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2021.02.15

【茨城】水戸納豆のおすすめ8選!水戸納豆の歴史や特徴からイチオシ商品までご紹介

おいしい水戸納豆が買える茨城県の専門店をご紹介!「総本舗水戸納豆」や「天狗納豆」など、老舗の定番から変わり種まで、お土産にもピッタリなおすすめ商品をラインナップ。水戸納豆の歴史や特徴など、納豆や大豆の“豆”知識と共にご紹介します。

※この記事は2021年2月3日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

水戸納豆とは

水戸納豆
(画像提供:スナップマート)

水戸納豆とは「小粒で粘りが強い」のが特徴の水戸の名産品です。

江戸時代に、水戸では水害を避けて収穫できる早生品種の「小粒大豆」が多く生産されており、その小粒大豆を煮て藁で包み発酵させた藁苞(わらつと)納豆づくりがさかんに行われていました

明治時代になると、水戸の笹沼清左右衛門という人が納豆の製造に乗り出し、苦労を重ねて商品化させます。

そして、明治22年に水戸鉄道(現在の常磐線)が開通すると、水戸駅前で納豆売りの少年たちが売る小粒納豆が乗客たちのあいだでたちまち評判になりました。

納豆といえば中粒以上が主流だった当時、「小粒で粘りが強く、風味豊かでご飯にからみやすい」水戸納豆は旅行者達に大ヒット。

昭和に入り駅のホームでも納豆の販売が始まると、汽車の窓から乗客が奪い合うほどで、「水戸納豆」は水戸の名産品として定着することになりました。

本来の水戸納豆は「小粒で粘りが強い」のが特徴でしたが、現在では各メーカーから様々な納豆が登場しています。
(取材協力:全国納豆協同組合連合会)

水戸元祖 天狗納豆(天狗納豆株式会社)

「極小粒わら納豆」

白髭の天狗が目印!創業明治43年の老舗の味

(画像提供:天狗納豆株式会社)
(画像提供:天狗納豆株式会社)

昔ながらの製法で作るわら納豆。わら納豆は、わらが納豆の水分を適度に吸収するため旨味が凝縮!粘りが強く、大豆に程よい歯ごたえがあります。

白髭の天狗がインパクト大なパッケージはお土産にもぴったり。

【価格】70g×3本入 756円
【賞味期限】製造日より冷蔵で10日

「黒豆わら納豆」

黒豆特有の適度な歯ごたえと本格的な味わい

(画像提供:天狗納豆株式会社)
(画像提供:天狗納豆株式会社)

程よい歯ごたえのある黒豆のわら納豆。そのまま食べれば、黒豆特有の濃厚な風味と食感を味わえます。付属の「たれ」に「わさび」を添えると絶品の美味しさ!

楊枝に2~3粒刺して、ちょっと塩をつけてお酒のおつまみにするのもおすすめです。

【価格】70g×2本入 820円
【賞味期限】製造日より冷蔵で10日

■水戸元祖 天狗納豆(天狗納豆株式会社)
[住所]茨城県水戸市柳町1-13-13
[営業時間]8時30分~17時
[定休日]なし(元日休業)
[アクセス]【電車】常磐線水戸駅より徒歩15分【車】水戸南ICより15分
[駐車場]あり(無料)
「水戸元祖 天狗納豆」の詳細はこちら

総本舗 水戸納豆(水戸納豆製造株式会社)

「経木納豆」

創業から変わらない製法で作る自慢の納豆

(画像提供:水戸納豆製造株式会社)
(画像提供:水戸納豆製造株式会社)

経木(きょうぎ)とは、木材を薄くスライスしたもの。納豆を松の経木に包むことで自然な湿度を保ち、乾燥やべたつきを防ぎます。

国産大豆を使い、昭和4年の創業以来変わらない製法で作られており、やわらかな食感と経木独特の香りも楽しめます。

【価格】90g 216円
【賞味期限】製造日より10日

「雪あかり」

宮城県産大豆ミヤギシロメを使用した白い納豆

(画像提供:水戸納豆製造株式会社)
(画像提供:水戸納豆製造株式会社)

名前の通り、豆の表面にうっすら霜が降りたような白い納豆。豆は通常の水戸納豆よりも少し大きめサイズで、食感の良さを楽しめます。

この商品のために特別に開発された納豆菌を使用しており、ほんのりと甘くとても旨みが濃い納豆です。

食べ応えがありながらもクセがなく、大豆の味わいをじっくりと堪能できます。

【価格】50g 267円
【賞味期限】製造日より10日

■総本舗 水戸納豆(水戸納豆製造株式会社)
[住所]茨城県水戸市本町3-8-6
[営業時間]8時~17時
[定休日]なし(元日休業)
[駐車場]あり(無料)
[アクセス]【電車】常磐線水戸駅より徒歩30分【車】北関東自動車道 水戸南ICより10分
「総本舗 水戸納豆(水戸納豆製造株式会社)」の詳細はこちら
店舗一覧はこちら

だるま納豆(だるま食品株式会社)

「わら納豆」

昔ながらのパッケージのわら納豆は茨城土産にぴったり

(画像提供:だるま食品株式会社)
(画像提供:だるま食品株式会社)

創業当時から販売しているわら納豆。極小粒大豆を使用した、本場水戸の「わらつと納豆」です。

「わらつと」とは「藁苞」と書き、稲わらを束ねて中にものを包むようにしたもののこと。わらの香りが納豆の風味をいっそう引き立てます。

茨城おみやげ大賞2016金賞を受賞。

【価格】70g×5本束 972円
【賞味期限】製造日より冷蔵で10日

「だるま国産小粒」

大豆もタレも茨城県産。地元で愛される毎日のおいしさ

(画像提供:だるま食品株式会社)
(画像提供:だるま食品株式会社)

納豆の加工に適した品種として選抜・改良が重ねられた、茨城県産の小粒大豆「納豆小粒」を使用したパック納豆。しっかりとした歯ごたえで、地元茨城でも親しまれている納豆です。

茨城県産の大豆を100%使用、さらにタレも地元茨城県の「柴沼醤油醸造」が製造しています。

【価格】45g×3パック 165円
【賞味期限】製造日より冷蔵で10日

■だるま納豆 本店
[住所]茨城県水戸市柳町1-7-8
[営業時間]9時~17時30分
[定休日]なし(元日休業)
[アクセス]【電車】常磐線水戸駅南口より徒歩10分【車】水戸南ICより15分
[駐車場]あり(無料)
「だるま納豆」の詳細はこちら
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トーコーフーズ

「豆殿」

希少な在来種の黒小粒大豆を使用した黒豆納豆

(画像提供:有限会社トーコーフーズ)
(画像提供:有限会社トーコーフーズ)

茨城県で100年続く納豆専門店が、試行錯誤の末に作り出したこだわりの納豆。在来種の黒小粒大豆の特性を生かすために新種の納豆菌を使用しており、素朴な甘みと旨みを味わえます。

ご飯のおかずというよりは、付属の「たれ」と「わさび」でそのままおいしく食べられる納豆で、お酒のおつまみにもぴったり。日本酒はもちろん、ワインにもよく合います。

【価格】50g×2パック 486円
【賞味期限】製造日より12日

「そぼろ納豆」

納豆と大根を秘伝のタレに漬け込んだ伝統の味

(画像提供:有限会社トーコーフーズ)
(画像提供:有限会社トーコーフーズ)

納豆と切り干し大根を合わせて醤油などに漬けこんだ「そぼろ納豆」は茨城県で昔から食べられてきた郷土料理です。

納豆に切り干し大根の沢庵漬けを混ぜ、秘伝のタレに漬け込んだ「トーコーフーズ」のそぼろ納豆は、甘すぎず辛すぎず、納豆と大根それぞれの美味しさが生きています。

納豆は切り干し大根の歯ごたえに合わせて少し固めに仕上げており、素朴な風味とパリパリとした歯触りが癖になるおいしさ!

【価格】140g 378円
【賞味期限】製造日より21日

■トーコーフーズ
[住所]茨城県常陸太田市中野町773
[営業時間]9時~18時
[定休日]不定休
[アクセス]【電車】水郡線 瓜連駅より車で5分【車】常磐自動車道 那珂インターより15分
[駐車場]あり(無料)
「トーコーフーズ」の詳細はこちら

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ソガマヤ  ソガマヤ

東京生まれ。現在は沖縄離島在住でフリーランス生活をしています。旅行とダイビング、辛い物が大好き。2児の母。

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