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ころんとした形がかわいいカヌレは、ラム酒やバニラの香りが効いた生地を専用のカヌレ型を使って焼き上げるフランスの伝統的なお菓子。表面はカリッと、中はしっとりとした食感が特徴です。

この記事では、東京・大阪で買える絶品カヌレのお店を紹介します！日本でも美味しいカヌレが買える専門店や洋菓子店、ベーカリーがたくさんあります。ぜひお出かけしてみてくださいね。

カヌレとは？

カヌレとは、カヌレ型と呼ばれる小さな型に入れて焼かれた、フランスの伝統的なお菓子です。

正式名称は「cannele de bordeaux（カヌレ・ド・ボルドー）」でcannele（カヌレ）とは、「溝の付いた」という意味です。もともとフランスのボルドー女子修道院で古くから作られていたため、正式名称には「bordeaux（ボルドー）」の名前もつけられました。

ワイン造りが盛んなボルドーでは、ワインの澱（おり）を取り除くために卵白を使用しており、大量の卵黄が余ってしまったことから、その活用法としてカヌレが考え出されたのだとか。主な材料は、牛乳、ラム酒、バター、砂糖、薄力粉、全卵、卵黄、バニラ。これらを混ぜ合わせた生地を寝かせ、蜜蝋またはバターを塗ったカヌレ型に生地を流し込んで、オーブンで焼き上げます。表面はカリッと、中はしっとりとした食感に、優しい甘さが特徴です。

近年は、日本でもカヌレを取り扱う専門店や洋菓子店、ベーカリーが増えているのだそう。ここからは、東京・大阪で美味しいカヌレを買えるお店を紹介していきます。

【東京都】ノワ・ドゥ・ブール

作りたてにこだわり、パティシエが丁寧に焼き上げた逸品

“つくりたてをお届けすること”をコンセプトにしたお菓子店「ノワ・ドゥ・ブール」。

カヌレも、パティシエが店内の厨房で一つひとつ丁寧に焼き上げています。ラム酒のきいたカスタード風味の生地を使い、こげるほどに焼き上げた香ばしいパリッとした外側と、もっちりとした内側のふたつの食感が特徴です。

かわいらしい小ぶりのサイズですが、奥深い味わいとしっかりした食感で、一つでも満足感は十分なはず。ぜひ焼きたての美味しさを堪能してください。

＜商品情報＞

（画像提供：ノワ・ドゥ・ブール）

【東京都】デュヌ・ラルテ

りんご酒の柔らかな風味が魅力。デコレーションされた贅沢なカヌレが並ぶ

2000年に青山で誕生し、長年パン業界を牽引してきた「デュヌ・ラルテ」。同店のカヌレは、りんごの蒸留酒「カルヴァドス」を使っています。ラム酒に比べて風味が柔らかく、お酒の強い香りが苦手な人にもおすすめ。

プレーンカヌレのほか、フレーバーバタークリームを絞り入れたデコレーションカヌレも販売しています。ストロベリー、ピスタチオと2種類のフレーバーから選べますよ。

＜商品情報＞

（画像提供：デュヌ・ラルテ）

【東京都】シェリュイ

1975年から愛され続ける名店。外はカリッと、中はもちもちで、くせになる食感のカヌレ

1975年に代官山で本店をオープンして以来、50年近く愛され続けている「シェリュイ」。これまで数多くのヒット商品が生み出されてきましたが、「カヌレ・ド・ボルドー」もその一つです。

時間を惜しまず、一晩休ませた生地を表面がカラメル化するまでじっくりと焼成。外側はカリッと、内側はカスタードをそのまま焼き上げたようなもっちりとした食感に仕上げられています。味はプレーン、ショコラ、メイプルの3種類があります。

＜商品情報＞

（画像提供：シェリュイ）

【東京都】COMME PARIS

田園調布のプチカヌレ専門店。一口サイズでギフトにもおすすめ

“宝石のような一口を。”をコンセプトに、他では見られない直径3cmほどの小さな焼菓子を提供している「COMME PARIS（コムパリ）」。

美味しさと安心を追求したというカヌレは、北海道産発酵バター、那須御養卵、きび糖を使うことで、優しい甘さとコクのある深い味わいを実現。独自の配合で、外側のカリッとする食感はしっかり残しつつ、中のモチモチ食感も楽しめます。

写真の12個入の詰め合わせはデザインもかわいい缶入りなので、手土産やギフトとしても喜ばれそうですね。

＜商品情報＞

（画像提供：COMME PARIS）

【東京都】ブーランジェリー・パティスリー VIRON

本場フランスの味と評判の、濃厚で食べ応えのあるカヌレ

本場フランスの味と雰囲気が評判の実力派パティスリー「VIRON」。

こちらのカヌレは、外側はしっかりと分厚く、中はトロリと濃厚な味わい。焼き上がりのタイミングは日によって違い、売り切れてしまっている時間帯もあるため、出会えたらラッキーです。

店内にはカフェが併設されており、独自輸入したフランス産小麦を使ったパンのサンドイッチなどを楽しむことができますよ。

＜商品情報＞

（画像提供：ライターAkiko）

【東京都・大阪府】ビスキュイテリエ ブルトンヌ

1時間かけてクラシックな製法で焼き上げる正統派カヌレ

良質な乳製品の産地として知られるフランス・ブルターニュ地方の郷土菓子を中心に、店頭の厨房で毎日焼き上げるお菓子を提供する「ビスキュイテリエ ブルトンヌ」。

表面はカリカリ、中はもっちりとしたカヌレは、オープン以来変わらないクラシックな製法で作る正統派の味わい。表面に蜜蝋をしっかりコーティングし、銅型で約1時間じっくりと焼き上げているのだそう。口に入れるとバニラとラム酒がほのかに香り、カスタード生地の幸せな風味が広がりますよ。

店舗は、東京でも新宿小田急店など3店舗あるほか、大阪の阪急うめだ本店にも展開しています。

＜商品情報＞

（画像提供：ビスキュイテリエ ブルトンヌ）

【大阪府】spectacle KITAHAMA

おしゃれカフェの名物カヌレは、バターをたっぷり使った贅沢な味わい

古いビル1棟を丸ごとリノベーションしたカフェ「spectacle KITAHAMA（スペクタークル北浜）」。

店内のカウンターにずらりと並ぶのが、自家製のカヌレ。バターをたっぷり使ったリッチな味わいながら、小ぶりで食べやすいのが特徴です。

テイクアウトもできますが、カフェスペースでコーヒーや紅茶と一緒にゆったりと味わうのもおすすめです。店内で食べる際は温めてくれるので、カリッとした食感とバターの風味がより引き立ちますよ。

＜商品情報＞

（画像提供：spectacle KITAHAMA）

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※この記事は2024年5月7日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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