別府、湯布院(由布院)、九重(ここのえ)九湯…。大分県には源泉がなんと5000カ所以上もあるのだとか。街のそこかしこに共同浴場があり、もちろん絶景の露天風呂やワイルドな秘湯も。
この記事ではそんな大分県のおすすめ温泉を、日帰り入浴できる施設の情報とともにお伝えします。
大分の温泉MAP

ずばり、大分県は日本一の温泉県です。何が日本一かというと、源泉数が5102カ所。これは全国の源泉数2万7969カ所の約2割にあたり、2位鹿児島県の2751カ所を大きく引き離してダントツNo.1!
さらに、湧出量は毎分29万8416リットル。全国の湧出量253万4089リットルの1割以上を占め、これも日本一です(環境省「令和2年度温泉利用状況」より)。
なぜこんなに温泉が豊富なの?というと、「別府-島原地溝」という大地の裂け目が、大分県の中央部から熊本県に向けて斜めに走っているから。その周辺に多くの火山があり、たくさんの温泉を生み出しているのです。
泉質の種類も多種多様。環境省の分類では、温泉は大きく10種類に分けられますが、そのうち8種類までを擁しています。まさに大分県は温泉天国と言えそう。
【別府市】竹瓦(たけがわら)温泉
別府温泉のシンボル的存在。古くからの共同浴場

大分県の温泉といえば、真っ先に思い浮かぶのが「別府温泉」。奈良時代の書物にも登場し、江戸時代の温泉番付では常に上位にランクインしていた名湯です。
とはいえ一言で「別府温泉」といっても、実は2200カ所以上もの源泉があり、大きく分けて8つの温泉地で構成されています。
その8つとは別府・浜脇・観海寺(かんかいじ)・堀田(ほりた)・明礬(みょうばん)・鉄輪(かんなわ)・柴石(しばせき)・亀川の各温泉。これらを総称して「別府八湯(べっぷはっとう)」と呼ぶこともあります。
そんな別府八湯の中でもっとも繁華街の中に位置するのが、JR別府駅周辺の(狭義の)「別府温泉」。古くは「北浜温泉」と呼ばれていたとか。町のあちこちに共同浴場がありますが、中でもシンボリックな存在がここ「竹瓦温泉」です。

明治12(1879)年の創設時には竹葺き屋根だったのが名前の由来です。現在の建物は昭和13(1938)年に建てられたもので、唐破風造(からはふづくり)の屋根が印象的。

館内には、少し塩辛い温泉に浸かる普通浴と、浴衣を着て砂の上に横たわって「砂かけさん」に砂をかけてもらう砂湯があります。年季の入った設備も温泉マニアにはたまらない魅力。

砂湯は熱い砂をかけてもらうと10~15分で体がポカポカに。あまりの気持ちよさについ眠ってしまう人も多いとか。でもちゃんと砂かけさんに声を掛けて起こしてもらえますよ。
大分県別府市元町16-23
【普通浴】6時30分~22時30分【砂湯】8時~22時30分(最終受付21時30分) ※砂湯は混雑の状況等により、最終受付繰り上げの場合あり
第3水曜(祝日の場合は翌日)
【普通浴】大人300円、小人100円【砂湯】1500円(6歳以上入浴可能)
【電車】JR別府駅より徒歩10分【車】東九州道別府ICより別府駅方面へ約15分
周辺有料駐車場を利用
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【別府市】不老泉
別府駅からすぐ。気軽に利用しやすい共同浴場

「竹瓦温泉」はちょっとディープすぎ…という温泉初心者には、「竹瓦温泉」から徒歩7分ほどの「不老泉」がおすすめ。こちらも別府市営の共同浴場で、狭義の「別府温泉」に属します。

明治時代から浴場がありましたが、2014年にリニューアルしていて設備は最新。市営温泉の中でもっとも浴槽が広く、さらに好みに合わせて入れるよう、浴槽が「あつ湯」と「ぬる湯」に分かれています。

JR別府駅から徒歩3分と便利な立地。湯上がりの休憩スペースなども用意されています。昔の瓦がオブジェとして飾られ、風格を感じさせます。
大分県別府市中央町7-16
6時30分~22時30分 ※14時~15時は清掃のため入館・入浴不可
第1月曜(祝日のときは変更の場合あり)
大人250円、小人100円
【電車】JR別府駅より徒歩5分【車】東九州道別府ICより別府駅方面へ約15分
あり(無料) ※台数8台のみ
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【別府温泉】鉄輪(かんなわ)温泉
古くからの別府の湯治場。格安の外湯や薬草のむし湯も

鉄輪温泉も別府八湯の一つ。別府温泉の湧出量の多くがここに集中しており、別府温泉の中核的な存在。いたるところから湯けむりが立ち上る風景は風情たっぷり。
古い湯治場の面影を色濃く残し、今も湯治客のための“貸間旅館”というシステムが健在です。素泊まりの安価な宿で、湯治客は温泉の地熱を利用した「地獄釜」で自炊しつつ、長く滞在するのだとか。
「すじ湯温泉」「上人湯」など古くからの共同浴場(外湯)があり、中には無料のところや、お賽銭箱にお金を入れて入るところも。

代表的な外湯である「鉄輪むし湯」は、体を軽く流してから浴衣を着て石菖(せきしょう:ショウブの一種)の上に寝っ転がり、8~10分蒸されるという独特のスタイル。石菖がいい香り!その後に体を洗う湯船もちゃんとあります。
大分県別府市鉄輪上1組
6時30分~20時(受付19時30分まで) ※混雑状況により待つ場合あり
第4木曜(祝日の場合は翌日)
むし湯700円(中学生以上入浴可能)、レンタル浴衣220円、Tシャツ短パン持参可能 ※足むしは無料
【電車】JR別府駅西口より2番竹の内経由鉄輪線などバス各線で「鉄輪」下車、徒歩3分【車】東九州道別府ICより約10分
あり(無料)
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【別府市】柴石(しばせき)温泉
別府八湯の中でも喧噪を離れた山あいの湯
柴石温泉は別府観光の定番ルート「地獄めぐり」の「血の池地獄」近くにある、川沿いの温泉です。

ここも別府八湯の一つで、他の八湯よりも静かな雰囲気。「あつゆ」と「ぬるゆ」という2つの温泉や、露天風呂・蒸し湯などが楽しめます。

無色透明のサラリとした泉質で、古くから「傷治しの湯」と呼ばれているとか。緑に囲まれて身も心も落ち着きます。
大分県別府市野田4組
【普通浴】7時~20時【家族湯】9時~20時(受付19時まで) ※14時~15時は清掃のため入館・入浴不可
第2水曜(祝日の場合は翌日)
大人300円、小人100円、家族湯2000円(1時間4人まで)
【電車】JR別府駅東口より路線バス26番、26A番外廻り循環線で「柴石温泉入口」下車、徒歩5分【車】東九州道別府ICより約15分
あり(無料)
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【別府市】観海寺(かんかいじ)温泉
別府八湯の中でも絶景を誇る展望の湯

観海寺温泉は別府八湯の中でも、リゾートホテルが集中するエリアです。朝見川の上流部の斜面に温泉街が広がっていて、標高が高いこともあり、見晴らしは抜群!江戸時代の文献にも「交通は不便なのに多くの浴客が訪れている」と書かれているほど。
泉質はナトリウムー塩化物泉。湧き出したときは透明ですが、お湯の温度が下がると化学反応を起こし、光に当たるとコバルトブルーに見えるそう。
ほとんどのホテルに露天風呂があり、多くが日帰り入浴を受け付けてくれます。また、水着着用の屋外型温泉施設などもあります。
大分県別府市観海寺
【日帰り入浴】ホテルにより異なる
ホテルにより異なる
ホテルにより異なる
【車】東九州道別府ICより約5分
施設の駐車場を利用
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【別府市】堀田(ほりた)温泉
別府から湯布院に向かう街道沿いの別府八湯

堀田温泉は別府市から湯布院温泉に向かう「やまなみハイウェイ」の途中にある温泉。ここも別府八湯の一つです。
江戸時代に開かれ、天領である日田(ひた)や太宰府へ向かう街道沿いだったことから、山を越える旅人の憩いの場として栄えました。湯量が豊富で、今も谷間や田んぼなどから硫黄を含んだガスが噴き出しています。

別府市営の日帰り入浴施設「堀田温泉」があり、露天風呂や内湯を楽しむことができます。施設も比較的新しく、気軽に利用できます。
大分県別府市堀田2組
6時30分~22時30分 ※14時~15時は清掃のため入館・入浴不可
第1水曜(祝日の場合は翌日)
大人300円、小人100円
【電車】JR別府駅西口より路線バス36番湯布院線で「堀田温泉前」下車、徒歩すぐ【車】東九州道別府ICより約3分
あり(無料)
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塚原温泉【由布市】
噴煙を上げる火口のそば!秘湯感たっぷり

別府と並んで大分県を代表する温泉地が「湯布院温泉」。ここもどこか一つの源泉だけを指すのではなく、由布岳(ゆふだけ)のふもとに湧く由布院・湯平・塚原・庄内・挾間の5つの温泉を総称してそう呼んでいます。

中でも塚原温泉は、活火山である伽藍岳(がらんだけ)の火口近くにあり、日帰り入浴施設「塚原温泉 火口乃泉(かこうのいずみ)」があります。

そこから徒歩5分でもうもうと噴気を上げる地獄(火口)を見学することも可能。大地のパワーに圧倒されそう!

泉質は鉄イオンやアルミニウムイオンを豊富に含んでいて、pH1.8という強酸性。シャンプーや石けんが泡立たないぐらい濃~い泉質です。
大分県由布市湯布院町塚原1235
【9~6月】9時~18時【7~8月】9時~19時(受付は終了1時間前まで)
年末年始 ※荒天時は休みの場合あり
【内湯】中学生以上500円、1歳~小学生200円【露天風呂】中学生以上600円、1歳~小学生200円【火口見学】中学生以上200円、小学生100円
【車】東九州道由布岳ICより約5分
あり(無料)
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筋湯温泉【九重町】
滝のような音!筋をほぐす自慢のうたせ湯

九州最高峰の中岳(1791m)をはじめ、高峰が連なる「くじゅう連山」。九州の屋根と呼ばれ、周囲には多くの温泉が湧いていて、そのうちの9つを九重九湯(ここのえきゅうとう)とも呼びます。
筋湯温泉はそんなくじゅう連山の山中に湧く九重九湯の一つ。20数件の旅館と3つの共同浴場があり、湯治の人で賑わっています。

ここの名物はなんといっても「うたせ大浴場」。女湯・男湯とも3mの高さから18本の湯が流れ落ち、入る前からドドド…という滝のような轟音!そもそも「筋湯」という名前は筋肉をほぐし、肩こりなど“筋の病”に効く…というところから名付けられたそうです。
打たせ湯だけでなく、ヒノキの内湯の「薬師湯」、露天の「岩ん湯」などゆっくり浸かれる共同浴場もあり、はしご湯も楽しめます。
大分県九重町湯坪
【うたせ大浴場】6時~21時30分【薬師湯、岩ん湯】7時~22時
無休
【うたせ大浴場、薬師湯、岩ん湯】5歳以上300円
【車】大分道九重ICより約30分
筋湯温泉公共駐車場を利用(2カ所、無料)
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筌の口(うけのくち)温泉【九重町】
黄金色に輝く、山の中の静かな出で湯

「筌の口温泉」は文豪・川端康成も長逗留して小説を書いたという名湯で、ここも九重九湯の一つ。絶景スポット「九重“夢”大吊橋」近くにあり、2軒の温泉旅館と1軒の外湯「筌の口共同温泉」があります。
筌の口共同温泉は、ちょっとした体育館のような広さの部屋の中に広い湯船!なみなみと豊かな湯があふれています。
泉質は少し金属臭があり、金色に輝く濁り湯。湯べりには彫刻のように析出物が付着していて、成分の濃さを物語ります。
大分県九重町田野筌ノ口
【共同浴場】24時間 ※水曜21時~22時、土曜5時~8時は清掃のため利用不可
無休
【共同浴場】中学生以上300円、小学生以下100円
【車】大分道九重ICより約20分
隣の旅館「新清館」駐車場を利用(共同浴場を利用の場合は1回200円)
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寒の地獄(かんのじごく)温泉【九重町】
試練に耐えたからこそ味わえる極楽!?

「寒の地獄温泉」は、その名の通り13~14℃という冷たい源泉で、九重九湯の一つ。1849(嘉永2)年に源泉が見つかり、今は1928(昭和3)年から続く老舗「寒の地獄旅館」が営業しています。
浴室に入ると、泉質の濃さを感じさせる強い硫黄の香り!毎分2tという豊富な湧出量があり、それを薪で焚いて加温し、かけ流しています。

さらにここの名物が、別棟にある冷泉。7~9月のみ入ることができる水着着用の混浴風呂です。源泉温度13~14℃ですが、体感はまるで0℃!実際より冷たく感じるのは泉質の関係らしく、最初は刺すような冷たさ。
しばらく入っていると震えが来るのでその時に上がり、体を拭かずにストーブのある暖房室で暖を取ります。この繰り返しで成分が体に染み込むのだそうです。まさに「寒の地獄」という名前がぴったりの秘湯です。
大分県九重町田野257
【日帰り温泉入浴】10時~14時(受付13時まで)【冷泉】9時~17時(受付16時まで)
【日帰り温泉入浴】水曜、木曜【冷泉】水曜 ※冷泉は7~9月のみ営業
【日帰り温泉入浴】大人700円、小学生以下400円【貸切湯】50分2000円【冷泉】1時間700円、2時間1000円、4時間(半日)1500円、8時間(1日)2000円
【車】大分道九重ICより約25分
あり(無料)
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星生(ほっしょう)温泉【九重町】
くじゅう連山を見渡す絶景の露天風呂

「星生温泉」も九重九湯の一つで、寒の地獄温泉とすぐ隣り合っていますが、泉質や泉温が異なっています。くじゅう連山周辺の温泉がいかに多様かをうかがい知ることができます。
「星生温泉」には「九重星生ホテル 山恵の湯」があり、ここで日帰り入浴が利用可能。硫黄泉・単純泉・酸性緑礬(りょくばん)泉・冷鉱泉という4種類の泉質と、岩風呂や打たせ湯など16種類もの湯船が楽しめます。
4つの源泉のうち、星生温泉で最初に見つかった源泉である酸性緑礬泉はpH2.1の強酸性。飲泉も可能で、薬湯とも呼ばれています。
大分県九重町田野230
【日帰り入浴】平日・土日10時~19時30分、火曜・金曜14時30分~19時30分(共に受付18時30分まで) ※状況により変更の場合あり
無休
【日帰り入浴のみ】中学生以上1000円、3歳~小学生500円
【車】大分道九重ICより約25分
あり(無料)
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竹田温泉花水月(はなみずき)【竹田市】
城下町の駅近く。観光と一緒に利用しやすい温泉

滝廉太郎が「荒城の月」の構想を練ったという岡城がある城下町、竹田市。歴史情緒溢れる町並みと、たくさんの温泉があります。

「竹田温泉花水月」は、そんな竹田市のJR豊後竹田駅から徒歩2分の場所にある日帰り温泉施設です。和の風格がある建物の中には「月の湯」「花の湯」という2種類の大浴場(男女日替わり)とサウナ、家族風呂があります。
泉質は無色透明で、弱い塩味を感じる塩化物泉。土日祝には温泉館の入口に足湯も登場します。
大分県竹田市会々2250-1
11時~21時30分(受付21時まで)
木曜(祝日の場合営業)
中学生以上500円、小学生200円、家族風呂60分2000円
【電車】JR豊後竹田駅より徒歩2分【車】大野竹田道路竹田ICより約2分
あり(無料)
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長湯温泉【竹田市】
シュワシュワの炭酸泉が楽しめる川沿いの出で湯

「長湯温泉」は、30~50℃という高温で湧き出しているのに、まるでサイダーのように豊富な炭酸ガスを含んでいるのが特徴の強い炭酸泉です。
芹川(せりかわ)の河原には、無料・混浴の露天風呂「ガニ湯」があります。かつては軽石のすき間から温泉が湧き出していて、その姿が泡を吹くカニに見えたことから名付けられたとか。
観光協会によると、ガニ湯はタオルを巻いたり、水着を着て入ってもOKとのこと。湯船はちょうど良い温度!そばの橋の下に脱衣場もあります。

日帰り入浴施設は、「御前湯(写真)」「ラムネ温泉館」など数カ所があります。市営の御前湯はレトロなのにどこか洋風の香りが漂う雰囲気。シュワシュワの炭酸温泉を堪能できます。
徒歩3分のところにある共同浴場「長生湯」は入浴料200円と格安。地元の方たちが愛する外湯の雰囲気です(6~22時、第4水休)。
大分県竹田市直入町長湯7962-1
6時~21時(受付20時まで)
第3水曜
大人500円、小学生200円
【車】大分道湯布院ICより約45分
あり(無料)
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七里田(しちりだ)温泉【竹田市】
パチパチとはじける炭酸の泡を体験できる湯

「七里田温泉」は460年前から愛されてきたという出で湯。「ぐるっとくじゅう周遊道路」沿いにあり、「長湯温泉」から西へ車で5分ほどの位置にあります。この「七里田温泉」も強い炭酸泉。
「木乃葉の湯」と「下湯(したんゆ)」と呼ばれる共同浴場があり、下湯は2022年1月の地震で湯量が減少したため臨時休館していますが、泉源の違う木乃葉の湯は健在!今もたっぷりの温泉が湧いています。

入って10~15秒もすると、体にびっしりと泡が付く体験ができるはず。炭酸ガスには毛細血管を開く性質があるとされ、体が温まるのだとか。
大分県竹田市久住町有氏4050-1
9時~20時
第2火曜
大人300円、中学生以下200円
【車】大分道湯布院ICより約50分
あり(無料)
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神崎温泉 天海(てんかい)の湯【大分市】
別府湾を一望する、海沿いの展望露天

「神崎温泉 天海の湯」は、海沿いの高台にある絶景の展望温泉です。海岸沿いを走る国道10号線から横道に入り坂道を上っていくと、「ゆ」と書かれた看板と、のれんが掛かった和風の建物が出迎えてくれます。

券売機で入浴券を買って館内へ。入口は2階にあるので、大浴場へは階段を降りて1階に行きます。浴室に入ると、内湯も窓が大きく取られていてよい展望!

さらに露天風呂へ出れば、別府湾を一望するオーシャンビュー。抜群の開放感を味わえます。
大分県大分市神崎蟹喰62-8
【大浴場】8時~翌1時(受付0時まで) ※木曜はメンテナンスのため12時~【家族湯】10時~翌1時(受付0時まで)
無休
【大浴場】大人500円、小学生以下200円【家族湯】70分2500~3800円 ※家族湯は要予約のタイプあり。詳細は公式サイトで確認を
【車】東九州道大分ICより約10分
あり(無料)
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まほろば温泉 菟狭(うさ)【宇佐市】
湯の花は成分の濃さの証。肌触りまろやかな濁り湯

「まほろば温泉 菟狭」は、6つの古墳や歴史博物館を擁する「宇佐風土記の丘」にある日帰り入浴施設です。2008年オープンと温泉天国・大分では比較的新しい温泉で、泉質は抜群。

かすかな茶褐色を帯びた炭酸水素塩泉で、豊富な湯の花を漂わせるのが特徴。肌触りがやさしくてつい長湯したくなります。飲泉も可能。
露天風呂と内湯があり、地元の特産物が買えるコーナーなども併設しています。
大分県宇佐市川部1765-8
9時~22時
第3火曜(祝日の場合翌日)
大人400円、小学生以下300円
【車】東九州道宇佐ICより約10分
あり(無料)
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津房(つぶさ)温泉【宇佐市】
地元の方たちに愛される、飾り気のない共同湯

豊かな田園に囲まれた「津房温泉」は、施設の正式名称が「津房老人憩の家」。といっても、決して年配の方限定というわけではありません。宇佐市在住の70歳以上の方は安価に入れますが、誰でも利用できる日帰り入浴施設です。

その雰囲気はまさに地元の方の憩いの場。地域に溶け込んだ気分で入ることができそう。お湯は無色透明のサラリとした肌触りで、熱めなのが特徴です。
大分県宇佐市安心院町五郎丸373-1
【4~9月】11時~21時【10~3月】11時~20時
水曜
一般300円、小中学生150円
【車】東九州道(宇佐別府道路)安心院ICより約10分
あり(無料)
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ミキティ山田
旬な話題を求めて、いろいろな場所を取材・撮影する調査員。分厚い牛乳瓶メガネに隠したキュートな眼差しでネタをゲッチュー。得意技は自転車をかついで階段を登ること。ただしメガネのせいでよく転びます。