第五章<良政・名君の顔>福知山【京都府福知山市】
地元の人の心にいるのは町の創始者としての光秀。
福知山市の市の花はキキョウ。また福知山音頭の発祥は、光秀の福知山城改修の際の人夫の掛け声。そこここに光秀の名残を感じる町である。
丹波平定後、光秀はこの地で城と城下町の造成にかかる。氾濫する川の治水工事や、町の発展のため地子銭(宅地税)の免除を行った。結果、江戸時代には祭神として御霊神社に祀られ、昭和には市民の寄付で天守が再建。「逆臣・明智光秀」と呼ばれる人物はこの町にはいなかったようだ。


<福知山城へ>
[アクセス]【電車】JR福知山駅より徒歩15分【車】舞鶴若狭道福知山ICより10分
\ゆかりの地/福知山城【京都府福知山市】



現代にも受け継がれている民に愛され続けた光秀。
天守は1986年に市民らの寄付などにより再建された。内部は資料館になっており、光秀や秀満の書状、城郭模型などが展示されている。光秀時代の石垣や二の丸にあった江戸時代の銅門番所など、城の歴史を語る貴重な建物も残されている。
[TEL]0773-23-9564
[住所]京都府福知山市字内記5
[営業時間]9時~17時(最終入館16時30分)
[定休日]なし、年末年始
[料金]入館料大人330円
[駐車場]福知山城公園観光無料駐車場
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\ゆかりの地/御霊神社【京都府福知山市】



1705年に祭神宇賀御霊大神(うがのみたまのおおかみ)に光秀公の御霊を合祀したのがはじまり。江戸時代に逆臣といわれた光秀だが、生前、民から慕われていた光秀の御霊を慰めた。
\グルメ/柳町【京都府福知山市】




昔と現代が心地よく融合する町家で鳥料理専門店の親子丼。
明治時代の町家を改装した上質な空間。親子丼は福知山産の京地どりを炭火で炙り、山椒を漬け込んだつゆと、コク深い地元産の卵で濃厚な仕上がりに。
[TEL]0773-22-1809
[住所]京都府福知山市下柳町21
[営業時間]11時30分~14時30分( LO14時)、18時~23時(LO22時)※日・祝は18時~22時(LO21時)※昼夜とも要予約
[定休日]なし、12月31日~1月4日
[駐車場]17台
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\観光/福知山観光案内所【京都府福知山市】





福知山の銘菓・名産も明智バージョンに!
観光案内所では丹波栗や黒豆を使った銘菓や地元特産品などが揃う。観光協会のキャラクターの光秀くん・ひろこさんグッズも福知山ならでは。
[TEL]0773-22-2228
[住所]京都府福知山市駅前町439(JR福知山駅北口)
[営業時間]9時~17時
[定休日]12月29日~1月3日
[駐車場]駅前駐車場利用(1時間無料)
「福知山観光案内所」の詳細はこちら
\グルメ/明智茶屋【京都府福知山市】





オーナーの光秀愛がたっぷり地産卵の濃厚プリン。
光秀愛が高じて地元に店をオープン。三和町の卵を使った「光秀の愛したプリン」などネーミングも妥協なし!オーナー作「明智光秀が好きになる12の理由」の手作りカードに愛を感じる。
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。