例年11月6日に解禁になる「間人ガニ」を知っていますか?別名「幻のカニ」とも呼ばれています。そんな間人ガニは、京都の丹後半島にある間人港で水揚げされます。
そこで今回は間人ガニのスペシャリストに、間人ガニについてと幻のカニと呼ばれる理由について教えていただきました。幻のカニの「こだわり」を感じたら、おすすめのカニ宿記事をチェックして、是非現地で間人ガニを思う存分、堪能してみてくださいね。
京都・丹後で、贅沢なカニ旅を始めてみてはいかが。
「幻のカニ」間人(たいざ) ガニとは?


間人ガニは日本海で揚がる松葉ガニの中でも、丹後半島にある間人港に水揚げされるカニだけに与えられる名称です。漁港から最短で1時間30分という近い場所に好漁場があり、日帰り操業ができるので新鮮さは抜群!
船上で「間人ガニ」の文字と船名を刻印した緑色のタグが付けられます。身詰まりが良く、重さや形の良さなど厳しい条件をクリアした上質なカニだけが地元の宿に届きます。
「幻のカニ」と呼ばれる理由

間人ガニを漁獲する小型の底曳網(そこびきあみ)漁船は、たった5隻だけです。さらに荒波と寒さの厳しい日本海は出漁できない場合も多いです。
そんな中で水深200m~300mの海底に生息するカニを一度の漁で獲れるのは少量であることから「幻のカニ」といわれるようになりました。間人ガニの専門家である漁師たちは、丁寧に手早く獲ったカニを活きたまま港に運び、競りのための準備を始めます。
鮮度を保つための工夫

近場の漁場から日帰りした漁船から揚がる活ガニの鮮度は格別です。水揚げ後すぐ、最終的な選別までは海水を張った水槽に入れるという徹底ぶり。
競りの前には漁師によってさらに厳しい選別とランク分けが行われ、いよいよ競り場へ。希少なカニを手に入れようと集まった仲買人たちの目が光り、活気あふれる競り市は見ものです。活きの良さと高い品質は、こうして守られています。
間人ガニを食べられる!おすすめのこだわりお宿
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※この記事は2022年9月15日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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