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「九州名産のゆずこしょうを液体に」その発想から生まれた福岡の「ゆずすこ」が一躍話題に。その後、個性豊かなご当地ならではの「スコ」が続々登場しました。

いつもの料理に数滴かけるだけで辛味と旨味がアップ♪今では辛味調味料の新定番！お取り寄せはもちろん、お土産にもぴったり。全国各地、地元産の素材を活かしたご当地スコを紹介します。

ところで「スコ」ってどんな調味料？味や香りは？どんな料理に合う？ご当地スコを徹底解説します。

記事配信：じゃらんニュース

「スコ」とはどんな調味料なの？

「○○スコ」って調味料、旅行先で見たり、テレビなどで聞いたことがある人も多いのでは？
赤や黄色の鮮やかな色、細長い瓶に入ったその姿を見るとタバスコを思い浮かべるかも。ということは「スコ」はタバスコの「スコ」なの？

実はそうではないのです。スコ調味料の始まりと言われる「ゆずすこ」に由来しています。
さかのぼること2008年、福岡にある高橋商店。
「九州名産のゆずこしょうを世界中の人に手軽に楽しんでもらいたい」「そうだ！液体にしてみよう」こうして生まれたのが「ゆずすこ」です。完成まで2年近くかかったとか。

ゆず皮、酢、こしょう（唐辛子）を絶妙なバランスで混ぜ合わせたこだわりの商品。名前は、ゆず皮の「ゆず」＋酢の「す」＋こしょう（唐辛子）の「こ」から「ゆずすこ」と名付けられました。つまり、タバスコの「スコ」ではないという訳です。

こうして生まれた「ゆずすこ」ですが、福岡で「ゆずすこ」に出会った人が、お土産に買って帰ったり、SNSなどでジワジワとクチコミで広がっていきました。

こうしてひそかなブームになった「ゆずすこ」に続けとばかり、レモンやかぼすといった柑橘類産地を中心に「ご当地スコ」が続々登場！今では醤油や味噌など、地元に根付いた食材を使ったスコ調味料も。

「酢」と「こしょう（唐辛子）」を使った調味料だから「スコ」という訳ですが、新しく登場したスコ調味料には当てはまらないものも。そこはご愛敬、郷土愛いっぱい！パッケージやネーミングもご当地色が表現されているので、一見の価値ありですよ。

【福岡】ゆずすこ

スコ調味料の先駆け！九州名産のゆずこしょうが液体に

福岡の名産「有明漬」と言えば高橋商店。そんな地元でも有名な老舗が開発したのが「ゆずすこ（75g／540円）」、「スコ」ブームの火付け役となった逸品です。

“ゆずこしょうを液体に”そんな発想から生まれた商品。主な原料は、ゆず皮、酢、胡椒（唐辛子）と実にシンプル。洋食を中心に様々な料理で大活躍！唐揚げ、焼き魚、みそ汁、鍋物、ピザなどにぴったりです。

「もっと辛いゆずすこを！」そんな声に応える「ゆずすこレッド（75g／540円）」も。唐辛子のパンチの効いた辛さと風味がやみつきです。

【福岡】しょうがすこ

国産の生姜を使った万能スコ。どんな食材とも相性抜群！

「ゆずすこ」の高橋商店が、「ゆずすこレッド」に続いて開発したのが「しょうがすこ（75g／540円）」。どんな食材にもマッチして、素材の味を引き立てると評判に！

原材料は、しょうが、酢、胡椒（唐辛子）といたってシンプル。辛味のまろやかな国産生姜と酢、胡椒の組み合わせがやみつきになる調味料。豚の生姜焼きはもちろん、薬味としてもOK！とっても重宝しますよ。

【大分】かぼすこ

大分県産「かぼす」と唐辛子のコラボ♪和食にぴったり！

大分県の名産品「かぼす」と唐辛子を掛け合わせた「かぼすこ（75g／550円）」、「かぼす」の爽やかな酸味とピリッとした唐辛子の辛味がクセになります。中にはすりおろした「かぼす」の皮がたっぷり！ほのかな苦みも楽しめます。

原材料は、醸造酢、唐辛子、かぼす果汁、かぼす皮、食塩。すべて大分県産を使用。パッケージやロゴも大分県出身のアーティストが手がけたそうです。

「かぼす」の味わいは和食にぴったり。大分の郷土料理「とり天」はもちろん、唐揚げ、蒸し野菜、焼き魚にも合います。

【福岡】ソースコ

激辛好き必見！「ソースonソース」の新しい楽しみ方を提案

お馴染みのウスターソースに旨味と辛味を絶妙に配合して生まれたのが「ソースコ（70g／540円）」。基本の使い方は、デミグラスソースやケチャップ、お好み焼きソースなどのソースに数滴！だだし1滴がかなり辛いので、かけすぎにご注意を。

味のベースはウスターソース。そこに唐辛子、ハバネロ、胡椒、昆布などを加え熟成させた辛味と旨味の詰まった新感覚のソース。

焼きそば・とんかつ・たこ焼き・お好み焼き・コロッケ・ミートソース・カレーなどにぴったりです。

【長崎】バジスコ

フレッシュな国産バジルをふんだんに使ったイタリア系スコ

バジル好き必見！フレッシュバジルのスパイシーなソース「バジスコ（60ml／540円）」は、爽やかなバジルの香味と青唐辛子の辛さが楽しめます。見た目も中味もイタリア系スコですが、作っているのはなんと老舗の味噌・醤油・島原納豆みその醸造会社。

商品1本には両手いっぱいになるぐらいのバジルを使っているとか。国産バジルをはじめ、りんご酢、醸造酢、青唐辛子、食塩、香辛料などを使用、すべて国産にこだわっています。

イタリア料理にはもちろん、和洋中、様々な料理のアクセントになる万能ソース。唐揚げや天ぷらなどの揚げ物にベストマッチ！餃子にはラー油の代わりに、リピーターの中にはサラダやみそ汁に使う人もいるそうですよ。

【沖縄】島スコ

シークワーサーの果汁とピパーツの風味♪まさに沖縄のスコ！

まさに沖縄らしいスコと言えば「島スコ」。赤の「島スコ 唐辛子（60g／648円）」と黄色の「島スコ ピパーツ（60g／648円）」があります。

「島スコ 唐辛子」の原材料は、沖縄シィクヮシャー（シークワーサー）、酢、島唐辛子、沖縄の塩、ヒハツモドキ。こしょう科の植物ヒハツモドキの実「ピパーツ」の風味がポイント！独特な味わいが楽しめます。揚げ物はもちろん、タコスやピザ、沖縄そばにもぴったり。

「島スコ ピパーツ」は原材料に唐辛子が入っていないので、シークワーサーとピパーツの風味をより一層堪能できますよ。

【広島】レモスコ

「すっぱい・辛い・旨い」の三拍子♪ 新感覚調味料！

「レモスコ（60g／432円）」は、瀬戸内産の「広島レモン」と上蒲刈島の「海人の藻塩」を使用。原材料はレモン・塩・唐辛子・酢のみ、化学調味料無添加の和風ホットソースです。

料理に数滴かけるだけ♪レモンのさっぱりとした風味が手軽に楽しめます。唐揚げ、パスタ、ピザ、お好み焼き、餃子、ラーメン、肉、魚などにおすすめ。

もっと辛いものが好きな人は、奥出雲産のハバネロ入り「レモスコRED（60g／432円）」はいかが？かなりの激辛ですよ。

【徳島】鬼スコ

徳島産「すだち」「唐辛子」を使用、パンチの効いた辛さが魅力！

地元産の素材を使った物づくりにこだわる「おいし工房」。徳島産の「すだち」と、辛さはハバネロ級と言われる「唐辛子」を使った看板商品「徳島鬼うますだち胡椒」をさらにペースト状にしたのが「鬼スコ（青）（65g／540円）」です。

ちなみに「鬼スコ」の「スコ」は、すだちの「ス」と胡椒の「コ」。原材料は青唐辛子、すだちの他、ゆず果汁、リンゴ酢、食塩。揚げ物や焼き魚、焼き鳥、うどんなど洋食・和食、何でもOK！ひと振りで香りと旨味が楽しめます。

「鬼スコ（赤）（65g／540円）」はさらに赤唐辛子をプラス！さらなる辛さが味わえますよ。

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