■笹ヶ峰 妙高山の南に広がる笹ケ峰は、白樺や高山植物などが自生する自然の宝庫。春の芽吹きや秋の紅葉など、高原ならではの鮮やかな風景を見ることができる。周囲には湖や池もあり、トレッキングや散策に絶好のスポットだ。

	■ほたるの里 清らかな水の流れる人里にしか住まない、ホタルの生息地も新潟には多い。初夏の夜、はかない光を灯し闇に舞う光景は、幻想的な世界へと誘う。ホタルの里として知られる大島村、越路町をはじめ、新潟県内のほとんどの町村でホタルが生息している。

	■高田の雁木通り、雪下駄 上越市高田地区は豪雪地帯として知られる。その雪から通路を確保するために家の廂を張り出した雁木のある町並みには、江戸時代の面影が漂う。また、高田で作られる愛らしい雪下駄も、雪国に暮らす人々が生み出した生活の知恵だ。

	■鵜の浜海水浴場（地引き網体験） 春と秋に鵜の浜海岸で行われる人気のイベントが観光地引き網。引き寄せた網に踊るピチピチの魚を手づかみにできるのでファミリーにもおすすめ。会場では、海の幸をふんだんに使った海賊汁や地酒なども振る舞われる。

	■棚田 新潟の里山で多く見られる棚田。山肌にさまざまな模様を描く、のどかな田園風景はどこか懐かしく、ふるさとにいるかのような感情を抱かせてくれる。安塚町、松之山町、松代町、山古志村、高柳町をはじめ、県内各地で見ることができる。

	■春日山神社 春日山神社は戦国の武将・上杉謙信を祀るために建てられた。春日山の麓にある神社には謙信像のほか、空堀や土塁など春日山城の遺構が残る史跡広場もある。遠い戦国時代へと思いをはせて神社から上越市内を眺めてみよう。

	■親不知海岸 北陸街道最大の難所として古くから知られる親不知。北アルプスが日本海へ落ち込む壮大な断崖絶壁は、自然の力の偉大さを感じさせてくれる。旧街道は現在、コミュニティロードと呼ばれ、親不知を一望する絶景スポットだ。

	■高田城址の桜 約3400本もの桜に彩られる高田城の春。毎年「観桜会」が開かれ、春を心待ちにしていた多くの人で賑わいを見せる。お堀に映し出される三重櫓と桜、ぼんぼりの灯は日本三大夜桜の名にふさわしい絢爛な景色。