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多くの観光客が訪れる軽井沢。実はおいしいパン屋さんが多いエリアだということを知っていましたか？古くから避暑地や観光地として栄えた軽井沢は、国内からの旅行者だけでなく、外国人も多く訪れたことから洋食文化、そしてパン文化がいち早く根付き、今も多くのパン屋さんがあるんです。

今回はそんな軽井沢エリアの絶品パン屋さんを、浅野屋・フランスベーカリーといった老舗から、ニューオープンのお店までご紹介します！
（TOP画像提供：一歩ベーカリー＆カフェテリア）

【旧軽井沢】ベーカリー＆レストラン 沢村 旧軽井沢

緑に囲まれたリラックスできる空間で味わえる絶品パン

沢村のパンは、厳選した素材を使い、低温で長時間発酵させることにより、旨味を最大限に引き出しているのが特徴です。中でも、「パン・オ・ヴァン・信州」は、信州ワインを練り込んだ生地に、4種のナッツ、3種のドライフルーツを入れ自家製酵母を使って仕上げた、イチジクがアクセントにきいた一品。

クルミとチーズの相性が抜群の「クリームチーズノア」は、クルミ生地にぎっしりとクリームチーズが入ったボリューム満点のパンです。「ショコラ大納言」は、バゲット生地にチョコチップと大納言小豆を巻き込んでいて、まわりはカリカリ、中はもっちりの意外な組み合わせが楽しいパンです。

店内には購入したパンを食べることができる開放感がある吹き抜けのダイニング空間や、子どももくつろげるライブラリールームがあります。小川と林の緑に囲まれた、のんびりと過ごせるお店です。

【旧軽井沢】軽井沢キッチン ロータリー店

日本の名だたるVIPが愛した三笠ホテルのカレーをワンハンドで気軽に楽しめる

軽井沢の鹿鳴館と呼ばれVIPに愛された「三笠ホテル」のカレーを使ったカレーパンの専門店。揚げたてアツアツのカレーパンは、軽井沢の街歩きで小腹がすいた時にもおすすめ。「三笠ホテルカレーパン（信州チキン）」のほか、数量限定の「プレミアム三笠ホテルカレーパン（信州牛）」も人気です。

屋外にはカウンター5席があり、座って食べることもできます。コーヒーは苔と木々の緑に囲まれた三笠の森で、自家焙煎する姉妹店“三笠珈琲”を使用。カレーパンとの相性が抜群です。

銀座通りを5分程上ると、約28cmもある長～いカレーパンが食べられる系列店の「三笠珈琲 旧道店」もあります。

【旧軽井沢】みっふぃー森のきっちん軽井沢店

ミッフィーの世界観に浸れるベーカリー

“ミッフィーと過ごすキッチンから始まる素敵な時間”をテーマにした「みっふぃーきっちん」のベーカリー。ミッフィーの顔の形をしたふわふわのあんぱん「みっふぃーあんぱん」の中には小倉あんが包まれていて、やさしい味わい。軽井沢店限定の「森のりんごキューブ（ばーばら）」は、森林に実る赤色のりんごをイメージした四角いパンで、バーバラの顔の焼き印が押され、中にはりんごのジャムが入っています。

ミッフィーの耳に見立てたパルミエがかわいい「みっふぃーのパルミエ（チョコレート）」は、チョコレートとアーモンドを散らしたおしゃれなスイーツパンです。

イートインスペースはありませんが、ドリンクやソフトクリームなどのテイクアウトメニューもあります。ミッフィーグッズも販売しており、軽井沢限定のアイテムもあります。

【旧軽井沢】フランスベーカリー

万平ホテルのベーカーチーフが創業した素朴な味わいのパン

フランスベーカリーでは、創業当時と同じレシピ・製法を守り続ける、素朴でやさしい味わいが特徴のパンが並びます。

長い間愛されているロングセラー商品「フランスパン」は、外はパリパリ・中はもっちり、麦の香りが楽しめる定番パン。「パンロール」はミルクと卵をふんだんに使用したしっとり食感のコクがある人気のパンで、赤ちゃんから年配者まで食べられます。「塩クロワッサン」は、焼く直前に塩をまぶし、サクサクの食感に仕上げています。

大きな窓ガラスから光が差し込む明るい雰囲気のイートインスペースでは、購入した焼き立てパンをその場で食べるという贅沢な時間を過ごせます。各種ドリンクの注文も可能です。

【旧軽井沢】ブランジェ浅野屋 軽井沢旧道本店

食べ歩きにもピッタリの本店限定のパンは必食

浅野屋には“上品な見た目なのに食べ応えがあり、食べた後の満足感や素材の味を生かした風味・食感”をコンセプトに、こだわったパンが並びます。

代表商品「軽井沢レザン」は、約1.8kgもある大きなブドウパンを量り売りで購入するスタイル。ジューシーなラム酒漬レーズンたっぷりのぶどうパンを、フランスパン生地でまるごと包んでいるので、ハード系のカリッと食感とふんわり食感を一度に味わえます。

軽井沢限定の「ザクコロネ」は、中にカスタードクリームがたっぷり。食べやすい形なので、食べ歩きを楽しむ人も多い人気商品。季節限定フレーバーもあり、春はいちご、夏はレモンが発売予定だそう。

旧軽井沢銀座通りにある、ちょっとレトロな雰囲気のお店。イートインスペースではモーニングメニューやランチメニューもあります。 シェフが作る「ビーフシチュー」は、焼き立てのパンとの組み合わせが絶品ですよ。

【新軽井沢】軽井沢ベジビエ

ランチタイム限定の萌え断ジビエサンドイッチ

“ヘルシーでおいしい”がコンセプトの高原野菜とジビエのレストラン。看板メニューの「ベジビエバーグサンド」は、繋ぎを一切使わずにフレッシュローズマリーとスパイスだけで整えた、鹿肉と猪肉の自家製ハンバーグのサンドイッチ。

にんじんラぺやタルタルソースも自家製です。野菜たっぷりなので、ボリューミーでお腹いっぱいになるのにヘルシーなのがうれしいですね。

高タンパク・低カロリーのしっとりきめ細かい肉質で驚くほどクセのない自家製ロースト鹿肉100g入りの「ロースト鹿サンド」も人気です。レッドキャベツビネガー漬や新鮮野菜をふんだんに使い、自家製いちごのソースとチーズがいいアクセントになっています。

ランチ限定で提供されるサンドイッチはボリューミーですが、ジビエ肉に、野菜やハーブなど食物繊維もたっぷりなので身体にやさしい食事が出来ます。ジビエ肉をあまり食べたことがない人にも食べてみてほしいサンドイッチです。

【南軽井沢】デリフランス 軽井沢・プリンスショッピングプラザ店

フレンチスタイルのブーランジェリーカフェ

ヨーロッパを中心に展開しているフレンチスタイルのブーランジェリーカフェ。クロワッサンなどのヨーロッパで昔から愛されるブレッド類を中心としたパンが並びます。

「クロワッサン」は欧州産発酵バターを折り込むことで、サクサクの食感になり、バターのコクと芳醇な香りが口の中に広がります。「カリカリチーズカレーパン」は歯切れ良い生地で、北海道産の黒毛和牛肉入りのカレーと、チーズクリームを包んだパン。コーンフレークをつけてカリッとした食感がアクセントになっています。

信州産葡萄100％の赤ワインに一晩浸けた風味豊かなレーズンがたっぷりのリッチなパン「ぶどうがいっぱい」も人気です。

店内にあるイートインスペースでは、店頭で購入したパンはもちろん、淹れたての香り高いコーヒーも注文できます。

【南軽井沢】軽井沢フラットブレッズ 軽井沢店

焼きたての特製ブレッドでたっぷりの具材をはさんだサンドイッチ専門店

浅野屋と共同開発した焼きたての特製ブレッドに、新鮮野菜や厳選した食材をたっぷりと挟んだ、素材の味を楽しめる贅沢なグルメサンドイッチ専門店。

「信州プライムバーガー」のパティは、信州の豊かな自然で育まれた良質な国産牛100％。溢れる肉汁や上品な脂の甘みを感じる肉本来の旨みを堪能できます。新鮮なグリーンカールやトマト、クレソンをサンドし、玉ねぎの甘みとガーリックの香りが肉の旨みを一層引き出す「ローストガーリックソース」でいただきます。

軽井沢プリンスショッピングプラザのフードコート内にあり、カフェスペースで出来立てのサンドイッチやバーガーを食べることができます。

【南軽井沢】Fruit ＆ Bread　SANCH 軽井沢プリンスショッピングプラザ店

ふんわりパンで具材をサンドした萌え断サンドイッチ

SANCH（サンチ）はフルーツとパンで“産地”を味わえるサンドイッチ専門店。長野県産小麦の“華梓（はなあずさ）”とオブセ牛乳を使用し、耳まで柔らかいふわっと美味しい食パンで、地元産の旬の果物をたっぷりサンドしたスイーツ系サンドイッチが人気です。

一番人気は、「SANCHのフルーツサンド」。自家製カスタードと4種類のフルーツが入った贅沢なサンドイッチです。

店内には、毎日約30種類ものサンドイッチが並びます。フルーツ系も食事系も断面が美しい萌え断サンドばかり。さまざまなフルーツ・野菜が栽培されている長野県だからこそのフレッシュな食材を使ったサンドイッチを堪能できます。

【追分】一歩ベーカリー＆カフェテリア

おいしいパンのためにライ麦を育てるところから始めたこだわりパン

一歩のパンは、自家栽培、自家製粉のライ麦を使ったパンがメイン。ほかにも、国産小麦や自然塩、自家製の天然酵母を使用し、保存料は不使用の素材にこだわったパンが並びます。

低温蒸し焼きで作られる「ライ麦100％」は独特の酸味と食感が特徴で、チーズやワインとの相性が抜群。「ライ麦カンパーニュ」はオープンサンドにも最適です。見た目もかわいい「フレンチトースト」もおすすめです。

江戸時代の茶屋のような趣のあるお店。カフェスペースでは、季節の野菜をふんだんに使ったカフェメニューが楽しめるだけでなく、店頭で購入したパンも食べることができます。

【追分】Bakery&Restaurant Koo

料理を引き立てる、毎日でも食べたくなるパン

レストランが主体のパン屋さんで、“食事と合わせたときに一番おいしくなるように”と作られたパンが並びます。「自家製天然酵母のカンパーニュ」は、開店時より継ぎ足し育てた自家製の天然酵母を使い、しっかり発酵させることでふんわりと仕上げた穏やかなカンパーニュ。

「山食」は湯種法を使った食パンで、トーストするとサクッ・もちっの食感が楽しめます。「大崎上島・望月さんの柑橘のクリームパン」には、レストランで仕入れている無農薬の柑橘をコンフィチュールやコンフィズリーにして使っています。

Kooのパンは、一般的なものよりも塩分量を少なくすることで、料理を引き立てるパンにこだわっています。ハード系のパンをメインに、レストランで調理した季節の野菜や果物を使うことで、パンを食べているのに一皿の料理を食べているような季節感や香り、食感が楽しめます。

【御代田】may’s bakery

毎日でも食べたくなる素材のよさを味わえるパン

生産者と直接会い、話を聞き、“作り手の想いや土地と人とをつなげる”丁寧なパン作りをしているお店。可能な限り自然栽培もしくは有機栽培の材料を使用し、国産小麦を使ったパンやイギリス菓子、お店で起こしたルヴァン種で発酵させたカンパーニュ、本場イギリスで修業したブリティッシュスコーンなどが並びます。

日曜日のモーニングで食べられる「クリームティーセット」は、大きなスコーン2個にクロテッドクリーム、季節の自家製ジャム、ポットサービスの紅茶がセットになった人気のメニュー。

お天気の良い日には、ドリンクを注文したら利用できるテラス席で購入したパンを食べられます。月に一度、ワインと料理を楽しめるレストランとして営業しています。

【御代田】Bakery Cocorade 御代田店

雄大な浅間山や四季折々の景色を眺めながらパンを味わえる

ココラデには季節の素材を使ったデニッシュや総菜パンをはじめ、80種類以上のパンが並びます。

しっとりふわふわのブリオッシュ生地にサクサクのクッキー生地をかけて焼き上げた「塩メロンパン」は、塩っ気がなんともいえないアクセント。長野の名産品である野沢菜を使った「おから野沢菜明太」は、ヘルシーなのに満足感抜群です。

ひとつひとつ丁寧に巻きあげる「ウインナーとミートソースのデニッシュ」は生地の甘みとミートソースがほどよくマッチしています。お子さんだけでなく学生さんにも大人気のキャラクターパンもあります。

店内のイートインスペースのほかテラス席もあり、天気の良い日には浅間山がよく見えます。またパンのお供にコーヒーの無料サービスがあります。キッズスペースや遊具もあり、子ども連れにもうれしいお店です。

【佐久】BAKERY TETE

手土産としても人気のあるこだわりのパン

しっとりとした食感の「角食」は、国産小麦と生クリームを使用し、一晩冷蔵発酵させたシェフの一押しパン。「生ハムのカスクート」は、自家製酵母を使用したバゲットに、イタリア産生ハム、バターの王道の組み合わせが抜群です。

カリッカリにキャラメリゼさせた生地の食感とくるみの豊かな味わいが特徴の「クロッカンカソナード」は、ぜひ食べてほしいパンのひとつです。

一見通り過ぎてしまいそうなシンプルな佇まいのお店で、店内はスタイリッシュな雰囲気です。朝9時に焼き上がり、40種類以上のこだわりのパンが並びますが、早い時間に売り切れてしまうパンもあるのだとか。確実に買いたいパンがあれば、電話での予約がおすすめです。

まとめ

軽井沢の絶品パン屋さんをご紹介しました。どれもこだわりが詰まっていて魅力的ですよね。たくさんのお店があるので、パン屋さん巡りをしていろいろなパンを食べ比べられるのも軽井沢ならではの楽しみ方です。ぜひお気に入りのパンを見つけてくださいね。　

※この記事は2023年4月25日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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