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2021.04.29

【全国】食事が美味しい宿8選!夕食評価100点満点の宿の味を堪能<2021>

千寿【岐阜県・新平湯温泉】

芳醇なサシが口中でとろける幸せ。至福の飛騨牛三昧に笑みが溢れる。

岐阜県「新平湯温泉」に、飛騨牛料理で高評価の宿「千寿」はある。大自然の中で育てられた飛騨牛は、優れた技術を持つ生産者の手により作られた逸品。肉質が細やかで柔らかく、美しい霜降りととろける食感、芳醇なコクが特徴的。

夕食はすき焼き、ローストビーフ、朴葉ステーキ、しゃぶしゃぶが次々に提供される飛騨牛尽くし。高い質、そのボリュームに安価の理由を尋ねるゲストも少なくない。

千寿
柔らかでとろける食感。口福の飛騨牛尽くしを。

各種飛騨牛料理ほか、岩魚の塩焼きや味噌てんぷらなどの名脇役も揃い踏み。生卵は食べ放題。

館内には「飛騨牛A5等級」と記されたラベルが掲げられ、期待感がぐっと込み上がる。

「うちは夫婦のみの接客なので、満足のいくもてなしは難しいかもしれません。その分、せめてお肉だけでも贅沢に食べてほしい」とご主人。

ドリンクは持ち込み自由。だが氷が必要なら自ら用意…。それでも多くの人が再訪する理由は、飛騨牛がサービスをも上回る口福の旨さであることはいうまでもない。

千寿
刺激が少なく肌にやさしい湯が溢れる内湯。「食」と「温泉」で幸せの総仕上げを

クチコミ

『これでもかというくらいの飛騨牛オンパレード!お肉だけでなくイワナの塩焼き、鴨鍋、山芋とろろ、全ておいしい!(2020年11月/40代男性)』
『普段すき焼きはあまり好んで食べない妻も味付けがやさしくくどくないしとてもおいしいと舌鼓を打ち、大絶賛でした。(2020年9月/40代男性)』

■千寿(せんじゅ)
[TEL]0578-89-3388
[住所]岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根212  
[アクセス]【電車】JR高山駅よりバスで1時間【車】中部縦貫道高山ICより50分
「千寿」の詳細はこちら

新庄宿 須貝邸【岡山県・新庄村】

匂い立つ山菜、天然ジビエ…里山の素材と職人技が高評価。

出雲街道の宿場町として栄えた岡山県で最も小さな村「新庄村」。例年4月中旬ごろ、歴史を重ねた「がいせん桜」が咲き誇る桜並木沿いにこちらの宿がオープンしたのは2019年。

築100年の2階建て古民家を全面改装し、1日2組限定だからこそできるきめ細かなサービスで訪れるゲストをもてなす。料理の主役は新庄村で育った季節の野菜や春の山菜、ジビエなど。「野菜は標高が高い冷涼地で育つため、激しい寒暖差で甘み、旨みが増しますよ」とは、女将の沖津さん。

新庄宿 須貝邸
酢飯に山菜や椎茸を挟み山女魚、菜の花で桜吹雪を模す春のちらし寿司。

新庄村の恵みを詰め込んだ美しき春の料理に心躍る。

新庄宿 須貝邸
新庄村の猪肉を低温調理して燻した一品、猪肉燻し焼きも絶品。

燻して炭で焼き上げる猪肉は噛むほどに旨みがじんわり。

新庄宿 須貝邸
猪肉のバラ部分をじっくり煮込んだ猪味噌角煮。濃厚な味噌とさらりとした脂が相性抜群

通年提供の猪肉は馴染みの猟師が仕留めたもの。きちんと血抜きをしているので臭みがない。脂がたっぷりのっているにもかかわらず、さっぱりした味わいの肉がいただける。

新庄宿 須貝邸
法蓮草の香りや旨みを活かした法蓮草すり流し。アクセントに揚げた菊芋をのせて
新庄宿 須貝邸
冬から春へと移り変わる村のイメージを山菜や野菜を使い一皿で表現した春の彩り揚げ
新庄宿 須貝邸
椎茸や法蓮草を入れた藪独活(ヤブウド)卵綴じ。癖の強い山菜・藪独活が香り立つ
新庄宿 須貝邸
料理長が自らの目で選ぶ地元産の野菜は有機農法で育てられ、旨みと甘みが格別

山菜は手摘みの滝みずなや蕗の薹など。旭川の源流域で獲れる川魚も捌きたて。米もおいしい。素材の味が活きた、体の中に染みる淡味な里山料理。ゆるやかな時間と共にぜひ。

新庄宿 須貝邸

ゲストが特別なひと時を過ごせるよう家具やアメニティはこだわりの品々が揃えられている。

おすすめのお酒もご一緒に

新庄宿 須貝邸

すっきりとした辛口が持ち味の「御前酒」など、岡山県の地酒の奥深さ、個性を「日本酒三種飲み比べセット」で感じて。

クチコミ

『地元の新鮮な食材を上手く活かしたシェフの粋な料理と新庄村のおいしいお米。季節を変えてまた是非泊まってみたい!(2020年8月/50代男性)』
『お料理は、新庄村でとれた食材を活かしたここでしか味わえないものばかり。やさしい味付けで、お腹も満たされました。(2020年8月/40代女性)』

■新庄宿 須貝邸(しんじょうしゅく すがいてい)
[TEL]050-5434-6430
[住所]岡山県真庭郡新庄村1144-1
[アクセス]【電車】JR伯備線根雨駅よりタクシーで25分【車】米子道蒜山ICより15分
「新庄宿 須貝邸」の詳細はこちら

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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