石川県北部に位置する能登半島は、豊かな自然に恵まれた歴史ある魅力満載の観光地です。
海に囲まれた半島ならではの絶景スポットや定番観光スポット、伝統文化に触れることができる施設、和倉温泉など自慢の温泉地を観光マップとともに紹介。
さらに能登半島広域観光協会おすすめのグルメから輪島塗などのお土産まで徹底解説します。
●能登半島とは
●能登半島へのアクセス
・電車の場合
・飛行機の場合
・車の場合
●能登半島内での移動手段
●自然や歴史・文化を体感!能登半島の観光スポット
・のとじま水族館【七尾市】
・輪島朝市【輪島市】
・輪島キリコ会館【輪島市】
・氣多大社【羽咋市】
●日本海の荒波が生んだ景観!能登半島の絶景スポット
・白米千枚田【輪島市】
・ヤセの断崖【志賀町】
・九十九湾【能登町】
・垂水の滝【輪島市】
・巌門【志賀町】
・見附島【珠洲市】
●有名温泉から山の中の温泉まで!能登半島の温泉地
・和倉温泉【七尾市】
・輪島温泉郷【輪島市】
・柳田温泉【能登町】
●美味しい海と山の幸が満載!能登半島のおすすめグルメ
・能登丼
・能登牛
・のとてまり(のと115)
・輪島ふぐ(能登ふぐ)
●お菓子やワインなど!能登半島でおすすめのお土産
・能登ワイン
・揚げ浜塩
・おだまき
・いしる(いしり)
・輪島塗
能登半島とは

能登半島とは、石川県北部にある日本海に向けて突出した半島。低い山と丘陵地が多く、三方を海で囲まれています。
日本海の荒波にさらされる「外浦」と波が穏やかな富山湾や七尾湾に面する「内浦」、そして世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」の豊かな自然に恵まれた風光明媚な半島です。
冬には積雪があるため寒い地域と思われていますが、沖合を対馬暖流が流れているので同緯度の地域に比べて温暖です。

能登半島には4市(珠洲市・輪島市・七尾市・羽咋市)5町(能登町・穴水町・志賀町・中能登町・宝達志水町)があり、総面積は大阪府と同じぐらい。半島の一周は約300km、車で周ると4時間半以上かかります。
ここからは能登半島ではどんな旅が楽しめるかを解説。能登半島を楽しむキーワードは「絶景」「文化」「祭り」「食」「温泉」です。歴史や素晴らしい風景にふれてみてくださいね。

●息をのむ「絶景」スポットを堪能する
三方を海に囲まれた能登半島。荒波に削られた断崖絶壁や、棚田が海の間際まで迫る「白米千枚田(マップ5)」など、自然と人の営みが織りなす風景に圧倒されます。
「外浦」の西側は荒々しい日本海が生み出した崖や奇岩などの景勝地が多くあり、「ヤセの断崖(マップ6)」「垂水の滝(マップ8)」「巌門(マップ9)」などが有名。サスペンスドラマのロケ地としてもお馴染みです。
東側の「内浦」では、軍艦島ともいわれる「見附島(マップ10)」や遊覧船からの眺めが素晴らしい「九十九湾(マップ7)」などがあります。能登島には家族連れで楽しめる「のとじま水族館(マップ1)」も。
●歴史ある伝統工芸「文化」に触れる
能登ゆかりの人物・能登畠山氏が16世紀後半に七尾城を築き、城下町で文芸活動が盛んになったため華麗な畠山文化が栄えました。江戸時代には加賀藩の文化奨励により「輪島塗」などの伝統工芸が花を開いたと言われています。
輪島市では箸やお椀などを購入できるお店はもちろん、伝統的な作品や最新作が展示されている美術館や輪島塗が体験できる工房などがあります。受け継がれてきた匠の技、輪島塗のふるさとを訪ねてみるのもいいですね。
●地域色豊かな「祭り」を楽しむ
祭りの宝庫と言われる能登半島。中でも「能登のキリコ祭り」は、「キリコ」と呼ばれる大きな灯篭を担ぐお祭りで、毎年夏から秋にかけて約200地区で行われています。2015年に日本遺産に認定されました。
各地区で開催されるキリコ祭りを間近で見るのも旅の醍醐味ですが、キリコ初心者さんにおすすめなのが「輪島キリコ会館(マップ3)」。どんなお祭りなのか体感することができます。
●食材の宝庫で「食」する旅
海に囲まれた能登半島は自然が育んだ多彩な食材の宝庫。春夏秋冬、どの季節に訪れても旬のグルメが楽しめます。
「能登かき」「天然能登寒ぶり」「のどぐろ」「ふぐ」「加能ガニ」「甘えび」といった海の恵み、「のとてまり」「能登牛」「能登栗」などの山の恵み、多種多彩な食材のオンパレード♪
また昔ながらの製法で作られている塩や、発酵食文化が盛んな土地ならではの調味料は自宅用に、お土産にも重宝します。
●美しい景観が自慢の「温泉地」
石川県の温泉と言えば「和倉温泉(マップ11)」。波穏やかな七尾湾に面する県内屈指の温泉地です。能登の食材をふんだんに使った料理も楽しめます。
その他、外浦の海に面した「輪島温泉郷(マップ12)」や内陸にある「柳田温泉(マップ13)」など、宿泊するならゆったり寛げる温泉はいかがでしょうか。
能登半島へのアクセス
電車の場合
●関東方面から
東京駅よりJR北陸新幹線「かがやき」または「はくたか」でJR金沢駅へ。金沢駅から目的地へと向かいます。
輪島方面へは北鉄奥能登バスを利用して輪島へ、和倉温泉駅へは特急「能登かがり火」「サンダーバード」で向かいます。
●関西方面から
大阪駅より特急「サンダーバード」でJR金沢駅へ。金沢駅から輪島、和倉温泉方面へは同じです。
飛行機の場合
飛行機を利用するなら「のと里山空港(能登空港)」が便利です。空港から乗合タクシーのふるさとタクシーやレンタカーで能登半島各地へ向かいます。ただし1日2便の羽田空港発着のみ、関西方面からの発着便はありません。
車の場合
●関東方面から
「練馬IC」より関越自動車道・上信越自動車道・北陸自動車道・能越自動車道・のと里山海道経由で「のと里山空港IC」へ。そこから県道271号線・1号線で輪島方面へ向かいます。
●関西方面から
「吹田IC」より名神高速道路・北陸自動車道・能越自動車道・のと里山海道経由で「のと里山空港IC」へ。輪島方面へは同じです。
能登半島内での移動手段
能登半島内ではどのように移動すればいいのか、どんな移動手段があるのか解説します。
まず始めに旅の起点を決めましょう。電車を利用して能登半島に向かうなら「JR金沢駅」、飛行機を利用するなら「のと里山空港」を起点にプランニングするのがおすすめ。
移動手段として「路線バス」「鉄道」も可能ですが、観光スポットが点在する能登半島では「レンタカー」や「観光バス」「観光タクシー」での移動がおすすめです。
●路線バス(公共交通機関を利用)
能登半島内の鉄道は奥能登エリアの入口にある「穴水駅」まで。その先は路線バスでの移動になります。地元の雰囲気を味わう旅にしたい人におすすめですが、1日に数本しかない地域もあるのでご注意を。

●レンタカー
能登半島には「能越自動車道」「のと里山海道」の2つの自動車専用道路があります。金沢駅からレンターで移動するなら「のと里山海道」を利用、途中の徳田大津ジャンクションで「能越自動車道」と合流します。
●観光バス
「定期観光バス」は、能登の主要観光スポットを効率よく周ることができるので利用する人も多いようです。金沢発、和倉発があるので宿泊地などに合わせて利用できるので便利ですね。
●観光タクシー
地元を知り尽くしたドライバーがガイドもしてくれる観光タクシー。様々なプランが用意されているので、予算や時間など自分の都合に合わせた旅が楽しめます。

●観光列車
趣きのある列車旅も楽しめます。金沢駅を出発して羽咋→七尾→和倉温泉まで運行している観光列車「花嫁のれん」がおすすめ。景色を楽しみながら美味しい料理も味わえる♪といった贅沢な時間が過ごせます。
七尾→和倉温泉→穴水を運行する「のと里山里海号」という観光列車も。車窓から見える景色は圧巻です。
自然や歴史・文化を体感!能登半島の観光スポット
のとじま水族館【七尾市】(マップ1)

「のとじま水族館」は、七尾湾の能登島にある水族館。ジンベエザメなど、能登半島近海に生息・回遊してくる魚を中心に飼育・展示しています。
イルカ・アシカショー、ペンギンのお散歩、マダイの音と光のファンタジアなどのイベントも開催。エサやり体験もできる参加型水族館、家族連れやカップルにぴったりです。
期間限定のソフトクリームなど多彩なメニューが楽しめる売店も。のとじま水族館のオリジナルグッズも購入できます。

石川県七尾市能登島曲町15部40
【3月20日~11月30日】9時~17時【12月1日~ 3月19日】9時~16時30分※入館は閉館の30分前まで
なし(12月29日~12月31日は休館)
【一般(高校生以上)】1890円【中学生以下(3歳以上)】510円
【電車】JR和倉温泉駅よりバスで約30分【車】北陸自動車道 金沢森本ICより約1時間30分、北陸自動車道 小矢部砺波JCTより約1時間
あり(無料:約1100台)
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輪島朝市【輪島市】(マップ2)

通称「朝市通り」と呼ばれている約360mに及ぶ商店街で毎朝行われている「輪島朝市」、平安時代から行われていたという文献があることから1000年以上の歴史があると言われています。
神社の祭礼日などに生産物を持ち寄って、物々交換していたのが始まりだそうですが、今では200以上の露店が立ち並び、地元の人はもちろん多く観光客が訪れています。
日本海の海産物を中心に、惣菜、干物、スイーツ、雑貨のお店など、輪島の名産品の宝庫。お土産探しにもぴったりですね。
石川県輪島市河井町本町通り
8時~12時
毎月第2・第4水曜日、1月1日~1月3日
店舗により異なる
【電車】JR金沢駅より特急バス利用(約2時間)「輪島マリンタウン」より徒歩5分
あり(普通車300円)
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輪島キリコ会館【輪島市】(マップ3)

能登の祭りと言えば、能登各地で開催されるキリコと呼ばれる大きな奉燈を使ったお祭りが有名。キリコ祭りは夏から秋にかけ、各地の神社を中心に行われます。
夕闇をほんのり明るく照らすキリコ燈籠の行き交う様子はとても幻想的。そのキリコ祭りを体感できるのが「輪島キリコ会館」です。
館内には祭り囃子(まつりばやし)が流れ、まるでキリコ祭りが行われているような雰囲気。能登人たちの魂を奮い立たせるキリコ祭りの醍醐味を体験できます。

石川県輪島市マリンタウン6-1
9時~17時
なし
【一般】630円【高校生】480円【小・中学生】370円 ※未就学の児童は無料
【電車】JR金沢駅より特急バス利用(約2時間)「輪島マリンタウン」より徒歩3分
あり(無料)
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氣多大社【羽咋市】(マップ4)

「氣多大社(けたたいしゃ)」は大国主命(おおくにぬしのみこと)、またの名を大己貴命(おおなむちのみこと)を祭神に祀る神社。その名の通り「氣」が多く集まると言われる、県内屈指のパワースポットです。
縁結びの神様としても有名。県内外からご縁を求めて多くの参拝客が訪れています。縁結び専用の祈願所「気麗むすびどころ」をはじめ、1年を通して縁結び関連のイベントも開催。是非、素敵なご縁を願ってみませんか?

石川県羽咋市寺家町ク1-1
[拝観時間]【平日】8時30分~16時30分
なし
拝観料 志納
【電車】JR羽咋駅より北陸鉄道バス「一の宮」停留所より徒歩約5分またはタクシーで約10分
あり(無料)
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日本海の荒波が生んだ景観!能登半島の絶景スポット
白米千枚田【輪島市】(マップ5)

「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」は、世界農業遺産「能登の里山里海」の代表的な棚田。小さな田が重なり海岸まで続く景観は、奥能登を代表する観光スポットとして親しまれています。
急斜面に幾重にも段になり、1004枚の小さな棚田が海沿いの斜面へと広がる圧巻の光景。農業機械が入れないので、栽培は昔ながらの手作業で行われています。
夏には稲の瑞々しい緑と日本海の青のコントラスト、秋には黄金色の稲穂が棚田を彩ります。夕日に染まる棚田は必見!息を飲むような美しい光景が広がります。

石川県輪島市白米町ハ部99-5
散策自由 ※千枚田レストハウスは8時30分~17時30分の営業(あぜのきらめき開催期間は20時まで)
なし
無料
【電車】JR金沢駅より輪島特急バス「輪島駅前」下車(乗り換え)路線バス 町野線「白米千枚田」停留所下車すぐ【車】のと里山海道 のと里山空港ICより約40分
あり(無料)
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ヤセの断崖【志賀町】(マップ6)

映画の舞台としても有名な「ヤセの断崖」は、海面からの高さは35mもあり、思わず足がすくむ断崖絶壁です。
周辺の土地がやせていたこと、断崖に立つと身がやせる思いがすることから、「ヤセ」と名付けられたそうです。
断崖に沿って設けられた遊歩道は、源義経が源頼朝から逃れる途中、舟を隠したと言われる入江「義経の舟隠し」に繋がっていて、雄大な自然を楽しみながら散策することができます。

石川県羽咋郡志賀町笹波
散策自由
なし
無料
【電車】JR七尾線 羽咋駅より北鉄バス「富来」下車後、タクシーで約20分【車】のと里山海道 西山ICより約40分
あり(無料)
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九十九湾【能登町】(マップ7)

能登半島の先端、その少し手前に位置する「九十九湾(つくもわん)」は、深いエメラルドグリーンが美しい穏やかなリアス式海岸。能登半島国定公園にも指定されています。
東西1km、南北1.5kmの小さな湾ですが、屈折が多く、入り江が99を数えるとして「九十九湾」という名が付いたとか。
フィッシングやシュノーケリング、生け簀での餌付け体験ができる遊覧船など、様々な遊びが楽しめる絶景スポットです。
近くには能登町の情報発信拠点である観光交流センター「イカの駅 つくモール」があります。話題のイカの巨大モニュメント「イカキング」にも会えますよ。
石川県鳳珠郡能登町小木
散策自由
なし
無料
【電車】のと鉄道 穴水駅より特急バスで約1時間15分【車】のと里山海道 のと里山空港ICより約45分
あり(無料)
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垂水の滝【輪島市】(マップ8)

「垂水の滝」は、15mの絶壁から勢いよく海に注ぐ珍しい滝。断崖から海へと一気に流れ落ちる様子は迫力満点です。
その水しぶきは夏には天然のシャワーのようになり、冬には季節風で吹き上げられ、霧の中を白龍が天に昇るような「逆さ滝」という幻想的な光景を見ることができます。
11月中旬から2月下旬の海が荒れて波が高く寒さの厳しい日には、白い泡状の「波の花」が出現することも。冬の能登の風物詩の一つです。
巌門【志賀町】(マップ9)

石川県能登半島西岸の景勝地「能登金剛」を代表する「巌門(がんもん)」。老松が生い茂る岩に浸食によってぽっかりと空いた穴(洞門)は、幅6m高さ15m奥行き60mもあります。
壮大な景観を堪能するなら遊覧船がおすすめ。海から眺める奇岩の迫力は圧巻です。周辺には「千畳敷の岩場」や塔状の「鷹の巣岩」など見どころ満載、日本海が生み出す自然の造形美が堪能できます。
石川県羽咋郡志賀町富来牛下
散策自由
なし
無料
【電車】JR羽咋駅より北鉄能登バス 巌門経由富来行「牛下」停留所より徒歩約15分【車】のと里山海道 西山ICより約30分
あり(無料)
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見附島【珠洲市】(マップ10)

能登のシンボルとしても有名な「見附島(みつけじま)」は、島の形が軍艦に似ているところから別名「軍艦島」とも呼ばれる高さ28mの奇岩。見附島の背後から昇る朝日の美しさは一見の価値ありです。
引き潮の時間帯には、島の近くまで歩いていくことも可能。大きな軍艦が迫りくるような貴重な体験ができます。
「えんむすびーち」と呼ばれる浜辺には縁結びの鐘があり、夜にはライトアップもされるロマンチックなスポットです。

石川県珠洲市宝立町鵜飼
散策自由 ※ライトアップ 日没~23時頃
なし
無料
【電車】JR金沢駅よりバス(珠洲・宇出津特急線)乗車「南鵜飼」停留所より徒歩8分【車】のと里山海道 のと里山空港ICより約40分
あり(無料)
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有名温泉から山の中の温泉まで!能登半島の温泉地
和倉温泉【七尾市】(マップ11)

県内屈指の温泉地「和倉温泉」は、高温で豊富な湯量が魅力の歴史の古い温泉です。開湯の歴史は古く、約1200年前に薬師嶽の西側(現在の「湯の谷」)で温泉が湧き出したのが始まりと言われています。
貴重な温泉は日々の生活に利用され、「湯の谷で体を洗って漁に出ると魚がよく獲れる」などという逸話も。縁起物としても重宝されたそうです。
約80度の高温の源泉は無色透明で「海の温泉」ならではの豊富な塩分が特長。全国的にも有名な温泉旅館が立ち並び、無料で足湯を楽しめる嬉しいスポットもあります。

輪島温泉郷【輪島市】(マップ12)

「輪島温泉郷」とは、海岸沿いにある「輪島」「ねぶた」「湯元能登輪島」の三つの温泉の総称。1997年(平成9年)に温泉郷と呼ばれるようになった比較的新しい温泉地です。
お湯は弱アルカリ性塩化物泉で、冷え性、疲労回復などに効果があると言われており、温泉は旅館、民宿といった様々なタイプの宿泊施設で楽しむことができます。
輪島朝市から徒歩5分程のところには無料の足湯「足湯 湯楽里」も。誰でも気軽に利用できる嬉しいスポットです。
周辺には袖ヶ浜海水浴場や竜ヶ崎灯台などがあり、観光スポット巡りにも便利な立地。輪島港にも近いので、獲れたての新鮮な甘エビや鯛、カニを食するのもいいですね。
石川県輪島市河井町 他
【電車】のと鉄道 穴水駅より北鉄奥能登バス(輪島行き)「輪島」停留所より徒歩約10分【車】森本ICより約2時間 ※「足湯 湯楽里」までのアクセス方法です
「輪島温泉郷」の詳細はこちら
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柳田温泉【能登町】(マップ13)

「柳田温泉」は、能登町柳田の雑木林に囲まれた山間にある「国民宿舎能登やなぎだ荘」で入浴することができます。
やわらかな泉質で、肌もツルツルになると感じるそうです。開放感のある窓から、緑を眺めながらゆったり寛げます。
日帰り入浴もOKなので、家族連れにも好評です。

石川県鳳珠郡能登町字柳田知部1
【電車】のと鉄道 穴水駅より鉄道代行バス 宇出津行(乗り換え)輪島行きバス「柳田」停留所より徒歩約15分【車】のと里山海道 のと里山空港ICより約20分
「柳田温泉」の詳細はこちら
美味しい海と山の幸が満載!能登半島のおすすめグルメ
能登丼

能登を代表するグルメ、その名も「能登丼」。食材はもちろん、使用する器なども全て能登産にこだわった丼ぶりです。
米は奥能登産のコシヒカリ、奥能登の水、メイン食材に地場で獲れた旬の魚介類・能登で育まれた肉や野菜、地元産の伝統保存食を使用。器はもちろん箸も能登産。箸はプレゼントとして持ち帰れるそうです。
能登半島の寿司屋や和食店などで、お店独自の「能登丼」を食べることができます。能登がつまったオリジナリティあふれる逸品をご賞味あれ。
能登牛

「能登牛」とは、石川県内の生産から販売・流通に至る関係団体で構成する「能登牛銘柄推進協議会」の規約に基づいて認定したもの。
美しい自然と潮風が吹く素朴な風土で丹誠込めて育てられた「能登牛」の肉質はきめ細かく、上品な脂が特徴。とろけるような食感が味わえます。
年間出荷頭数が少ないため、ほぼ石川県内でしか食べることができない貴重な食材です。
のとてまり(のと115)

「のと115」とは、奥能登で多く生産されているしいたけ「菌興115号」をブランド化したもの。能登の風土に適していて大きく成長するのが特徴、原木栽培の豊かな風味と緻密な肉質による歯切れの良い食感が楽しめます。
「のとてまり」は、「のと115」の中から傘が8cm、肉厚3cm、巻き込み1cm以上のものを厳選した椎茸です。
肉厚でまるで肉のようにジューシーな食べ応え。手のひらに収まらない大きさなので、厚切りにしてステーキにしても美味しいですよ。
輪島ふぐ(能登ふぐ)

「輪島ふぐ」とは、輪島の港で水揚げされた天然ふぐのこと。
能登地域には「とらふぐ」をはじめとして「真ふぐ」「ごまふぐ」「しょうさいふぐ」「しろさばふぐ」など多種多彩な天然ふぐが水揚げされて、輪島の港で水揚げされるふぐを総じて『輪島ふぐ』と呼んでいます。
様々な種類の天然ふぐは、輪島市内の飲食店で楽しめます。ふぐバーガーやふぐカツカレーといった珍しいメニューもあるそうです。
お菓子やワインなど!能登半島でおすすめのお土産
能登ワイン

「能登ワイン」は、能登産のぶどうにこだわった日本ワイン。ワイン専用葡萄品種を能登半島の風土と気候を生かし、広大な畑で栽培・収穫・醸造を行っています。出荷量が少ないため、ほとんどが石川県内で消費されています。
加熱殺菌を行っていない本格的な生ワインなので、冷暗所で保管しておくとより熟成され、さらに深い味わいを楽しむことができます。能登人のこだわりがつまった豊かな香りと味を堪能してください。
石川県鳳珠郡穴水町字旭ケ丘り5-1
9時~17時
なし(12月31日~1月2日は休業)
【電車】のと鉄道 穴水駅より能登中央バス(奥能登線)「旭ヶ丘2区」停留所より徒歩約10分
あり(無料)
「能登ワイン」の詳細はこちら
揚げ浜塩

「揚げ浜塩」は、塩田の聖地・能登半島珠洲の仁江(にえ)海岸で500年前から続く伝統的な製法「揚げ浜式製塩」で作られた塩。太陽と能登の風土、浜士(はまじ)の技が生んだ海の恵みです。
ミネラルをたくさん含んでいるので、やわらかく甘みも感じられるとか。おにぎりや天ぷらなど、そのまま使うのがおすすめです。
「道の駅すず塩田村」に併設する「塩の資料館」では、実際に海水から塩づくりを体験し、自分だけのオリジナルの塩を作ることができます。
石川県珠洲市清水町1-58-1
【3月~11月】9時~17時【12月~2月】9時~16時 ※塩作り体験は5月1日~9月30日の13時30分~15時30分
なし
【車】のと里山海道 のと里山空港ICより約40分
あり(無料)
「道の駅すず塩田村」の詳細はこちら
「揚げ浜式製塩法」の詳細はこちら
「ほっと石川旅ねっと 道の駅すず塩田村」紹介ページはこちら
「珠洲市観光サイト 道の駅すず塩田村」紹介ページはこちら
おだまき

能登の名物餅菓子と言えば「おだまき」。鎌倉時代に麻糸の生産が盛んだったことにちなんで作られたお菓子です。
宝達志水町にある「御菓子司たにぐち」では、親しまれてきた風味をそこなうことなく、現代に生きる味を加味して今に伝えています。
皮の餅の材料・上新粉は石川県産コシヒカリを使用し、風味良くもっちりと仕上げています。また粒あんは全て北海道産の小豆を使用。
その他、地元の食材を使った季節限定の味もあり、常に5種類の味が楽しめます。可愛らしい三角形の素朴な見た目にもほっこりしますね。
石川県羽咋郡宝達志水町荻市へ9-1
7時30分~18時
なし
【電車】JR南羽咋駅より徒歩約25分【車】北陸自動車道 小矢部ICより約75分
あり(無料)
「御菓子司たにぐち」の詳細はこちら
いしる(いしり)

「いしる(いしり)」は、能登半島先端部の奥能登地方に古くから伝わる魚やイカを原料にした魚醤のことです。
能登の風土と旨みが凝縮された地元民の食卓に欠かせない天然万能調味料。能登町にある「カネイシ」では、イカを原料として昔ながらの製法で「いしり」を製造しています。
旨味が多く、料理の隠し味としてほんの少し入れるだけで味に深みが出ます。料理の味付けが決まらない、ちょっと物足りない時に大活躍。汁物、焼き物、揚げ物など様々な料理で試してください。
輪島塗

輪島の特産品と言えば「輪島塗」を思い浮かべる人も多いのでは。国指定の伝統的工芸品で、蒔絵などの美しい加飾から高級漆器としても知られています。
「輪島塗」は一つ作るのに20以上の工程と100以上もの手数があり、完成まで3カ月から1年を要するとか。それだけに丈夫で、塗り直して使えるので長く使用できます。
デザイン性の高いものも多く作られるようになり、ブローチなどアクセサリーもあります。価格は決して安くはありませんが、一生ものの工芸品。一つは持っておきたい一品です。
石川県輪島市河井町24-55
8時30分~17時
なし
漆器展示販売コーナー:無料、輪島塗資料展示室【大人】300円【高校生】200円【中学生】100円【小学生】無料
【電車】JR金沢駅より輪島特急バス「輪島塗会館」停留所下車すぐ
あり(朝市駐車場利用:乗用車500円)
「輪島塗会館」の詳細はこちら
●制作協力/一般社団法人 能登半島広域観光協会事務局
能登半島の広域観光の推進と郷土文化、産業の地域発展を目的に、各種メディアやイベントをはじめ「能登の旅情報センター(能登空港ターミナルビル1階)」「能登デスク(JR金沢駅)」石川県アンテナショップ「いしかわ百万石物語・江戸本店」でなどで能登半島のPR活動を行っています。
公式サイト: https://www.notohantou.com
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※この記事は2022年5月12日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
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