開放的な空の下、きれいな花を眺めながらゆったりと寛ぎませんか?今回は5月、6月、7月に見頃を迎える花が美しい東北各地の名所を集めました。
プロが伝授する撮影のコツもご紹介します。あじさいやつつじ、ポピーにラベンダーのお花畑など…色鮮やかな花々をみたら元気が湧いてきそうですね。
【宮城県・気仙沼市】徳仙丈山
山全体が真っ赤に染まる。

ヤマツツジとレンゲツツジが約50ヘクタールもの広範囲に自生する。山頂からは真っ赤な山肌と真っ青な海のコントラストが美しい絶景が望める。
ツツジ
[本数]約50万本
[見頃]5月中旬~下旬
[予約]不要
0226-22-4560(気仙沼市観光協会)
宮城県気仙沼市赤岩物見
散策自由
見学無料
三陸道気仙沼中央ICより40分
120台
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【山形県・天童市】天童つつじ公園(建勲神社隣)
ライトアップも見事!

神社北側公園内にピンクや赤、オレンジ色のツツジが咲き、園内の斜面が鮮やかに色づく。開花期間中は夜間ライトアップも実施される。
ツツジ
[本数]約1万本
[見頃]5月中旬~6月上旬(予定)
[予約]不要
[イベント]天童つつじの里まつり 5月初旬~中旬(予定)
023-653-1680((一社)天童市観光物産協会)、023-654-1111(天童市経済部商工観光課)
山形県天童市城山1043-5
散策自由
入園無料
東北中央道天童ICより10分
10台
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【山形県・新庄市】東山公園(あじさいの杜)
色鮮やかな風景が広がる。

34種の多彩なアジサイが咲き広がる。青、白、紫、赤紫、ピンクと色とりどりのアジサイがフォトジェニックな景観美を生む。
アジサイ
[本数]約4万5000株
[見頃]7月上旬~中旬
[予約]不要
0233-22-2111(新庄市役所)
山形県新庄市金沢
散策自由
入園無料
東北中央道新庄ICより5分
100台
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【福島県・二本松市】あじさい寺 高林寺
青いアジサイに包まれて夕暮れ時は深い海のよう。

境内に約40種類5000株、寺向いのお宅に3000株、寺沿線の紫陽花ロード10km区間は1万2000株のアジサイが咲き誇る。特に、小雨か曇りの日のあじさい園入口、本堂西側の大杉付近が見事だ。
アジサイ
[本数]5000株
[見頃]6月下旬~7月中旬
[予約]不要
0243-47-3407
福島県二本松市太田字西田1
日の出~日没
なし
拝観無料
東北道二本松ICより20分
60台駐車場より1分
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【福島県・田村市】あぶくま洞ラベンダー園
散策だけでなく体験も楽しもう!

あぶくま洞地内の斜面に広がるラベンダー園には遊歩道が整備され、自由に散策できる。花の摘み取り体験やクラフト教室なども開催(有料)。
ラベンダー(濃紫早咲き3号、おかむらさき、ラバンジンなど)
[本数]約2万株以上
[見頃]6月中旬~7月上旬
[予約]不要
0247-78-2125
福島県田村市滝根町菅谷字東釜山1
8時30分~17時(季節により変動あり)
なし
【入洞料】一般1200円、中学生800円、小学生600円、ラベンダー園散策は無料
磐越道小野IC・田村スマートICより各15分
700台
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【青森県・大鰐町】茶臼山公園
眼下に広がる街と花絶景。
大鰐温泉街を見下ろす園内を散策しながら40数種のツツジを観賞できる。つつじまつりは、歌謡ショーや地元商店などの出店で賑わう。
ツツジ
[本数]1万5000本以上
[見頃]5月中旬~6月上旬
[予約]不要
[イベント]大鰐温泉つつじまつり 5月17日(土)~21日(水)(予定)
0172-55-6561(大鰐町企画観光課)
青森県南津軽郡大鰐町大字大鰐字茶臼館21-2(望岳庵)
散策自由
入園無料
東北道碇ヶ関ICより15分
270台
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【秋田県・美郷町】美郷町ラベンダー園
白と紫のコントラストが美しい。
美郷町で発見された白い「美郷雪華」など、7種のラベンダーが約2ヘクタールに開花する。つぼみの時期である6月中旬がおすすめの見頃。
ラベンダー
[本数]約2万株
[見頃]6月中旬~6月下旬
[予約]不要
[イベント]美郷町ラベンダーまつり 見頃に合わせて6月中旬~6月下旬頃開催
0187-84-4909(美郷町役場商工観光交流課観光班)
秋田県仙北郡美郷町千屋字大台野
作業時を除き終日開放
なし
入園無料
秋田道大曲ICより30分
約250台
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【岩手県・一関市】室根山
青い海と真っ赤な花の絨毯。
山全体にツツジが自生。特に車道周辺と山頂付近に群生し、山頂からは太平洋や奥羽山脈を見渡す大パノラマとツツジの絶景が楽しめる。
ヤマツツジ、レンゲツツジ他
[本数]約20万本
[見頃]5月下旬
[予約]不要
[イベント]室根山つつじまつり 5月18日(土)~6月2日(日)※2024年の情報となります。2025年は未定
0191-64-3806(一関市観光協会室根)
岩手県一関市室根町折壁字室根山1-146
散策自由
見学無料
東北道一関ICより1時間10分・三陸道気仙沼中央ICより45分
約30台
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【岩手県・一関市】みちのくあじさい園
「日本一のアジサイ園」は圧巻。
日本アジサイ協会が日本一と認定するアジサイ園。広さ15万平方メートルの広大な杉山の中に約400種4万株が咲き、毎年品種を増やしている。
アジサイ
[本数]約4万株
[見頃]6月下旬~7月下旬
[予約]不要(団体の場合は要予約)
0191-28-2349(開園期間中の9時~17時)
岩手県一関市舞川原沢111
8時~17時(最終入園16時30分)時期は6月下旬~7月下旬
期間中はなし
【入園料】高校生以上1000円(2025年6月25日(水)~7月初旬1000円・7月初旬~7月21日(月・祝)1500円)、小・中学生500円※開花状況により期間や入園料が変動
東北道一関ICより25分
160台
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【宮城県・川崎町】国営みちのく杜の湖畔公園
山々を背にした雄大な花景色。
残雪の蔵王連峰を借景に約20000平方メートルに広がるポピー畑。フェスタ期間中は、花を利用したクラフト体験や映えるフォトスポットの設置を予定。
シャーレーポピー・ヤグルマギク
[本数]約130万本
[見頃]5月中旬~6月上旬
[予約]不要
[イベント]初夏の花フェスタ 5月17日(土)~6月8日(日)(予定)
0224-84-5991
宮城県柴田郡川崎町大字小野字二本松53-9
9時30分~17時(季節により変動あり)
火(祝日の場合は翌平日)※4月・5月・海の日~8月31日・10月は無休
【入園料】高校生以上450円、65歳以上210円、中学生以下無料
山形道宮城川崎ICより5分
1400台(1台400円)
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【山形県・鶴岡市】藤島歴史公園・藤島体育館周辺
地域に親しまれてきた藤。
藤島歴史公園では大藤棚、藤島体育館周辺では総延長400mを超える藤棚を設置。まつりでは藤の盆栽展、俳句大会、出店、キッチンカー、ライトアップなどを予定。
藤
[本数]約56本
[見頃]5月上旬~中旬
[予約]不要
[イベント]第34回ふじの花まつり 5月10日(土)・11日(日・祝)
0235-64-2229(ふじしま観光協会)
【藤島歴史公園】山形県鶴岡市藤島字山ノ前地内【藤島体育館】山形県鶴岡市藤の花1-1-1
公園内は散策自由
入園無料
日本海東北道鶴岡西ICより25分
100台
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【山形県・村山市】東沢バラ公園
園内が甘い香りに包まれる。
入口を抜けると一面に見えるのは、約750品種、2万株のバラ。甘い香りに包まれる園内では優美なひとときを楽しんで。
バラ
[本数]約2万株
[見頃]6月中
[予約]不要(団体の場合は要予約)
[イベント]バラまつり 6月上旬~7月上旬
0237-55-2111
山形県村山市楯岡東沢1-25
散策自由。バラまつり期間中は9時~17時
【入園料】一般600円、小・中学生300円 ※開花状況により料金変動有。詳しくはお問い合わせください。
東北中央道村山ICより10分
150台
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知っておきたい、スマホを使った撮影のコツ
カメラマン久保田敦さんに聞きました!
鉄道カメラマン。じゃらんカメラマン歴は約20年。日本全国に足を運び、四季折々の鉄道と花景色を撮影している。
青空×花畑をきれいに撮るコツ。
太陽を自分の背にして花に光がきれいに当たっている「順光」の状態がベスト。朝晩よりも日中のほうが青空が際立ちます。雲がぽっかり浮かぶと画面にストーリーが生まれます。
人やペットをメインで撮るコツ。
花と横並びになるのはNG。人物やペットをカメラの近くに立たせ、背景に花を入れ込むとよいです。スマホのポートレートモードを使うと、背景がボケて立体感のある映像に。
花畑を広く見せて撮るコツ。
スマホのワイドモードなどを使い、なるべく広角レンズで撮りましょう。手前の花に寄って手前を大きくすると奥行きが出せます。空を広く入れると雄大に見せられますよ。
花をアップで撮るコツ。
ズームをやや望遠にして花に寄ります。スマホのマクロモードも活用を。背景は葉や空など花と違う色だと花が際立ちますよ。逆光で撮り、明るさ補正すると立体感が出せます。
雨の日に上手く撮るコツ。
曇り空を画面になるべく入れないように撮ります。さらにカメラの機能で明るく補正を。あえて雨粒などに寄ってみると、みずみずしい写真が撮れることもありますよ。
花のタイプ別の撮るコツ。
芝桜、ネモフィラ、ラベンダーなど一面の花畑は背景とのバランスを考え、風景写真として撮るとよいです。ポピー、バラなど一輪でもきれいなものは花にグッと寄りアップで。アジサイはお寺や山林など周りの景色を入れ込むと◎。藤のような高いところに咲く花は真下からなど思い切ったアングルにも挑戦できます。
※この記事は2025年4月11日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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じゃらん編集部
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