まぶしく輝く緑や清々しい青空、自然は心を爽やかに癒してくれますよね。今回は、写真を見るだけでも心安らぐ「緑の大絶景」をご紹介します。過去10年で九州じゃらん本誌に多数掲載された、九州・山口の一度は見たい鉄板の絶景です。
清流に輝く木洩れ日が映える「菊池渓谷」、新緑・海の青・鳥居の赤のコントラストが美しい「元乃隅神社」など、その爽快感に思わず深呼吸してしまいそう。現地の方の案内もチェックして、いつか行く旅の参考にしてみてくださいね。
※2020年7月3日から発生した豪雨により被災をされました皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日でも早い復興を心よりお祈りいたします。
豪雨の影響により、宿泊施設や周辺の交通網に河川氾濫等による被害が発生をしている場合がございますので、当該地域への旅行を検討される方は、各種報道や行政からの発表内容を必ず事前にご確認ください。
御船山楽園【佐賀県武雄市】
15万坪の庭園に芽吹く、眩しいほどの春もみじ。

5月上旬まで見頃のつつじの後は、新緑のもみじが園内を覆い尽くす。6月にはアジサイも咲き、日差しを浴びてキラキラ輝く春もみじとの美しいコラボに、心からリフレッシュ♪
地元民がご案内♪
春のつつじと、秋の紅葉に注目が集まりますが、新緑の時期も穴場的でおすすめです。比較的並ばずに入園でき、思う存分写真撮影も楽しめます。瑞々しい木々に溢れる景色を貸切気分で味わえることも。(御船山楽園ホテル 野田さん)
※2020年6月2日時点情報:2020年6月30日まで平日は臨時休園、土日のみの営業となります。詳細・最新情報は公式サイト、公式SNS等でご確認ください。
[TEL]0954-23-3131
[住所]佐賀県武雄市武雄町武雄4100
[営業時間]8時~17時
[定休日]なし
[料金]入園料(時期により変動)大人400円、小学生200円、未就学児無料
[アクセス]長崎道武雄北方ICより10分
[駐車場]150台
「御船山楽園」の詳細はこちら
米塚【熊本県阿蘇市】
お椀を逆さにしたような、可愛らしい姿にほっこり。

高さわずか80m。でもれっきとした火山だったことを、頂上のくぼみが物語る。均整のとれた美しい姿は感動ものだが、大自然の中、小山が緑に覆われるさまは、どこか微笑ましい。
地元民がご案内♪
米塚は個人所有の牧野です。かつては、学校遠足で登っていましたが、登山客が増えるにつれ、地元の方々が山の形が崩れることを心配して柵を設けて現在に至りました。展望所など遠くから眺めて楽しんでください。(阿蘇インフォメーションセンターの大塚さん)
[問合せ]阿蘇インフォメーションセンター
[TEL]0967-34-1600
[住所]熊本県阿蘇市永草
[営業時間]見学自由※柵内への立入りは不可
[アクセス]九州道熊本ICより50分
[駐車場]草千里展望所200台
「米塚」の詳細はこちら
菊池渓谷【熊本県菊池市】
清流に木洩れ日がキラキラ。ほら、小鳥のさえずりも♪

天然広葉樹林をぬって流れる水が、大小さまざまな滝や瀬をつくり、変化に富んだ渓流に。日頃の喧騒から離れて、川のせせらぎに耳を傾けるのも素敵。
地元民がご案内♪
昨年散策コースの入口に菊池渓谷ビジターセンターがオープンしました。交流施設ですが、食事コーナーもあり、ヤマメの塩焼きや地鶏などが食べられますよ。(菊池観光協会の森田さん)
※2020年6月2日時点情報:ご利用に際し入場を制限している場合がございます。詳細は公式サイト、お電話等でご確認ください。
[問合せ]菊池渓谷管理事務所
[TEL]0968-27-0210
[住所]熊本県菊池市原
[営業時間]8時30分~17時(4月~11月のみ)
[定休日]12月~3月(入谷は可だが、係員不在のため自己責任で散策を)
[料金]維持管理協力金/高校生以上100円
[アクセス]九州道植木ICより50分
[駐車場]465台(一部有料)
「菊池渓谷」の詳細はこちら
深耶馬溪【大分県中津市】
爽やかな青もみじが、耶馬渓に初夏の息吹を運ぶ。

耶馬渓といえば紅葉の名所だが、近年は青もみじも“映える”と、じわじわ人気上昇中。100mほど続く「ひさしもみじ」を抜けると、これまた絶景、奇岩の景勝「一目八景」にお目にかかれる。
地元民がご案内♪
新緑の時期は車も少なめで、スムーズに回れます。写真も撮りやすいですよ!(深耶馬溪観光案内所の梅木さん)
[問合せ]深耶馬溪観光案内所
[TEL]0979-55-2880
[住所]大分県中津市耶馬溪町大字深耶馬
[営業時間]散策自由
[アクセス]大分道玖珠ICより20分、または東九州道中津ICより35分
[駐車場]256台、大型11台
「深耶馬溪」の詳細はこちら
タデ原湿原【大分県九重町】
そよ風吹き抜ける緑の湿原、バリアフリーで気軽に散策。

くじゅう連山の麓にあり、国際的にも貴重とされる湿原。20分~60分の3つの散策ルートがあるので、好きなコースを散策してみて。珍しい植物や野鳥などに出会えるかも。
地元民がご案内♪
5月~6月中旬に、くじゅう連山にミヤマキリシマが咲きますが、山に登らなくても、タデ原湿原から観賞することができます。木道を歩きながら探してみるのも楽しいですよ♪(長者原ビジターセンターの渡辺さん)
[問合せ]長者原ビジターセンター
[TEL]0973-79-2154
[住所]大分県玖珠郡九重町田野255-33
[営業時間]散策自由
[アクセス]大分道九重ICより30分
[駐車場]450台
<長者原ビジターセンター>
※2020年6月2日時点情報:一部施設の利用制限、一部展示機能を縮小しています。詳細は公式サイト、公式SNS、お電話等でご確認ください。
[営業時間]9時~17時(11月~4月は16時まで)
[定休日]12月29日~1月3日
[料金]入館無料
「タデ原湿原」の詳細はこちら
猪八重渓谷【宮崎県日南市】
貴重なコケの宝庫、モフモフを触ってみて!

五重の滝まで、片道約3km約60分を渓谷沿いにウォーキング。ここは300種ものコケ類の宝庫。貴重なコケや季節の植物、野鳥との出会いも楽しみ♪
地元民がご案内♪
ウォーキング道入口から500mぐらいのところにある切通し。コケがびっしりついていて、触るとモフモフ、心地いいんです。50種類ぐらいあるらしいですよ~!(NPO法人ごんはる 谷口さん)
[問合せ]NPO法人ごんはる
[TEL]0987-55-2700
[住所]宮崎県日南市北郷町猪八重
[営業時間]散策自由
[アクセス]宮崎道田野ICより40分
[駐車場]60台
「猪八重渓谷」の詳細はこちら
天安河原【宮崎県高千穂町】
神々が話し合った神話の地。

太陽神アマテラスオオミカミが天岩戸に隠れ、世の中が闇に包まれたとき、神々が話し合ったという場所がココ。神秘的な空気が漂っている。
地元民がご案内♪
新緑のシーズンが一年で一番きれいだと思います。天安河原に向かう渓谷沿いにある「太鼓橋」の辺りはまた格別。立ち止まって、ゆっくり見てほしいですね。(天岩戸神社 佐藤宮司)
[問合せ]天岩戸神社
[TEL]0982-74-8239
[住所]宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073-1
[営業時間]散策自由
[アクセス]九州中央道山都中島西ICより1時間10分、または蔵田交差点より40分
[駐車場]50台
「天安河原」の詳細はこちら
元乃隅神社【山口県長門市】
緑・青・赤のコントラスト、海へと連なる123基が圧巻!

朱塗りの鳥居が海に向かって立ち並ぶ、色鮮やかな眺望が感動的!駐車場から見下ろしたり、岸壁沿いから見上げたり、いろんな角度から絶景を楽しんで。
地元民がご案内♪
岩礁に打ち寄せる波が、ザッパーンと吹き上がる「龍宮の潮吹」が見られることもあり、時には30m以上にも!風が強い日に発生することが多く、大迫力の光景です。(長門市観光案内所YUKUTE 小林さん)
※2020年6月2日時点情報:現在、神社敷地内(鳥居・境内)への立ち入りは休止しています(~当面の間)。周辺道路や「龍宮の潮吹」側から神社を眺めることはでき、駐車場の利用は通常どおり可能です。詳細は公式サイト、お電話等でご確認ください。
[問合せ]長門市観光案内所YUKUTE
[TEL]0837-26-0708
[住所]山口県長門市油谷津黄498
[営業時間]5時30分~17時30分
[アクセス]中国道美祢ICより1時間
[駐車場]116台(1時間300円※最大500円)
「元乃隅神社」の詳細はこちら
※この記事は2020年4月時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性がありますので、事前に各所へお問い合わせください。
※旅行・お出かけの際は、安全、体調に十分に配慮しましょう。お出かけの際は公式ホームページなどで最新の情報をご確認ください。
※掲載している写真は、本年イメージや昨年以前の様子となります。
じゃらん編集部
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