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2022.07.07

岡山満喫プラン!“晴れの国”、岡山で歴史と文化とグルメを楽しむモデルコース<2022>

降水量1ミリ未満の日が日本一多い、つまり雨があまり降らないことから、“晴れの国”と呼ばれる岡山県。

瀬戸内の温暖な気候も加わり、フルーツ王国としても知られています。白桃やシャインマスカットなど、岡山旅ではブランドフルーツはぜひ味わいたいものです。そんな岡山の魅力をまるごと楽しむ贅沢旅をご紹介します。

岡山タウンからスタートする1日目は、日本三名園の一つに数えられる「岡山後楽園」や桃太郎伝説が息づく「吉備津神社」などをめぐります。翌日は岡山タウンから車で30分ほどの倉敷へ。県内随一の観光地で、白壁が続く町並みはゆっくり歩いて楽しむのが正解です。宿泊は岡山タウンか倉敷か、街中ステイがおすすめです。

※この記事は2022年2月4日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

岡山満喫!1泊2日おすすめモデルコース概要

【1日目】JR岡山駅→カツ丼 野村→岡山後楽園→吉備津神社
【2日目】倉敷美観地区→町家喫茶 三宅商店→倉敷デニムストリート→くらしき桃子 総本店

岡山の1泊2日モデルコース【1日目】

カツ丼 野村

発祥店で味わう、岡山名物「デミカツ丼」。

カツ丼 野村
カツ丼 野村

岡山でカツ丼といえば“デミグラスソース”がスタンダード。そんな岡山常識を生み出したのが、昭和6年創業の老舗トンカツ店「カツ丼 野村」。初代店主が帝国ホテルのデミグラスソースに感動し、地元の人にも食べて欲しいと考案したのがはじまりです。

そのおいしさが評判を呼び、いろんなお店で提供されるようになり、今や岡山名物の一つになっています。秘伝のデミグラスソースは一子相伝で作る、深い味わいの濃厚ソース。サクサクのトンカツの旨みとよく合います。さらに下に敷き詰められた茹でキャベツも名脇役。さっぱり箸休め的な存在です。カツはロース、ヒレから選べるほか、並盛の「カツ丼」、3分の2量の「子カツ丼」、2分の1の「孫カツ丼」の3サイズを用意。

■カツ丼 野村
[住所]岡山県岡山市北区平和町1-10
[営業時間]11時~14時30分、17時30分~21時
[定休日]月曜(祝日の場合は翌日)
[料金]カツ丼(ヒレ)1000円
[駐車場]なし
[アクセス]【電車】JR岡山駅より徒歩7分【車】山陽道岡山ICより12分

↓ 車で6分

岡山後楽園

マチナカの喧騒を忘れる、美しき大名庭園。

写真提供:岡山後楽園
写真提供:岡山後楽園

「日本三名園」の一つに数えられる回遊式庭園。岡山藩主・池田綱政の命により1687年に着工し、一応の完成までに14年の歳月を費やしたといいます。操山を借景にした緑あふれる園内は、梅や桜、ツツジ、花菖蒲、蓮、紅葉と四季折々に美しい姿をみせてくれます。

歴史ある建造物とともに楽しめるのも岡山後楽園ならでは。藩主の居間として使っていた「延養亭」、藩主が好んで利用していたという「廉池軒」、園内最大の沢の池に浮かぶ島に建てられた「島茶屋」など、庭園に独特の風情を加えます。沢の池越しに仰ぎ見る岡山城も“画”になるポイントの一つです。約4万坪の広い園内、1~2時間は確保してゆっくり楽しみましょう。

■岡山後楽園
[住所]岡山県岡山市北区後楽園1-5
[営業時間]10月1日~3月19日:8時30分~17時、3月20日~9月30日:7時30分~18時
[定休日]なし
[入園料]大人410円、65歳以上140円、高校生以下無料
[駐車場]あり(有料)
[アクセス]【電車】JR岡山駅よりバスで15分【車】山陽道岡山ICより20分 
「岡山後楽園」の詳細はこちら

↓ 車で25分

吉備津神社

見どころいっぱい!桃太郎伝説ゆかりの神社。

吉備津神社
吉備津神社
吉備津神社

主祭神は大吉備津彦命。『古事記』『日本書紀』によると、悪事をはたらいた温羅(うら)という名の鬼を退治したとされる人物で、このストーリーこそ、「桃太郎」の原型と言われています。

境内には、鬼退治の矢を置いたと伝わる矢置岩、鬼の首を埋めたという御竈殿など、様々な伝説の舞台があります。御竈殿では、釜が鳴る音によって吉凶を占う伝統の神事「鳴釜神事」が執り行なわれ、一般でも申し込み可能です(毎週金曜を除く9時~14時で受付)。

吉備津造と呼ばれる日本唯一の建築様式をもつ本殿および拝殿は国宝に指定される見事なもの。自然の地形のままに造られた360mもの美しい廻廊も見どころの一つで、県の重要文化財に指定されています。かわいい桃守りは700円。

■吉備津神社
[住所]岡山県岡山市北区吉備津931
[参拝時間]開門5時~閉門18時(授与所は9時~16時)
[定休日]御竈殿のみ金曜
[駐車場]あり(無料)
[アクセス]【車】山陽道岡山ICより20分または岡山道岡山総社ICより15分
「吉備津神社」の詳細はこちら

 

岡山の1泊2日モデルコース【2日目】

倉敷美観地区

歴史が息づく、美しい白壁の町をそぞろ歩き。

倉敷美観地区
倉敷美観地区
倉敷美観地区

江戸時代、幕府の直轄地いわゆる「天領」として一帯の物資が集まり栄えた商都。当時の面影を色濃く残す町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

白壁の町並みに枝垂れ柳が風情たっぷりの倉敷川畔、江戸から明治期に建てられた“なまこ壁”や白壁をもつ邸宅や蔵、賑わうメイン通りから一歩入るだけで別世界が広がる路地裏など、どこを切り取っても“画”になります。

モネやルノワール、ゴーギャンなど名だたる画家の作品を所蔵する私立西洋美術館「大原美術館」、明治時代の倉敷紡績所(現クラボウ)工場跡を利用した複合商業施設「倉敷アイビースクエア」、レトロな建物を使用したカフェ、ショップなど、お楽しみどころもたくさん。車をとめて、気の向くまま町歩きを。

■倉敷美観地区
[住所]岡山県倉敷市中央
[営業時間]散策自由
[駐車場]周辺有料駐車場利用
[アクセス]【電車】JR倉敷駅より徒歩10~15分【車】山陽道倉敷ICまたは早島ICより20分
「倉敷美観地区」の詳細はこちら

↓ 徒歩で1分

町家喫茶 三宅商店

岡山の四季を感じる古民家カフェの絶品カレーとスイーツ。

町家喫茶 三宅商店
町家喫茶 三宅商店
町家喫茶 三宅商店

古民家をリノベーションした店が多い倉敷美観地区の中でもひときわ高い人気を誇るカフェ。約150年前に建てられた町家を利用した空間は土間や土壁、縁側などが残る昔ながらの造りです。

メニューは、季節のパフェをはじめとするスイーツと三宅カレーの二本立て。フルーティーさの後にスパイスが香るカレーは、蓮島レンコンなど季節の野菜をたっぷりトッピングした華やかな一杯。通常は豚バラがゴロゴロ入っていますが、冬バージョン(写真)のみ牛スジを使用。じっくり煮込んで旨みが溶け出したルーに深いコクを与えています。

また、店先にずらりと並ぶジャムや焼き菓子は工房で作られた自家製。マスキングテープの聖地・倉敷だけにマスキングテープも大充実。

■町家喫茶 三宅商店
[住所]岡山県倉敷市本町3-11
[営業時間]11時30分~17時30分(LO17時)、土日祝は~18時(LO17時30分)
[定休日]なし
[料金]三宅カレー1045円(スープ、浅漬け付き)※ミニデザート、ドリンクも付く平日限定セットは1375円
[駐車場]周辺有料駐車場利用
[アクセス]【電車】JR倉敷駅より徒歩15分【車】山陽道倉敷ICより20分 
「町家喫茶 三宅商店」の詳細はこちら

↓ 徒歩で4分

倉敷デニムストリート

ジーンズソムリエが出迎えるデニムパラダイス。

倉敷デニムストリート
倉敷デニムストリート
倉敷デニムストリート

小路沿いに雑貨館やメンズ館、レディース・キッズ館など、4店舗が連なります。その名の通り、約1000点を誇る商品はデニムづくし!国産ジーンズ発祥の地である倉敷・児島地区の「児島ジーンズ」からデニムの小物雑貨まで豊富なラインナップ。

なかでもオリジナルブランド「和蔵」はここだけでしか手に入らない限定品です。ジーンズはもちろん、スカートやGジャンも揃います。商品選びに迷ったら、専属の「ジーンズソムリエ」に相談しましょう。

テイクアウトコーナーでは個性派グルメが目をひきます。青い生地に包まれた豚まん「デニムまん(350円)」、ブルーベリー&ラムネ味の「デニムソフト(450円)」など、オリジナルのデニムグルメが楽しめます。

■倉敷デニムストリート
[住所]岡山県倉敷市中央1-10-11
[営業時間]3月6日~12月5日:9時30分~17時30分、12月6日~3月5日:10時~17時
[定休日]なし
[駐車場]周辺有料駐車場利用
[アクセス]【電車】JR倉敷駅より徒歩20分【車】山陽道倉敷ICより20分

↓ 徒歩で3分

くらしき桃子 総本店

フルーツ王国、岡山が贈るスペシャルパフェ。

くらしき桃子 総本店
くらしき桃子 総本店
くらしき桃子 総本店

倉敷川畔沿いで賑わう人気店。みんなのお目当ては、季節のフルーツを使ったパフェです。常時6種以上のランナップを誇りますが、どれも贅沢にフルーツを使い、フルーツそのもののおいしさに驚かされます。

聞けば、母体は青果会社。全国から厳選し、品質管理まで徹底しているそう。なかでも人気なのは、初夏~夏に登場する、岡山が誇る桃やシャインマスカット。岡山でしか栽培されていない希少な品種を使った逸品もあるとか。

冬の主役はイチゴ。写真は「紅白いちごパフェ」。珍しい白イチゴを含め、たっぷり果実、パンナコッタ、カスタード、あまおうジェラートなど、グラスの中にはお楽しみがいっぱい!最後のワンスプーンまで飽きさせない工夫が潜んでいます。

■くらしき桃子 総本店
[住所]岡山県倉敷市中央1-3-18
[営業時間]10時~18時(11月~2月は~17時)
[定休日]なし
[料金]紅白いちごパフェ2090円
[駐車場]周辺有料駐車場利用
[アクセス]【電車】JR倉敷駅より徒歩13分【車】山陽道倉敷ICより20分
「くらしき桃子 総本店」の詳細はこちら

※掲載の価格は全て税込み価格です。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、感染拡大防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします。

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