2月9日は肉の日!焼肉屋などお肉を扱う飲食店、精肉店やスーパーまで、各所で美味しい肉料理や肉のキャンペーンやセールが催され盛り上がる日です。お肉欲求が高まって、食べたくなってしまいますね。
今回は肉の日にちなんで、「肉系」駅弁をご紹介!ブランド肉を使ったものやご当地肉料理を楽しめるもの、各駅で愛されているロングセラー商品など、一度は食べておきたい肉系駅弁を厳選してご紹介します。
※この記事は2022年2月4日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
北海道知床とりめし/札幌駅立売商会【北海道】

知床鶏の照り焼きが、鶏のダシ汁とゴボウ、特製のタレで炊かれた炊き込みご飯に乗っているロングセラーのとりめし。知床鶏は匂いが少なく、肉質は柔らかで旨味が詰まっており、同じくこの鶏の旨味を吸った北海道産「ななつぼし」の炊き込みご飯と相性バッチリです。
その他、箸休めのおかずも多種多様。味が染みた煮物、他県では珍しい鮭かまぼこ、山菜の和え物など、どれも優しく素材を生かした味わいで、黄色い錦糸卵に映え彩も鮮やか。弁当全体の完成度の高さに驚きます。
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取扱い店舗/JR札幌駅構内 駅弁の「弁菜亭」6か所
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スタミナ源たれ 焼肉弁当 牛肉と豚肉/吉田屋【青森県】

青森県内では絶大な売り上げシェアを誇る焼肉のたれ「源たれ」を使用した、牛肉と豚肉の焼肉弁当。「源たれ」は、青森産のにんにく、たまねぎ、りんごなど、地元の野菜を生のままふんだんに使っているためジューシーで、肉との相性抜群。そんな愛され「タレ」で味付けした肉をメインとしたお弁当が、美味しくない訳がない!タレを買って家で肉を焼かなくても気軽に楽しめるので、旅行や出張で青森を訪れたら、県民の愛する味をぜひ県外の人にも試してみてほしい。
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取扱い店舗/主に東北新幹線八戸駅にて販売
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牛肉どまん中/新杵屋【山形県】

名前になっている「どまん中」とは、山形県産のブランド米「どまんなか」のこと。希少品種であるこのおいしいお米をふっくら炊き上げ、その上に特製ダレで味付けした牛そぼろと薄切りの牛肉煮を乗せたお弁当です。箱を開くとぎっしり牛肉が敷き詰められていますが、旨味たっぷりの食べ飽きない味と2種の牛肉のおかげでぺろりと完食できてしまいます。
山形新幹線開業に合わせて開発されたロングセラー商品で、今では全国的にも有名な駅弁となっています。すべて手作りのため毎日の生産量も多くはなく、東京駅などではすぐに売り切れてしまうのでGETしたい人は早い時間に!
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取扱い店舗/新杵屋直売店、道の駅米沢
【奥羽本線】米沢駅、山形駅、新庄駅、赤湯駅、かみのやま温泉駅 【東北新幹線】東京駅、上野駅、大宮駅、福島駅、仙台駅、古川駅 【上越新幹線】高崎駅
上記駅の売店、Newdaysなど
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仙台名物牛たん弁当/こばやし【宮城県】

仙台名物の牛たんと麦飯が熱々の状態で食べられるお弁当。パッケージの下に出ているひもを引くとその場で温めることができる加熱式容器に入っているので、どこでも熱々が楽しめます。
こばやしのあったまるお弁当シリーズの中では、一番厚い牛たんを使用しているというこちらのお弁当。牛タンと相性のいい麦飯には、宮城県産の「ひとめぼれ」を使用。特製の塩ダレで熟成されたぶ厚い牛たんと、きゅうり、大根、人参、みょうが、菊が入った「万来漬け」で麦飯がすすみます。
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取扱い店舗/東北新幹線仙台駅駅弁屋祭、仙台駅南改札口店、SPAL東館伊達のこみち内こばやし売店
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ハンブルグステーキ弁当/つばめグリルDELI【東京都】

ハンブルグステーキでおなじみの「つばめグリル」による惣菜専門店「つばめグリルDELI」。素材の持ち味を活かしたレストランの味を、そのままテイクアウトで楽しむことができます。
名物の「ハンブルグステーキ弁当」のハンバーグには、赤身の美味しさが特徴の熊本の「あか牛」と黒毛和牛をブレンドし、宮崎県産の銘柄豚「きな粉豚」を使用しています。店内の厨房でその都度挽肉を引き、7:3の黄金比で挽きたて、あわせたて、焼きたてのハンブルグステーキには、自家製デミグラスソースがたっぷり。新潟県産コシヒカリの店内炊き立てごはんと、ハンブルグステーキとの相性は抜群です。
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取扱い店舗/つばめグリルDELI ecute品川店、つばめグリルDELI ecute東京店
※JR品川駅構内、JR東京駅構内サウスコート内
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びっくりみそかつ/だるま【愛知県】

蓋を取ると弁当箱の半分を占める味噌カツにびっくりするダイナミックなお弁当。販売開始から10年以上愛され続けている商品をリニューアルした際さらなるボリュームUPに挑戦し、現在のサイズになったそうです。
150gの大きな豚ロースかつに、八丁味噌を使っただるま自家製ブレンドの味噌だれがかかっています。さらに別袋の味噌だれと、小袋のからしをつければパンチ力もアップ。冷めてもおいしいしっとりとした味噌だれロースかつと、食べやすいサイズの俵型のごはんに箸が止まりません。
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取扱い店舗/名古屋駅コンコース内 グランドキヨスク店
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飛騨高山しぐれ寿司/金亀館【岐阜県】

明治6年に割烹旅館から始まり、高山線が開通してから駅弁を作り続けてきた「金亀館」。たくさんあるお弁当の中でも、サシの入った牛肉の写真がひときわ目を引くパッケージの「飛騨高山しぐれ寿司」は、駅弁大会にも出店している肉好き必食のお弁当です。
冷めてもやわらかいと評判の飛騨牛ローストビーフと、肉の感触がしっかりした甘さ控えめの牛しぐれ煮、2種類の肉が楽しめます。「弁当」ではなく「寿司」というだけあり、下のご飯はさっぱりとした酢飯。ローストビーフはわさびをのせて、醤油でいただきます。
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取扱い店舗/JR高山駅構内売店(改札横)、川原町本店百貨店などの各店舗催事・イベントなど
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島根牛みそ玉丼/一文字家【島根県】

代表自ら島根を飛び回り、厳選された島根県の食材・調味料で作り上げたこだわりのお弁当で、多数の駅弁ランキングや大会で受賞しています。
牛肉は地元でのんびり育ったストレスの無い島根牛、お味噌は奥出雲の老舗醤油店の150年以上使用した木樽で2年間じっくり熟成させた本醸造味噌を使用。料理専用の清酒で甘辛くふっくらと炊き上げられ、本醸造味噌の深い香りと、島根牛の芳醇なコクが口の中で広がります。ふっくら炊かれた島根県飯南町産コシヒカリ、絶妙なゆで加減のコクのある半熟卵など、全てに於いてこだわりぬいた逸品です。
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取扱い店舗/JR山陰本線松江駅 売店、一文字家本社
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かしわめし(大)/東筑軒【福岡県】

1921年から親しまれている東筑軒の「かしわめし」は、2021年に100周年を迎えた地元のソウルフード。この駅弁を1つの文化として守り、折尾駅では昔懐かしい立ち売りも継続しています。
蓋を開けると美しく並んだ3色のライン。鶏のスープで炊き込んだご飯の上に、甘辛く煮た鶏肉、錦糸玉子、刻みのりが並びます。「鶏肉以上にご飯が旨い!」と定評がある炊き込みご飯の味付けは、門外不出・開業以来秘伝として代々女性1人だけに受け継がれているのだとか。たっぷり敷き詰められた炊き込みご飯と3種のトッピングのハーモニーを楽しんで。
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取扱い店舗/鹿児島本線 折尾駅(構内うどん売店・立売)、八幡駅・戸畑駅(直売所)、若松駅・直方駅・赤間駅・福間駅・黒崎駅(うどん売店)、折尾本店、海老津うどん店、中間営業所、遠賀工場、博多大丸・小倉井筒屋(テナント)ほか
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極 黒豚めし/松栄軒【鹿児島県】

鉄道省公認、出水駅汽車辨當店(きしゃべんとうてん)として創業以来九十年の駅弁の老舗松栄軒。味・素材にこだわり、鹿児島の、そして九州の豊かな食を、駅弁という文化を通じて届けてきました。
「極 黒豚めし」は、鹿児島黒豚を特選しょうゆと黒糖をベースとした松栄軒オリジナルのタレに漬け込み焼き上げた、がっつりお肉たっぷりの駅弁です。和風だしで炊き上げたごはんが、うま味が凝縮したやわらかい黒豚をしっかりと支え、冷めていてもどんどん箸が進みます。
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取扱い店舗/九州新幹線 出水駅
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まとめ
いかがでしたか?長く愛されている肉系駅弁の数々、食べたことがあるものもあったのではないでしょうか。焼き鳥弁当にハンバーグ弁当、ブランド牛を使った駅弁など、肉の駅弁といってもバラエティに富んでいて目移りしてしまいますね。出張や旅行のお供に、ぜひ参考にしてみてください。
※掲載の価格は全て税込価格です。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。ご利用の際には、あらかじめ最新の情報をご確認ください。
また、感染拡大の防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします。
鳥井 晴風
5人の子どもを持つママ編集ライター。 子供に大好きな漫画の主人公の名前を付けてしまうほど漫画アニメ好き。キャラ弁やキャラケーキづくりが得意。好きなお出かけ先は道の駅や直売所など食材が豊富なところ。 自分で収穫する味覚狩りや芋ほりも大好き。