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2025.05.16

東京都内のおすすめ夜パフェ3選!スイーツライターchicoさんが厳選<2025>

東京で味わえる絶品の夜パフェを、お菓子のトレンドに精通するスイーツライターchicoさんにセレクトしてもらいました。名パティシエが手掛けるパフェや、ラグジュアリーな空間で食べられるホテルの一品など、趣向を凝らしたものを厳選。仕事帰りや飲み会の後、自分へのご褒美に、ぜひ訪れてみてください。

夜パフェ(〆パフェ)とは?

北海道・札幌から始まったと言われる「夜パフェ」。ディナーやお酒を飲んだ後に楽しむというコンセプトのため、「〆パフェ」とも言われています。ディナーの後でも食べたくなるさっぱりとした甘さや、たっぷりのフルーツ、お酒を使用したものなどバリエーションもさまざまで、全国で定番化。カフェ以外で提供するお店も増えてきました。

【三軒茶屋】YAYOI TOKYO

名パティシエが手がける、ショートケーキジェラートのパフェ

YAYOI TOKYO
「ケーキジェラートパフェ/苺」1300円

三軒茶屋の裏路地に位置する「YAYOI TOKYO」は、洋菓子の国際コンテスト(2021年ミラノFIPGC世界大会)で優勝経験を持つパティシエ・大塚陽介さんが手がけるジェラート専門店。フレッシュミルクと苺のジェラートを主体としたパフェが、平日と日曜はオープンから19時まで、土曜は22時まで味わえます。

特徴的なのは、運ばれてきた瞬間、誰もが驚くほど絶妙なバランス感で添えられたショートケーキジェラートです。ジェラートには、超軟水である屋久島の天然水を使用し、パフェ全体にみずみずしく柔らかな味わいを生み出します。このパフェのテーマは“ティータイム”。紅茶を使ったジュレなど、さまざまなパーツが組み合わさっていますが、見た目とは裏腹に、食後でもぺろりと完食できる軽やかさが魅力です。

YAYOI TOKYO
YAYOI TOKYO
3月(弥生)を象徴する、紙の花々で装飾された店内

chicoさんおすすめポイント

ショートケーキジェラートが大胆に乗ったパフェは、インパクトと楽しさに溢れています。一見、苺に見えるパーツも実は苺ジェラートと、細かいところまで遊び心がいっぱい。苺ミルクのやさしい味わいに、コンフィチュールが甘酸っぱいベリー感を底上げし、アールグレイの香りが引き締めてくれます。店内には渋谷のバー「石の華」のバーデンダー監修のカクテルもあり、アルコールとのペアリングもおすすめですよ。

■YAYOI TOKYO(ヤヨイトウキョウ)
東京都世田谷区太子堂2-23-10
平日14時~19時、土13時〜22時、日・祝13時〜19時
木(詳細はInstagramにて確認) 
なし
三軒茶屋駅より徒歩4分
「YAYOI TOKYO」の詳細はこちら

【丸の内】ロビーラウンジ ザ パレス ラウンジ

華やかないちごパフェを優雅なラウンジで堪能

ロビーラウンジ ザ パレス ラウンジ
「3種の苺パフェ」4400円、コーヒーか紅茶が選べるドリンクセットは5900円(別途サービス料15%)

豊かな緑が窓の外に広がり、エレガントな時を過ごせる「パレスホテル東京」のロビーラウンジ。3月~5月限定で「3種の苺パフェ」が登場し、22時30分までオーダー可能です。(提供期間2025年5月31日まで)

とちおとめ、きらぴ香、あまおう、紅ほっぺなど、時季に合わせてペストリーシェフが厳選した3種の苺をたっぷりと盛り合わせたパフェ。苺の下には、甘さを抑えたクレーム・シャンティイや、苺のムース、練乳のアイスクリーム、サクサク食感のフィヤンティーヌが層をなし、果物の風味を引き立てています。ラウンジから見えるお濠にインスピレーションを得た、オリジナルの美しいパフェグラスにも注目ですよ。

ロビーラウンジ ザ パレス ラウンジ
暖炉や本棚が置かれた店内

chicoさんおすすめポイント

溢れんばかりにたっぷり盛られたフルーツの水面を、スワンが泳ぐ名物パフェ。スワンの正体は、大きな窓の向こうに広がるお濠の白鳥をイメージした、ピスタチオのラング ド シャ。ジューシーなフルーツとアイスクリームなどの複雑すぎない調和が楽しめます。優雅なラウンジでパフェをお供にゆったり過ごすひとときは、仕事帰りの夜でも、少し日常から離れられて癒されます。

■ロビーラウンジ ザ パレス ラウンジ
東京都千代田区丸の内1-1-1 1F
11時~24時(LO23時30分)
なし
350台(有料)
大手町駅地下通路直結/東京駅より徒歩8分
「ロビーラウンジ ザ パレス ラウンジ」の詳細はこちら

【麻布台】ルノートル 麻布台ヒルズ店

カカオの芳醇な香りが広がるパフェ

ルノートル 麻布台ヒルズ店
「パルフェ・フイユ・ドトンヌ」2530円

2024年10月にオープンした「ルノートル 麻布台ヒルズ店」。十分な広さのカフェスペースに加え、パリの店舗が踏襲されているインテリアは、フランス菓子の世界観を存分に感じられます。

中でもぜひオーダーしたいのが、「パルフェ・フイユ・ドトンヌ」。ルノートルのスペシャリテである、芳醇なビタームースチョコレートケーキ「フイユ・ドトンヌ」をパルフェに仕立てた一品です。チョコレートアイス、カカオソース、サクサクのメレンゲ、パリパリのチョコレートなど、異なる食感の組み合わせの妙を楽しめます。花びらを想起させる、トップのチョコレート細工も見事。職人がひとつひとつ手作りする、まさに“芸術品”です。

ルノートル 麻布台ヒルズ店
12種類のスイーツが味わえる、限定のカフェメニューも揃う

chicoさんおすすめポイント

麻布台ヒルズ店で、ルノートルの名作ガトー「フィユ・ドトンヌ」がついにパフェ化。最後にかけるとろりとしたカカオソース、チョコレートアイス、パリパリのチョコレート、メレンゲなど、さまざまな食感が味わえます。濃厚なのに軽やかな食べ心地!

■ルノートル 麻布台ヒルズ店
東京都港区麻布台1-2-3 麻布台ヒルズ レジデンスA1F
11時~20時(LO19時)
施設に準ずる
720台(有料)
六本木一丁目駅より徒歩5分/神谷町駅より徒歩5分 
「ルノートル 麻布台ヒルズ店」の詳細はこちら

教えてくれたのは…
chicoさん
スイーツライター。スイーツのトレンドに精通し、雑誌、web、TVなどで幅広く活躍。スイーツ記事の執筆に加え、監修、商品セレクトのほか、番組などへも出演。セレクトショップやECサイトのスイーツ監修も手がける。『anan』の「Food topis ~chicoのお菓子な宝物~」など連載も多数。
[Instagram]@chico_sweets_[X]@chico_sweets

まとめ

夜パフェをお目当てに友人と集まったり、一人でパフェを堪能しつつ夜時間をゆっくり過ごしたりするのもいいですね。お店によっては、シーズン毎にパフェの種類やフルーツが変わるのでチェックしてみてください。

※この記事は2025年4月21日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

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