2023.09.20

【2023】埼玉・秩父のおすすめ観光スポット19選！じゃらん編集部が厳選する名所を紹介

埼玉県の秩父は、歴史的名所や春夏秋冬それぞれの自然を満喫できるスポットが充実しています。そこでじゃらん編集部が「秩父のおすすめ観光スポット」をピックアップ。

三峯神社・芝桜の丘など自然を感じられる定番観光スポット、氷柱や棚田といった絶景スポット、日帰り温泉にグルメスポットまで幅広くセレクトしました。ぜひ、魅力がある秩父観光の参考にしてみてください。

※この記事は2023年9月8日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
記事配信：じゃらんニュース

おすすめの観光スポット

三峯神社

1900年の歴史を持つ、秩父の自然に囲まれた神社

標高約1100m、山々と自然に囲まれた場所にある「三峯神社（みつみねじんじゃ）」。創建は今からおよそ1900年も前と言われる歴史の深い神社です。

拝殿の前に佇むご神木は樹齢約800年。鎌倉時代の武将・畠山重忠による植樹と伝えられることから“重忠杉”と呼ばれ、パワースポットとして知られています。

神話の時代に、オオカミが三峯山を登る日本武尊（やまとたけるのみこと）の道案内をした言い伝えから、三峯神社ではオオカミを神の使いとして崇め奉っています。そんなオオカミ2匹が入り口を守っている、“三つの鳥居”が組み合わさった三ツ鳥居も見どころです。

（画像提供：三峯神社）

寳登山神社

煌びやかな社殿と、神秘的な奥宮は必見！

三峯神社・秩父神社と並び秩父三社に数えられる「寳登山神社（ほどさんじんじゃ）」は、宝登山（ほどさん）のふもとに位置し、創建はおよそ1900年前。その昔、日本武尊が宝登山の登山中に突然起きた山火事で、オオカミが火を消し止めたという伝承から、火災盗難よけ・諸難よけなどのご利益があると言われています。

社殿はとても煌びやかな彫刻が施され、周囲の自然とのコントラストも美しいスポット。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬はロウバイと四季の風景を楽しめるのも魅力です。

宝登山の山頂の奥宮はうっそうとした神秘的な雰囲気。山頂からは、秩父の町並みや、山々に囲まれた美しい景色を眺められます。本殿のある山麓から山頂まではロープウェイなら10分ほどで到着できるので、足を伸ばしてみては。

（画像提供：寳登山神社）

羊山公園

10種・40万株の芝桜が広がる公園

秩父の名峰・武甲山のふもとに位置する「羊山公園」は、市民に愛される緑豊かなスポット。公園内にある「芝桜の丘」は、約1万7600平米の広大な敷地に10品種・40万株の芝桜が植栽されている秩父の花の名所です。4月下旬から5月初旬までには、例年多くの観光客が訪れます。

芝桜の丘では、斜面を利用して白やピンクなど色彩豊かな品種を組み合わせることで、“花のパッチワーク”とも呼ばれる景色が見られます。背景にそびえる武甲山と一緒に写真に収めるのがおすすめです。

（画像提供：秩父市）

美の山公園

桜をはじめとした季節の花々に出会える自然公園

「美の山公園」は、標高約580mの蓑山（みのやま）山頂にある公園で、展望台から秩父盆地や山々を見渡すことができ、夜景も美しい景勝地です。

春には約8000本のソメイヨシノやヤマザクラが咲き、5月にはヤマツツジ、6月下旬～7月上旬には約4000株のアジサイを楽しめます。

運が良ければ、早朝に雲海と出会えることもあります。発生確率のピークは11月ですが、高湿度・無風などの気象条件が揃えば、季節問わず見られる可能性があるそうです。

（画像提供：埼玉県）

おすすめの絶景スポット

長瀞岩畳

四季を通じてさまざまな姿を見せる風光明媚なスポット

秩父鉄道長瀞駅から東へ5分ほど歩くと、東京湾まで続く荒川の河川敷に到着します。ここで見られるのが「長瀞岩畳」。川の流れで岩が侵食され、まるで畳を敷き詰めたような形状の名勝です。

紅葉、新緑、桜など、どの季節に訪れても景色の美しさを感じられるスポットです。

岩畳の周辺ではウォーターアクティビティも盛ん。長瀞ラインくだりをはじめ、ラフティングやカヤック、SUP（スタンドアップパドル）を体験できます。

（画像提供：長瀞町観光協会）

宝登山ロープウェイ

ロープウェイで空中散歩！宝登山山頂から見られる秩父の山々が素敵

標高497mの宝登山は、梅やツツジ、ロウバイなど四季折々の花を見られるスポット。宝登山の山麓から出発するロープウェイに乗れば、眼下に美しい景色を眺めながら5分間の空中散歩を楽しめます。

ロープウェイを降りて6分ほど歩けば、宝登山の山頂に到着。武甲山をはじめとした秩父連山を望む絶景が広がります。

山頂からは運が良ければ雲海を観賞できます。ちなみに、雲海は春と秋に比較的発生しやすく、前日に雨が降った晴れの日がチャンスだそうです！

あしがくぼの氷柱

幅200m・高さ30mの氷柱！例年、週末にはライトアップも

巨大な氷柱がダイナミックに並ぶ「あしがくぼの氷柱」は、例年1月上旬～2月下旬に見られる秩父の冬の風物詩です。

秩父には他にも「三十槌の氷柱（みそつちのつらら）」・「尾ノ内氷柱」など、見事な氷柱の鑑賞スポットがありますが、「あしがくぼの氷柱」は西武秩父線芦ヶ久保駅から徒歩10分と好アクセス。

氷柱の見頃時期の金・土・日・祝には例年ライトアップが行われ、幻想的な氷の世界を堪能できます。また、西武秩父線の電車が近くを通るため、氷柱と電車を一緒に撮影できるのもここならではの魅力です。

（画像提供：横瀬町観光協会）

橋立鍾乳洞

多様な形状の石と急傾斜の昇り降りを楽しめる鍾乳洞

鍾乳石、石筍（床にあるたけのこ状の岩石）、石柱などが見られる「橋立鍾乳洞」。長さ約140mで1周15分ほどと比較的こぢんまりとした鍾乳洞ながら、高低差のある階段や狭い道、低い天井など本格的な洞窟探検を楽しめます。

鍾乳洞内は写真撮影禁止のため、神秘的な内部は実際に訪れて確かめてくださいね。

また、鍾乳洞入口の近くにそびえ立つ高さ75mの岩壁も見どころ。元々はサンゴ礁だった石灰岩でできているそうで、壮大な自然の力を感じられます。

（画像提供：秩父札所連合会）

雲取山

山頂からは遠くに富士山も望める

埼玉・東京・山梨の1都2県にまたがった「雲取山」は、標高2017mと埼玉県にある山の中でも比較的高い名峰。

山名の由来は諸説ありますが、“雲を取れるほどの高さ”から名付けられたとも言われています。雲間から地上へ光が射し込む様子は、神々しさすら感じられる情景です。

登山者も多い山で、「三峯神社」からスタートする登山コース「三峰コース」は、シラビソやコメツガといった針葉樹の原生林が広がります。山頂からは富士山や南アルプス、奥秩父の山々を望めますよ。

（画像提供：写真AC）

秩父御岳山

日帰り登山を楽しむのにぴったり

「秩父御岳山（ちちぶおんたけさん）」は、標高1080mで日帰り登山も可能な山。山頂からは、秩父の「雲取山」や「両神山」、長野の「浅間山」まで望めます。

山頂の祠は山麓にある普寛神社の奥宮（神社の本宮より奥に位置する社殿）です。隣に備えられた鐘を突いて参拝しましょう。下山口の近くには日帰り温泉施設「大滝温泉 遊湯館」があるので、登山後に汗を流すのもいいですね。

（画像提供：秩父市）

寺坂棚田

黄金色に輝く稲穂と真っ赤な彼岸花のコントラストが美しい棚田

武甲山を背景に、里山の風景が広がる「寺坂棚田」。農林水産省による棚田地域振興のための取り組み「つなぐ棚田遺産」に埼玉県で唯一認定された棚田として知られています。

特に初秋には、黄金の稲穂に色鮮やかな朱色の彼岸花が映える絶景を見られるスポットです。

自生のホタルや夏の星空を見ることができる例年7月上旬に、一夜限り開催される「ホタルかがり火まつり」では、約500個のかがり火が棚田を照らします。※自生ホタルのため、天候等によりホタルに会えない場合もあり

楽器演奏や飲食ブースもあり、幻想的な空間を満喫できるお祭りなので、日程が合えばぜひ訪れてみてください。

（画像提供：横瀬町観光協会）

おすすめの体験スポット

長瀞ラインくだり

絶景を見ながら急流のスリルを楽しむラインくだり

自然が作り出す急流を昔ながらの和舟でくだるアクティビティ。「小滝の瀬」と呼ばれる急流スポットがスリル満点のAコース、比較的川幅が広いエリアの多いBコースの2つから選べます。

舟からは、岩畳や「秩父赤壁」といった名勝が見られるのも魅力です。

季節ごとに違った楽しみ方ができるのも特徴。秋には紅葉が美しく色づき、よりフォトジェニックな景色の中をくだり、冬の例年1～2月には、こたつを設置した舟で温まりながら、流れが緩やかなエリアを周遊できます。

（画像提供：秩父鉄道株式会社）

フォレストアドベンチャー・秩父

大自然に囲まれたアスレチックの体験はスリル満点！

ワイヤーを滑車で降りるジップスライドが7本もある、大規模な自然共生型アウトドアパーク「フォレストアドベンチャー・秩父」は、小学4年生以上が対象で難易度の高いコース設計になっているので、大人も楽しめます。

ジップスライドの他にも、ボルダリング風の壁登り、ロープ上を歩く綱渡りなど、スリルたっぷりのアクティビティが約40種類揃っています。

常時命綱を装着してくれる上、器具の操作を最小限にしたシステムが採用されているので、アスレチックが苦手な人もチャレンジしやすいスポットです。

（画像提供：フォレストアドベンチャー・秩父）

ちちぶ銘仙館

秩父名産の織物でオリジナルコースターづくり体験

古くから養蚕が盛んだった秩父では、江戸時代から絹織物が名産でした。明治になるとその織物は「秩父銘仙」と呼ばれるようになり、伝統工芸品として現代にも伝えられています。

「ちちぶ銘仙館」は、秩父の織物に関する資料の展示を目的としており、建物は1930（昭和5）年に建てられた国の登録文化財。織物の販売や、織り・染め体験も行っています。

おすすめは、本格的な織り機を使ってオリジナルコースターを作る手織り体験（1000円、要予約）。よこ糸を自分で選んで、世界に一つだけの織物を作ることができます。所要時間は30分ほどなので、気軽に予約してみては。

（画像提供：ちちぶ銘仙館）

おすすめの温泉スポット

西武秩父駅前温泉 祭の湯

露天風呂やサウナ、岩盤浴も揃う！グルメ・お土産店も併設

秩父観光の玄関口・西武秩父駅の駅前にある温泉。露天風呂に大浴場、サウナ、岩盤浴など豊富に揃っています。露天の岩風呂の泉質は含よう素－ナトリウム－塩化物冷鉱泉で、冷え性や末梢循環障害に効能があります。

［貸出］フェイスタオル（販売350円）、フェイスタオル・バスタオルのセット（レンタル230円）、館内着（レンタル140円）

温泉以外にも、ジビエやわらじかつ、秩父そばなど秩父の名物を堪能できるレストラン・フードコートを併設。

また、秩父の特産品や銘菓を販売する「ちちぶみやげ市」、豊富な地酒やワインを購入したりちょい飲みしたりできる「酒匠屋台」と、地域の特色を生かしたお店も並びます。

（画像提供：西武秩父駅前温泉 祭の湯）

秩父温泉 満願の湯

渓谷の美景とともに、肌触りの良い温泉を楽しめる

眼下に美しい渓谷と滝を望む露天風呂に、和庭園を眺めながらゆったりできる内風呂もある日帰り温泉施設。温泉はpH9.3と全国的にも高いアルカリ性の湯で、とろとろした肌触りが特徴です。

［貸出］フェイスタオル・バスタオルのセット（レンタル250円）

自然に囲まれたロケーションにある「満願の湯」は、施設内で食事も楽しめます。おすすめは、秩父産のアワ・ヒエ・キビ・クリを温泉水で炊いて作る名物「秩父元祖　黄金めし」 （1400円）です。

（画像提供：秩父温泉 満願の湯）

おすすめのお土産・グルメスポット

道の駅ちちぶ

秩父の特産品や郷土料理が揃う道の駅

国道140号沿い、秩父市の中心に位置する道の駅です。敷地内にはお土産店、食堂、キッチンカーなどが軒を連ね、地下水を水源とした｢ちちぶの水｣を持ち帰ることができる無料飲水施設も併設しています。

おすすめのお土産は、柔らかい口あたりと優しい甘さが魅力の「ちちぶ餅」（写真上・2個入り300円～）。その他、「秩父みそポテト」や地酒、秩父そばなど地元の名物が豊富に揃っています。

（画像提供：道の駅ちちぶ）

道の駅果樹公園あしがくぼ

野菜やジビエ、自家製クッキーなど地元の名物がたくさん揃う

のどかな里山風景が広がる秩父郡横瀬町の「道の駅果樹公園あしがくぼ」では、新鮮な野菜やジビエ商品といった地産のものを多く取り扱っています。

また、秩父名物の「豚みそ丼」をはじめとしたグルメを味わえる食堂も併設されています。

お土産を買うなら「紅茶クッキー」（440円）がおすすめ。横瀬町産の紅茶を使った自家製クッキーで、香ばしさとサクサク食感が評判なのだとか。

（画像提供：道の駅果樹公園あしがくぼ）

秩父表参道Lab.

オーガニック食材にこだわったイタリアンレストランのある複合施設

秩父神社の表参道にある、古民家をリノベーションしてつくられた施設です。1階にはイタリアンレストラン「cucina salve（クチーナ サルヴェ）」と、地ビールを堪能できる「MAHOLLO BAR（まほろバル）」があります。

「cucina salve」のおすすめは「スペシャリティーコース10皿」（11000円）。自家栽培のオーガニック野菜を使ったメニューや、埼玉県産のジビエを始めとする畜産品の肉料理、季節で変わる旬の味覚も楽しめるコースです。

（画像提供：秩父表参道Lab.）

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