世界中で人気を博しているクラフトビール。日本国内にも個性豊かなビールを醸造するブルワリーが続々と誕生し、今や全国600カ所にもなると言われています。
都道府県ごとの地域性や造り手のこだわりが詰まったクラフトビール。そのなかでも今回は、豊かな香りや深い味わいが特徴的なエールビールに絞って紹介します。
名産の果物を使用したものから、お茶を使用した個性的なビールまで!多種多様なビールは自宅用にも、ギフトにもおすすめですよ。
【北海道】haskap -ハシカプ-
忽布古丹醸造

北海道を中心に育つハスカップは、アイヌ語で「ハシカプ=枝の上にたくさんなるもの」が名の由来。富良野産ハスカップと上富良野産ホップを100%使って造る、地元の恵みのビール。
Style:【フルーツエール】
【青森県】青森エール
Be Easy Brewing

“津軽弁しかしゃべらいね(話せない)”アメリカ生まれのギャレス・バーンズさんが造る「青森」のビール。青森で味わってほしい、という想いを込め、樽生は県内20カ所のみで提供。
Style:【アメリカン ウィート エール】
【岩手県】Crescent IPA
陸前高田マイクロブルワリー

高田高校実習船が東日本大震災で流され漂着したことから姉妹都市となった米カリフォルニア州クレセントシティ。その市内SeaQuake Brewingの協力で誕生した“繋がり”のビール。
Style:【ウェストコーストIPA】
【宮城県】東松島 の・ビール
穀町ビール

宮城県東松島市で復興支援として栽培する東松島産「希望の大麦」と石巻産フレッシュホップを100%使った“オール宮城”のビール。名前は大麦の圃場がある東松島市野蒜(のびる)にちなむ。
Style:【ベルジャン・ペールエール】
【山形県】ラ・フランス ヴァイツェン
米沢ジャックス ブルワリー

山形県東根市の農業法人松栗のラ・フランスを600Lの仕込みにたっぷり40kg使用。ヴァイツェンの柔らかさとラ・フランスの優しい甘さが寄り添う。毎年9月中旬からの限定販売。
Style:【フルーツ ヴァイツェン】
【福島県】Ya!ヴァイツェン
YellowBeerWorks

福島を身近に感じて欲しい、とネーミング。近隣の農家が育てるフルーツを使って仕込むため、通年販売ながら仕込み毎に原料が変化。旬の果物狩りをするように季節で楽しみたい。
Style:【フルーツ ヴァイツェン】
【茨城県】笑う門には福来る
麦と葡萄 牛久醸造場

ミカン産地の北限、茨城県の筑波山麓で栽培される「福来(ふくれ)みかん」。陳皮が七味にも使われる和柑橘の爽やかな香りと胡椒や生姜のような刺激もある複雑さのビールは、虜になる味わい。
Style:【スパイス・ド・セゾン】
【栃木県】おも白いびぃる
うしとらブルワリー

原料には麦芽の他に近隣で有機栽培された小麦を使用。缶のイラストそのままに、プルトップを開ければ、オレンジピールや青果のオレンジ、ホップ、コリアンダーの香りが弾けて広がる。
Style:【ベルジャン・ホワイト・エール】
【群馬県】ゆ・ゾン
オクトワン ブルーイング

副原料の柚子は、群馬県赤城山麓で無農薬栽培されるもの。収穫作業に毎年ブルワー自ら参加して、その度に土地や木々への感謝と愛着を深めている。愛情たっぷりの爽快な1本。
Style:【フルーツセゾン】
【埼玉県】彩:IRODORI SAISON
麦雑穀工房

自家栽培や埼玉県小川町産原料を使い「畑からのビール造り」を体現するブルワリー。このビールは、穀物や果実、ハーブ、スパイスなどで季節の恵みを表現。旬の彩を楽しめる。
Style:【セゾン】
【東京都】ハナミズキ ホワイト
ふたこビール醸造所

ブルワリーのある二子玉川の街の花「ハナミズキ」をイメージした、すっきりと優しい味わい。ラベルは地域デザインブランドとコラボ。売上げの一部は障がい者アート支援に役立てる。
Style:【ホワイトエール】
【神奈川県】1623
東海道BEER

由来は、1623年に起立した東海道五十三次の川崎宿。旅人を癒やし川崎市民に愛されてきた歴史にあやかり名付けた。併設バーは川崎の過去・現在・未来を表現。世界に浸り味わいたい。
Style:【IPA】
じゃらん編集部
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