山陰・山陽の温泉掛け流しのある温泉地
山陰・山陽の温泉掛け流しのある温泉地- 第1位道後温泉[愛媛]
- 第2位玉造温泉[島根]
- 第3位三朝温泉(とっとり梨の花温泉郷)[鳥取]
山陰・山陽の温泉掛け流しのある温泉地一覧
※括弧内の数字は宿泊施設軒数です。
鳥取県の温泉掛け流しのある温泉地
中国山地に続く三徳山の麓に湧く温泉で、発見されたのは約800年前といわれ源氏ゆかりの伝説の古湯でもある。世界屈指のラジウム泉で、日本一のラドン含有量を誇る泉質も自慢。温泉地を貫く三徳川のせせらぎの音、カジカガエルの鳴き声が響く温泉としても有名で、三朝橋の辺の川辺に湧く混浴露天の「河原風呂」が名物。
「日本のハワイ」として知られるリゾート感覚あふれる温泉地。東郷湖西岸の湖に突き出した岬に湧き出しており、その周辺に並ぶ旅館やホテルはまるで湖畔に漂っているかのような独特の風情を醸しだしている。海水浴場からも近く、夏のシーズンは多くの人で賑わっている。
島根県の温泉掛け流しのある温泉地
松江市、安来市、出雲市、斐川町、雲南市、奥出雲町、飯南市に数多く温泉が湧出している。「日本三美人の湯」のひとつとして名高い湯の川温泉、ホタル、紅葉、雪景色と四季の移り変わりを愉しめる海潮温泉、世界的にも有名な足立美術館ほど近くの鷺の湯温泉、渓谷美が愉しめる立久恵峡温泉がその代表格。
日本でも最古の歴史を持つ玉造温泉は、大国主命とともに国造りをした、少彦名命の発見と伝えられるまさに「神湯」。「出雲国風土記」にもその名を記す玉造温泉は、宍道湖南岸から玉湯川を2キロほどさかのぼった山間に湧く。古くから美人の湯、薬湯としてその名が伝わってきた。温泉街は玉湯川の東西に独特の湯の街情緒を醸しだしている。
岡山県の温泉掛け流しのある温泉地
山陽と山陰を結ぶ宿場町として栄え、今もその面影を色濃く残している湯原温泉は湯量が多く、良質で肌ざわりもなめらか。四季折々の風情が楽しめるこの温泉には湯治客の姿が絶える事はない。入浴無料で24時間入浴できる「砂湯」は旭川の川床から湧き出る名勝の露天風呂。この露天風呂は全国露天風呂番付の西の横綱と評されている。
発見は古く、戦国時代の武将や津山藩の湯治場にも使われた由緒ある湯の里。最近では日本観光地百選にも選ばれ、その名が全国に知られている。泉質はアルカリ性泉で、美白効果があるため、別名「美人の湯」とも呼ばれている。熊や狼に襲われないよう周囲を見張る為に立ったまま洗濯していた「足踏み洗濯」が有名で、定期的に披露されている。
広島県の温泉掛け流しのある温泉地
「宮島温泉」は日本三景の一つ、安芸の宮島の島内にある。「宮浜温泉」は湧出量は毎分220リットル程で、ほぼ透明な無味無臭のお湯はラドンを豊富に含み神経痛に効くといわれる。「広島温泉」は神経痛、関節痛、慢性皮膚炎などに効くといわれている。入浴後も保温効果が高いのが特長。
養老温泉は尾道の奥にある、こじんまりとした温泉地。昭和35年に、酒造りのために昔からいい水が沸くと言われて掘削したらラドンを多く含む水が出たので、これを酒造りでなく温泉として利用するようになったそうです。尾道の市街地からも近く温泉治療や労働者の長期滞在で英気をを養うために栄えた温泉地です。
山口県の温泉掛け流しのある温泉地
山陽路唯一の温泉郷として栄え、今もなお華やかな雰囲気に包まれている。その昔、一匹の白狐が夜な夜な湯に浸かって傷を治したという「白狐伝説」が言い伝えられ、マスコットにもなっている。市内には中原中也記念館があり、直筆の原稿や愛用品などが陳列されている。透明の弱アルカリ性単純温泉。
山口県長門市にある5大名湯のうち、長門湯本温泉以外をここでは紹介する。リウマチ・皮膚病への効能が高いという俵山温泉、日本海にある美しい青海島を望む黄波戸温泉、ラジウム泉で疲労回復効果が高い湯免温泉、pH9.60と高い数値を誇る油谷湾温泉など魅力ある温泉が長門市だけで揃うのが特徴だ。