2022.12.07

【岐阜】おちょぼさん・千代保稲荷神社で食べ歩き！串カツや美味しいグルメを満喫

“おちょぼさん”の愛称で親しまれている千代保稲荷神社をご紹介します。

岐阜県海津市にあり、商売繁盛に御利益があるとして賑わうこちらの神社は、本殿のみならず参道にも魅力がいっぱい！串カツなどの食べ歩きを楽しむことができます。

毎日が縁日のような、活気ある参道での散策を満喫してくださいね。

※この記事は2022年11月30日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
記事配信：じゃらんニュース

おちょぼさん／千代保稲荷神社とは

“おちょぼさん”の愛称で親しまれている「千代保稲荷神社」は、岐阜県の南西部にある自然豊かな海津市にあり、商売繁盛や家内安全にご利益があると言われています。

120軒ほどのお店が軒を連ねる参道も見所の1つ。毎日が縁日のように賑わい、多くの参拝者が訪れます。串カツや草餅、餃子等のグルメのほか、衣料やおもちゃなどお店の種類も豊富！いろいろ見ながら歩いて楽しむことができます。

神社そのものにお札やお守りなどはありませんが、境内の入口の前では、お供えにあげる油揚げとロウソク（油揚げ・ロウソクセットで50円）を販売しています。「燈明場」でロウソクに献燈し、「拝殿」では油揚げをお供えするのが参拝法の1つです。

周辺には駐車場がいくつかあるので、おでかけには車が便利です。電車利用の場合は駅から海津市コミュニティバスを利用すると“おちょぼさん”の近くまで行くことができます。

おちょぼさん／千代保稲荷神社の魅力

千代保稲荷神社の賑やかな初詣

新年を祝う「初詣」は縁日のような賑わいも楽しめる！

“おちょぼさん”では、例年元旦に開運箸を配布しています。

お詣りするのはもちろん、外せないのはやはり参道での食べ歩きやお買い物です。美味しそうな匂いにつられてフラフラしたり、温かいものを口に頬張ったり、混雑の中でも楽しむことができます。

ただ、周辺の道路はとても混雑するので渋滞を覚悟してくださいね。駐車場は周辺に多数ありますが、停めるまでに時間がかかってしまう可能性もあります。

2022年は新しく「道の駅 パレットピアおおの」と「名古屋駅」を結ぶ、高速バス「にしみのライナー」の運行が始まりました。名古屋駅から出発し「安八」のバス停で乗り換えた後は、「お千代保稲荷」まで最短63分で行くことができます。

千代保稲荷神社参道の活気あふれる夜市

夜から朝にかけての「月越参り」は、夜通し賑わう！

“おちょぼさん”では、毎月末日（晦日）の夜から翌1日にかけて「月越参り（つきこしまいり）」が開かれ、たくさんの人で賑わいます。多くの人が、「今月もありがとうございました！来月もよろしくお願いします！」と願いを込めて参拝するそうです。

この時は、参道のお店も遅くまで営業しています。参拝の時間帯は決まっているわけではありませんが、20～21時頃の参拝者が特に多いとのこと。混雑を避けたい人は、その時間帯を外すといいかもしれません。

千代保稲荷神社参道の商売繁盛を祈る熊手

年末年始に並ぶ「熊手」に商売繁盛と開運招福を祈ろう

商売繁盛の縁起物といえば「熊手」です。木製の熊手に福の神、松竹梅、鯛などの飾りがついており、商売繁盛や開運招福を願って主に商売人が購入し、お店や会社などに飾ります。

熊手の形が“福やお金をかきこむ”という意味に捉えられることから、このような風習が始まったとか。年末年始の時期には、おちょぼさん参道でたくさんの熊手が売られています。小さいものから大きなものまで、種類もさまざま。

縁日のような活気あふれる中で、ピン！ときた熊手を選んでくださいね。

おちょぼ参道のおすすめ食べ歩きスポット

“おちょぼさん”へお参りの際に欠かせない食べ歩き。ここからは食べ歩きのおすすめのお店をご紹介していきます。

おちょぼさん参道には串カツや草餅をはじめ、さまざまなグルメスポットがあるので、何から食べようか迷ってしまいそう！

「食べ歩き」はしても「歩き食べ」はNG！

はじめに…、いくら楽しいとはいえ「食べ歩き」はしても「歩き食べ」はNGです。「食べ歩き」とは、その街の色々なお店に行って様々なグルメを楽しむこと！歩きながら食べることではないので注意してくださいね。正しくマナーを守って、おいしくいただきましょう。

串かつ 玉家

金ピカの店内で、揚げたてサクサク串カツを楽しむ！

おちょぼさん参道では、東口大鳥居に近いところに位置する「串かつ 玉家」。店先に出されている屋台には揚げたての串カツが並んでいます。

ラードで揚げた「串カツ（1本110円）」は、サクサク感がたまらない！濃厚な味噌で煮込んだ「どて煮（1本110円）」も絶品です。

串カツのお持ち帰りはもちろん、店内で食べることもできます。こだわりの輪島塗で金ピカに輝く店内はとてもゴージャスで、贅沢な気分に浸れそう。運が良ければ金ピカの衣装に身を包む、金ピカ社長に会えちゃうかも！？

お土産用に、冷凍の串カツと、どて飯の具も人気ですよ。

（画像提供：串かつ 玉家）

串カツ 大黒屋

サッパリした味の、おろし串かつがおすすめ！

おちょぼさん参道に数多くある串カツ屋ですが、参道の南方にある「大黒屋」は、こめ油を使用したサッパリとした味わいが好評です。

「みそ串かつ（1本100円）」の味噌は、特注品を使用しアレンジしているそうで、カツとの相性も抜群！

締めの一品におすすめする「おろし串かつ（1本100円）」は、自家製のおろしポンズをたっぷりと串カツに使用するのがポイント！あっさりサッパリで後味がよく、やみつきになります。

牛すじや豚のモツを、味噌やみりんで煮込んだ「どて煮」や「どてめし」も絶品なので、ぜひ一緒に食べてみては？
※価格は今後変更になる場合あり

（画像提供：串カツ 大黒屋）

大福屋

100％天然のヨモギを使用した、やわらか草餅

参道の中ほどにある老舗の和菓子屋「大福屋」。約110年にわたって家族代々で継承しているという「草餅（1個110円）」は、甘さ控えめの優しい風味が自慢です。

あんは北海道十勝産のもの、ヨモギは店主自らが春に摘んだ地元産をはじめ、葉のやわらかい天然ものだけを使用しています。100％天然のヨモギの香りと、甘さ控えめなあんの組み合わせは絶妙！2017年（平成29年）に海津市観光協会長賞を受賞しています。

お餅は作り置きせず、その都度つきたてのお餅で作っているので、やわらかさも抜群です。素朴な伝統の味を味わってくださいね。

（画像提供：大福屋）

芋にいちゃんの店

甘くて香ばしい、ホクホクの大学いも専門店

「芋にいちゃんの店」は、おちょぼさんのすぐ横にある大学いもの専門店です。予約不可で作り置きはせず、いつもできたてホクホクの大学いもを食べることができます。

表面のアメはパリッと、中のさつまいもはしっとりした絶妙な食感は食べたらクセになる！と、リピーターもとても多いそう。

パッケージに描かれている学ラン・黒帽のメガネ男子は、初代の店主“芋にいちゃん”。オープン当初はこちらのスタイルで店頭に立っていたそうですよ。今も変わらず目の前で調理してくれる、華麗な芋さばきの“芋にいちゃん”から目が離せません！

（画像提供：芋にいちゃんの店）

餃子工房いろどり

新名物“稲荷餃子”など、個性派餃子の専門店

参道のほぼ中心に位置する「餃子工房いろどり」は、餃子の専門店です。“いろどり”の名の通り、味の違う8種類の餃子、焼売に小籠包とさまざまなメニューが揃っています。

看板メニューは、稲荷神社にちなんだ油揚げに餃子の具を入れた「稲荷餃子（4個550円）」です。従来の餃子のようなパリッとした食感ではなく、ふっくらジューシーで優しい味わいの和風餃子のような仕上がりです。

不思議な食感を味わってみてくださいね。お土産用に「生冷凍」の餃子もありますよ。

（画像提供：餃子工房いろどり）

アイス工房 ケルン

ミルクの味と地元の食材を生かした手作りのジェラート

手作りジェラート・ソフトクリームの「アイス工房 ケルン」は、おちょぼ参道の東の入り口にお店を構えています。ミルクを生かし、地元の食材も使用して作られた甘さ控えめの素朴なおいしさです。

定番のミルク味の他にも、ほうじ茶、ごま、ヨモギ味などちょっと珍しい味や、季節限定のいちご、トマトや柿など数多くの種類から選ぶことができます。アレルギーに対応したジェラートメニューもありますよ。

季節やその時々の仕入れ状況によってお店に並ぶ種類も変わってくるので、どんな味と出会えるのか楽しみですね。

（画像提供：アイス工房 ケルン）

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