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地元で水揚げされるぷりぷりの魚に、お出汁がしみ込む金沢おでん、金箔や地元の素材で彩られたスイーツ…。そんな美味しいグルメを求めて金沢を旅する人は多いはず。

そこで今回は、数ある金沢の絶品グルメの中から、ランチにおすすめのお店を紹介します。ランチの良さはなんといっても、夕食よりもリーズナブルに美味しいものが食べられること！便利な駅近くのお店や、ひがし茶屋街など観光地近くのお店もピックアップしているので、参考にしてみてくださいね。

※この記事は2023年6月29日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信：じゃらんニュース

カフェ 加賀麩不室屋【金沢駅構内】

もちっ！ふわっ！加賀麩の多彩な美味しさを楽しんで

金沢で150年以上に渡り、加賀麩を作り続けている老舗・不室屋（ふむろや）が営むカフェ。「加賀麩」といっても種類は豊富で、その多彩な魅力を味わえるのがランチの「加賀麩とりどり膳」です。

すだれ麩（治部煮）、車麩（カツレツ）、あわ麩（味噌田楽）、生麩まんじゅうなど、たくさんの麩を一気に楽しめるのがポイント！九谷焼のお皿が使われていて、目にも華やかです。汁物には、お湯を注ぐだけでお吸いものになる「宝の麩」がついてきます。

また、ふわりつるりとした新食感の「くるま麩のフレンチトースト」は、お店で人気のスイーツメニュー。豆乳アイスがさっぱり味なので、添えられたメープルシロップをかけるのがおすすめです。

金沢駅構内にあるので、電車を待つ間に立ち寄ることもできます。カウンター席もあるので一人でも気兼ねなく麩料理を味わえますよ。

ゴーゴーカレー 金沢駅総本山【金沢駅構内】

5時間煮込んで55時間寝かせる。旨み熟成の金沢カレー！

“金沢カレーで世界を元気に！”をスローガンに、日本のみならず世界にも店舗展開をしている「ゴーゴーカレー」。リピーターを毎度唸らせるその秘密は、55の工程を5時間かけてじっくり煮込み、さらに55時間寝かせて作るオリジナルの熟成ルーにあります。＋100円で、甘口・辛口に変更することができますよ。

おすすめのロースカツカレーは、深みのある熟成ルーとサックサクのロースカツが相まって、スプーンが止まりません。

お腹の空き具合では、エビフライやチキンカツ、卵などのトッピングが複数のった「兼六カレー（中）」1400円もおすすめです。

季節限定メニューもあるので、何度も足を運びたくなるはずです。金沢市内だけでも6店舗あり、全国色々なところで食べることができますが、ぜひ一度、金沢で本場の味を楽しんでみてください！

８番らーめん 金沢駅店【金沢駅構内】

フライパンマイスター渾身の北陸ソウルフード

石川県の国道8号線沿いに誕生したことから名前がついた「８番らーめん」。人気メニューはたくさんの野菜を摂ることができる「野菜らーめん」です。塩・味噌・醤油・バター風味の4種から選べ、シャキシャキの野菜とお店自慢のちぢれ太麺が特徴。野菜好きなら「野菜増し」198円も一緒に注文してみてください。

このシャキシャキ野菜は、強火で炒めてからスープで煮る工程を挟み、再度炒めるという、独自の調理法で作り出しています。なんでも、お店独自の資格である「フライパンマイスター」という資格がなければ、野菜らーめんを作ることが許されていないのだそうです。

国内外にも店舗を持つ「８番らーめん」は、金沢市内に19店舗も出店しています。

サイドメニューには、餃子や唐揚げ、チャーハンなどもあります。「お子様らーめんセット」484円や「小さな野菜らーめん」638円、「小さな８番セット」891円など、子連れや小食の人に嬉しいメニューも提供していますよ。

季節料理・おでん黒百合【金沢駅構内】

駅構内で叶う！金沢おでんと地酒のコンビネーション

「季節料理・おでん黒百合」では、削り方の異なる2種類の鰹節と、煮干しや昆布の出汁を使った金沢おでんをメインに、近江町市場で仕入れた旬の魚、加賀伝統料理の治部煮などが楽しめます。

「茶飯定食」は、大根・イワシのつみれ・ごぼう天のおでん3種に、白山堅豆腐、茶飯、みそ汁、漬物がセット。50年以上、継ぎ足し守られてきた出汁が芯まで染み込んだおでんはもちろん、白山麓のきれいな水で作られた堅豆腐も、地元の味を堪能できる逸品です。

「おでん定食」なら、焼き豆腐・イワシのつみれ・ちくわ・金時草のふかしの4種が楽しめ、白飯、みそ汁、漬物がセットになっています。金沢おでんならではの「梅貝」700円や「くるま麩」350円、お店で人気の「シュウマイ」も単品注文ができるので、ぜひ味わってみてくださいね。

お店は金沢駅の構内にあり、老舗の味を駅近くで味わえるという手軽さも魅力です。石川県の酒造「萬歳楽（まんざいらく）」の地酒も揃っていて、お昼から一杯…なんて楽しみ方も、旅ならではの醍醐味ですね。

金澤おでんあまつぼ クロスゲート金沢店【金沢駅より徒歩3分】

金沢おでんの人気どころ7種が勢ぞろい！

厳選した地元食材を使った金沢おでんや加賀の伝統料理、料理の旨みを引き立てる地酒を手軽に味わえるのが「金澤おでんあまつぼ」です。

昆布の旨みがきいた出汁を使ったおでんは、たこ・梅貝・くるま麩など20種以上が用意されています。「おでん定食」は大根・玉子・くるま麩・ちくわ・赤巻・角揚げ・金時草はんぺんの7種と、茶飯、小鉢、サラダ、汁物、漬物がついた、金沢ならではの食材を味わえる内容です。

地酒と一緒に楽しむのであれば、人気のおでんが盛られた「おでん盛」（大根・玉子・くるま麩・赤巻・厚揚げ）がおすすめ。

「金澤おでんあまつぼ」は、「柿木畠本店」、近江町市場の「市場めし」、おでん懐石「金澤かが美」、「クロスゲート金沢店」の4店舗を展開しています。お店によって料理内容や雰囲気も異なるので、行きたい観光地の近くの店舗を探してみてはいかが？

加賀料理 大名茶家【金沢駅より徒歩3分】

こだわりの器と繊細な加賀料理がぎゅっと詰まったミニ会席

JR金沢駅近くで加賀料理を楽しむなら「加賀料理 大名茶家」がおすすめです。四季折々の海の幸や、加賀野菜を使った繊細で華やかな和食を、こだわりの器で提供してくれます。

昼限定ミニ会席「羽衣」は、治部煮をはじめ、お造りや加賀野菜を味わえます。料理を引き立てる美しい器にも心が躍るはず。

ランチメニューには期間限定のものが多いので、行く前には一度ホームページを確認してみてくださいね。

席数は80席あり、カウンターや座敷、小さな庭園を眺めながら食事ができる部屋など、幅広いシーンで利用することができます。夜の部には、のどぐろの刺身や蟹のしゃぶしゃぶなど、素材の美味しさをそのまま味わえるメニューもありますよ。

NO SiDE【金沢駅より徒歩5分】

あつあつフライとケチャップライスが食をそそる。駅近で食べるハントンライス

古民家を改装したお店でハントンライスや金沢の地酒が味わえるダイニングバー「NO SiDE」。「ハントンライス」とは、ケチャップライスを薄焼き卵で包み、白身魚などのフライをトッピングし、ケチャップソースとタルタルソースをかけて食べる、金沢で昔から親しまれているご当地グルメのこと。

トッピングは、白身フライ（1000円）、カキフライ、鶏のから揚げ（各1100円）、エビフライ、とんかつ（各1200円）から選べます。あつあつのフライはタルタルソースとの相性抜群！専用に仕込んだケチャップとバターの風味をまとったライスは、一度食べたらクセになりますよ。

金沢カレー「とんかつ」の濃厚なルーは少しフルーティーな味わいが特徴。カロリーのことは一旦忘れて、心ゆくまで味わってみてくださいね。

駅から近いので、空いた時間に利用しやすいのも嬉しいですね。金沢の地酒も充実していますよ。

カレーのチャンピオン 近江町店【金沢駅より徒歩15分】

来店者7割が選ぶ！“チャンカレ”が守り続ける金沢カレー

石川県民のソウルフード・金沢カレーといえば、“チャンカレ”こと「チャンピオンカレー」。創業から60年以上続くチャンピオンカレーは、適度にスパイシーでコクがあり、旨味が凝縮された濃厚カレーソースが後引く美味しさです。低温でじっくり丁寧に焙煎し、加熱時間や火加減にこだわることで、香辛料の風味を損なわない、他にはないカレーが作られています。

おすすめの「Lカツカレー」は、前身の洋食店でカレーに次いで人気だった豚カツ定食を、カレーにそのままのせたのが始まりなのだそうです。「千切りキャベツ」と「ソースがかかったカツ」という金沢カレーの特徴は、2つのメニューがドッキングしてできたからだったのですね！

全国展開してるチャンピオンカレーですが、金沢市内では近江町店を合わせて7店舗あるので、旅の途中に立ち寄ってみてはいかがでしょう？

金澤おでん 赤玉本店【金沢駅より車で8分】

白・黒の優しいお出汁がじゅわっ。90年続く金沢おでんの老舗

90年以上続く「金澤おでん 赤玉本店」は、創業以来、毎日欠かさず足し続けた秘伝の出汁が自慢。厳選した昆布と煮干しをベースに、金沢の美味しい水で時間をかけて煮だした「白出汁」と、白出汁に金沢大野の醤油を加えた「黒出汁」の2種を、おでんの種によって使い分けているのも特徴です。

「平日限定おでん定食」は、大根・くるま麩・赤巻・玉子の4種に、茶飯または白飯、小鉢、みそ汁、漬物がセット。金沢おでんの定番を充分に味わえる内容ですが、お腹が許すのであれば、人気の「牛すじ」と「湯豆腐」もぜひ注文をしてみてください。臭みや脂っこさのない上品な国産牛の牛すじと、黒出汁を使った湯豆腐は、また別の美味しさを楽しめるはずです。

おでん以外にも、白海老の唐揚げや赤玉風串カツなどの一品料理があり、地酒もあります。行列ができることもあるので、予約してから行くのがおすすめです。

グリルオーツカ【金沢駅より車で9分】

創業からずっと変わらない、金沢名物ハントンライス

「グリルオーツカ」のハントンライスは、ケチャップライスとのバランスを考えたあっさり味のタルタルソースに、カジキマグロと小エビのフライがのったお店の人気メニュー。他のメニューもスープやドレッシング、タルタルソース、カレールー、デミグラスソースなど、創業当初から変わらない味を守り続け、手間ひまかけた手作りにこだわっています。

「カツカレー」のルーは、大量の玉ねぎをアメ色になるまで炒め、数種のスパイスと果物を加え、一日かけて作る超大作！金沢カレーのようにドロッとしていない、サラッとしたルーが特徴です。

行列ができることもありますが、残念ながら予約は不可。近隣には金沢21世紀美術館や、ショップや観光スポットが集まるエリア「香林坊」があるので、観光とセットで足を運んでみてくださいね。

Cafe たもん【金沢駅より車で10分】

旨み溢れる能登豚と米粉パンケーキの相性が抜群！

ひがし茶屋街にある宇多須（うたす）神社の目の前にあるのが、米粉のグルテンフリーパンケーキが楽しめる「Cafe たもん」。地元・石川県で作られた米や食材、宇多須神社のご神水由来の井戸の水を利用するなど、地産地消に力を入れています。

「能登豚のローストポークランチ」は、脂身がとても甘い能登豚と甘さ控えめパンケーキの相性がよく、最後まで飽きずに美味しく味わえます。「能登豚ベーコンの米粉エッグベネディクトパンケーキ」は、ジューシーなベーコンの能登豚と濃厚な半熟卵を、パンケーキに絡めて食べるのがおすすめ。

歴史ある町家をリノベートして作られたお店は、ついつい立ち寄りたくなるおしゃれな佇まい。畳と格子のあるモダンな店内は1階がテーブル席、2階が座敷で、全部で50席あります。日曜、祝日以外は事前の予約ができますよ。

金沢まいもん寿司 魚匠庵【金沢駅より車で10分】

魚好き必見！のどぐろや白海老の豪華握り寿司ランチ

北陸や能登の地魚を豪快に味わいたいなら「金沢まいもん寿司 魚匠庵」がおすすめ。「匠の寿司御膳」は、白身の王様「のどぐろ」や、富山湾の海の宝石「白海老」などの寿司が10貫楽しめます。天ぷら、茶わん蒸し、海苔汁もついたこのボリュームなら、お腹も心も満たされるはずです。

「金沢匠のがんこ丼 能登あおりいかとろとろ丼」は、ぶつ切りにした肉厚食感のあおりいかの上に、大和芋とがごめ昆布のオリジナルのタレをかけた、お店で大人気の海鮮丼。他にも、蟹や天然ぶりなど四季折々の日本海の幸を楽しむことができますよ。

カウンター席、テーブル席、小あがり席、お座敷、個室とバリエーション豊富。混む場合もあるので行く前に予約をするのがおすすめです。

金澤寿司【金沢駅より車で10分】

金沢の食文化体験。17の金沢食材を並べて押し寿司作り

金沢ではハレの日に押し寿司を作る風習があり、その文化を体験できるのが「金澤寿司」です。

丸い曲げわっぱに国産の笹を敷き、フグのぬか漬け・クルミの佃煮・イクラ・甘えび・しめさば・加賀れんこんなど17種類の地元食材を盛り付けていきます。組み合わせる食材で味に変化が生まれるので、自分の好みに合わせて食材の配置を工夫するのがポイントなのだとか。

金沢の観光ガイドもしている店主が、観光コースや見どころを教えてくれるので、和気あいあいと楽しい時間を過ごせるはずです。

作った押し寿司は、店で食べるのがルールなので持ち帰りは不可。押し寿司体験者は「治部煮セット」や「お手軽セット」428円も注文できます。ちょっと汁物が欲しいなという時に、頼んでみては？

他にも、「香箱カニ面寿し作り体験」2750円、「昔ながらの祭寿し体験」2200円、「笹寿し体験」2200円もあります。

少しでも多くの人にこの文化を知ってもらい、守り伝えることを願って生まれたという体験。体験とランチが楽しめ、金沢のガイドも聞けるなんて旅行にぴったりのお店ですね。

まとめ

「食」であふれる金沢は、グルメを楽しみたい人には一度訪れて欲しい観光地です。地元民に愛されるソウルフードから、海の幸・山の幸を使った繊細な料理まで、その幅広さも魅力的ですよね。金沢で食欲を満たす旅、おすすめです！

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