割烹の宿 大観荘【静岡県・東伊豆】
和×フレンチの融合が生む、目で舌で楽しめる伊豆の美味。
会席料理を究める2代目と、フレンチやイタリアンを取り入れた新しい和食を追求する3代目。互いに京都の有名料亭で研鑚を積んだ宿主親子が、伊豆の恵みを取り入れた創作和食でもてなす。夕食の主役は近海で獲れる旬の海幸。
マグロ、甘えび、タコ、イカ、カンパチ、イシガキダイなど、旬の海の幸がいきいきと輝く地魚刺身盛り合わせ。
伊勢海老や金目鯛、鮑は稲取産を使用。金目鯛は刺身のほかに金目鯛の頭でとった出汁で作る煮付けも自慢の一品。特製の銅釜で一組ごとに炊き上げるごはんに煮付けをのせれば、煮汁がしみたごはんまで旨い。
裏ごしした鮑の肝とニンニク、蒸し汁などをあわせて作るソースがアクセント。
宿名に割烹と冠しているが、まるでフレンチのアミューズのような季節替わりの先付、タケノコの冷製ポタージュ… と、東伊豆の畑の恵みを使った旬の一椀にも心躍る。
「食材の力や鮮度に頼るだけでなく、料理人の腕で伊豆の豊かな食材を最高の料理にしたい!目指すはオーベルジュのように“泊まれる料理屋”」と2代目。
口頭での説明が長くならないよう。お品書きに産地などの説明を、刺身には魚の名札を添えている。細やかなおもてなしも素晴らしく、夕食満点の評価もうなずける。
おすすめのお酒もご一緒に
伊豆の里、磯自慢、高砂、若竹、はなの舞。静岡県内のものや山形県の大山などの地酒が豊富。その他、ビール、ワイン、焼酎、ウイスキーも揃う。
クチコミ
『夕食満点だけはあります。料理に対して人と比べてかなり口うるさいほうですが文句のない素晴らしい料理の数々でした。(2020年9月/40代男性)』
『伊勢海老などが次々に。見た目も綺麗で美味しく満足。朝も品数多く焼き魚も焼きたてが出ます。料理目的でまた行きたい。(2020年12月/40代男性)』
[TEL]0557-23-0432
[住所]静岡県賀茂郡東伊豆町白田204
[アクセス]【電車】伊豆急行片瀬白田駅より徒歩1分【車】東名厚木ICより2時間15分
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あなごの宿 三船亭【愛知県・篠島】
目が覚めるような食感、味わい。篠島の天然穴子を地元でたっぷり。
下関にも迫るとらふぐの名産地として名高い篠島。古くより伊勢神宮にゆかりがあり、今もなお年に3回、島の神職が島で獲れた鯛を塩漬けに調製し伊勢神宮内宮へ献上している。この神聖な島に新鮮な海の幸を食べさせてくれる宿は何軒もあるが、天然物をコースで味わえるのはここ三船亭だけ。
名物は通年味わえる穴子づくしのコース。穴子は三河湾や伊勢湾で獲れた篠島で水揚げされる天然物のみを使用。焼き霜や天ぷらのほか、めったに味わえない刺身、肝の醤油煮といった手のかかっているものもあり、ゲストは胃袋を掴まれる。
素材が生きる刺身盛合せで穴子の深い滋味を再認識。
醤油で炊いた穴子の肝はまるで濃厚なチーズのよう。牡蠣は3月迄で春から魚の一品に替わる。
つい、おかわりしたくなる舌の上でとろける一本握り。
穴子づくしのコースのなかでも人気はふんわりした食感も楽しい穴子の一本寿司。穴子を丸ごと一本のせた握りは口の中で軽やかにとろける。別注でおかわりができるのも嬉しい。
あっさりした穴子に合う卵ふんわり熱々の柳川風。酒もごはんも進む。
料理人でもある3代目。家業を継ぐ前は漁師だったため、島周辺で獲れる素材を熟知。素材のよさ、腕のよさに自信ありの美食宿だ。
穴子のほか、夏の鱧、冬のフグなど贅沢この上ないコースもプランによっては1万円台。愛知県の小さな離島まで足を運んで損はさせない。
おすすめのお酒もご一緒に
アルコールは和食におすすめの日本酒が約15種類、焼酎約20種類、ワイン約20種類が揃う。白ワインは魚のおいしさが高まる銘柄をセレクト。
クチコミ
『とにかく穴子の刺身が絶品です。品数ありますが全て美味しい。日本酒やワインも良いラインナップだと思います。(2020年9月/40代女性)』
『口コミ通り穴子料理一つ一つにびっくりし、味の良さにまたまたびっくり。その中でも穴子の一本握り(寿司)は満点です。(2020年11月/60代女性)』
[TEL]0569-67-2241
[住所]愛知県知多郡南知多町篠島赤石48-9
[アクセス]【電車】名鉄河和駅よりシャトルバス3分で河和港へ。名鉄海上観光船に乗り換え篠島へ【車】南知多道路豊丘ICより師崎港で名鉄海上観光船に乗り換え篠島へ
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じゃらん編集部
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