルも存在感たっぷりです。

一番人気のパニーノは、生ハムとフレッシュチーズの相性が抜群な定番「プロシュット」。風味を損なわないよう生ハムは注文が入ってから切り落とされ、自家製フォカッチャへ溢れんばかりに挟み込まれます。ボリュームたっぷりですが、手作りのソースとオリーブオイル、フレッシュチーズ、野菜、ドライトマトの絶妙なマッチングでさっぱりと食べきることができます。

お好みのパニーノとお好みのドリンクを組み合わせたドリンクセットは1540円〜。プラス100円でコップワイン(スパークリング、白、赤)もOKです。ワインの種類が豊富で、15時からは灯りを柔らかくしてバータイムになるそう。夜は生ハムとワインでゆっくり過ごすのもいいですね。
神奈川県鎌倉市長谷1-15-20
11時〜20時(LO19時30分)
月・火(祝日の場合翌日休)
長谷駅より徒歩4分/横浜横須賀道朝比奈ICより22分
なし
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【逗子駅より徒歩5分】古民家cafe「あおいと、(神奈川県・逗子市)
心地よい風が吹き抜ける安らぎのスペース

ゆったりとした時間が流れる逗子・山の根エリアに佇む、築85年の古民家カフェ。もとはオーナーが大伯母から受け継いだ家で、幼い頃の思い出もたくさん詰まっていたためカフェとして残すことにしたのだそう。ちなみに」(かっことじ)のない不思議な店名は、新しい物語が今後も続いていくことを意味しているとか。

オーナー自らがDIYした店内はとても快適。和室には気持ちのいい光と風が入り、縁側からはウッドデッキに出てくつろぐこともできます。


ランチの定番メニューは地場野菜を使用した「和だしの野菜パスタ」(1300円)、動物性素材を一切使用しない「スパイス野菜カレー」など。食後には、自慢のティラミスを中心に日替わりで登場する多彩なスイーツも楽しめます。
また自家製のシロップを使用した多彩なノンアルコールドリンク、飲む専用のみりんを使用した創作ドリンクなども評判。他ではあまり見かけないユニークなラインナップを楽しんでください。
神奈川県逗子市山の根3-4-13
カフェ【火~日】11時〜16時【月】12時〜17時、バー【月~水・金~日】18時〜22時(LOは閉店の30分前)
不定
逗子駅より徒歩5分/横浜横須賀道朝比奈ICより13分
なし
「古民家cafe「あおいと、の詳細はこちら
【関越道川越ICより車で17分】古民家カフェsmiley(埼玉県・川越市)
里帰り気分でくつろげるほのぼのパンケーキカフェ

13時まではうどんの店「伊佐沼庵」、13時30分からのティータイムには古民家カフェ「smiley」に変身するスポット。江戸時代後期の農家を移築した旧戸田家住宅を店舗にしており、田舎のおばあちゃんの家へ遊びに来たような気持ちになります。


料理は地産地消をテーマとし、隣接する「伊佐沼農産物直売所」から仕入れた新鮮な野菜やフルーツを使用しているのが特長。パンケーキには川越にある江田養鶏場の卵を使い、メレンゲたっぷりの生地を外はこんがり、中はふわふわに焼き上げています。いちご、レモン、モンブラン、シャインマスカットと、季節ごとに登場するスペシャルなパンケーキにも注目したいところ。


パンケーキ以外では、ボリューム満点のハンバーガーやカラフルなソーダなどもおすすめです。緑に囲まれたテラス席でのどかな風景に目を細めながら、スローなひとときを楽しんでください。
【関越道川越ICより車で15分】Gallery & Cafe 二軒堂(埼玉県・川越市)
アートとランチを同時に楽しめるリラックス空間

江戸時代からの古い建物が点在し、古民家カフェも数多い川越。そんな中でもきらりと個性が光るのが、メインストリートから少し離れた裏通りに佇む「二軒堂」です。店舗は築100年以上という七軒長屋の一角にあり、ボロボロだった状態から元大工のオーナー自らが現在の姿にリノベーションしました。

1階は喫茶スペース、2階はギャラリー仕様で、アートに親しみながら過ごせるのが特長。ギャラリーにはオーナーである工藤さんと息子さんによる作品が常設展示されているほか、様々な企画展やイベントの会場にもなっています。

名物メニューはスパイスからこだわって作る3色のカレー。炒め玉ねぎをたっぷり使った黒カレー、スパイシーな赤カレー、ココナッツミルクを用いた白カレーの3種があり、BLACK・HOT・WHITEの頭文字をもじって通称“BOO HOO WOO(ブーフーウー)”カレーなのだそう。単品でも食べられますが、2種がけ(1500円)・3種がけ(1650円)もOKなのでぜひ試してみてください。プラス200円でトッピングできる玉子のアチャール(漬物)もカレーと相性抜群です。
埼玉県川越市元町1-16-6
【水~金】12時~15時、18時30分~22時30分【土・日・祝】12時~17時、18時30分~22時30分(LOはそれぞれ閉店の30分前)
月・火
関越道川越ICより15分
なし
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【関越道川越ICより車で15分】Banon(埼玉県・川越市)
かわいい雑貨で溢れたおもちゃ箱のようなカフェ

「Banon」は、かつて花屋が営まれていたという築100年超の長屋をリノベーションしたカフェです。二重になったレトロな扉を開くと、そこはまるでおもちゃ箱の世界。オーナーセレクトによるかわいらしい衣類や本、外国の雑貨などが店内を賑やかに彩っており、ほとんどは購入することも可能です。

まずは気に入った席をキープしましょう。歴史の沁みついた梁や柱がそのまま残されているため、席ごとに違った風情を楽しめるのもお店の自慢。

メニューは1杯ずつ丁寧にドリップされるコーヒー、店内で手作りされる常時7~8種のスイーツが美味しいと評判。旬のフルーツを使ったロールケーキをはじめ、ガトーショコラにバスクチーズケーキ、おしるこなどの和スイーツまで、様々なラインナップがゲストを迎えてくれます。
まとめ
地域に愛される庶民的な店から登録有形文化財、見事な日本庭園、フードコートスタイルなど様々なタイプの古民家カフェを集めてみましたが、気になるスポットは見つけられたでしょうか?それぞれの建物が持つ背景やストーリーも古民家カフェの魅力。コーヒーやスイーツをいただきながら、懐かしい空気を楽しんでくださいね♪
※この記事は2025年2月6日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。