2022.07.23

山口満喫プラン！自然の神秘にふれる山口絶景満喫モデルコース＜2022＞

本州最西端に位置し、海と山に囲まれた自然豊かな山口県。瀬戸内海に臨む東部、城下町・萩を擁する北部など、エリアごとで風情もお楽しみもさまざま。

今回ご紹介するのは、県魚に指定されるフグ（地元では「ふく＝福」と呼ぶ）で名高い下関からスタートする1泊2日の旅。1日目は、角島や元乃隅神社など、山口が誇る絶景を楽しみます。お泊りは、県内最古の温泉地、長門湯本温泉がおすすめ。ここ数年、町並みが整備され、新しい施設やお店が続々誕生している話題の温泉地です。

旅の2日目も絶景名所めぐり。日本最大のカルスト台地が魅せる絶景は、山口だから楽しめるもの。心に響く絶景づくしの旅を満喫しましょう。

※この記事は2022年2月4日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信：じゃらんニュース

山口満喫！1泊2日おすすめモデルコース概要

【1日目】JR下関駅→唐戸市場→元祖瓦そば たかせ→角島→元乃隅神社
【2日目】道の駅センザキッチン→秋芳洞→別府弁天池

山口の1泊2日モデルコース【1日目】

唐戸市場

熱気と会話があふれる“山口の台所”。

日本海に瀬戸内海、東シナ海と、三方を海に囲まれたお魚パラダイスこと、山口県。県内各地で水揚げされた魚介が一堂に集まるのが、ここ「唐戸市場」です。

仲買人だけでなく、一般向けにも小売りが行われる全国的にも珍しい市場でお買い物。フグやタイやハマチ、ノドグロ、幻の魚といわれるアラといった魚介はもちろん、農産物の直売所も備え、山口が誇るおいしいものを一度に手に入れることができます。市場で働く人と会話を楽しめるのも市場ならでは。おいしい食べ方など、教えてもらいましょう。

また、金、土、日、祝日限定のイベント「活きいき馬関街」もお楽しみ。約20店が自慢のネタを使った寿司を1貫100円〜販売します。

↓ 車で40分

元祖瓦そば たかせ

パリッと香ばしさがたまらない元祖の瓦そば。

1962年に川棚温泉で生まれ、今や山口県の名物料理と化した「瓦そば」。名前の通り、熱々の瓦の上に茶そばと具を盛り付け、つゆにつけて味わう料理です。その生みの親が「たかせ」。

西南の役の際、長い野戦の合間に兵士たちが瓦を焼いて野草など食べたという話をヒントに先代が考案したと言います。瓦そばに欠かせない茶そばは北海道そば粉に宇治抹茶を練り合わせたオリジナル。カツオと昆布を贅沢に使った少し甘めのつゆ、香りと甘みが強い下関安岡産ネギなど、すべてにこだわりが詰まっています。

まずは麺と具をつゆにつけて一口。抹茶の香りとつゆの旨みが広がります。途中、レモンやもみじおろしで味変を。シメは焼けてパリパリになった麺の香ばしさを堪能してください。

↓ 車で40分

角島

天然の白砂が続く、車で気軽に行ける楽園。

コバルトブルーの海に天然の白砂ビーチ、日本とは思えない絶景が広がる角島は日本海に浮かぶ小さな島です。フォトジェニックな風景にあちこちで出合うことができますが、最たる風景はなんといっても本州と角島を結ぶ「角島大橋」でしょう。

TVCMや映画のロケ地としても多く登場する角島のシンボル的存在で、海の上を真っすぐに伸びる全長1780mの橋は絵画のような美しさ。車で走れば、まるで海を滑るような感覚が味わえます（通行無料）。

このほか見どころは、明治時代にイギリス人技師が手がけた石造りの「角島灯台」、日本海の風を感じる「牧崎風の公園」などがあります。島1周は車で15〜20分程度。潮風を感じながらのんびりドライブを楽しみましょう。

↓ 車で40分

元乃隅神社

「日本で最も美しい場所31選」に選ばれた絶景。

2015年アメリカのテレビ局・CNNが発表した「日本で最も美しい場所31選」にて、嚴島神社や白川郷、金閣寺といった世界遺産とともに名を連ねるのが、日本海を望む断崖の上に建つ「元乃隅神社」です。

その魅力は、海に向かって朱塗りの鳥居がびっしりと並ぶ風景です。昭和62年から10年間奉納された鳥居の数は123基。100mに渡って鳥居のトンネルが続いています。このトンネルを抜けると、商売繁盛、大漁、子宝、開運厄除、福徳円満、交通安全、学業成就にご利益をもつ大神を祀るお社と、名勝「竜宮の潮吹き」が待ち受けています。

運が良ければ、竜宮と呼ばれる洞内に岸壁に打ち寄せた波が入り込み、大きな音を立てながら吹き上げる豪快な風景を見ることができます。

山口の1泊2日モデルコース【2日目】

道の駅センザキッチン

メイドイン長門をおいしく手軽にBBQ。

仙崎湾を望む、スタイリッシュな佇まいの道の駅。直売所やレストラン、フードコート、おもちゃ美術館（入館700円）、観光案内所などからなります。

直売所は海外のファーマーズマーケットを思わせるおしゃれな空間で、農産物や海産物、水産加工品のほか、地酒やお菓子、地元作家の作品まで並んでいます。直売所で好みの食材を購入したら、海を望む「グリルハウス」でBBQをするのが通の楽しみ方。席料を支払えば、直売所で購入した食材や飲み物を自由に持ち込んで炭火焼をすることができます。

サザエやアワビ、イカなど海の幸はもちろん、長州黒かしわ、長州ジビエなど、地元のおいしい食材が一堂に揃うため手ぶらでOK。さらに後片付けも不要という手軽さで評判です。

↓ 車で36分

秋芳洞

長い歳月が創りあげた神秘の地下世界。

日本最大級のカルスト台地「秋吉台」の地下100〜200mに広がる大鍾乳洞。総延長は10kmを超え、日本第2位の規模を誇ります。

そのうち、公開されているのは約1km。一年を通して17℃と快適な洞内では、まるでレースのカーテンを垂らしたような巨大な柱が照明に浮かび上がる「黄金柱」が目を引きます。これは天井から流れ落ちる地下水がつくりだした石灰華柱で、高さ15m、幅4mに及びます。

このほか、流れ出る地下水に含まれた石灰分が波状の形で固まり、多くの皿を並べたような姿をみせる「百枚皿」、天井から細い鍾乳石が無数に垂れ下がる「傘づくし」など、見どころがたくさん。洞内はゆっくりめぐって往復約90分。滑りやすい場所もあるため、スニーカーで行くのがベター。

↓ 車で15分

別府弁天池

神社の境内に湧くコバルトブルーの泉。

別府厳島神社の境内に湧き出す泉。「日本名水百選」にも選ばれるその水は吸い込まれるほど美しく、海のようなコバルトブルーと称されています。神秘的な色をみせる理由は、一帯のカルスト台地にあります。石灰岩で構成されているため、この地から湧く水にはカルシウムがたっぷり含まれており、その水が太陽光に照らされ、青色の光だけに反応することで神秘的な色みをみせるのです。

ちなみに湧水は、湧水量毎分11トンと豊富で、水温は一年を通して14〜15℃と一定。1杯飲めば1年、2杯飲めば2年長生きし、財宝が授かると言い伝えられています。専用の給水所で汲むことができます。

※掲載の価格は全て税込み価格です。
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