世界の海で暮らすシャチ
北極・南極の寒い海から赤道域の温かい海まで世界中に生息するシャチ。時には自分より大きなクジラも食べる、まさに「海の王者」!
シャチ
白黒模様と大きな背びれが特徴。「海の王者」の理由の一つは最高時速50kmで泳げる強靱な筋力!もう一つは群れで協力したり、波をも狩りに利用するという知能の高さにあり。



最強という海洋生物・シャチ。優れた筋力・知力が強さの鍵!シャチの皮膚は1日10回ほど生まれかわっている。すべすべの皮膚が水の抵抗を減らし、高速で泳ぐことに役立っているとも!
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名古屋港水族館 など※国内2施設のみ飼育
北極・南極周辺で暮らす生き物
一年中、雪と氷に覆われる地域。棲んでいるいきものたちは、厚い脂肪や密な毛を持ち、厳しい寒さに耐えられる体になっているよ!
セイウチ
生息地はロシアを主とする北極圏。オスもメスも大きな牙を持つ。これは上あごの犬歯(牙)が発達したもので、身を守るためや、氷山や岩を登る際にピッケルのように使ったりするとか。


氷の上を歩くのに便利な大きな牙がセイウチの魅力!人の幼児ぐらいの知能を持つと考えられ、人間の言葉を聞き分けることができる。違う名前を呼ばれたら返事をしないとか。
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伊勢シーパラダイス など
フンボルトペンギン
生息地は南米大陸、チリやペルーの沿岸域。日本の気候にも適応しており、国内の動物園や水族館では一番有名。野生では絶滅の恐れがあるため、日本の飼育技術が世界に注目されているとか!

「ペンギン=南極」と連想されがちですが、実は南極大陸で繁殖しているのは世界に18種いるペンギンのうち5種程度。他は南極の周りの島々~温帯、一部は赤道直下で暮らしています。
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島根県立しまね海洋館アクアス など
ジェンツーペンギン
生息地は亜南極の島々や南極半島。両目から頭のてっぺんにのびる白い帯模様がトレードマーク。かなりやんちゃな性格をしたペンギンで、よく泳ぎ回り、とても活発なところも特徴。


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島根県立しまね海洋館アクアス など
キタイワトビペンギン
生息地は亜南極の島々やインド洋・南大西洋の温帯の島々。英名は「ロックホッパー」と呼ばれるように岩場に生息。館でも岩の上にいることが多く、ぴょんぴょん飛び跳ねるように移動する。

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島根県立しまね海洋館アクアス など
オウサマペンギン
生息地は亜南極。ペンギンの中でも世界で2番目に大きい。体温が下がるのを防ぐため、かかと立ちのような格好で休んだり、羽毛のないクチバシを脇に挟んで暖める。


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島根県立しまね海洋館アクアス など
ワモンアザラシ
生息地は北極海とその周辺海域。アザラシの中では小型。氷のある環境で暮らしており、氷を掘って巣穴を作り、出産や子育てを行う。背中から体側にかけて白っぽい輪で囲まれた斑点があるのが名前の由来に。



丸い理由は寒さに適応するため皮下脂肪で体温をキープ!アザラシの仲間の中でも寒い地域に生息しているので、分厚い皮下脂肪を持っています。その影響で体がとても丸く見える♪
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海遊館 など
ホッキョクグマ
生息地は北極圏。クマの仲間の中でも一番大きな種で泳ぎが上手。寒いところに住んでいるので、足裏にもびっしり毛が!氷の上を歩く時に、滑り止めの役目にも。



ホッキョクグマの毛のヒミツは、中が空洞だからぬくぬく!そこに空気が入ることで断熱材の役割をしたり、泳ぐ時に浮力にもなる!
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天王寺動物園 など
じゃらん編集部
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