聖林寺
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十一面観音立像の傑作 - 聖林寺のクチコミ
神社ツウ しどーさん 男性/30代
- 家族
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聖林寺
by しどーさん(2015年9月14日撮影)
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聖林寺
by しどーさん(2015年9月14日撮影)
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この寺には「古寺巡礼」の著者である和辻哲郎が、天平彫刻の最高傑作と賞した有名な十一面観音立像があります。
209cmの木心乾漆像で、国宝に指定されています。
元々は大神神社の神宮寺だった大御輪寺の本尊でしたが、廃仏毀釈の難を逃れて聖林寺の客仏となりました。
この寺の本尊は地蔵菩薩坐像で、とても大きな石造彩色像です。
- 行った時期:2015年9月14日
- 人数:3人〜5人
- 投稿日:2015年11月8日
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観たかった十一面観音
ここの近くにある明日香村や談山神社は、幾度となく訪れたのですが、やっと聖林寺にきました。国宝の十一面観世音菩薩の本物が、耐火製のお堂で公開されておりました。奈良時代に製作された十一面観音は、保存状態も良く、とても神々しく有り難いお姿をしております。仏像マニアでなくとも、観ておくべき仏像かと思います。
詳細情報をみる
- 行った時期:2024年4月13日
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2024年4月14日
-
360度から拝顔できる。新装なった観音堂に祀られる観音様が美しい。
●訪問 2022年11月8日(火),14:45〜15:30
●1年半ぶりの訪問:お美しい
2021年4月以来,お目にかかることができた。2020年,初めて拝顔したときは,コロナ禍のため参拝客はおらず,30分以上,われわれ夫婦だけでお参りできた。2021年もそう。
東京と奈良の国立博物館を巡り(コロナ禍で訪問できず),その不在期間中に免震・耐震構造を施した観音堂(大悲殿:だいひでん)ができ,そこで,やっとお会いできた。
観音堂に入り,少し暗い前室の右手に明るい空間が開けている。階段を登ると,菩薩様がおられる空間は,明るく,広く,高い。以前の観音堂を知る者なら,あまりの違いに戸惑う。側方とお背中をしっかり確認できる。
●ギリギリで入れることが出来た
観音堂に収めてから,壁と天井を作ったのかと思いきや,我々が通る2,3段の階段を通って設置したとのこと(ご説明:住職の娘さんかな)。菩薩様は入れたが,ガラスはギリギリだったとのこと。シミュレーションで設置確認したが,実際は,かなり厳しかったとのことだ。
でも,これが良かった。入口が狭いからこそ,内部空間の光と高さを感じることができる。
●視線が合う
運慶の像を収納する円成寺(えんじょうじ)も新しい収納庫(相應殿)では,360度から拝顔でき,智拳印を結ぶ手から胸が離れた姿勢であることが確認できる。聖林寺の十一面観音菩薩像のお顔を見上げると,視線が合う。これは視線が合わせる調整がされているからであろう。今回,横と後ろから見ると,かかとが微妙に浮いているように見える。もしかして製作後,足(あしほぞ=胴体と台座をつなぐ棒)を調整したのかもしれない。
●水瓶の下面は八角形
左手にもつ水瓶(すいびょう)の下面がカクカクしているのだが,今回,八角形とわかった(もし違っていたらごめんなさい)。もし金箔が残っていれば,エッジがきらめいて美しかったろうと思われる。
●美仏
報告者は快慶作が大好きだ。快慶を除くと,宝菩提院願徳寺(京都市西京区大原野)の如意輪観音,向源寺(滋賀県長浜市)の十一面観音,そしてこの聖林寺の十一面観音が好きだ。いずれも凜とした美しさと,居住まいを正させるような厳しさがあり,言葉を失う。詳細情報をみる
- 行った時期:2022年11月8日
- 混雑具合:普通
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2022年11月19日
-
当分は拝顔できない十一面観音菩薩立像
2021年4月6日(火) 12時から30分間の滞在
●聖林寺で拝顔できるのは
2021年5月9日(日)まで。その後,下記の展示。
東京国立博物館:6月22日〜9月12日
奈良国立博物館:2022年2月5日〜3月7日
●昨年10月以来
昨年(2020年)10月,室生寺訪問の際,あまりの素晴らしさに再訪した。前回訪問後,ヒストリア「1300年 奇跡のリレー 国宝 聖林寺十一面観音」(2月10日)という番組があり,不思議な経緯を知ることができたので,よけい楽しみであった。
さらに番組内でも紹介された,復原像をつくられた朱若麟さんの研究成果(YouTubeで見られる)を見て,さらに愉しみになった。
●再訪
本堂訪問後,観音堂(大悲殿)へ向かう。観音堂には,我々夫婦以外に一組おられたが,すぐに我々夫婦だけの空間になった。
お顔の厳しさは,観音様の右手あるいは左手側が見ると,さらに豊かな表情になる。観音様の右手側,つまり向かって左側(舞台なら下手)に立ち,斜め下から見上げると,仏様の左手にある水瓶(すいびょう)にいけられた生花との距離が良い空間を描く。一方,向かって右側(上手)から見ると,水瓶の右側ギリギリにお顔を見られ,ギュッと詰まった空間になる。どちらも素晴らしい。
●右手が表すのは
右手は,中指が曲げられ,薬指がさらに内側に向いている。これは,釈迦如来(中指)と薬師如来(薬指)のお気持ちを表されているを意味している。
●光背
新しい観音堂には,復原された光背がつくのであろう。これも楽しみだ。復原図の一部が展示されていたが,本当に美しい(観音堂に向かう階段から本堂に戻るところの右側にあり)。
●展示会への願い
東京と奈良での展示会は,三密を避けるため,行くことはむずかしい。もし可能なら,東京芸大の朱若麟さんがつくられた復原像もあわせて見たい。できれば,エイジングをする前のキレイな金箔像を見たい。お顔の表情をちゃんと見たいから。
威厳あるお姿のお顔はどんなのだろうか? 芸大ホームページの復原過程を見ると,ふくよかな頬とあごが,柔らかい印象を与える。厳かな中にも優しいお姿だったのだろう。
●駐車場
10台くらい可能。寺まで距離は50mだが,坂道・階段で,歩いて2分くらい。詳細情報をみる
- 行った時期:2021年4月6日
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2021年4月20日
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のどかな奈良を堪能
今年東博での展示が決まっているそうで、テレビで紹介されているのを見て是非行きたくなり訪ねました。テレビでもフェノロサが保存に尽力したという話があり、先に大津にあるフェノロサの墓にも参り(法明院・大津の景色も絶景)ました。桜井駅からバスに乗るつもりが、本数が少なく、ゆっくり歩くことに。のどかな春の光に苦なく40分程度でした。道しるべも丁寧で分かりやすくたってます。寺院自体は小さく、景色も素晴らしかったです。大きな地蔵さんと十一面観音。人も少なく、十二分に拝観。すごいきれいで、少し前かがみのお姿は心が迫るありがたさがありました。
詳細情報をみる
- 行った時期:2021年3月10日
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:1〜2時間
- 投稿日:2021年3月18日
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荘厳な十一面観音立像。圧倒される
2020/10/5の訪問。滞在時間は14:30〜15:00。
●聖林寺(しょうりんじ)
昨年,長谷寺訪問時に気づけば良かったのだが,今回,初めて訪問できた。
今回は,室生寺を2時間あまり,ゆっくり堪能した後。
室生寺からだと,クルマで40分弱。長谷寺からなら,20分。
駐車場から,2,3分で聖林寺へ。
●十一面観音立像
本堂の子安延命地蔵菩薩をお参りした後,観音堂に向かった。3,40段ほどの階段をへて,鉄の扉の中に,十一面観音立像がおられる。
お寺の瀟洒な雰囲気から,あまりにご立派なお姿に,「段差」を感じてしまった。
気品,気高さ,荘厳という言葉が頭に浮かんでくる。
廃仏毀釈の前,大御輪寺におられたときは,多くの仏様に守られて,中心にいたのであろう。お一人でおられる姿に心を揺さぶられる。
2021年夏に東京国立博物館(上野)での展示に向けての準備が進められていて,蓮華座が外されていた。
夫婦での参拝であったが,観音堂には,幸い,我々しかおらず,心ゆくまで語らうことができた。幸せで凜とした時間であった。
●観音堂への階段
外部に解放された階段なので,落ち葉などが舞い込む。足下が気になる方は,スリッパを持参すべきかも。詳細情報をみる
- 行った時期:2020年10月5日
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2020年10月7日