手入れの行き届いたしつらえ、見た目も美しい絶品料理、部屋から広がる見渡す限りの絶景。そんなラグジュアリーな宿に泊まれば、日頃の疲れも吹き飛ぶかも!今回は、一度は行ってみたい極上の宿を全国から集めてみました!最高級のおもてなしと、贅沢な空間に、一度泊まったらまた行きたくなってしまうような素敵な宿ばかり。
高級温泉旅館や、まるでハワイで過ごしているかのような気分になる高級ホテル、食事はもちろんスパも見逃すことの出来ない料亭旅館、歴史と文化そしてアートを感じることの出来る高級宿…こんな素敵な宿なら、夫婦やカップルの特別な日はもちろん、家族の記念日などにもぴったりです。
※この記事は2020年7月14日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
記事配信:じゃらんニュース
星野リゾート 界 阿蘇【大分県九重町】
全室が離れの宿を訪れ阿蘇の風土に親しむ旅を。
そこかしこから伝わる「阿蘇の魅力」が思い出深い旅を演出。
星野リゾートといえば全国に展開する宿の多くが「憧れの宿」として名前が挙がる宿泊施設を運営するブランド。そのもてなしは宿により様々だが、「滞在中に、その土地らしさが感じられる」点は共通する魅力だろう。
特に温泉旅館ブランド「界」は、地域文化をちりばめた「ご当地部屋」や、その地ならではの体験ができる「ご当地楽」が用意されている。そんな「界」ブランドの宿の一つが、ここ「星野リゾート 界 阿蘇」だ。



阿蘇くじゅう国立公園内に位置するここは、約8000坪の敷地に離れ客室が全12棟のみという贅沢さ。本館で受付後、鳥のさえずりが響く林間の小道を通って離れへ。玄関を抜けて居間に立ち入ると、窓いっぱいに広がる森の景色が迎えてくれた。

窓辺には森に迫り出すようなテラスと露天風呂。森林浴をしながら温泉に浸かり、テラスで涼むとふっと力が抜けていく。

室内に戻り、肌触りのいい草木染のクッションにもたれかかる。湯上がりに飲んだ冷蔵庫の水は阿蘇の湧水。意識しないうちに、この地の魅力に包まれていくわけか。

お次はどんな趣向が待っているのか?と胸を膨らませながら、日田下駄をつっかけて本館に向かう。夕食前、無料開催される「マイカルデラづくり」に参加するためだ。その内容は、焼酎モヒートを傾けつつスタッフの解説を聞き、小麦粉でカルデラを作るというもの。… と、聞いてもよくわからぬまま体験したが、「カルデラ誕生」の瞬間には思わず感嘆の声がこぼれた。


宿を離れる時、泊まりに来る前より阿蘇という地に興味が湧き、また来たいと望んでいる。それは、「この地だからこその楽しみを体感できるように」との想いのこもったもてなしのおかげだろう。




周辺情報
草千里浜は車で約15分、阿蘇五岳を見渡す天然の展望台・大観峰は車で約25分。車で約15分の黒川温泉まで、事前予約制の無料送迎タクシーも運行。
[TEL]0570-073-011(界 予約センター)
[住所]大分県玖珠郡九重町湯坪瀬の本628-6
[料金]1泊2食付き4万4000円~(入湯税別途150円)
[アクセス]【電車】JR宮地駅よりタクシーで30分【車】大分道九重ICより40分
[駐車場]15台
「星野リゾート 界 阿蘇」の詳細はこちら
ハレクラニ沖縄【沖縄県恩納村】
ハワイから舞い降りた楽園で緩やかな沖縄時間に浸る。

ハワイと沖縄の魅力を融合させて生まれた天国への架け橋。
ハワイのワイキキに誕生してから、100年余りの時を重ねてきた「ハレクラニ」。癒やしを求めて多くの人が訪れるこのホテルは、今や世界に知られるラグジュアリーリゾートに。そんなハレクラニが世界第2のホテル開業の舞台に選んだのが、沖縄県の静かな海辺。沖縄海岸国定公園内に位置し、美しい自然が残る環境を活かして2019年7月に「ハレクラニ沖縄」が誕生した。

沖縄らしい赤瓦屋根のメインゲートの先に、2つの宿泊棟がある。右手はハレクラニのアイコンと言えるオーキッドプールやビーチの賑わいに近いビーチフロントウイング、左手には夕陽が沈む西の海に面したサンセットウイング。より静かに過ごせるというサンセットウイングに向かい、エントランスでスタッフに車を預ける。

ロビーで迎えるのは、視界に広がる壮大な海。壁一面の大開口部から柔らかな潮風が漂い、白い大理石の床は青空を映している。ハレクラニとはハワイの古語で「天国にふさわしい館」を意味するそうだが、海と繋がったようなロビーに佇むだけでその名通りのホテルだと思える。


客室に入れば、そこにも珊瑚の海。全室から海が見渡せるように設計され、景観をさえぎるカーテンさえない。

このまま客室テラスで夕焼けを眺めるのもいいが、バーで食前酒を傾けつつ日没を待つ。青い海が次第に赤みを帯び、バーテンダーの姿もグラスも黄金色に染めていく夕陽のショー。


この天然のエンターテイメントに加え、レストランではフラやジャズのライブもあるとか。そう話してくれたバーテンダーをはじめ、どのスタッフも笑顔と気配りにあふれている。


こちらが構えるような仰々しさはなく、リゾート地のゆるりとした空気にあった心和む対応。それは、ハワイで紡がれた「オハナ(家族)」の精神と琉球王朝時代より育まれたもてなしの心が融け合って生まれた、「ハレクラニ沖縄」ならではの魅力だろう。


周辺情報
海中展望塔を備えた「ブセナ海中公園」は車で約3分。「沖縄美ら海水族館」は車で約45分、那覇の国際通りは車で約1時間。
[TEL]098-953-8600
[住所]沖縄県国頭郡恩納村名嘉真1967-1
[料金]1泊朝食付きで1室6万3393円~
[アクセス]【電車】那覇空港より空港リムジンバスで約1時間40分【車】那覇空港より約1時間15分
[駐車場]312台(1泊1500円※一部の客室タイプ宿泊者は無料)
「ハレクラニ沖縄」の詳細はこちら
じゃらん編集部
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