東京都内で美味しい「あんみつ」が食べられる店をピックアップ!観光地としても賑わう浅草に店を構える「浅草梅園」「舟和」、上野で古くから愛される老舗「あんみつ みはし」など、一度は行きたい名店を集めました。その他のおすすめメニューやテイクアウト情報もあわせて紹介します。
寒天の弾力と餡の上品な甘さ、蜜のコクが絶妙に絡み合う一杯をぜひ味わってくださいね。
あんみつとはどんな和菓子?歴史やみつ豆との違いは?
江戸時代の「みつ豆」があんみつのルーツ

「あんみつ」とは、「みつ豆」に餡をのせた和菓子。ルーツは、江戸時代末期までさかのぼります。当時は寒天と茹でた赤えんどう豆に蜜をかけた「みつ豆」が屋台で売られており、庶民のおやつとして親しまれていたそう。
明治・大正時代に入ると、果物を添えるなど少しずつ形が変化。戦後になって餡をのせた「あんみつ」が誕生したと言われています。
みつ豆やぜんざいとの違い

「みつ豆」は、角切りにした寒天と塩茹での赤えんどう豆に、黒蜜または白蜜をかけた甘味です。近年はフルーツやアイスクリームを添えたものも多数見られますが、そこに餡が加わると「あんみつ」と呼ばれます。
一方、「ぜんざい」は甘く煮た小豆に餅や白玉を加えた和スイーツで、温かいまま提供されるのが基本。地方によって呼び名が異なり、小豆の粒が残っていると「ぜんざい」、原型を残さない場合は「おしるこ」と区別することが多いようです。
ここからは、東京都内で美味しいあんみつが食べられるおすすめ店を紹介します。
【浅草駅より徒歩4分】浅草梅園 本店
なめらかな餡と上品な甘さの黒蜜の絶妙なバランス

「浅草梅園」の「あんみつ」(870円)は、国産天草から作るコシのある食感の寒天に、北海道産小豆を使ったなめらかでコクのあるこし餡、職人が毎日蒸かす薄塩味の赤えんどう豆を合わせ、濃厚な黒蜜がバランスよく仕上がっています。
寒天に黒蜜と餡を絡めて食べると、濃厚なのに後味はすっきり。最後まで飽きずに食べられます。「白玉クリームあんみつ」(1090円)は、紅白の白玉が華やかです。

初代が粟(あわ)で作った「あわぜんざい」(930円)は、今も看板メニューのひとつ。現在は、粟ではなく風味や色合いのよい餅きびを使っており、蒸した餅きびと熱々のこし餡を椀で合わせた素朴ながらも贅沢な味わいです。
浅草寺仲見世通りの脇に位置する「浅草梅園」は、1854(安政元)年、浅草寺の別院・梅園院の一隅に茶屋を開いたのが始まり。そのゆかりから屋号を梅園にしたそう。老舗ならではの風格ある佇まいです。
東京都台東区浅草1-31-12
【平日】10時~17時(LO16時30分)【土・日・祝】10時~18時(LO17時30分)
水不定
浅草駅より徒歩約4分/首都高速駒形出口より約5分
なし
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(画像提供:株式会社 梅園)
【浅草駅より徒歩5分】舟和本店 喫茶室
つぶ餡かこし餡を選べる。口あたりのいい寒天にも注目

「舟和本店」の「あんみつ」(850円)は、寒天が特徴。糸寒天を使うため口溶けがよく、小さめにカットすることで、まろやかな黒蜜がよく絡むようにしています。
塩味のきいた赤えんどう豆と、好みでこし餡かつぶ餡を選べる甘さ控えめの餡は相性ぴったり。寒天、餡、蜜すべてに抹茶を使った「抹茶あんみつ」(1100円)もおすすめです。

1902年創業の「舟和」は、当時寒天と赤えんどう豆のみが主流だったみつ豆に華やかなフルーツを添える現在のスタイルを考案。みつ豆を喫茶店で提供する先駆けとなったそう。
「舟和本店」は、浅草の新仲見世通りとオレンジ通りが交わる角に建つレトロモダンな建物。喫茶室は2・3階にあり、ステンドグラスや重厚感のある調度品に囲まれた懐かしい雰囲気で、のんびり過ごすことができますよ。
東京都台東区浅草1-22-10
【2・3階喫茶室】10時30分~19時(LO18時30分)【1階売店】10時~19時
なし
浅草駅より徒歩約5分/首都高速駒形出口より約5分
なし
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(画像提供:株式会社舟和本店)
【上野駅より徒歩3分】あんみつ みはし 上野本店
餡、蜜、寒天、赤えんどう豆の一体感がある美味しさ

看板メニューである「あんみつ」(650円)は、北海道十勝地方の小豆だけを使用した餡と、沖縄波照間島の黒砂糖で黒蜜と白蜜の中間の甘さに仕上げた蜜が特徴。
伊豆諸島や静岡の天草で作る寒天、さらに2日間かけて仕込む赤えんどう豆、絶妙な堅さの求肥やみかんとのバランスが絶妙です。
ソフトクリームが載った「クリームあんみつ」や季節の果実を使った「フルーツクリームあんみつ」(1040円)など、季節限定も含めて常時10種以上のあんみつが揃っています。

「みはし」は1948年、上野公園前に創業。以来、素材選びから仕込みまで手間を惜しまず、あんみつ作りを追求し続けてきました。本店は駅からのアクセスも良く、上野公園や上野動物園散策の合間に立ち寄るのにぴったりです。
東京都台東区上野4-9-7
10時30分~21時(LO20時30分)
不定※詳細は公式HPを確認
上野駅より徒歩約3分/首都高速上野ICより約6分
なし
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(画像提供:有限会社みはし)
【亀戸駅より徒歩10分】船橋屋 亀戸天神前本店
風味豊かな「元祖 くず餅」と餡、秘伝の黒蜜が絶妙にマッチ

1805年創業の老舗「船橋屋」では、店の看板である「元祖 くず餅」をトッピングしたあんみつを提供。職人が手間ひまかけて作った餡と、北海道・上富良野産の赤えんどう豆、そして寒天とくず餅に、沖縄産の黒糖を使用した秘伝の黒蜜をかけて味わいます。
全国から厳選した天草をじっくり煮出して固めた寒天は、磯の香りが強く、コリッとした歯ごたえ。くず餅との食感の違いが楽しめますよ。
「クリーム白玉あんみつ」(1180円)は、上品な黒蜜の甘さにバニラアイスともちもちの白玉が加わった、定番のメニューです。

「元祖 くず餅」(890円)は、厳選した小麦粉の澱粉を乳酸菌で15カ月かけて発酵させる発酵食品。タンパク質豊富な大豆を強めに焙煎したきな粉、サトウキビのしぼり汁を煮詰めたミネラルたっぷりの黒蜜に絡めて食べる、風味豊かなやさしい和スイーツです。
初代が小麦栽培の盛んな下総国(現在の千葉県北部)出身だったことから馴染みのあるくず餅を作り、その評判が広まり江戸名物のひとつに数えられるほどになったそう。
亀戸天神のすぐ側に位置する本店は趣のある和風建築で、喫茶スペースには『宮本武蔵』で知られる小説家・吉川英治氏による大きな看板がかかっています。
東京都江東区亀戸3-2-14
【喫茶スペース】11時~17時(LO)【売店】9時~18時
なし
亀戸駅より徒歩約10分/首都高速錦糸町出口より約6分
なし
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(画像提供:株式会社 船橋屋)
【飯田橋駅より徒歩3分】紀の善 神楽坂
選び抜いた素材を使った自家製餡をじっくり堪能

「紀の善」の「あんみつ」(900円)は、爽やかな口当たりの寒天と求肥にフルーツを合わせ、そして上品な甘さの餡と蜜を添えた一品です。
店内で毎日丁寧に炊き上げる餡は、つぶとこし、それぞれに合う素材を厳選。つぶ餡には大粒で香り豊かな丹波大納言小豆、あんみつに入っているこし餡には色つやの良い十勝小豆を使用しています。美しい藤色の餡は、どれも甘さが重くならずふくよかですっきりとした味です。

看板商品として知られる「抹茶ババロア」(1100円)は、ババロアにふんわりと泡立てた生クリームと粒あんを合わせています。四角にカットされたババロアは、甘さを控えめにしつつも抹茶の風味をしっかりと感じられ、絶品です。
レジ前に設けられた大型ショーケースには土産用の甘味が豊富に並び、自宅でも店の味を楽しめますよ。
※テイクアウトは19時まで
東京都新宿区神楽坂2-12-15さわやビル1 1階
【平日】11時~18時(LO17時)【土・日・祝】11時~19時(LO18時)
なし
飯田橋駅より徒歩約3分/首都高速飯田橋ICより約10分
なし
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(画像提供:株式会社クリエイト・レストランツ)
【門前仲町駅より徒歩2分】甘味処 いり江
プリっとした食感の絶品寒天が魅力

寒天製造業を営んでいた「甘味処 いり江」で作る寒天は、伊豆七島の天草を使用。差し水をしながら3時間程煮込み、一晩冷まして作るため喉ごしが良くプリプリです。
北海道・十勝産小豆を使った餡は、きめ細かな舌触りでやや甘めの味。餡をすくうディッシャーは使わず、ヘラで半月形にたっぷりと載せる「あんみつ」(900円)は、北海道・富良野産の赤えんどう豆のほどよい塩味がアクセントとなっています。

赤えんどう豆好きには「豆かん」(800円)もおすすめです。丁寧に炊き上げた中まで柔らかく、ほくほくとした豆を寒天が見えなくなるほど豊富に盛り付けています。
「甘味処 いり江」という屋号には、“沖に出た船が戻ってきた時にホッと一息つける、そんなお店にしたい”という意味を込めているのだとか。下町情緒溢れる門前仲町で、落ち着いた時が過ごせます。
東京都江東区門前仲町2-6-6
11時~18時30分(LO18時)
水※1日、15日、28日と祝日の場合は営業
門前仲町駅より徒歩約2分/首都高速福住出口より約4分
なし
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(画像提供:甘味処 いり江)
【赤坂見附駅より徒歩7分】虎屋菓寮 赤坂店
美しい色とりどりの琥珀羹と粟羊羹

天草から作る寒天を土台に、水羊羹や粟羊羹、求肥、黒豆、中央には、どっしりとしたこし餡がたっぷり入った「虎屋菓寮」の「あんみつ」(1760円)。バリエーション豊かな具材をまとめるのに濃厚な黒蜜が一役買っています。
北海道産の小豆を使った餡は、深みのある甘さながらもキレがあり後味はすっきり。カラフルな寒天が盛り付けられた見た目も華やかです。

小豆の風味を存分に堪能できる「お汁粉」(1650円)は、店内で調理。つぶ餡の「小倉汁粉」、なめらかなこし餡の「御膳汁粉」、希少な白小豆を使った「白小倉汁粉」の3種が揃い、夏には冷やしでも楽しめます。
室町時代後期の京都で創業し、5世紀にわたって和菓子作りを続けてきた「とらや」。
赤坂店には、虎屋菓寮のほかショップやギャラリー(不定期開催)も併設。和菓子の魅力を様々な方面から知れますよ。
東京都港区赤坂4-9-22
11時~17時30分(LO17時)
毎月6日※12月を除く
赤坂見附駅より徒歩約7分/首都高速霞が関出口より約10分
あり(無料)
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(画像提供:株式会社 虎屋)
※この記事は2026年3月4日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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