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2024.01.12

【徳島】旅行好き250人が選ぶ人気観光スポットTOP20!鳴門や祖谷のおすすめを紹介<2024>

今回は、徳島県に行ったことがあり、3カ月に1回以上は旅行する256人にアンケートを実施。その結果を、人気スポットTOP20としてランキング形式で発表します!

徳島県は鳴門の渦潮、祖谷のかずら橋、大歩危・小歩危など、魅力的なスポットが豊富。ぜひ旅行の参考にしてくださいね。

※この記事は2023年12月18日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

徳島の人気観光スポットTOP20

順位 スポット
1 鳴門の渦潮
2 大歩危・小歩危
3 大塚国際美術館
4 祖谷のかずら橋
5 阿波おどり会館
6 大鳴門橋
7 大鳴門橋遊歩道 渦の道
8 あわぎん眉山ロープウェイ
9 眉山公園
10 道の駅大歩危
11 うだつの街並み
12 月見ヶ丘海浜公園
13 第6番札所 安楽寺
14 あすたむらんど徳島
15 第1番札所 霊山寺
16 徳島城跡
17 奥祖谷二重かずら橋
18 海洋自然博物館マリンジャム
19 鳴門市ドイツ館
20 轟の滝

旅行好きで、徳島県を訪れたことがある人256人にアンケートを実施した結果、1位は鳴門の渦潮という結果となりました。船で間近まで渦潮に近づいて観察できる人気のスポットです。関西から日帰りしやすいことも評価されたのかもしれません。

2位に大歩危・小歩危、4位に祖谷のかずら橋と、秘境感のあるスポットが上位にランキング。3位の大塚国際美術館、5位の阿波おどり会館など、芸術・文化施設が人気なのも徳島県の特徴と言えそうです。

そのほかTOP20には、展望スポット、道の駅、お遍路の霊場など、バラエティ豊かなスポットが並ぶ結果となりました。ここからは各スポットの魅力を紹介します!

【アンケート調査概要】
インターネット調査
調査時期:2023年10月10日(火)~12日(木)
調査対象:3カ月に1回以上旅行に行く20~40代男女
有効回答数:256名

1位:鳴門の渦潮

引き込まれそうな迫力!大自然の力を体感できる

(画像提供:徳島県観光協会)

徳島県鳴門市と兵庫県・淡路島の間にある鳴門海峡の幅はわずか約1.3km。「鳴門の渦潮」は、この狭い海峡を大量の海水が流れる時に発生します。

(画像提供:徳島県観光協会)

大潮のときに水が流れる速さは最大で時速18km、渦の直径は約20mにもなるのだとか。

見ごろは満潮時と干潮時の前後1~2時間。特に干満差が大きくなる春と秋の大潮時には大きな渦潮が発生するので、潮見表をチェックしてから訪れるのがおすすめです。

■鳴門の渦潮
[住所]徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦
[アクセス]【車】神戸淡路鳴門自動車道鳴門北ICより約3分
[駐車場]あり(無料)
「鳴門の渦潮」の詳細はこちら

(画像提供:徳島県観光協会)

2位:大歩危・小歩危

V字に切れ込んだ渓谷と奇岩が作る絶景

(画像提供:徳島県観光協会)

吉野川の上流部・祖谷(いや)地方の入口にある渓谷「大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)」。大昔に地下深くで結晶化した岩が地殻変動で地上に現れ、川や雨に削られて生まれた景観です。

(画像提供:徳島県観光協会)

淡い青灰色をたたえた奇岩が約6kmに渡って続き、新緑や紅葉の名所にもなっています。底まで透き通るようにきれいな流れも印象的。「小歩危展望台」からは渓谷を一望できます。

■大歩危・小歩危
[住所]徳島県三好市山城町
[営業時間]見学自由
[定休日]なし
[料金]見学無料
[アクセス]【電車】JR大歩危駅より徒歩30分【車】徳島道井川池田ICより約30分
[駐車場]あり(無料)
「大歩危・小歩危」の詳細はこちら

(画像提供:徳島県観光協会)

3位:大塚国際美術館

26カ国1000点を超える世界中の名画巡りができる美術館

画像提供:大塚国際美術館
スクロヴェーニ礼拝堂

「大塚国際美術館」は世界26カ国1000点を超える古代から現代までの西洋名画を、陶板で忠実に再現し、すべて原寸大で展示している美術館です。

陶板名画は2000年以上も色あせないとされる独自の特殊製法で作られたもの。イタリアの画家・ジョットが1304年~1305年にフレスコ壁画を描いたスクロヴェーニ礼拝堂や、ミケランジェロの『最後の審判』が描かれた広大なシスティーナ・ホールも鮮やかな色彩を見せてくれます。

画像提供:大塚国際美術館
ヤン・フェルメール『真珠の耳飾りの少女』

そのほか、フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』といった美術史上重要な名画の数々がオリジナルに忠実に再現されています。

画像提供:大塚国際美術館
フィンセント・ファン・ゴッホ『夜のカフェテラス」

2023年には開館25周年を記念して、ゴッホの『夜のカフェテラス』、フェルメール『ヴァージナルの前に座る女』『音楽の稽古』も追加展示。ストロボや三脚を使わなければ、作品の前で記念撮影もOKです。

画像提供:大塚国際美術館
7つの『ヒマワリ』展示室

世界的に愛されるゴッホが描いた花瓶の『ヒマワリ』は7点あるとされ、オランダ、日本、ドイツなど世界中に点在していますが、その7点も一堂に展示。

画像提供:大塚国際美術館
レオナルド・ダ・ヴィンチ『最後の晩餐<修復前><修復後>』

レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』は、約20年にわたり行われた大規模な修復後のものと、それ以前の状態とを比較鑑賞することができます。

鑑賞ルートは合計で約4kmもあるので、一日楽しむつもりで出かけるのがおすすめ。リピートして少しずつ深掘りすれば、日本にいながら世界の美術館巡り気分に浸れそうです。

■大塚国際美術館
[住所]徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦福池65-1
[営業時間]9時30分~17時(入館券の販売は16時まで)
[定休日]月(祝日の場合は翌日)、1月は連続休館あり(2024年は1月9日~19日)、その他特別休館あり、8月は無休
[料金]【一般】前売券 3160円、当日券 3300円【大学生】前売券 2140円、当日券 2200円【小・中・高校生】前売券 530円、当日券 550円 ※詳細は公式ホームぺージを要確認
[アクセス]【電車】JR鳴門駅より徳島バスで15分※大塚国際美術館下車徒歩すぐ【車】神戸淡路鳴門自動車道鳴門北ICより約3分
「大塚国際美術館」の詳細はこちら

(画像提供:大塚国際美術館 ※写真は大塚国際美術館の展示作品を撮影したものです)

4位:祖谷のかずら橋

秘境に架かる平家落人伝説の橋はスリル満点

(画像提供:徳島県観光協会)

山深い秘境・祖谷(いや)にある、シラクチカズラ(サルナシ)を編み連ねてつくられた吊り橋です。平家の落人が追っ手から逃れるためにすぐ切り落とせるように作ったとも、四国を巡礼した弘法大師が考案したとも言われています。

長さ45m、幅2m、水面からの高さは14mで、シラクチカズラの使用量は合計約6t。3年ごとに架け替えが行われているのだとか。

(画像提供:徳島県観光協会)

一歩歩くたびにユラユラ揺れてスリル満点。セーフティネットなどはなく、足下の木のすき間からはダイレクトに谷底が見えます。携帯や鍵などの落とし物に気を付けて、歩きやすい靴で渡りましょう。

■祖谷のかずら橋
[住所]徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2
[営業時間]【4月~6月】8時~18時【7月~8月】7時30分~18時30分【9月~3月】8時~17時
[定休日]なし※2024年1月9日~2月15日ごろに架け替えのため休み
[料金]渡橋料【中学生以上】550円【小学生】350円
[アクセス]【車】徳島道井川池田ICより約50分
[駐車場]あり(1回500円)※かずら橋夢舞台市営駐車場
「祖谷のかずら橋」の詳細はこちら

(画像提供:徳島県観光協会)

5位:阿波おどり会館

本場の「連」の阿波おどりを通年体験できる

(画像提供:徳島県観光協会)

例年8月12日~15日の4日間開催され、徳島市が祭り一色に彩られる夏の風物詩「阿波おどり」。その踊りが毎日、専用ステージで披露される施設です。

2階の阿波おどりホールにて、昼は会館専属の連(れん)「阿波の風」、夜は有名連のおどりが披露されます。ちなみに“連”とは本番を目指して1年間、常に練習を共にする踊りのグループのこと。上演の最後には意外なことが起きるかも…!?

(画像提供:徳島県観光協会)

建物は徳島のランドマーク・眉山(びざん)のふもとにあり、観光案内所・お土産ショップ・頂上へのロープウェイの発着駅も兼ねているので、阿波おどりホールと併せて立ち寄ってみてくださいね。

■阿波おどり会館
[住所]徳島県徳島市新町橋2-20
[営業時間]【1階 徳島県立物産観光交流プラザ(あるでよ徳島)】9時~20時(夜のおどり休演日は18時まで)【2階 阿波おどりホール】11時~20時50分※上演時間は公式ホームページを要確認
[定休日]12月28日~1月1日、2月・6月・9月・12月の第2水(※祝日の場合は翌日)※眉山ロープウェイは無休
[料金]観覧料【専属連による阿波おどり】大人800円、小・中学生400円【有名連による阿波おどり】大人1000円、小・中学生500円【阿波おどりミュージアム】大人300円、小・中学生無料
[アクセス]【電車】JR徳島駅より徒歩10分【車】徳島道徳島ICより約15分
[駐車場]あり(1時間330円、以降30分170円)
「阿波おどり会館」の詳細はこちら

(画像提供:徳島県観光協会)

6位:大鳴門橋

渦潮の上に架かる吊り橋を様々なスポットから眺められる

(画像提供:徳島県観光協会)

「大鳴門橋」は徳島県鳴門市と兵庫県・淡路島を結ぶ、中央支間長876mの吊り橋。神戸淡路鳴門道が通る自動車専用の橋となっています。「鳴門の渦潮」が見られるのもこの橋の下です。

徳島県側の橋のたもとある鳴門公園を起点として遊歩道が整備され、「孫崎展望台」「千畳敷展望台」などの展望台を巡るコースになっています。

(画像提供:徳島県観光協会)

中でも標高98.6mと最も高い「鳴門山展望台」は眼下に海峡と橋が一望でき、対岸の淡路島までも見渡せる絶景スポットです。

■大鳴門橋
[住所]徳島県鳴門市鳴門町
[営業時間]見学自由
[定休日]3・6・9・12月の第2月
[料金]見学無料
[アクセス]【車】神戸淡路鳴門道鳴門北ICより約5分
[駐車場]あり(500円)駐車場利用可能時間【3月~9月】9時~18時【GW・夏休み期間】8時~19時【10月~2月】9時~17時
「大鳴門橋」の詳細はこちら

(画像提供:徳島県観光協会)

7位:大鳴門橋遊歩道 渦の道

神出鬼没の渦潮を海上45mの遊歩道から観察

(画像提供:徳島県観光協会)

「大鳴門橋」の徳島県側には片道450mの海上遊歩道「渦の道」が設けられており、歩いて渦潮を見に行くことができます。

(画像提供:徳島県観光協会)

展望室の床にガラス窓がはめこんであるので、海面上45mの高さから渦潮を観察でき、観潮船が近づく様子も見られます。

(画像提供:徳島県観光協会)

途中の窓も大きく展望が利き、潮風が吹き抜ける構造にもなっていて開放感は抜群。さまざまな場所に現れては消える渦潮を観察できます。渦潮の見ごろは季節や時間によって変わるので、公式ホームページの「潮見表」をチェックするのがおすすめです。

■大鳴門橋遊歩道 渦の道
[住所]徳島県鳴門市鳴門町(鳴門公園内)
[営業時間]【3月~9月】9時~18時【GW・夏休み期間】8時~19時【10月~2月】9時~17時
[定休日]3・6・9・12月の第2月
[料金]入場料【大人】510円【中・高校生】410円【小学生】260円
[アクセス]【電車】JR鳴門駅より徳島バスで約25分※鳴門公園下車徒歩5分【車】神戸淡路鳴門道鳴門北ICより約5分
[駐車場]あり(500円)※鳴門公園駐車場
「大鳴門橋遊歩道 渦の道」の詳細はこちら

(画像提供:徳島県観光協会)

8位:あわぎん眉山ロープウェイ

市街中心部から6分間の空中散歩で山頂へ

(画像提供:徳島県観光協会)

市街地の南西にそびえる標高290mの眉山は徳島のシンボル的存在。その頂上へ約6分で到着するのが「あわぎん眉山ロープウェイ」です。

(画像提供:徳島県観光協会)

ロープウェイの窓からは眼下に広がる桜や紅葉、市街地の景色が眺められます。4~10月は21時まで運行していて夜景も堪能できます。

「阿波おどり会館」の5階が発着駅になっているので、阿波おどり会館での観光や、お土産購入とあわせて回るのがおすすめです。

■あわぎん眉山ロープウェイ
[住所]徳島県徳島市新町橋2-20 阿波おどり会館5階
[営業時間]【4月~10月】9時~21時【11月~3月】9時~17時30分【1月1日】6時~17時30分
[定休日]なし
[料金]【大人】片道620円、往復1030円【小学生】片道300円、往復510円
[アクセス]【電車】JR徳島駅より徒歩10分【車】徳島道徳島ICより約15分
[駐車場]あり(1時間330円、以降30分170円)※阿波おどり会館駐車場
「あわぎん眉山ロープウェイ」の詳細はこちら

(画像提供:徳島県観光協会)

9位:眉山公園

徳島市街を一望できるビュースポット

(画像提供:徳島県観光協会)

万葉集にも“雲の間から眉のように見える”と歌われた優しい山容を持つ眉山。山頂一帯は「眉山公園」が整備されていて、天気のいい日は淡路島・紀伊半島まで一望できるビュースポットになっています。

(画像提供:徳島県観光協会)

ロープウェイで行くのが手軽ですが、無料の一般道「眉山パークウェイ」を通って車で山頂まで行くこともでき、ふもとから片道30分~1時間程度で登ることも可能。阿波おどり会館の近くなど、東側のふもとにはいくつかの登山口があります。

(画像提供:徳島県観光協会)

春には約300本のソメイヨシノが咲き、花見客で賑わいます。空気の澄んだ秋から冬には街の夜景も美しいスポットです。

■眉山公園
[住所]徳島県徳島市眉山町~佐古山町
[営業時間]散策自由
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR徳島駅より徒歩20分※あわぎん眉山ロープウェイ山麓駅まで【車】徳島道徳島ICより約25分※眉山パークウェイ頂上まで
[駐車場]あり(無料)
「眉山公園」の詳細はこちら

(画像提供:徳島県観光協会)

10位:道の駅 大歩危

地域に伝わるユーモラスな妖怪たちに出会える

(画像提供:徳島県観光協会)

景勝地「大歩危・小歩危」の近くにある道の駅で、妖怪屋敷と石の博物館が併設されています。

近隣の山城地区は妖怪・子泣き爺をはじめ、多くの妖怪伝説が伝わる地域で、妖怪屋敷はそれにちなんだもの。水辺に棲む「エンコ」、ツチノコのような「野槌」など、様々な妖怪がエピソードとともに紹介されています。

(画像提供:徳島県観光協会)

その他、国の天然記念物に指定されている「大歩危・小歩危」の地質や成り立ちを紹介する石の博物館は妖怪屋敷とセット料金で見学可能。敷地内には渓谷を一望できる展望台もあります。

■道の駅 大歩危
[住所]徳島県三好市山城町上名1553-1
[営業時間]9時~17時※トイレは24時間
[定休日]【3月~11月】なし【12月~2月】火(祝日の場合は翌日)
[料金]妖怪屋敷・石の博物館入館料【大人】500円【小学生】300円
[アクセス]【車】徳島道井川池田ICより約35分
[駐車場]あり(無料)
「道の駅 大歩危」の詳細はこちら

(画像提供:徳島県観光協会)

11位:うだつの街並み

阿波藍が生んだ富の象徴・うだつが見られる街並み

(画像提供:徳島県観光協会)

藍染めの原料である蒅(すくも)の集積地として、江戸中期から栄華を極めた吉野川沿いの街・脇町。豪商たちの裕福の象徴とされた、うだつが上がった屋敷が今も多く残っています。

(画像提供:徳島県観光協会)

うだつとは隣家との境に設けられた、類焼を防ぐための防火壁のこと。江戸中期から昭和初期に建てられた85棟の伝統的建造物が約430mに渡って建ち並び、建物を利用したカフェやレストランなどもあります。

観光する場合は「道の駅藍ランドうだつ」の駐車場が利用可能。かつて船着き場だった石垣横の坂道を抜ければ「うだつの街並み」が広がります。

■うだつの街並み
[住所]徳島県美馬市脇町南町
[営業時間]散策自由
[アクセス]【車】徳島道脇町ICより約10分
[駐車場]あり(無料)
「うだつの街並み」の詳細はこちら

(画像提供:徳島県観光協会)

12位:月見ヶ丘海浜公園

バーベキューや遊具でアウトドア気分を満喫

(画像提供:写真AC)
(画像提供:写真AC)

「月見ヶ丘海浜公園」は、徳島阿波おどり空港の南側にある臨海公園。古来より月の名所だったことにちなみ、月見の丘「満月の広場」や「立待月(たちまちづき)のスポット」など、月をモチーフにした施設がたくさんあります。

(画像提供:徳島県観光協会)
(画像提供:徳島県観光協会)

無料でバーベキュー施設が使えるデイキャンプエリアや、「エアトランポリン」「アポロ」など遊具も多く、のびのびと遊べるスポット。「月見ケ丘海水浴場」も隣接していて、夏には海水浴で賑わいます。

■月見ヶ丘海浜公園
[住所]徳島県板野郡松茂町豊岡山ノ手42
[営業時間]8時30分~22時
[定休日]なし※コテージとビジターセンターは10~3月の月曜(祝日の場合翌日)
[料金]入園無料
[アクセス]【車】徳島道徳島ICより約20分
[駐車場]あり(無料)
「月見ヶ丘海浜公園」の詳細はこちら

13位:第6番札所 安楽寺

お遍路最初の宿坊を持つ“温泉山”

(画像提供:徳島県観光協会)

「安楽寺」は、四国八十八ヶ所を巡るお遍路の第6番札所。ここは第1番札所から順番に回る“順打ち”の場合に重要な意味を持つ札所です。

第1番札所・霊山寺から第5番札所・地蔵寺までの距離は、合計10.9kmと比較的集中しています。さらにここ6番札所・安楽寺まであと5.3kmをがんばれば、ちょうど宿坊があり、泊まることができるのです。

(画像提供:徳島県観光協会)

弘法大師が発見したと伝わる温泉も湧いていて、お遍路さんが宿泊する場合には利用できます。宿坊利用は早めの予約が必要です。

■第6番札所 安楽寺
[住所]徳島県板野郡上板町引野寺ノ西北8
[参拝時間]7時~17時※詳細は公式ホームページを要確認
[定休日]なし
[アクセス]【車】徳島道土成ICより約15分
[駐車場]あり(無料)
「第6番札所 安楽寺」の詳細はこちら

(画像提供:徳島県観光協会)

14位:あすたむらんど徳島

広い公園に科学館、遊具、アクティビティが充実

(画像提供:あすたむらんど徳島)

「あすたむらんど徳島」は板野町の自然の中にある、科学をテーマにした大型公園。中核施設の「子ども科学館」では、子ども達が科学に親しみが持てるよう、「宇宙と地球」「生命と環境」「科学技術と人間」の3つのテーマで可動装置や実験装置などを展示しています。

(画像提供:あすたむらんど徳島)

プラネタリウムでは直径20mのドームに約3万8千個の星が映し出され、四季折々の星座の物語を楽しめます。

(画像提供:あすたむらんど徳島)

「吉野川めぐり」は徳島の自然をイメージした空間を小舟に乗って進んでいくウォーターライド。鳴門の渦潮などの演出もありますよ。

(画像提供:あすたむらんど徳島)

その他、30種類の遊具がある「冒険の国」や、フランスのエコミュージアムをイメージした「風車の丘」などがあり1日楽しく遊べます。

■あすたむらんど徳島
[住所]徳島県板野郡板野町那東キビガ谷45-22
[営業時間]9時30分~17時(7月~8月は18時まで)
[定休日]水(祝日の場合翌日、8月12日~15日の水曜は開園)
[料金]入園無料【子ども科学館】大人510円、小・中学生200円【プラネタリウム】大人510円、小・中学生200円【吉野川めぐり】大人310円、小・中学生100円
[アクセス]【車】徳島道藍住ICより約15分
[駐車場]あり(無料)
「あすたむらんど徳島」の詳細はこちら

(画像提供:あすたむらんど徳島)

15位:第1番札所 霊山寺

お遍路のスタートとなる霊場。必要な持ち物も揃えられる

(画像提供:徳島県観光協会)

四国八十八カ所お遍路の札所(霊場)には1番から88番までありますが、その第1番札所が鳴門市にある「霊山寺(りょうぜんじ)」。“一番さん”とも呼ばれて親しまれています。

お遍路には決まった巡り方はなく、いつ、どこから始めてもよいのですが、順番通りに回る“順打ち”は道順も分かりやすく、基本となる巡り方。霊山寺門前の売店「門前一番街」には、輪袈裟(わげさ)や金剛杖(こんごうづえ)、白衣(びゃくえ)といったお遍路に必要な持ち物が揃っていて、手ぶらでスタートしてもすべてここで購入できます。

(画像提供:徳島県観光協会)

お遍路でなくても、参拝すると本堂の厳かな雰囲気に、長い歴史の一端を垣間見ることができます。

■第1番札所 霊山寺
[住所]徳島県鳴門市大麻町板東塚鼻126
[参拝時間]7時~17時
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR板東駅より徒歩10分【車】高松道板野ICより約5分
[駐車場]あり(無料)
「第1番札所 霊山寺」の詳細はこちら

(画像提供:徳島県観光協会)

16位:徳島城跡

街の真ん中の広大な緑地。国の名勝の大名庭園も

(画像提供:徳島県観光協会)

「徳島城跡」は徳島市内中心部に位置する、蜂須賀氏の居城跡です。天守などの主な建築物は明治初年に取り壊され現在はありませんが、一帯が「徳島中央公園」として整備されています。

(画像提供:徳島県観光協会)

公園内には「徳島城博物館」があり、徳島藩と蜂須賀家の資料を展示。隣接している「旧徳島城表御殿庭園」は1600年頃に作られたとされる回遊式の大名庭園で、国の名勝に指定されています。

3月下旬から4月上旬にかけて約250本のソメイヨシノが咲き、初夏からお盆にかけては阿波おどりの練習をする「連」の姿も見られるなど、市民の憩いのスポットにもなっています。

■徳島城跡
[住所]徳島県徳島市城内1番
[営業時間]【徳島中央公園】散策自由【徳島城博物館】9時30分~17時(入場16時30分まで)
[定休日]【徳島中央公園】なし【徳島城博物館】月(祝日の場合開館)、祝日の翌日、年末年始※臨時休の場合あり
[料金]【徳島中央公園】無料【徳島城博物館】常設展300円※特別展は別途
[アクセス]【電車】JR徳島駅より徒歩9分【車】徳島道徳島ICより約10分
[駐車場]あり(310円)
「徳島城跡」の詳細はこちら

(画像提供:徳島県観光協会)

17位:奥祖谷二重かずら橋

秘境に架かる一対のかずら橋

(画像提供:徳島県観光協会)

徳島県には「かずら橋」と名の付く名所が2カ所あります。1つは三好市西祖谷山村(にしいややまそん)にある「祖谷のかずら橋」。もう1つがさらに山奥へと車を1時間ほど走らせたところにある、三好市東祖谷(ひがしいや)の「奥祖谷二重かずら橋」です。

約800年前に平家の落人が架けた橋と伝わっていて、男橋(おばし)と女橋(めばし)の二本があることから“夫婦橋”の別名を持っています。

(画像提供:徳島県観光協会)

「奥祖谷二重かずら橋」の方が距離的には徳島市内から近いのですが、細いくねくね道を通ってたどり着く標高1000m以上の場所。カーナビなどで向かう場合は混同しないようご注意を。山深いだけに秘境感があり、新緑や紅葉の美しさも見ものです。

■奥祖谷二重かずら橋
[住所]徳島県三好市東祖谷菅生620
[営業時間]【4月~6月、9月~11月】9時~17時【7月~8月】8時~18時
[定休日]12月~3月(冬季休業)
[料金]【中学生以上】550円【小学生】350円
[アクセス]【車】徳島道井川池田ICより1時間40分
[駐車場]あり(無料)
「奥祖谷二重かずら橋」の詳細はこちら

(画像提供:徳島県観光協会)

18位:海洋自然博物館マリンジャム

黒潮が打ち寄せる徳島南部の海を観察できる

(画像提供:徳島県観光協会)

「海洋自然博物館マリンジャム」は、海のきれいな海陽町の竹ヶ島海域公園にある、海中観光船や小さな手作り水族館が楽しめるスポットです。

(画像提供:徳島県観光協会)

往復約45分をかけて竹ヶ島港をめぐる「海中観光船ブルーマリン号」は船底に窓が設けられていて、ガイドさんの解説を聞きながらサンゴや熱帯魚を間近に観察できます。

「島のちいさな水族館」では竹ヶ島で見られるサンゴや、クマノミなどを展示。海の生物に触れられる「タッチングプール」もあります。

■海洋自然博物館マリンジャム
[住所]徳島県海部郡海陽町宍喰浦竹ヶ島28-45
[営業時間]【海中観光船ブルーマリン号】9時~最終便15時※曜日や季節により変動あり【島のちいさな水族館】9時~16時
[定休日]火(祝日の場合翌日、GW・夏休み・年末年始は営業)
[料金]【海中観光船ブルーマリン号】大人2000円、小学生1000円※島のちいさな水族館入館券含む【島のちいさな水族館】大人300円、小学生200円
[アクセス]【車】日和佐道路日和佐出入口より約50分
[駐車場]あり(無料)
「海洋自然博物館マリンジャム」の詳細はこちら

(画像提供:徳島県観光協会)

19位:鳴門市ドイツ館

“ドイツさん”に愛された地域の歴史を伝えるスポット

(画像提供:徳島県観光協会)

第1次大戦時、ドイツ兵の捕虜収容所があった鳴門市大麻町。所長の松江豊寿はドイツ兵の人権を尊重して自由な管理方針を掲げ、次第に地域になじんでいった捕虜たちはベートーヴェンの交響曲第九番を市民に披露するほどだったとか。

(画像提供:徳島県観光協会)

「鳴門市ドイツ館」は当時のエピソードを伝えるとともに、元俘虜たちから寄贈された貴重な資料などを展示。第九初演のエピソードを映像とロボットで紹介する「第九シアター」が見どころで、10時から30分ごとに1日13回上映しています。

■鳴門市ドイツ館
[住所]徳島県鳴門市大麻町桧東山田55-2
[営業時間]9時30分~16時30分
[定休日]第4月、12月28日~31日
[料金]【大人】400円【小・中学生】100円
[アクセス]【電車】JR板東駅よりタクシーで5分【車】高松道板野ICより約10分
[駐車場]あり(無料)
「鳴門市ドイツ館」の詳細はこちら

(画像提供:徳島県観光協会)

20位:轟の滝

轟音を轟かせる、水の神様を祀る瀑布

(画像提供:徳島県観光協会)

「轟の滝」は四国南部を流れる海部川の上流にある、落差58mの滝。その名の通りごうごうと水音を轟かせています。

(画像提供:徳島県観光協会)

上流部には二重の滝・横見の滝などいくつもの滝が続き、総称して「轟九十九(つくも)滝」とも呼ばれています。遊歩道を通って最上流の鍋割りの滝までは往復2時間ほどの道のりです。

(画像提供:徳島県観光協会)

「轟の滝」は水の神様を祀る「轟神社」の神域。400年以上継承されてきた毎年11月第2日曜の秋季例大祭では荒神輿の大滝壺入りが行われます。

■轟の滝
[住所]徳島県海部郡海陽町平井王余魚谷
[営業時間]見学自由
[アクセス]【電車】JR阿波海南駅より町営バスで約55分※轟神社下車徒歩10分【車】日和佐道路日和佐出入口より約1時間10分
[駐車場]あり(無料)
「轟の滝」の詳細はこちら

(画像提供:徳島県観光協会)

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ミキティ山田  ミキティ山田

旬な話題を求めて、いろいろな場所を取材・撮影する調査員。分厚い牛乳瓶メガネに隠したキュートな眼差しでネタをゲッチュー。得意技は自転車をかついで階段を登ること。ただしメガネのせいでよく転びます。

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