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2023.05.30

【上越・妙高】雨の日におすすめの室内観光スポット5選!水族館や博物館で楽しもう

大自然や、歴史・文化を感じられるスポットが多い新潟県の上越・妙高エリア。

今回は、上越・妙高エリアで、雨の日でもお出かけをめいっぱい楽しめるスポットを紹介します。大きな水槽が迫力満点の「上越市立水族博物館 うみがたり」や、地球の石や地質について詳しくなれる「フォッサマグナミュージアム」など、見どころが盛りだくさんですよ。

【上越市】日本スキー発祥記念館

スキーを伝えたレルヒ少佐の貴重な品々を展示

日本スキー発祥記念館

上越・妙高エリアは、豊富な積雪のためスキー場が多く、アクセスも良いことから世界中からスキーヤーが訪れることで知られています。

「日本スキー発祥記念館」は、上越市において日本で初めて本格的なスキーの指導を行ったレルヒ少佐や、軍隊のみならず民間にもスキーを広めた長岡外史(ながおかがいし)についての展示が充実しているのが特徴。

その他にも、上越市のスキー産業に関する資料やスキー用具など、日本スキーが始まった時期の貴重な資料を観覧できます。屋内施設なので、雨の日でも気にせず、日本のスキー文化の源流に触れられます。おおよその滞在時間は、ゆったりまわって1時間程度です。

日本スキー発祥記念館
1階展示室のウェルカムゾーン
日本スキー発祥記念館
1階展示室の歴史ゾーン

1階展示室のウェルカムゾーンでは、等身大のレルヒ少佐がお出迎え。当時のオーストリア・ハンガリー帝国の軍人テオドール・エドラー・フォン・レルヒ少佐は、明治45(1910)年に、日本の軍事視察のため来日し、翌年、上越市高田において日本で初めて本格的なスキーの指導を行いました。これが日本のスキーの始まりだと言われています。

歴史ゾーンには、各時代のスキー用具が並んでおり、道具の変遷を辿ることができます。

日本スキー発祥記念館
2階展示室の記念ゾーン

2階の記念ゾーンにはレルヒ少佐の遺品類が並び、彼が晩年過ごした部屋も再現されています。姉妹都市であるオーストリアのリリエンフェルト市からの贈り物も併せて紹介されており、貴重な資料を眺めながら、日本のスキーの歴史を学べますよ。

■日本スキー発祥記念館
025-523-3766
新潟県上越市大貫2-18-37
【4月~10月】9時~16時30分【11月~3月】10時~16時
月(月曜が祝日のときは翌日)、休日の翌日、12月29日~翌1月3日
一般460円、小・中・高生160円
北陸道 上越ICより車で20分、上信越道 上越高田ICより車で10分
46台(金谷山公園駐車場と共同)
「日本スキー発祥記念館」の詳細はこちら
「日本スキー発祥記念館」のクチコミ・周辺情報はこちら

【上越市】上越市立水族博物館 うみがたり

日本海に生息する約300種類の生きものに出会える

上越市立水族博物館 うみがたり
上越市立水族博物館 うみがたり
ドルフィンパフォーマンス

約300種類、4万5000点の海の生きものを飼育している「上越市立水族博物館 うみがたり」は、日本海の景色と融合した館内のレイアウトや、バンドウイルカ・マゼランペンギンなどの生きものを間近で見られるのが魅力です。

屋内施設はもちろん、「うみがたり」の人気イベントの一つである「ドルフィンパフォーマンス」の会場も屋根付きなので雨の日でも楽しめます。ただ、観覧席が前列の方だとプールの水しぶきが飛んでくる可能性があるので、衣服や持ち物が濡れないように注意しましょう。

上越市立水族博物館 うみがたり
うみがたり大水槽
上越市立水族博物館 うみがたり
うみがたりチューブ

この水族館では、日本海をテーマにした巨大水槽「うみがたり大水槽」や、360度アクリルガラスの海中トンネル「うみがたりチューブ」など、ダイナミックな水槽展示の迫力に圧倒されます。角度によって見える生きものや景色が違うのでつい時間を忘れてずっと眺めてしまいそう。

上越市立水族博物館 うみがたり
マゼランペンギンミュージアム
上越市立水族博物館 うみがたり
三和牛乳ソフトクリーム 400円

また、「マゼランペンギンミュージアム」も人気スポットの一つ。なんと100羽を超えるマゼランペンギンが飼育されていて、来館者の手でペンギンにエサをあげることができる「ペンギンフィーディング」も11時30分からと14時30分からの1日2回、無料で開催されています。

展示の他に訪れたいのが、館内にあるレストランやショップ!マゼランペンギンの生息地でもあるアルゼンチン料理をコンセプトにしたレストラン「Restorante Los Cuentos del Mar(レストランテ ロス クエントス デル マール)」では、食事の他に「三和牛乳ソフトクリーム」が人気。また、「Museum Shop Regalo(ミュージアムショップ レガーロ)」には、イルカやマゼランペンギンのぬいぐるみなど、旅のお土産にぴったりのグッズが揃っています。

展示やパフォーマンス、レストランでの食事などを堪能すれば、半日くらい遊べるおすすめスポットです。

■上越市立水族博物館 うみがたり
025-543-2449
新潟県上越市五智2-15-15
【通常】10時~17時(最終受付16時30分)【7月22日~8月27日】9時~18時(最終受付17時30分)※夏の期間は一部Webによる入館予約が必要なため、HPを要確認
なし(設備点検による臨時休業あり)
入館料18歳以上1800円、高校生1100円、小・中学生900円、4歳以上500円、65歳以上1500円
【電車】えちごトキめき鉄道 直江津駅より徒歩15分【車】北陸道 上越ICより15分
580台
「上越市立水族博物館 うみがたり」の詳細はこちら
「上越市立水族博物館 うみがたり」のクチコミ・周辺情報はこちら

【糸魚川市】フォッサマグナミュージアム

地球や日本列島の誕生について知る、“石”の博物館

フォッサマグナミュージアム
フォッサマグナミュージアム
日本列島誕生の歴史をシアターで紹介している第3展示室
フォッサマグナミュージアム
糸魚川市内海岸等で見つかったヒスイを展示している第1展示室

「フォッサマグナミュージアム」は、地球や日本列島の誕生を分かりやすく展示した、鉱物や化石について学べる大人も楽しめる博物館。石の種類が豊富な糸魚川は、いわば“日本列島の生い立ち”を知るのに適した場所の一つです。

館内の常設展示室は6つのエリアに分かれており、糸魚川に存在する美しい鉱物「ヒスイ」や、日本列島が誕生した際の大地の裂け目である「フォッサマグナ」などを中心に、地質の時代経過に沿って地球が育んできた自然環境や資源の恵みを知ることができます。

その一方で、人々の暮らしの脅威となる地震や火山、地すべりなどの自然災害について学べる貴重な施設です。じっくり見学すると、滞在時間はおよそ3時間くらいでしょう。

フォッサマグナミュージアム
日本や世界の様々な化石や鉱物を展示する第5・6展示室

見学コースの最後には、ミュージアムショップがあります。ミュージアムオリジナル書籍の他、糸魚川産のヒスイアクセサリーや恐竜の模型、科学実験キット、入門書など、石に関係する様々なグッズが揃っています。

■フォッサマグナミュージアム
025-553-1880
新潟県糸魚川市大字一ノ宮1313(美山公園内)
9時~17時(16時30分最終受付)
12月~翌年2月の月・祝日の翌日、12月28日~1月4日
入館料一般500円、高校生以下無料
北陸道 糸魚川ICより車で10分
150台
「フォッサマグナミュージアム」の詳細はこちら
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【糸魚川市】糸魚川ジオステーションジオパル

車両展示や鉄道模型にワクワク!

糸魚川ジオステーションジオパル
糸魚川駅構内にある「糸魚川ジオステーションジオパル」

糸魚川市は2009年8月に「世界ジオパーク」に認定されました。「ジオ(Geo)」は地球や大地、「パーク(Park)」は公園という意味を持ち、貴重な“地質の宝もの”やその地域の自然・文化を守り、かつ多くの人に知ってもらう・訪れてもらうことを目的としています。

「糸魚川ジオステーションジオパル」の「パル」は友達や仲間を意味しています。このスポットは、世界ジオパークとしての糸魚川の魅力発信基地であり、また、鉄道実車両、模型、プラレールに親しめる交流施設です。所要時間は、ゆっくり見学して1時間程度です。

糸魚川ジオステーションジオパル
ジオパーク観光インフォメーションセンター

「糸魚川ジオステーションジオパル」の館内は大きく3つのコーナーに分かれています。まずは「ジオパーク観光インフォメーションセンター」に展示されている資料や映像で、「糸魚川ジオパーク」がどういうものなのかを知ることができます。

糸魚川ジオステーションジオパル
キハ52待合室

2つめのエリア「キハ52待合室」では、かつて大糸線で活躍した車両「キハ52-156」の実車を展示しており、実際に車両に入ることもできます。

糸魚川ジオステーションジオパル
トワイライトエクスプレスの再現車両
糸魚川ジオステーションジオパル
トワイライトエクスプレスの食堂車

このエリアには、 “走るホテル”とも呼ばれ、日本の豪華寝台特急の先駆けとして知られる「トワイライトエクスプレス」の再現車両も展示されています。実物大で再現した食堂車が、車窓に流れる映像を眺めていると、旅情をかき立てられそう。事前予約をすれば、食堂車で食事もできます。詳細は電話で問い合わせを。

糸魚川ジオステーションジオパル
ジオラマ鉄道模型ステーション

3つめのエリア「ジオラマ鉄道模型ステーション」では、えちごトキめき鉄道やJR大糸線・北陸新幹線の沿線、糸魚川駅をモデルにした大型鉄道模型ジオラマの展示が好評です。

鉄道好きの子どもから大人まで夢中になるプラレールやレアな鉄道グッズなど展示も充実しています。

■糸魚川ジオステーションジオパル
025-555-7344(一般社団法人糸魚川市観光協会)
新潟県糸魚川市大町1-7-47 糸魚川駅アルプス口1階
【ジオパーク観光インフォメーションセンター・キハ52待合室】通常8時30分~19時、7~9月8時30分~19時30分【ジオラマ鉄道模型ステーション】平日10時~18時、土・日・祝9時~18時30分、7~9月9時~19時【トワイライトエクスプレス再現車両】10時~15時
1月1日
入館料無料
【電車】JR・えちごトキめき鉄道 糸魚川駅より徒歩1分【車】北陸道 糸魚川ICより10分
118台(糸魚川駅アルプス口駐車場/入場30分以内無料 ※以降30分毎に100円加算、1日の加算上限1000円)
「糸魚川ジオステーションジオパル」の詳細はこちら
「糸魚川ジオステーションジオパル」のクチコミ・周辺情報はこちら

【妙高市】妙高市青少年学習施設わくわくランドあらい

“発見と想像”をテーマに遊んで学べるファミリー向け施設

妙高市青少年学習施設わくわくランドあらい
妙高市青少年学習施設わくわくランドあらい
ちびっこランド
妙高市青少年学習施設わくわくランドあらい
妙高体験トランク

「妙高市青少年学習施設わくわくランドあらい」は、乳幼児から中学生くらいまでの子どもたちが遊べる施設です。

屋内施設が充実しており、雨天時でも思いっきり遊べるのが魅力。未就学児が喜ぶ遊具がいっぱいの「ちびっこランド」や、塗り絵や日本地図パズル、卓上ゲームなどで遊べる「妙高体験トランク」など、体を思いっきり動かしたい子どもも、インドア派の子どもも楽しめるのでおすすめです。

その他にも、里山の生き物をスクリーン上で探し出して捕まえる「いきものウォッチング」や、スキーとスノーボードがバーチャルで遊べる「雪山オリンピア」も人気です。コンテンツが盛りだくさんで、2時間ほど遊べそうです。

妙高市青少年学習施設わくわくランドあらい
げんきウォール
妙高市青少年学習施設わくわくランドあらい
妙高勇気ウォール

館内にはクライミングウォールも充実しています。特に、高さ8mの「妙高勇気ウォール」は小・中学生の利用が中心ですが、毎月第3日曜日は「親子クライミングデー」を実施しており、親子でクライミングウォールやボルダリングウォールに無料でチャレンジできますよ。

■妙高市青少年学習施設わくわくランドあらい
0255-70-1315
新潟県妙高市関川町2-8-32
9時30分~17時
月・祝日の翌日 ※月が祝日の場合は火、祝日の翌日が土・日の場合は開館
入館無料
【電車】JR・えちごトキめき鉄道 新井駅より徒歩10分【車】上信越道 新井スマートICより10分
35台
「妙高市青少年学習施設わくわくランドあらい」の詳細はこちら

まとめ

雨の日の旅行も、晴れやかな気持ちで満喫できる、とっておきのスポットばかりです。興味や気分に合わせて、気になる施設に訪れてみてくださいね!

※この記事は2023年5月22日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

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