yosshyさんの栃木県〜茨城県の旅行記

2022GW 栃木の「世界に誇る絶景」
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2020年から始まって、2022年の今に至っても、まだ日本中を覆っている新型コロナウイルス禍。 この間、多くの人が旅行を楽しめなくなってしまいましたが、感染予防の切り札と言われたワクチンの接種をぼくら夫婦も済ませ、日本全体のコロナ禍も一旦下火になったので、去年の11月から北海道外への旅行に踏み切りました。 その後の2022年当初から、またも襲ってきた感染の第6波も何んとなく小康を迎え、ぼくら自身としては3回目のワクチン接種もきっちり済ませましたので、今年ついに、3年ぶりのゴールデンウィーク旅行にも踏み切りました。 実のところ、久々のゴールデンウィーク旅行になりますから、行先はかなり早い段階から入念に検討していたんですが、花畑好きの奥さんのために、ゴールデンウィーク中に見頃になりそうな、「世界が認めた絶景」のあしかがフラワーパークの藤に狙いを定めました。 この藤のほかにも、栃木県には「大谷資料館の地下神殿」「世界遺産日光の社寺」といった世界に誇ることができる絶景スポットがありますから、これらを見倒す旅に出かけましたよ。 がっちり感染対策しながら、それでも感染の不安を感じながらの、おっかなびっくりな状態ではありますが、旅行のできるゴールデンウィークが戻ってきました。涙が出ますね。 なお、今回の旅行記ですが、内容があまりに充実していたので、猛烈に長くなっちゃってますが、一つ一つのコメントはいつもよりは少し短くしてますので、よろしかったら最後まで読んでください。
北海道ツウ yosshyさん 男性 / 50代
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- 2コメント
- 1日目2022年5月1日(日)
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09:00-09:00
いざ出発
栃木の最寄の空港の中で、一番、運航便の時間が良かったのは茨城空港でした。 その茨城空港に向けて、いつもの新千歳空港から、いつものように出発しましたが、この日はあいにくの天気で、雲しか見えませんでした。 が、機内からの眺めの悪さなど、これから始まる旅行への期待と比べたら、大したことではありませんでしたね。早く着け着け、茨城空港。
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10:00-11:00
初めて利用した茨城空港ですが、こちらも先月利用した秋田空港と同じく、見事なまでに地方の小空港でした。 しかも、こちら茨城空港はローカル空港な上に、海外からのお客さんの利用をメインに見込んでいたらしく、その方々が来ない今は、とにかく空いていました。 新型コロナウイルスのことを考えると、ある意味、バッチリな空港でしたね。 さて、ここからレンタカーを借りて旅行をスタートしますが、はたして今回は何kmくらい走ることになるんでしょうか?
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12:00-13:00
レンタカーを借りて、高速をひた走って、いよいよ栃木県に入りました。 栃木県では、まず益子町にお立ち寄り。 益子町は焼き物の街ですが、ここでは焼き物には一切目をくれず、お腹を満たすことに。だって、もうすっかりお昼ですもの。 やって来たのは、グルメが自慢の道の駅です。
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12:00-13:00
ローストポーク丼が美味
旅行前のリサーチでは、ここのローストポーク丼がめちゃくちゃ美味しそうだったので、これを迷わずチョイスしたんですが、このチョイスが大正解。 肉が柔らかいし、タレともよく合うし、さらに肉の下のご飯が頗る美味いんですよ。 奥さんも、パスタがもちもちでかなり美味しかったとのことですので、ここは当たりでしたねえ。幸先良いスタートとなりましたよ。
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13:00-14:00
道の駅グルメでお腹を満たしたら、本格的に観光に入ります。 まずは、益子の隣の真岡市にある立派な神社に参拝。 こちらは、芸術的な彫刻が施された超美麗なご社殿があって、それが国の重要文化財にも指定されているんです。 実際、目の当たりにすると、確かに微細な見事な彫刻でしたね。
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13:00-14:00
もしかして恵比須様?
さらにこちら、同じ境内にかなり強力な金運の神様も御座すと言うんですから、こちらにも是非とも参拝せねば、でしょう。 って、屋根の上のあなたですか? その金運の神様と言うのは。 強力って言うか、単に巨大なだけでは? 本当にご利益あるんでしょうかねえ?
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14:00-14:00
けっこう悪趣味?
ご社殿に入ってみると、さらにご利益に疑念が。何ですか? この悪趣味な神具は。 「金運=金ピカ」って安直すぎでは? 正直、怪しさマックスな気持ちでしたが、それでも、「宝くじが当たりますように」とお願いはしてみました。当たるでしょうか? ですが、こちらの巨大な恵比須様やら金ピカの神具が、神社仏閣系に興味が薄い奥さんのハートをがっちり掴んだようで、しっかり記憶に残ってました。 と言いますか、実のところ、この手のトンデモなものが大好きな、ぼくの記憶にもがっちり残っちゃいましたね。楽しかったです。
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14:00-14:00
さらに、奥さんには興味薄な神社に立て続けの訪問です。 と言いますのも、ここにはスサノオノミコトに由来するという「平和の剣」なる物があるんですが、これが長さ数mにもなる超巨大な代物だというんです。 またもトンでも系のスポットなのです。それは外せないですよね。
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14:00-14:00
これはトンでもだ〜
その平和の剣がこれ。 これは正にトンデモだ〜。長すぎ〜。最高です。 なお、写真は、この巨大な剣を、ぼくが持っているように見えるかな?と思って撮ってみたんですが、ダメでした。
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14:00-15:00
若干、雨に濡れて、少し体も冷えたかもしれませんので、途中にあった道の駅で念のためにトイレ休憩を入れました。 旅の安心安全のためには、こまめなトイレ休憩は欠かせませんからね。 それにしても、駅内にいたこのキャラは、いったい何者だったんでしょうか?(誰か教えてくだい)
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15:00-16:00
徐々に徐々に、最初の目玉スポットのある足利市に近づきますが、その前に小山市にある道の駅に、またも立ち寄りました。 少し前にも道の駅に寄っておいて、またトイレ休憩ではありませんよね。 こちらの道の駅には、地元の方々にけっこう人気のジェラートのお店があるらしいので、ジェラート大好き奥さんのために訪問です。 「栃木と言えばこれ」と思うイチゴのフレーバーを選んでみたものの、これは絶品と思うような味ではなく、まあ、そこそこ美味しいかな?レベルでしたね。 人気の甘いものがこの程度かあと思い、ちょっと残念でした。
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16:00-17:00
旅行初日のお宿は佐野市に取りました。 あしかがフラワーパークにもっと近いところに泊まりたかったのですが、あまりいいお宿が見つけられなかったので、隣の佐野市で見つけた良さげなホテルに泊まることにしました。 ただここ、このところうちで重視している「バストイレ別」の部屋まではなかったんですよね。そこだけが残念なんですが、仕方ないですね。
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17:00-19:00
青竹手打ちラーメン 大和
さて、ホテルで少し休んだら、お腹が空いてきました。晩御飯時です。 そして、お宿のある佐野市で食すべきと言ったら、ご当地ラーメンの元祖的な「佐野ラーメン」しかないでしょうねえ。 せっかくなので、本当に美味しいお店に行きたいものですが、その美味しいお店を知っている方々と言えば、絶対的に地元の方。そして、その地元の方で、ぼくらが気軽に話を聞けるとなれば、ホテルの皆さんしかいないでしょう。 で、ホテルのフロントさんから聞き出して、真っ先に名前が挙がったのがこちらの「大和」さんでした。 このご意見を迷わず採用して行ってみると、そこには、午後5時の時点で、既に入店待ちの長蛇の列が。けっこう強めの雨の下にもかかわらずです。 これは逆に期待が高まります。雨の下でも、そのラーメンにありつけるまでは、いつまででも待ってやりましょう。 でも、濡れるのはNGなので、屋根の下でですけどね。
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19:00-19:00
待ちに待った佐野ラーメンが
それにしても待つわ待つわ。いつまでたっても順番が来ませんでしたが、ようやっと入店できて、待ちに待った佐野ラーメンがようやく目の前に。 期待感いっぱいで、スープをすすると、「ん?」 こ・れ・が、う〜んま〜〜い!! 旨味の深い醤油味のスープで、これは期待していた以上の絶品レベル。 さらに、けっこう太めの麺をすすると、このモチっとした麺がスープと合う合う。 もう、めちゃくちゃ美味いです。 名物に旨い物なしとはよく言いますが、ここの佐野ラーメンはその真逆でしたねえ。 ホテルの皆さんの舌の確かさにも感動! 大満足でした。
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19:00-21:00
長時間待って、念願の佐野ラーメンを味わい大満足した後は、いよいよ今回の旅行の大本命スポットへ向かいましょう。 栃木が世界の誇る絶景その1、あしかがフラワーパークの「大藤棚」。 アメリカのCNNが「絶景」と認めた大藤棚のライトアップを見るのです。 旅行初日にいきなりクライマックスを持ってきてしまいましたが、勿体なかったですかね? 長時間、ラーメン屋さんで並んだので、こちらへ来られたのは閉園時間の1時間前。 しかも、相変わらず雨がそぼ降っていたんですが、実はそのおかげで、人がかなり少ない中で散策できて、落ち着いて楽しめたんですよ。 園内に入ると、まずこの白藤の棚があって、これが相当美しかった。 メインの大藤棚じゃないのにこの美しさですから、期待は高まるばかり。
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19:00-20:00
この紫藤とその奥の白藤のコラボも素敵でしたねえ。 園内至る所が、こんな感じで、花好きの奥さんは大喜び。
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20:00-21:00
そしてそして、これこそがCNNが認めた絶景、大藤棚のライトアップ。 その妖しいまでの美しさ、スケールの大きさに、ただただ圧倒されるばかり。 これぞ「絶景」。その一言。もう言うことなしの素晴らしさでしたね。
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21:00-23:00
佐野ラーメンの超の付く美味しさに、大藤棚の圧巻の美しさ。 もう大感激で、しょっぱなから充実の1日になりましたが、一方で最初からテンション高めでけっこう疲れました。 旅行はまだまだ始まったばかりでしたので、あとはゆっくりお風呂に入って、2日目に備えてお休みです。 なお、こちらのお風呂は希望のバストイレ別ではありませんでしたが、ちょっと狭いながらも浴場があったので、そこそこゆったりお風呂できました。
- 2日目2022年5月2日(月)
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00:00-06:00
さあ、旅行2日目も、あしかがフラワーパークから行きます。 昨夜、まず、ライトアップされて妖しくも美しく浮かび上がる様を見ましたが、今度は朝の日差しを浴びて輝く様を見に行きます。 前夜の雨から一転、すっかり晴れてくれて本当に良かったです。 絶景として紹介され、今や超絶有名なスポットに行くわけですから、少しでも人が少ない時に行きたいので、大型連休の谷間の平日朝一に来られるように、この日程を組んだんです。 とにかく人が少ない時間に行くために、極めてスピーディに行動する必要がありましたので、今回はお楽しみの朝食もなしで、チェックアウトも大急ぎでした。
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07:00-09:00
で、やって来ました、あしかがフラワーパーク。 連休の合間の平日の朝一は、少しは人出が少ないんじゃないかな?という期待を抱いて行きましたが、既にけっこうな人が来てました。 皆さん、考えることは一緒だったんですね。
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07:00-08:00
とは言え、やっぱりなんだかんだ人出は少ない。園内はギュウギュウ詰めなんてことはなく、わりと落ち着いて花が見られました。 この写真の白藤。ぼくは、日中の日差しの下では、紫の藤よりこの白藤の美しさの方が際立っていたように思いますね。どうです? 見事なものですよね?
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08:00-09:00
昼間は白藤に負けるかな?と思いましたが、それでも紫藤の大藤棚もやっぱり凄い。 昨夜はライトアップされて、超妖艶な美しさを見せてくれた大藤棚は、日中に改めて見ると、そのスケールの大きさに圧倒されました。
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09:00-09:00
とにかく凄い迫力の大藤棚でした。 ほかにも凄い写真がいっぱい撮れましたが、これ以上掲載すると大変なことになるので、このくらいにして、次へ行きましょう。
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09:00-09:00
余談になりますが、フラワーパークのお土産屋さんで買った、このサイダーが本当に美味しかったですよ。暑い日には是非お勧めします。
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10:00-11:00
華麗なる藤棚を見て感動したら、続いては、江戸時代の街並みが残っている「小江戸」の栃木市へ。 この古い蔵が立ち並ぶ一帯は、2019年の台風19号の豪雨で、かなりの浸水被害が出たとのことですが、もうすっかり復興しているんでしょうか?
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11:00-11:00
この川の風情がいい
この、蔵の街を貫く「巴波川(うずまがわ)」がその豪雨で溢れて、街一帯を浸水させたそうですが、すっかり被害の前の風情を取り戻したようですねえ。良かったです。 どうですか? この鯉のぼりいっぱいの楽しくも美しい光景。いい風情です。 素敵じゃないですかあ。
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11:00-11:00
ここで、またも道の駅で栃木名産のイチゴのデザートを。 ここ道の駅みぶでは、凍らせたイチゴをスライスして、そのまんまかき氷にした「将軍の氷苺」が大人気らしいので、これをいただきましたが、これはそこそこ美味しかったです。 イチゴの酸味と練乳の優しい甘さがマッチしていて、わりとスルスル完食できちゃいました。 あ、ちなみにこれは「Sサイズ」で、Lサイズはもっと巨大で、超SNS映えしそうでしたが、ちょっと完食はきつかったでしょうね。
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12:00-12:00
みっちゃん蕎麦
鹿沼市
そうこうしているとすっかりお昼時。 そのお昼時に鹿沼市を通過する手はずだったので、何か美味しいものはと調べてみたところ、全く知らなかったんですが、鹿沼市はニラそばが名物らしいのです。 そういうご当地グルメは絶対食べるべきですから、グルメサイトで一番高評価のお店でいただくことにしたんですが、ここでまたもやってしまいました。 「行ってみたらお休み」。 自分のリサーチの甘さによる事態とは言え、ガクっときます。
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12:00-13:00
ですが、クヨクヨしてたら大事な時間がどんどん過ぎて行ってしまいます。 慌てて、近くでニラそばが食べられるお店を検索したら、すぐ近くのこちらのお店がヒット。行ってみるとしっかり営業中だったので迷わず入店。 店員さんの接客には言いたいことがいっぱいありましたが、そば自体は案外普通。ニラは美味しかったです。 でも、人気ナンバーワンのお店で食べたかったですねえ。
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13:00-14:00
ここで遂に(遂にと言うほどのこともないかな?)、栃木県の県庁所在地、宇都宮市に入ります。 宇都宮で最初に伺ったのは、栃木が世界に誇る絶景その2、大谷資料館の「地下巨大空間」。 夏でも寒いと言われる、神殿を思わせる荘厳な空間を歩いてみました。
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13:00-14:00
地下に下りると、そこには本当に神殿を思わせるような巨大な地下空間が広がっていて、圧巻の雰囲気。 人との対比を見ると、その空間の巨大さがわかりますよね。これ全部、石をくり抜いて作られた空間なんですよ。驚きです。 どうですか? 地下空間のこの奥行き、この高さ。 しかも、それが乱雑に掘られたのではなく、きれいに切り取ったかのように掘られているのが見事です。 この光景は、世界に誇っていいと思いました。
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14:00-15:00
続いて訪れたのは、竹林です。 世界に誇れるとまでは言えないとは思いますが、数々の映画のロケにも利用されるくらいですから、この竹林もなかなかの美林なのでしょう。 北海道内に「竹林はほぼゼロ」と言っても言い過ぎではなく、それゆえに北海道民にとって竹林は、超物珍しいものなのです。テンションが上がるのです。 「え? たかが竹林で?」と、笑わないでくださいよ。
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14:00-15:00
これが「リアル雨後の筍」
竹林へと進むといきなり現れた光景は、北海道民の度肝を抜くものでした。 それこそが、この「リアル雨後の筍」! 何ですか? これ〜! めちゃくちゃにょきにょき伸びちゃってるじゃないですか。 筍って、こんなになっちゃうんですか〜? かなり伸びた筍の根元の皮をはいでみると、見た目はもうすっかり竹の節になっているんですが、触ってみると、まだなんとなく柔らかいんですね。 筍と竹の中間みたいな? 面白い体験でしたねえ。
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14:00-15:00
ですが、この竹林、猛烈な雨後の筍が面白いだけではなく、やっぱりなかなかの美林でしたねえ。 この青に近い深い緑の林を眺めていると、本当に心が落ち着きました。 竹林って、こんなに良いものなんですねえ。 他の高名な竹林も、是非とも見てみたいと思いましたね。
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16:00-16:00
ここでようやく、本日のお宿のある、栃木県の県庁所在地宇都宮の中心部に入ってきました。 選んだお宿は、今やうちのスタンダードになっている「バストイレ独立タイプ」のお部屋のあるこちらアーバングレイスさん。 しかもこちら、宇都宮市内の中心部にあって、バストイレ別の部屋だというのに、めちゃくちゃお安く泊まれちゃうんですね。しかも駐車場も完備。 これはお得ですよ。
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16:00-17:00
お宿にチェックインして最初に伺うのは、ここ栃木県、旧下野国一の神社、宇都宮二荒山神社さんです。 こちらで、最近の旅行では恒例になっている、一宮さんでのご挨拶をさせていただきました。 市街地のど真ん中にあるのに、けっこう広い境内には緑がいっぱいで、なかなかいい雰囲気の神社でした。
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18:00-19:00
そして晩御飯時。宇都宮ときたら、食べるべきは「餃子」しかないでしょう。 そしてどうせなら、やっぱり本当に美味しいお店に行きたいので、ここでもホテルの皆さんの力を借りたんですね。 フロントで美味しい餃子屋さんの情報を所望すると、なんとコンシェルジュさんが現れ、迷わず勧めてくださったのが「来らっせ」なるスポット。 コンシェルジュさん曰く、なんでも、本当に人気のお店は大行列になって、超長時間待つのは必至。 一方、この「来らっせ」は、市内の餃子有名店の支店の集合体のごときもので、一か所に入っただけで、人気店の餃子の食べ歩きができる。しかも、席数が多いのでお客さんの回転も速く、単体の人気店に並ぶほど待つ必要もない。 ふむふむ、なるほど。さすがはコンシェルジュさん、見事なご教示です。 このご意見を迷わず採用して、「来らっせ」にゴーです!
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18:00-19:00
行ってみると、確かに待つこと数分ほど、そんなに苦にならずに入店できました。 そして、みんみん、めんめん、香蘭と、旅行前のリサーチで目をつけていた、いろんなお店のいろんな餃子を片っ端から食べ比べ。 一店ずつ回っていたら、猛烈な時間と労力を要したでしょうに、ここではサクサクできちゃいました。ここは楽しいです。 食べた餃子はどこのお店もかなり美味しかったですが、最後に食べたこのみんみんの水餃子が格別に美味かったです。 もう、大満足でお店を出ました。コンシェルジュさん、いい仕事してます!
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19:00-19:00
美味しい餃子を食べたら、もう宇都宮ですることはない感じですが、一つだけ重要なミッションがあったので、そぼ降る雨の下、宇都宮駅に行きました。 そのミッションは難なくこなせたので、意気揚々と駅の外に出ると、そこにはへんてこなオブジェが。 宇都宮駅には、何と「餃子のヴィーナス像」があったのです。 餃子とヴィーナスの合体ですよ。これは笑うしかない。 こういうトンでもなオブジェの類いって、やっぱり最高ですね。ぼく、大好きです。
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19:00-23:00
想定以上に美味かった宇都宮餃子に大満足し、宇都宮駅でのミッションもこなし、すっかりいい気分でホテルに戻りましたが、雨の中を歩いたので体が冷えました。 そんな時は、このホテルの「バストイレ独立」のお風呂でゆったりですよ。 じっくりゆったりお湯に浸かって、洗い場で旅の汚れをしっかり洗い落として、気持ちよく眠りにつきました。旅行2日目も、かなりの充実度。
- 3日目2022年5月3日(火)
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00:00-07:00
かなり早朝から起床して、朝一番に朝食会場へ向かい、ササっと朝食を済ませたらすぐチェックアウトです。 旅行3日目も予定がパンパンなので、慌ただしく始まります。何せ目指すは、栃木観光のマストスポット、世界遺産「日光の社寺」の数々ですからね。 あ、ちなみにアーバングレイスさんは、朝食もまずまず美味しかったです。 市内中心部にあるのに安くて、お風呂も快適で、朝食もまずまず。駐車場までしっかり備えているし、旅行の情報提供も超的確。 本当にいいお宿に当たりましたね。
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08:00-08:00
自動車専用道路をひた走って日光市にやって来ましたが、世界遺産の日光の社寺は一度スルーして、いろは坂を上って中禅寺湖方面へ。 いろは坂と言えば、つづれ折りの急カーブの連続で有名ですので、気を引き締めて運転しなければと思っていたんですが、やっぱり危ない道でヒヤヒヤの連続。 終始、慎重な運転で通過しましたが、最後まで怖かったですねえ。
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08:00-09:00
中禅寺湖近くにある名所と言えば、日本三名瀑の一つである、華厳滝を見られる展望台ですね。 日本三名瀑は、2019年のゴールデンウィークに和歌山の那智の大滝を見てますので、この華厳滝も見逃すわけにはいきませんよね。 それにしてもここ、エレベーターで滝を見に行くんですね。やや違和感です。
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08:00-09:00
エレベーターで100mほど降りて、コンクリートのしっかりした廊下を抜けると、もうそこは目の前が華厳滝なんですね…。 確かに、眼前の滝からは轟音が響き、猛烈な水量の水が流れ落ち、飛び散る飛沫が虹を作っている様は、壮観と言っていいですけどね…。 が、何か違うと思うんですね。 このシチュエーションでは、滝の良さである「自然」を全く感じませんもの。 やっぱり違和感です。これは残念です。 まあ、そうは言うものの、日本三名瀑を二本まで見たので、あと一本で制覇というところまで来ました。それだけは良かったですかね?
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09:00-09:00
華厳の滝を見たら、すぐさまいろは坂を取って返して、日光山内へ向かいましょう。 ですが、焦りは禁物。下りは上りより圧倒的に危ないですから、慎重にも慎重を期した運転で日光市山内を目指します。
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09:00-09:00
世界遺産「日光の社寺」がある日光市山内に辿り着くと、まだ朝早い時間というのに車も多く、見かける駐車場は満車に次ぐ満車。 この先、どんどん日光の社寺に近づいて行っても、空いている駐車場を見つけられる可能性は極めて低いと判断して、潔くUターン。 日光の社寺や飲食店の多いエリアからは、やや遠いんですが、途中で見かけた大きなお土産屋さんの駐車場を借りることにしました。 こちらのお土産屋さんですが、日光山内中心部の駐車場が、「1000円」とか強気に料金設定している中、「1日500円」と超良心的。 しかも、車を止めると同時に、このお店で使える500円の商品券をくれるので、ここで買い物していけば、駐車料金は実質無料になっちゃうんです。なんてありがたいんでしょう。日光を観光するなら、こちらの駐車場が、穴場にして、超お勧めですね。
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09:00-09:00
ちょっと遠めの駐車場に車を止めて、歩いて世界遺産「日光の社寺」の世界へ。 途中、道路沿いを流れる川岸の新緑の美しさに、心が洗われます。 そして辿り着いたのは、社寺のある一帯の入り口にある、神橋。 この神橋が美しい〜。 見てください、新緑をバックに架かる優雅な朱色の反り橋。しかも、その橋の架かる川の水も頗る美しい。 この神橋だけでも、十分に見る価値があると思います。
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09:00-09:00
神橋を後にして、少し参道を進むと、最初に現れる巨大なお寺が輪王寺です。 このお寺の見どころは、何と言っても、ご本尊を祀る巨大な三仏堂ですね。 巨大で金ピカな三体の仏像が大迫力でした。 なんでも、この三体の仏像は、つい最近行われた大修復によって、ピカピカにお色直しされた直後だったらしく、確かに見事な輝きでしたね。
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09:00-10:00
日光東照宮の造営を命じたのは、徳川家康を崇拝していたという、家康のお孫さんの三代将軍徳川家光で、その家光のご廟所が、日光の社寺の中では一番外れにある、この大猷院。輪王寺の次にやって来ました。 その家光はなんでも、自分の廟所は、崇拝する家康のご廟である東照宮より立派に造ってはならぬ、と言い渡していたらしいんですが、十分、金ピカ派手派手です。 まあ、色調が金と黒が中心でちょっとだけシンプルな点が、やや控えめに造ったところと思えなくはないですが、超豪華です。
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10:00-10:00
絢爛豪華な大猷院や東照宮とは対照的な、渋い佇まいの下野国のもう一つの一宮が、こちら日光二荒山神社。 ぼく個人的には、東照宮よりこちらの方が雰囲気が好きかもしれませんね。 既に、同じく一宮の宇都宮二荒山神社で、この地に来たご挨拶は済ませていますが、こちらも参ってようやく完璧と思い、しっかり参拝させていただきました。
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11:00-12:00
そして、最後にやって来たのは、栃木が世界に誇る絶景その3は、絢爛豪華たる建造物の宝庫「日光東照宮」。 陽明門をはじめとした豪壮な建物や、三猿に眠り猫といった細緻で華麗な彫刻は必見です。
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11:00-11:00
上神庫の「想像の象」
東照宮のド派手なご社殿の最初に見える上神庫。 東照宮の数ある見事な彫刻の中でも、とりわけ有名なものの一つ「想像の象」です。 これを本当に想像だけで掘ったのだとしたら、彫刻の技術もさることながら、想像力の方もすごいです。
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11:00-11:00
かの「三猿」も
言わずと知れた「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿。 この三猿の、表情やら、仕草やら、ポッコリしたお腹やらが、かわいいんですねえ。 多くの人を惹きつけるのが、わかる気がしました。
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11:00-11:00
かわいい三猿を過ぎると、そこには、栃木観光のマストスポット日光東照宮の中でも、さらにマストスポットと言っていい、かの陽明門が。 これは凄すぎます。巨大な門には、びっしりと細緻な彫刻がこれでもかと言うくらい施されていて、一個一個見ていたら切りがないレベル。「日暮門」とはよく言ったなあと大いに納得です。 それにしても2017年の大修理終了から、まだ5年ほどしか経っていないので、色鮮やかでしたねえ。
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11:00-11:00
有名な陽明門の「逆柱」
「完璧なものを作ると、完成した時点で崩壊が始まるので、敢て不完全な部分を作った」という謂れのある「陽明門の逆柱」。 一本だけ他の柱とは模様が逆さまになっている柱を、しっかり見つけましたよ。 というか、思いっきり説明書きがあって、誰でも見つけられますね。
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11:00-11:00
「眠猫」は案外小さい
陽明門は確かにいくら見ても全然見飽きなかったですが、時間が無くなるので先へ進みました。 陽明門の次の見どころと言えば、眠り猫さまでしょう。 これが思いの外小さいんですねえ。かえって驚きました。
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11:00-12:00
奥宮に参って東照宮参拝は〆
最後に、徳川家康が眠っているとされている奥宮をお参りして、日光東照宮参拝を締めました。 世界遺産、日光の社寺。確かに、世界に誇れる壮大さ、豪華さでした。
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12:00-13:00
日光の社寺をけっこうしっかり歩いて回ると、すっかりお昼時。 かなりの距離を歩いていますので、かなり腹ペコになりました。 ここで、日光の名物「湯波」を食べます。日光では、湯葉ではなく「湯波」と書くらしいですね。 ご当地の名物は、それが美味いかどうか分からなくても、とにかく必ず食べる。これがうちの旅行の絶対のポリシーなので、何としてもいただきますよ。 なお、こちらはガイドブックにも載っている湯波料理の人気店で、ゴールデンウィークともなれば、けっこう混雑するだろうと思ったので、かなり前に予約を入れておいたんですが、その予約の電話を入れた時に店員さんから「ここ2年間、ゴールデンウィークは営業してないので…」という話を伺い、何とも言えない気持ちになりました。 この新型コロナウイルス禍、本当に憎いと思いましたね。
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12:00-13:00
このお店の一番の売りは、この「湯波巻き」とのことなので、迷わずこれを注文。 ただですねえ、これ、美味しいんでしょうかね? 湯波が、何とも言えない表現が難しい微妙な口当たりで、なかなか噛み切れなくて、 妙に食べ応えがありますが、ぼくには決して美味しいものとは思えなかったですねえ。 湯波のお刺身もいただきましたが、これも正直に微妙な感じ。 この手の繊細(?)な食べ物は、ぼくらの口には合わなかったですね。
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13:00-13:00
日光の社寺の美を堪能し、名物湯波の微妙な味を楽しみ(?)、破格のお安さで車を止めさせていただいたお土産屋さんに戻ってきました。 本当にありがたかったので、少しばかり売り上げに貢献して、こちらを立ち去りましたよ。
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13:00-17:00
華厳滝に世界遺産の日光の社寺といった、日光の「荘厳な世界」を堪能したら、日光のもう一つの側面である「ワンダーな世界」も楽しみましょう。 やって来たのは、北海道の登別温泉にも似たようなのがある「江戸村」です。午後はここに入り浸りです。 奥日光の滝を見るか、江戸村に行くかで迷ったんですが、神社仏閣に滝だけだと、奥さんの記憶にあんまり残らない可能性があるので、江戸村の方を選んだのです。 ここのにゃんまげがめちゃくちゃいい雰囲気なんですよね。にゃんまげに会いたい!
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13:00-14:00
にゃんまげ、いた!
この江戸村での最大の目的は、村のアイドルキャラの「にゃんまげ」に会うことだったんですが、それは村に入ってすぐのことでした。 あ〜! いきなり見つけちゃいました! にゃんまげです! こやつは、本当に仕草がかわいいですねえ。癒されますねえ。二人そろってキャラクター大好きなぼくらは、一緒に写真も撮って大喜び。
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14:00-15:00
絢爛豪華 花魁道中
続いてのお目当てが、絢爛豪華な「花魁道中」。 この道中が、本当に雰囲気があって素晴らしかったですねえ。 高下駄をはいた花魁の足さばきが、本当に優雅。でも、この花魁のお衣装が25kgもの重さだというのだから驚きです。 そんな重いものを身に着けて、表情一つ崩さず、美しく歩く姿に感動です。 江戸時代の人も、同じことを思ったんでしょうかね?
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15:00-16:00
本当に爆笑 大岡劇場
最後のお楽しみが、南町奉行所の「大岡劇場」。 このお芝居が、想定以上に捧腹絶倒の面白さでした。 江戸時代にあるはずのない事故の「再現映像」という設定を、二人のお役者さんが文字どおり体当たりで、でも大変さなんて微塵も感じさせない明るさで演じてくれて、その場にいた老若男女がみんなで大爆笑! あ、もちろん、皆さんマスク着用ですよ。 そんなこんなで、江戸のワンダーな世界を十二分に楽しんで、もう大満足。 江戸村を後にした時には、どっと疲れが出ちゃったくらいです。 さあ、早く今日のお宿に行かなきゃですねえ。
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17:00-18:00
その3泊目のお宿は、江戸村から本当に車で2〜3分のところにある、鬼怒川温泉の中心街からはけっこう離れたお宿で、超贅沢なことに3部屋しかないのです。 まさに隠れ宿です。 この、ウェルカムドリンクならぬ「ウェルカム羊羹」がお部屋にやってきたんですが、これが瑞々しくて美味しい〜。疲れが和らぐ〜。 静かにしていると、お部屋の前にある庭で、ウグイスがさえずるのがよく聞こえて、いい雰囲気ですねえ。
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18:00-19:00
夕食が楽しい
少しお部屋で寛いだら、お楽しみの夕食のお時間となりました。 そして、こちらの夕食がまた楽しい。 料理長さんが、これでもかと腕を振るってくれた料理の数々が、本当に美味しかったです。 特にこの鮎の塩焼きがたまらなかったです。頭から尻尾まですっかり食べちゃいましたが、身がふわっふわの柔らかさで、美味い! それから、奥さんは栃木和牛のお寿司がたまらなく美味しかったと絶賛。 最後のデザートの苺大福までたらふくいただいて、超満腹になりました。大満足。
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19:00-20:00
本当にたらふく食べてお腹いっぱいになったら、少し食休みを入れてからお風呂にしました。 こちらはかなり離れてはいるものの、鬼怒川温泉のお湯を引いているようなのですが、何せかなり外れたところに位置しているので、温泉街の雰囲気はありません。 さらに、鬼怒川温泉はその湯量に対してお宿が多すぎて、お湯が足りなくなっているらしく、「加水、加熱、ろ過循環」が普通のようで、泉質自慢の名湯のような源泉かけ流しなんてのは望めないようですね。 これは、お宿の温泉の説明にも書かれていたことで、温泉のお湯の良さを楽しむという点では、ちょっと残念なようです。 ですが、とにかく、3部屋しかないお宿なので、貸し切りのお風呂で、ひたすら静かに静かに、じっくりゆっくりお風呂をいただけました。 泉質よりも何よりも、この贅沢な時間が、ぼくら夫婦的には良かったですねえ。
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20:00-23:00
旅行3日目も超充実。 日光の社寺では多くの社殿の荘厳さに触れ、日光江戸村では江戸ワンダーランドの名に恥じないエンターテイメントを楽しみ、さらにさらに、本当に美味しい豪華な夕食と、がっちり貸し切りの個室のお風呂、そして何より本当に静かに過ごせる時間という、超贅沢なお宿ライフを楽しんで、大満足で眠りにつきました。
- 4日目2022年5月4日(水)
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00:00-09:00
静かなお宿でゆっくり休んで目が覚めると、外ではやっぱりウグイスのさえずりが響き、カーテンを開けると、そこには快晴の空が広がってました。旅行4日目にして、ようやく雲一つない晴れの朝です。 気持ちよく朝を迎えて、美味しい朝ご飯をゆっくり味わいました。 朝ごはんはとにかく、「ごはんそのもの」の美味しさが嬉しかったです。いい感じのお焦げが最高でした。 こちらのお宿は本当に素敵だったので、離れるのが惜しかったですが、この後の予定も楽しいので、チェックアウトです。
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09:00-09:00
日光鬼怒川を後にして、向かうは今回の旅行の最後の目的地、那須高原。 ですが、途中のトイレ休憩は外せませんね。 こちらの道の駅は、率直にありふれた普通の道の駅でしたが、ぼくとしては、きれいなトイレさえあれば十分です。
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10:00-11:00
以前、奥さんのご友人からぼくらの結婚祝いに、ここ千本松牧場さんの商品を贈っていただいたんですが、それがめちゃくちゃ美味しかったので、近くに行くことがあったら絶対に立ち寄りたいと思っていたんです。 それが今回、ついに実現ですよ〜。
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10:00-11:00
乳製品が美味しい
那須高原の牧場ですから、食べるのはこれ。ミルクソフトしかないでしょう。 そしてこのソフトが、期待を裏切らない美味しさ。ミルク感が濃くて、ぼくが大好きな濃厚タイプのソフトで超嬉しい。 ここまで食べてきた栃木の冷たいものは、「まあまあなレベルかな?」という評価でしたが、ここの乳製品で一気に評価急上昇。 このソフトも良かったんですが、そのあと買って飲んだミルクコーヒーもコクがあってめちゃくちゃ美味しくて、那須の牛乳のレベルの高さには脱帽です。
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12:00-13:00
千本松牧場を後にしたら、あとは一直線に那須高原へ。 そしてまずはランチにしました。 旅行前のリサーチで、那須には美味しそうなお店がゴロゴロあることを確認済み。 そんな中から一か所に絞るのも大変でしたが、那須和牛を味わいたくて、こちらのステーキハウスをチョイス。 こちらのお店も、超人気観光地の那須にあって、その中でも大人気のお店ですので、ゴールデンウィークはやっぱり混雑必至と予想。 ですので、しっかりと、かなり早い時期に予約を入れてから伺いましたが、予約した12時きっかりにお店に伺うと、ウェイティングの方々がわんさといて、予約しておいてよかったと、つくづく思いました。早めに予約した自分を褒めたい。
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12:00-13:00
ハンバーグとステーキのセット
ウェイティングの皆さんを横目に待つことなく席について、注文したのはモモステーキとハンバーグのセット。いやあ、これ美味しそう。
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12:00-13:00
肉汁ドバっ
このセットは、ステーキよりもハンバーグが美味かったですねえ。 最初のナイフを入れた時のこの肉汁ドバーが嬉しい〜! 本当に、肉の旨味が強く感じられて、噛めば噛むほど、味がジュワッと来るんです。 陳腐な表現ですけど、旨味が口の中に広がるってやつ? いやあ、ここを選んで正解でした。またも、ここを選んだ自分を褒めたい。
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13:00-16:00
美味しいお肉で満足しても、まだまだお楽しみは尽きません。 旅行4日目のメインスポットは、こちら。那須高原でも一番人気のどうぶつ王国。 最近大好きなマヌルネコやハシビロコウを見に行きましょう。 それと、カピバラと触れ合うのも楽しみだったのです。午後はここに入り浸り。
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14:00-14:00
カピバラに超接近
そのカピバラですが、いきなり来た〜! この距離感。近すぎ! ソーシャル・ディスタンシングは?(笑) ちなみにこの時、このカピバラさんは、ぼくのカメラを持ってない方の手の匂いを、ふんふんと嗅いでいます。 そして、初めてカピバラに触ったんですが、このカピバラの毛というのが硬いです。 びっくりするほど、パリッとしてました。 北海道にいると、こんな体験はあまりできない。関東の方はここに気軽に来られて羨ましいです。
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14:00-15:00
遂にハシビロコウに遭遇
カピバラと、これでもかと触れ合ったら、WETLANDという施設に。 ここで遂に、上野動物園では「鳥の体調不良」で見ることができなかった、憧れの「動かない鳥」ハシビロコウと対面です。 いや〜、やっと見ることができて嬉しいですねえ。 しかし、この動かないというハシビロコウですが、確かに立っている場所からは全く動きませんでしたが、くちばしで毛づくろいしたり、長い脚で体をカキカキしたりと、実はけっこう動きます。 クルっと首が後ろに回って、ギロリと睨まれたこの瞬間は、けっこうギクッとしちゃいました。凄い表情じゃありません?
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15:00-15:00
遊歩道で移動
さて、どうぶつ王国は、王国タウンと王国ファームという2つのエリアに分かれていて、それぞれを行き来するには、シャトルバスに乗るか、自然遊歩道を抜けるかのどちらかしか方法がないんですが、シャトルバスの順番待ちの列がやばいレベルだったので、遊歩道で行くことに。 しかしこれがかなり大変な道でした。はっきり言って、本気の登山道。 これをきっちり20分、上ったり下ったり。ようやく王国ファームエリアに辿り着きました。
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15:00-15:00
いきなり鳥のショーにびっくり
けっこうハードな遊歩道を抜けて、王国ファームの開けた空間に出ると、いきなり鳥たちのショーに遭遇。 ハヤブサのスピードの速さにはもうびっくり。カメラで追うのが大変でしたから。
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15:00-15:00
躍動的なカンガルーにもびっくり
王国ファームの動物は広い飼育スペースにいるからでしょうか、けっこう自由で躍動的に動くようですねえ。 カンガルーなんて、普通の動物園では砂地に寝転がっているところしか見たことなかったんですが、ここではぴょんぴょん跳ねまくってました。 カンガルーのジャンプ力って、本当に凄いんですね。けっこう衝撃的レベルでした。
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15:00-16:00
最後にマヌルネコが間近に
本当に楽しかったどうぶつ王国での時間もそろそろ終わり。 最後に見に行ったのは、やっぱりマヌルネコ。 実は、動物王国に来て、最初にマヌルネコを見に行ったんですが、そのときは、ぼくらの前まではあまり来てくれず、あまりいい写真も撮れないまま、寂しく立ち去ったんですね。 で、夕方になってからもう一度行ってみると、活発化してくれたのか、ぼくらが見ているガラスの近くにも、よくやって来てくれるようになってたんですね。 そして、目の前に来たマヌルを捉えたのがこのショット。 凛々しい〜。正面を向いている顔も撮れたんですが、断然こっちの表情の方が素敵だったので、こっちを採用しました。 いやあ、これまでにいろんな動物園に行ってきましたが、動物との距離感の近さは、今のところ、ここがピカ一ですかねえ。カピバラとの触れ合いは本当に楽しかったですねえ。 ハシビロコウもマヌルネコも間近で見ることができたし、ここは相当楽しいです。 いい思い出になります。
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17:00-17:00
どうぶつ王国ですっかり長居してしまって、けっこう慌てて4日目のお宿にチェックインしたときには、ちょうど5時になってました。 今回予約したプランの夕食の時間が5時半からだったので、もうギリギリでしたね。 なお、割り当てていただいたお部屋は、けっこうこじんまりとしたこちらのホテルでは、最上階に当たる6階。 高原の景色が広々と見渡せる、眺めのいいお部屋でした。
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17:00-19:00
野菜を食べるのが楽しい夕食
先ほども書きましたが、今回のプランの夕食の時間は5時半。 5時にチェックインして5時半に食事ですから、もうかなりバッタバタです。 さて、温泉ホテルの夕食と言えば、定番が「○○牛を堪能」とか「〇〇ガニ三昧」だとか、そういう感じだと思うんですが、ここは一味違いましたね。 一言でいうと「美味しい地物野菜三昧」で、地域の農家さんが作る、美味しい野菜を中心に組み立てられたコース料理だったんですね。 ぼく、バーニャカウダなんてものを食べたことがなくて、品書きに書いてあるのを見て、「それ、いったい何だろう?」と思ったんですが、この野菜たちが、パリッパリのシャッキシャキで、濃いめの味のソースにめっちゃ合うんですねえ。 牛肉、豚肉のしゃぶしゃぶも美味いし、餅やうどんも付いてくるしで、超満腹になってしまいましたよ。この日の夕食にも大満足。
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20:00-21:00
そして、温泉ホテルのでのお楽しみ。 夕食の次は当然、その温泉でしょう。 今回の宿泊プランはなんと、貸切の露天風呂を40分間独占できるプランなのですねえ。贅沢ですねえ。なのに、さっきの凄い夕食もついて、二人で5万円以下ですから、贅沢な上に超お得。 この露天風呂がですね、お湯がやや熱かったのは辛かったですが、眼下には那須の広大な森林、さらにその遠く先に街の明かり、さらにさらに、頭上には満天の星空が見えるという、超絶素晴らしいロケーションだったんですねえ。 本当に贅沢な時間をいただきましたねえ。
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21:00-23:00
ホテルでの、本当に楽しい夕食に、本当に贅沢な貸切露天風呂でのひととき。 どうぶつ王国も楽しかったですし、またまた大満足、充実の旅行4日目を終え、ニコニコしながら眠りにつきました。 あ、写真は、午後7時頃の窓の外ですが、この時間になってもまだ車がいっぱいで、那須ってやっぱり大人気の観光地なんだなと改めて認識。 最終日は早め早めの行動で、絶対に飛行機に遅れないよう気をつけて行動しようと心に誓ったのでした。
- 5日目2022年5月5日(木)
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00:00-09:00
旅行最終日の温泉ホテルでの朝。 本当は朝風呂に入ったりして、ゆったりしたいところでしたが、前夜考えたとおり、あまりのんびりすると乗り遅れの危機に陥りそうな那須の地。 早め早めに動きました。 ですが、朝食くらいはしっかり食べましたよ。 こちら、朝食もやっぱりきっちり美味しくて、特に、極めつけに美味しかったフレンチトーストを筆頭に、パン類が美味しかったですね。
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09:00-09:00
最終日、最初にやって来たのは、那須茶臼岳の麓にあるやや荒涼とした地帯。 平安時代に京の都で大暴れした九尾の狐が、この地で石に化生したという伝承のある「殺生石」ですね。 ですが、この手の場所だと、いろいろ行ったことがあって、そこそこ見慣れてますので、どんなものかと行ってみれば、「目が点」。 そのあまりのしょぼさに、逆にびっくりしちゃいました。 硫黄の匂いは弱いし、湯気も出てないし、お湯がボコボコ沸いているわけでもない。 ただ、ゴロゴロとした岩が転がるところに、そこはかとなく硫黄の匂いが漂っているだけ。 あまりに残念なので、そそくさと退散です。
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10:00-11:00
殺生石の残念さを思いつつ、次に向かったのは、那須テディベアミュージアム。 実のところ、テディベアにはほぼ興味がなかったのですが、このミュージアムでロングランで行われている特別企画展がお目当てだったんのです。 それが「となりのトトロのぬいぐるみ展」なのです。
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10:00-11:00
トトロワールドにどっぷり
となりのトトロの世界観、映画の中の印象に残る数々のシーンが、ぬいぐるみを使ったジオラマで再現してあって、これがかなりの可愛さなのです。 メイが、トトロのお腹の上に乗っかってるジオラマなんて、「あなた、トトロって言うのね?」ってセリフが聞こえてきそうです。嬉しい〜。
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11:00-11:00
ここの展示で、ぼくが一番ぐっと来たのがこれ。 どんなシーンなのかは説明不要、言わずもがなでしょうから、いちいち書きませんけど、もう映画を思い出して、涙出そうになりました。 そう、いつまでも居られそうでしたよ、ここ。 それにしても、確かに、トトロの世界大好きなぼくら夫婦にとって、大満足のスポットになったんですが、その理由がメインの展示ではないって、若干微妙かもしれませんけど、楽しければ、それでいいですかね?
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11:00-11:00
テディベアミュージアムなのに、なぜかトトロの世界にどっぷり浸かったら、近くのお店でおやつの時間にしました。 この時間、既にけっこう汗ばむような陽気になってきたので、ここは奥さん大好きなジェラートのお店です。 やっぱりここでも、栃木の定番イチゴのフレーバーにしたんですが、ここでもやっぱりパンチにかけるんですねえ。 まあ、美味しいジェラートだとは思うんですが、「おお、イチゴ!」という感じが弱いんです。イチゴって、スイーツにすると、そういうものなんでしょうかね? まあ、でも、ここ、素敵なお庭でのんびり食べることができて、雰囲気は文句なしに良いので、悪くはなかったですけどね。
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11:00-13:00
那須高原についてリサーチすればするほど、いろんなジャンルの食べ物が美味しそうで、最後の那須ランチも、カフェ系にするかお肉系にするかなどで迷いに迷いましたが、いろんなサイトなどで超お勧めのお店として紹介されていた、ペニーレインさんを選びました。 こちらも超人気店ですから、ゴールデンウィークは当然のように混雑必至でしょう。 ということで、こちらもしっかりと、早期に予約を入れてから伺いましたが、やっぱりこの判断は正しかった。 お店に近づくと、駐車待ちの車で渋滞が発生するレベルで、普通に来たお客さんは、席に着くのにけっこうな待ち時間ありとの表示。 旅行最終日、飛行機に乗って帰らなきゃいけないぼくらのような者が、そうなっちゃったら、諦めるしかありませんでしたね。 一方、予約してたぼくらは、予約者専用の個室へスルスルとご案内。嬉しすぎます。
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12:00-13:00
おすすめのチーズフォンデュ
予約者専用の個室に向かう途中、チーズフォンデュが運ばれていくのを見て、これはおいしそうだなあと思ったんですが、これがお店おすすめメニューだとわかり、迷わずチョイス。 これが正にお勧めの名にふさわしい美味しさ。 ボリューム満点な上に、さすがに人気ベーカリーらしく、パンが一切れ一切れ、本当に美味しいし、チーズも味が濃くて素晴らしい。 そして、周りの小さなパンを食べ切った後、最後に食べることになる、真ん中の大きめのパンが、極めつけに美味しかったんです。 最後のパンを前にしてかなり満腹で、「食べきれるかな?」と少し心配があったんですが、あまりの美味しさに、あっという間に食べ切っちゃいました。 奥さんも、生ハムのバゲットサンドのバゲットが本当に美味しかったとのことで、夫婦そろって大満足でした。 ここでも、このお店をしっかり予約した自分を褒めたいですね。 さあ、これにて那須での予定は完了です。
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13:00-14:00
那須の人気店で美味しいお昼をいただいたら、ここからは茨城空港へどんどん南下しながら、その帰りの道すがらに、急ぎ足で少し観光しました。ラストスパートです。 まず寄ったのは、大田原市の大雄寺。 立派なかやぶき屋根のお堂の多くが、国の重要文化財に指定されているという由緒正しきお寺とのことですが、それよりも、旅行ガイドに、「某携帯大手のCMのロケ地」として紹介されていて、それが気になって行きました。 行ってみると、そのCMのゆるい雰囲気はゼロでした。 きれいに葺かれた茅葺屋根の本堂が超立派で、大変厳かなところでした。
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14:00-14:00
旅行のラストスパートの急ぎ足観光。お次は、街中にあるかなり巨大な滝。 行ってみると、本当に街中で、近くには「滝駅」という鉄道の駅までありました。 その滝ですが、かなりの規模を誇っていて、遠くから見た眺めはなかなかのもの。 ですが、近づいてみてガッカリ。 街中の流れゆえに、致し方ないのでしょうが、如何せん水が汚かったんですねえ。茶色い濁り水でした。 ぼくの中の滝と言えば、美しい水が流れ落ちて、飛沫を浴びるのも心地よいというものなんですが、ここだと、飛沫は浴びたくないです。
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14:00-15:00
旅行のラストスパートの急ぎ足観光は、まだまだ続きます。 街中の滝のすぐ近くには、関東では有数の規模を誇るという、芝桜公園があるとのこと。 ただこちら、5月初めの時点で、「既に見頃を過ぎた」との情報を入手していたんですが、まだ少しは咲いているのでは?との一縷の望みにかけて行ってみることに。 ですが、行かない方が良かったかも、でした。 本当に、もうすっかり花の季節は過ぎ去ってましたね。 芝桜は、北海道に帰ってから楽しむことにしました。
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15:00-15:00
今回の旅行の栃木での最後の冷たいものは、やっぱりイチゴにしました。 いよいよ高速に乗って空港に戻る直前に、この道の駅の人気の味をいただきました。 それが、「おとめジェラート」。 なんでも、生の完熟イチゴと自家製ミルクジェラートを混ぜ合わせるんですが、そのイチゴは注文を受けたその時に砕いて、ジェラートに混ぜてくれるんですね。 だから、イチゴの果肉も新鮮なまま味わえるんです。 だからでしょうか? 今回の旅行で食べたイチゴの冷たいものの中では、ダントツに美味しかったですね。最後にまた美味しいものに出会えました。 なお、レンタカーを返す時間や帰りの飛行機の時間を総合的に考慮した結果、ここを立ち去るリミットは午後3時半と判断しましたが、少し時間をオーバーしての出発になりました。 大丈夫かな?というかすかな不安を胸に、最後、高速を走りました。
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17:00-18:00
間に合うか、少しだけ不安はありましたが、大丈夫でした。けっこうギリギリでしたが間に合いました。 5日間の栃木周遊の旅を終え、無事にレンタカーを返しましたが、走行距離は610km。茨城空港から栃木を往復した分を含んでいるとは言え、これはかなり走りましたねえ。 それにしても、ローカル空港は、利用者が少ないので搭乗手続きの時間が早い早い。 なので、搭乗時間けっこうぎりぎりの到着でもOKでしたね。 こういう空港って、運航便の時間さえ良ければ、悪くないもんですねえ。
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18:00-18:00
旅行を振り返って
今回の旅行、久々のゴールデンウィークの旅行ということで、かなり気合を入れて計画したんですが、メインテーマにした「栃木の世界に誇れる絶景」は、あしかがの大藤棚、大谷資料館の巨大地下空間、日光の社寺のいずれもが、ぼくらの想像を超える素晴らしさで、正に絶景でした。 グルメの方も、佐野ラーメンに宇都宮餃子、千本松牧場のミルクソフト、さらに那須高原の名店の味、どれもが素晴らしくて、栃木グルメのレベルの高さに感服。 さらには、江戸村やどうぶつ王国といったエンターテイメント性の高いスポットの楽しさも抜群で、大満足の旅行になりました。 今回の旅行の舞台に栃木を選んで、大正解でしたね。ありがとう栃木。
2022GW 栃木の「世界に誇る絶景」
1日目の旅ルート
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