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2022.07.07

島根満喫プラン!“ご縁”と“美肌”を堪能する島根の魅力体感モデルコース<2022>

島根県は、出雲大社をはじめ、神々にゆかりの深いスポットが点在する“ご縁の国”。のんびり旅をすれば、人との縁、美しい自然との縁、歴史との縁など、新しい出会いが待っています。

縁結び神社「出雲大社」から旅をスタートさせましょう。名物の出雲そばや「国宝 松江城」を楽しんだら、島根のもう一つの顔、“美肌県”を体感すべく、玉造温泉へ。実は、島根は60カ所以上の温泉や美肌に良いとされる食材が豊富で、“美肌観光”が盛んなのです。玉造温泉に宿泊して美肌の湯を存分に楽しむのもおすすめ。

旅の2日目は世界遺産「石見銀山」を楽しみます。かつて世界屈指の銀山として栄えた町をめぐり、銀の歴史や当時の暮らしに思いを馳せましょう。

※この記事は2022年2月4日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

島根満喫!1泊2日おすすめモデルコース概要

【1日目】山陰道斐川IC→出雲大社→献上そば 羽根屋 本店→国宝 松江城→玉造温泉
【2日目】石見銀山世界遺産センター→cafe住留→龍源寺間歩

島根の1泊2日モデルコース【1日目】

出雲大社

神々の国、出雲の地に鎮座する縁結び神社。

出雲大社
出雲大社
出雲大社

「神々の国」と呼ばれる出雲にある古社で、正式な読み方は「いづもおおやしろ」。縁結びの神として知られる大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が主祭神です。『古事記』によると、大国主大神が天照大神に国を譲られ、その際に壮大な宮殿を造営したのが始まりとされています。大社造りと呼ばれる日本最古の神社建築様式をもつ国宝の御本殿、巨大なしめ縄が印象的な拝殿、「日本の名松100選」に選ばれる松の参道、神在月(旧暦10月)に全国から集まる神々のお宿となる十九社など、境内には荘厳な雰囲気が漂います。なお、二礼二拍手一礼が一般的な参拝法ですが、出雲大社では二礼、四拍手の独特のスタイルです。祭事や神事は年間を通して60以上。事前にチェックしてでかけるのもおすすめです。

■出雲大社
[住所]島根県出雲市大社町杵築東195
[参拝時間]6時~18時(授与所は7時~)
[駐車場]あり(無料)
[アクセス]【電車】一畑電車出雲大社前駅より徒歩4分【車】山陰道斐川ICより25分
「出雲大社」の詳細はこちら

↓ 車で20分

献上そば 羽根屋 本店

香り、風味、喉ごしよし!正統派の出雲そば。

献上そば 羽根屋 本店
献上そば 羽根屋 本店

「日本三大そば」とされる出雲そばは、殻のついたそばの実をそのまま挽き込むため、見た目は黒っぽく、香りと風味の強さが特徴です。食べ方も独特で、冷たい「割子そば」が定番スタイル。茹でたそばを盛った丸い漆器が3段重ねで提供され、つゆと薬味をかけていただきます。

そんな出雲そばの名店として名を馳せるのが、江戸時代末期創業の老舗「羽根屋」です。「献上そば」の名を冠するのは、大正天皇が山陰を訪れた際にそばを献上し、お気に召されたことに由来。創業時から変わらず石臼で製粉し、代々受け継ぐ技で手打ちされるそれは、するりと喉ごし滑らか、甘みと香りが高らかに広がります。契約農家で栽培されるそばをはじめ、地産地消にもこだわっています。

■献上そば 羽根屋 本店
[住所]島根県出雲市今市町本町549
[営業時間]11時~15時、17時~19時 ※そばがなくなり次第閉店
[定休日]なし
[料金]割子そば(3段)840円
[駐車場]あり(無料)
[アクセス]【電車】JR出雲市駅より徒歩5分【車】山陰道斐川ICより10分
「献上そば 羽根屋 本店」の詳細はこちら

↓ 車で40分

国宝 松江城

築城から400年以上、威風堂々たる松江のシンボル。

国宝 松江城
国宝 松江城

慶長16(1611)年に築城された松江城は、全国に現存する12天守の一つです。別名「千鳥城」とも呼ばれています。外観は4重、内部は5階地下1階付きの構造で、力強くも美しい佇まいをみせてくれます。

石垣を切り抜いて造られた隠し部屋や地階の井戸など、守りと攻撃の両方に優れているのも特徴の一つ。そんな松江城を深く学ぶなら、武者姿の「まつえ時代案内人」がおすすめです。“天下一やさしいお城ガイド”を合言葉にガイドブックには載っていない見どころまで教えてくれます。

定時コースは毎週土曜10時~と13時30分~、参加料は大人1600円、小・中学生800円。

■国宝 松江城
[住所]島根県松江市殿町1-5
[営業時間]本丸開門時間/4月~9月:7時~19時30分、10月~3月:8時30分~17時 登閣時間/4月~9月:8時30分~18時30分、10月~3月:8時30分~17時
[定休日]なし
[料金]本丸入場無料、登閣料/大人680円、小・中学生290円、未就学児無料
[駐車場]なし、市営有料駐車場利用
[アクセス]【電車】JR松江駅より車で10分【車】山陰道松江西ICより10分
「国宝 松江城」の詳細はこちら

↓ 車で20分

玉造温泉

浸かってめぐって願って!美肌のテーマパーク。

玉造温泉
玉造温泉
玉造温泉

1300年以上の歴史をもち、古くから美肌の湯としてその名を轟かせる玉造温泉。泉質は、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉。皮膚の乾燥に効果が期待できる硫酸イオンや塩化物が含まれています。

さらにお肌の古い角質を取り除くクレンジング作用も期待できるといわれている通り、美肌要素がたっぷり。玉湯川沿いに建ち並ぶお宿や日帰り温泉施設でその美肌成分を吸収しましょう。気軽に楽しめる、川沿いの足湯(無料)もあります。

美肌をテーマに玉造温泉水を利用したコスメやオリジナルのお菓子を揃える「美肌マルシェ」、美肌祈願ができる「おしろい地蔵さま」が祀られる「清巌寺」など、温泉街にはお楽しみどころがたくさん。「願い石・叶い石」で有名な「玉作湯神社」もぜひ。

■玉造温泉
[住所]島根県松江市玉湯町玉造
[アクセス]【電車】JR玉造温泉駅より車で5分【車】山陰道松江玉造ICより10分
「玉造温泉」の詳細はこちら

島根の1泊2日モデルコース【2日目】

石見銀山世界遺産センター

旅の起点。世界遺産「石見銀山」を知る。

石見銀山世界遺産センター
石見銀山世界遺産センター

1527年に九州博多の豪商、神屋寿禎(かみやじゅてい)によって発見され、大正12(1923)年に休山されるまで採掘されてきた銀山遺跡、「石見銀山」。

その歴史から、世界遺産としての価値、間歩(まぶ)と呼ばれる坑道跡や鉱山とともに発展した陣屋町の町並みといった見どころなどを紹介してくれるのが「石見銀山世界遺産センター」です。30kgの銀塊を実際に持ち上げてみたり、石見銀山最大級の坑道跡、大久保間歩の一部を忠実に再現した展示空間でその大きさを体感したり、楽しく学べる仕掛けがいっぱい。

毎週水・木曜には「丁銀づくり体験」(500円~)を実施。キーホルダーやストラップなどを作ることができます。

■石見銀山世界遺産センター
[住所]島根県大田市大森町イ1597-3
[営業時間]8時30分~17時30分、展示観覧は9時~17時(最終受付16時30分)※3月~11月は全て30分延長
[定休日]毎月最終火曜
[料金]有料展示室/大人310円、小・中学生150円、未就学児無料
[駐車場]あり(無料)
[アクセス]【車】山陰道江津ICより50分、または山陰道出雲ICより70分
「石見銀山世界遺産センター」の詳細はこちら

↓ 車で4分

cafe住留

笑顔のご夫婦が出迎える築150年の古民家カフェ。

cafe住留
cafe住留
cafe住留

銀山で栄えた商家や武家屋敷など、江戸時代の風情が残る町並みと「龍源寺間歩」のちょうど中間に位置。故郷のおいしい野菜が使われることなく、破棄されることを知ったご夫婦が開いたお店です。

「牛すじトロトロハヤシ」は地元の玉ねぎをたっぷり使った看板メニュー。しまね和牛のスジ肉とともに1日じっくり煮込むことで旨みがぎゅっと凝縮された濃厚な味わいに。お店の醍醐味を体感するなら懐石料理(1週間前の要予約、昼2750円~、夜4400円~、いずれも6名以上)もおすすめ。地元食材をふんだんに使った料理はどれも手間暇をかけたもの。元々建築の仕事に携わっていた女店主の美的センスもキラリと光ります。見た目も鮮やかな全11~12品、おいしい驚きにあふれています。

■cafe住留
[住所]島根県大田市大森町ハ206
[営業時間]11時~夕暮れ時
[定休日]月曜
[料金]牛すじトロトロハヤシ850円
[駐車場]あり(無料)
[アクセス]【車】山陰道江津ICより50分、または山陰道出雲ICより70分

↓ 徒歩で30分

龍源寺間歩

巨大な「間歩」で江戸時代の石見銀山の姿を体感。

龍源寺間歩
龍源寺間歩

「間歩(まぶ)」とは、銀鉱石を採掘する坑道のこと。現在までの発掘調査により、石見銀山には大小900以上の間歩が確認されています。そのうち常時一般公開されているのが、「龍源寺間歩」です。

江戸時代中期に代官所直営で操業されていた間歩で、採掘された銀は徳川幕府の大きな収入源となっていました。全長は約600m、入口から約160mが公開されています。ひんやりとした坑道の壁面にはノミで掘り進んだ跡がそのまま残されており、排水のため垂直に100m掘られた堅坑も見られます。すべて手作業で行われたことを考えると気が遠くなります。

なお、「龍源寺間歩」までの約2kmは一般車両の通行不可。「石見銀山世界遺産センター」の駐車場に車を止め、そこから路線バスに乗り、バス停「大森代官所跡」で降りて、徒歩もしくはレンタサイクルで向かいましょう。

■龍源寺間歩
[住所]島根県大田市大森町ニ183
[営業時間]9時~17時(12月~2月は~16時)※最終入場は10分前まで
[定休日]1月1日
[料金]大人410円、小・中学生210円、未就学児無料
[駐車場]なし、石見銀山世界遺産センター駐車場を利用
[アクセス]【車】山陰道江津ICより50分、または山陰道出雲ICより70分
「龍源寺間歩」の詳細はこちら

※掲載の価格は全て税込み価格です。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、感染拡大防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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