極楽寺（三重県伊賀市）の口コミ一覧

• 『三重の仏像〜白鳳仏から円空まで〜』善光寺式釈迦如来三尊

  5.0

  • カップル・夫婦

  名張市にも「極楽寺」があるので間違えないように。ここには本尊秘仏の御前立として活躍している「善光寺式阿弥陀三尊」が安置されている。墨書より1289年作となっているが、今では墨書から年代は見えないようになった。

  • 行った時期：2019年10月5日
  • 投稿日：2019年10月14日

  

  神社ツウ やんまあさん 男性／40代

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• 何とも不思議なお寺です

  4.0

  • 一人

  近くを通りかかるたびに、屋根の形が何とも特徴的なお寺があるのを見て、一度は訪れたいと考えていました。事前に予習をして行ったのですが、予備知識が全く役に立たない不思議なお寺でした。
  まず、極楽寺という名前のお寺は伊賀市内だけでも3カ所あるのです。ここは「曹洞宗大日殿極楽寺」で、鎌倉時代の創建とのこと。アニメ「日本むかしばなし」に登場しそうな、いかにも山間の禅寺らしい本堂の屋根です。でも、屋根のてっぺんには神社の千木のようなものが付いています。ご本尊は大日如来様。神仏習合によって、神社が改宗し真言宗のお寺に変わった可能性があります。そうなら、創建は平安時代にさかのぼってしまいます。
  このお寺の東には真言宗の薬師寺がありますから、西に位置するここには阿弥陀如来様が鎮座するお寺があった可能性もあります（平安時代の大きな寺では、西に阿弥陀如来、東には薬師如来が鎮座するお寺をセットで建立する事が多かった）。実際、8世紀後半には、この付近に鳳凰寺という七堂伽藍の壮大なお寺があったそうです。
  何回かの改宗を経て、鎌倉時代には曹洞宗に落ち着いたものの、以前からあった大日如来像がご本尊として受け継がれてきたものと推理します。本堂は江戸時代中期以降に建て替えされているようです。本当に、何とも不思議なお寺です。

  • 行った時期：2018年1月11日
  • 混雑具合：空いていた
  • 滞在時間：1時間未満
  • 投稿日：2018年1月11日

  

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  他2枚の写真

  

  三重ツウ こぼらさん 男性／50代

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