今年も、三重県桑名市にある「なばなの里」で人気のイルミネーションが開催!
毎年、メインテーマを変えて幻想的なシーンが表現されており、今年のテーマは「天空の船」。巨大な帆船と海を舞台に繰り広げられる、美しい世界が見られます。もちろん、なばなの里を代表する「光のトンネル」もお目見え♪
さっそく編集部が取材して現地で感じた魅力を徹底紹介!気になる開催期間や営業時間、アクセス情報と一緒に、季節の見どころなども広報の方に聞いてきました。今シーズンのクリスマスは特別チケットが必要なので、デートや家族のおでかけを検討している人は事前に確認くださいね!
「なばなの里」とはどんなテーマパーク?
四季の花々と美しい風景を楽しめる、花のテーマパーク。


約4万3000平米と広大な花ひろばは、春はチューリップやネモフィラ、秋はダリアやコスモスと、季節の花が咲き誇る場所。しだれ梅が咲き乱れる梅園やバラ園などもあり、いつ訪れても四季の花々が迎えてくれます。
2004年にウィンターイルミネーションを開始したところ、そのアーティスティックな構図と絵柄が一線を画すと一躍話題に。冬のおでかけの定番スポットとして毎年多くの人が訪れます。
イルミネーション期間の営業時間・入場料金・アクセスは?
イルミネーション期間

2022年10月22日(土)~2023年5月31日(水)
今年も10月末から5月末までの約7カ月間、イルミネーションが点灯します。
毎年変わるメインテーマを題材にしたイルミネーションや、定番人気の「光のトンネル」など、約30万平米の敷地に圧倒的な光の世界が展開。LEDの色味や発光タイミングを調整することで流れる川を演出するなど、高い技術力と表現力で多くの人を魅了します。
営業時間
平日は10時から21時ですが、土・日・祝日は22時まで営業。公式ホームページに営業カレンダーがのっているのでチェックしてみてください。
「営業カレンダー」の詳細はこちら
イルミネーション点灯時間
一番美しく見えるよう、日没時間に合わせて点灯開始する時間は変動するそう。
[点灯時間]
11月~1月上旬:17時頃
1月中旬~2月上旬:17時30分頃
2月中旬~3月中旬:18時頃
3月下旬~4月中旬:18時30分頃
4月下旬~5月:19時頃
ライトアップの瞬間を見逃さないよう、事前に行く日の点灯時間を調べておきましょう。
「点灯時間」の詳細はこちら
入場料金
「なばなの里」の入場料は、小学生以上は1名2500円、幼児は無料です(クリスマス期間を除く)。入場料には里内で利用できる1000円分の金券が付いています。金券は里内のレストランほか、お土産物の購入や、ベゴニアガーデンの入場料として使用することができます。
500円の金券が2枚なので使いやすいですが、おつりが出ないので使用時はご注意を。有効期限が1年以上あるので、再度訪れる予定がある人は次回使用してもいいかもしれません。
クリスマスは日付指定券が必要!
毎年、クリスマス前後が特に混雑する「なばなの里」。2022年の今シーズンからは日付指定券が登場しました。このチケットを購入しないと入場できないので、クリスマスにお出かけを考えている人は必ずゲットしましょう。
[対象日時]2022年12月23日(金)~25日(日)の15時~23時(昼夜:入替制)
小学生以上1名5000円(2000円分の金券、ベゴニアガーデン入場券付き)
ベゴニアガーデンではクリスマスにぴったりな特別イベントも実施されるので、こちらにも注目!
チケットは、現地の売り場での当日販売はなく、コンビニか電子チケットの事前販売のみ。さらに、販売数限定なので早めに購入しましょう。
「クリスマス日付指定券」の詳細はこちら
アクセス
車の場合、東名阪道の長島ICより10分、または伊勢湾岸道の湾岸長島ICより15分ほどで到着します。
公共交通機関を利用する場合、最寄りの駅は近鉄長島駅。そこから直通バスを利用し10分ほどで到着します。近鉄長島駅には普段は急行列車が停まりませんが、土・日・祝日は一部の急行列車が臨時停車します。直通バスの運賃は片道大人220円・小児110円です。
「近鉄長島駅臨時停車便」の詳細はこちら
また、名古屋駅からは名鉄バスセンターから直通バスが出ており、30分ほどで到着します。直通バスの運賃は片道大人950円・小児480円です。
「名鉄直行バスの運賃・ダイヤ」の詳細はこちら
駐車場
駐車場はA・B・Cの3カ所あり、計5700台の大規模なもの。無料で利用できるのが嬉しいですね。入場ゲートに近いのはA駐車場とB駐車場。特に冬は寒いので、早めに訪れて近い駐車場に停めると楽ですよ。
2022年~2023年のテーマは「天空の船」
イルミネーションの船に乗って大航海へ。

メインテーマのイルミネーション「天空の船」は、高さ35mの巨大な帆船を舞台に、生命・炎・宇宙・雲・幸福・静寂の6つの海のシーン、12の場面を展開。海洋生物が泳ぐ「生命の海」や七福神が宝船に乗る「幸福の海」など、ダイナミックな演出が繰り広げられます。
一連のシーンをご紹介します!
1.生命の海


まずは、青く美しい地球を港に出航する帆船からスタート。巨大なクジラの出現や、大自然の雄大な姿が描かれる生命と光にあふれるシーンです。
2.炎の海

真っ暗な闇夜を照らし出すかがり火をたよりに、広大な海を航海する船。満月があらわれ、炎と火の粉の揺らめきとの競演が幻想的な一夜を表現します。
3.宇宙の海


船が進み、虹色の彗星や星雲などが出現する大宇宙へワープ!注目は躍動する帆船のシーン。無限に広がる神秘的な世界が楽しめます。
4.雲の海

雲海の上をぐんぐん進み、空を優雅に旅します。空は晴天から一転、暗雲が立ち込め大雨、とどろく雷鳴に。大自然の驚異、地球の鼓動が感じられます。
5.幸福の海

雷はおさまり、真っ赤な太陽を背にそびえ立つ富士山が登場。葛飾北斎の木版画「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」をイメージしているそう。

やがて帆船は煌びやかな船体にかわり、幸運の矢や七福神が登場!幸福感あふれる光景に思わずにっこりしてしまいます。
6.静寂の海

しっとりした音楽に変わり、どこまでも続くような水平線が現れます。満天の星と満月の月明かりが夜空に広がり、海面にゆらゆら映り込む穏やかな景色に。
これで、一連のシーンが終了。全体の長さは約7分間ですが、シーンがころころ変わるので何度も見たくなりますよ。
どこから見る?おすすめ観覧スポット
真正面から

メインテーマのエリアに入ってすぐ、真正面から見てみましょう。近付くと大きさが分かり大迫力です!
右斜め前から

今シーズンのイルミネーションはかなり立体的な構造。斜めから見るとその形がよく分かりますよ。特に帆船のシーンでの写真映えは抜群です!
左斜め前から

メインイルミネーションの近くまで行ける道が用意されているのも、今シーズンの特徴。光のトンネルを抜け、帆船の目の前まで来ることができます。まるで光の海の中にいるよう。
展望台2階から

サイドのイルミネーションも含め、全体図を見たい、写真に収めたいと思うなら2階展望台がおすすめ。ワイドな光の大パノラマが楽しめます。
観覧席1階から

ゆっくり座って眺めたいなら、展望台1階にある展望レストランに行きましょう。売店では温かいコーンスープや肉まんを販売。ストーブもあるので温まりながらのんびりと観賞することができます。
今シーズンの新イルミネーション
光のトンネル「紅葉」

「なばなの里」を象徴するイルミネーションのトンネルは200mと100mの2種類。毎年変わる100mの光のトンネルは今シーズンのテーマを「紅葉(もみじ)」とし、四季の移ろいを感じられるものになっています。

もみじの葉を模したガーランドに包まれたトンネルを、赤・オレンジ・黄・緑のLEDでライトアップ。青紅葉から、色を付け赤に染まっていく様子が美しいです。
ミレニアムガーデン「光の森」


入口近くのイルミネーションもテーマが変更。高さ3~5m、シャンパンゴールドと緑のあたたかな色合いからなるイルミネーションツリーが登場し、木曽の山々の麓の森が表現されています。
定番イルミネーションの見どころも紹介!
ツインツリー

チャペル前にある、高さ20mのツインツリー。大きく広げる枝先にまでLED電球を装飾。ブルーと白の上品さとゴージャスさで人気のフォトスポットです。
日没頃になると、チャペルの鐘が鳴り、これを合図に里内のイルミネーションが点灯されます。
水上イルミネーション 光の大河

幅約8m、全長約130mのスケールで、木曽三川の流れを表現。640億色の発色が可能なLEDが、BGMに合わせて四季の変化を表現しています。渓流からの滝の流れなど、立体的な演出にも注目!

プログラムは約10分間。チャペル対岸の橋の上がベストポジションです!点灯タイミングは多くの人が訪れるので、真ん中で写真に収めたい時は早めに着くようにしましょう。
光のトンネル「華回廊」

「なばなの里」を代表するイルミネーション。今年のテーマを題材にしたイルミネーションへ続く200mのトンネルです。

200mのトンネルは近寄って見ると、花びら形のソケットで埋め尽くされていてかわいいです。ぜひアップでも撮影してみましょう。

実は「なばなの里」は雨の日もおすすめ。水溜りに光が反射してより煌びやかな光景が広がります。人も少なめでゆったりとイルミネーションを楽しめますよ。
じゃらん編集部
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