香川県の小豆島にある「エンジェルロード」。映画やドラマの舞台になるなど魅力的なスポットが多い小豆島で「エンジェルロード」は注目スポットのひとつです!
潮の満ち引きで砂の道が現れる不思議な場所で、大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うとか。青い海に映える砂の道を訪れてみてくださいね♪
エンジェルロードってどんなところ?
1日に2回、干潮時間の時間前後に現れる砂の道
小豆島は、兵庫県の淡路島に続いて瀬戸内海で2番目に大きな島です。たくさんの魅力あふれる人気の観光スポットがたくさんありますが、その中でも、時間帯を気にしてお出かけしたいのが「エンジェルロード」。恋人の聖地、天使の散歩道として訪れる方も多いスポットです。


「エンジェルロード」のように、満潮時は海に見えるのに、干潮時になると海から道が現れ、離れていると思われていた陸地と島が繋がる現象のことを“トンボロ現象”と言います。海外ではフランスにある世界遺産のモン・サン・ミッシェルが有名ですが、日本国内でトンボロ現象がみられるのは片手で数えるほど!その一つが、この「エンジェルロード」です。
エンジェルロードへ行く前にチェック!
事前に潮見表でエンジェルロードの現れる時間を確認

干潮の時間前後3時間ずつ、約6時間にわたり砂浜の道が現れるエンジェルロードを見るためには潮見表の確認が欠かせません。エンジェルロードが現れる時間にあわせて、旅の計画を始めてくださいね!
潮見表はこちら(小豆島フェリー株式会社)
小豆島では、港や宿泊施設で潮見表を用意しておいてくれるところも多いので、観光の途中に寄ろうと思う方は、手に入れておくと便利です。
エンジェルロードに一番近い港は小豆島の西側にある土庄港。(現在、小豆島には、香川県発着で3つの港、岡山県発着で1つの港へ到着することができます。利用する船の到着地をご確認ください。)
土庄港からエンジェルロードへは、車で約5分、徒歩だと30分くらいかかるので、島内を走る「オリーブバス」を利用すると便利です。銀波浦(ぎんぱうら)というきれいな地名の場所にあり、坂手方面行きのバスで約10分(片道150円)エンジェルロード前下車です。
エンジェルロードを歩いて渡ってみよう♪
前島と呼ばれる場所から中余島、大余島へ続く約500mの砂の道が現れる


満潮時には海となるエンジェルロードですが、干潮時には、前島と呼ばれる場所から中余島、大余島へ続く約500mの砂の道が現れます。
エンジェルロードが現れるのは1日2回、約6時間、干潮の時間から前後3時間ずつくらいです。潮の満ちかけによって毎日時間が変わるので、エンジェルロードが現れるのが深夜や早朝になることもあります。旅行前、もしくは到着後、港や宿泊施設などで潮見表を確認して、お出かけください。
人気の時間帯は、干潮の時間の前、エンジェルロードが現れ出す時間帯です。ゆっくりと潮の流れを見ているうちに海から道が現れ、渡れるようになる様子は幻想的です。
また、日の出スポットとしても人気の場所で、早朝にエンジェルロードが現れる日には、観光客だけでなく、近隣の方も散歩に出るほどきれいなんです!小豆島に宿泊して、早朝のエンジェルロードを見に出かけるのもおすすめです。
夕方からの時間には、暮れゆく瀬戸内海の赤やピンク、紫色に変化する海と空が見られます。また、寒い時期にはなりますが、初日の出スポットとしても島内では有名です。
きれいな砂浜を目の前にすると、海際を歩きたくなるはず!砂浜や波打ち際を歩いて渡るには、足元には砂浜が続きますので、歩きやすいスニーカーやサンダルで、濡れても大丈夫な物をおすすめします。入り口にある観光案内所に足洗い場もありますので、タオルを持って行くと便利ですよ。
エンジェルロードの突き当りになる大余島手前まで到着すると、そこから先はキャンプ場施設のため無断立ち寄り禁止、また岩場が多く危険なので行き止まりとなります。きれいな海ですが遊泳禁止となっているのでご注意ください。
エンジェルロードに行ったらココも立ち寄って!
「観光案内所・売店」と「urara days!」


エンジェルロードの入り口には、観光案内所・売店があります。
売店の人気商品はオリーブサイダー。透明なオリーブ色がきれいでさっぱりした味わいです。近くには天使の羽が付いたベンチがあり、うまく座って撮影すると背中に天使の羽が付いているように見えます。
入り口には、天使の羽が付いた白いポストがあります!売店でエンジェルロードの絶景絵はがきや切手が買えますので、天使のポストから大切な方へ幸せのお裾分けをしたくなりますね!

さらに、観光案内所前には2021年にオープンした「urara days!(ウララデイズ)」というソフトクリーム店があります。ウララデイズは、私たちの日々という意味です。

かわいいソフトクリームは、バニラのみで450円です。エンジェルロードらしい貝殻、カラフルな「おいり」がトッピングされています。「おいり」はもち米から作られるふわっと軽い食感のカラフルなお菓子で、香川県の西部を中心に、お嫁入りの時に地域の方にご挨拶として配る風習が今も残っています。
ほかにも、初恋フロート~島青みかんの香り~500円、青みかんのソーダ350円などがあります。

売店では、貝殻の絵馬も購入できます。かわいらしいホタテの真っ白な貝殻に、願いを書いて「約束の丘展望台」などに結んでいくことができます。

「約束の丘展望台」は木の茂った小高い丘で、観光案内所を過ぎて、エンジェルロードに向かう左手にあり、すぐ見つかります。登った先には『恋人の聖地』と書かれた台座に鐘があり、思いを込めて鐘を鳴らす人も。この場所からは、エンジェルロードが一望できます。
[TEL]0879-62-2801(案内所売店)
[住所]香川県小豆郡土庄町銀波浦
[営業時間]9時~17時(※開館時間は干潮時刻によって多少前後する場合あり)
[定休日]なし
[駐車場]公園内、周辺施設合わせて80台程度
[住所]香川県小豆郡土庄町 エンジェルロード観光案内所前
[営業時間]【平日】干潮時間の前後2時間程度【土・日・祝】9時30分~16時
[定休日]冬季営業や天候による不定休などの可能性あり。公式インスタを要確認
「urara days!」の詳細はこちら
※この記事は2024年8月26日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。
じゃらん編集部
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