名古屋の人気観光スポットと言えば必ず名前があがる「名古屋港水族館」。地元の人にとっても、子どもの頃から馴染みの深いスポットです。実はこの水族館、名古屋の中心部からのアクセスが抜群!いわゆる都市型水族館。移動に多くの時間を取られることがないので、観光にもおススメです。
名古屋グルメも食べたいし、名古屋城も見ておきたい…。そんな名古屋旅行を存分に楽しみたい人必見!「名古屋港水族館」に来たなら絶対見て欲しいイベントを楽しみながら、水族館を堪能できる約2時間のおススメ見学コースをご紹介。名古屋旅行を楽しむ20代のメンズと一緒にレポートします!
記事配信:じゃらんニュース
●名古屋港水族館の目玉はこれ!
●名古屋港水族館を満喫するモデルコース
・【イルカプール】入ってすぐ!水族館の人気者とご対面♪
・【北極のシロイルカ】愛くるしい表情のベルーガも「ようこそ水族館へ」
・【くじら博物館】実物大のレプリカの大きさにびっくり!
・【南館】南極への旅
・【マイワシのトルネード】生命の巨大な芸術
・【クラゲコーナー】不思議な動きをするクラゲの数々
・【サンゴ礁大水槽】色鮮やかな魚たちに会える
・【ライブコーラル水槽】本物のサンゴの景観
・【子ガメ水槽】水族館で生まれた可愛らしいアカウミガメの赤ちゃん
・【ペンギン水槽】再現した南極の自然環境でイキイキと暮らすペンギン
・【北館】35億年はるかなる旅 ふたたび海へもどった動物たち
・【イルカパフォーマンス】メインプールで開催される圧巻のパフォーマンス
・【水中観覧席】水中でのダイナミックなパフォーマンスを見学OK!
・「ちょっとお腹が空いた~」そんな時はサクッと食べられるこんなパンはいかが?
・【シャチプール】大迫力!海の王者「シャチ」を間近で見られる
・【ベルーガプール】北極のシロイルカ「ベルーガ」もいますよ!
・【ミュージアムショップ】人気キャラクターグッズやお土産
・【ベルーガ公開トレーニング】賢くてとってもキュート♪
・【シャチ公開トレーニング】豪快な動きは圧巻!
・【ゴマフアザラシ】ゴマ柄のアイドルにはごまちゃんデッキで会える
●まとめ
名古屋港水族館の目玉はこれ!
名古屋港水族館を満喫するならイベントは絶対はずせません!日本最大のプールで開催される「イルカパフォーマンス」、35,000匹のマイワシが繰り広げる「マイワシのトルネード」、「シャチ公開トレーニング」「ベルーガ公開トレーニング」など、見ごたえのあるイベントは必見です。
★効率的に回るコツ!見たいイベントの開催時間をしっかりチェック!
効率良く水族館を楽しむコツは、まず見たいイベントの開始時間をチェックするべし!その時間を軸に見学コースを組み立てるのがポイントです。
名古屋港水族館は「北館」と「南館」があってヨコに広い構造になっています。2Fにある連絡通路を渡って移動するので、見たいイベントはどちらの建物で開催されるのかを把握しておくのも大事。「北館」と「南館」の移動時間も余裕を持ったほうがいいかも。
今回は12:00から始まる「マイワシのトルネード」と13:00からの「イルカパフォーマンス」を軸に、水族館を楽しみます。最初のイベントに間に合うように11:45ごろ水族館に到着しました。
※当記事の情報は、2018年2月の取材時のものです。営業時間、イベント開催時間は、平日・土日祝・期間により異なります。来館時には、施設に直接お問合せください。
名古屋港水族館を満喫するモデルコース
地下鉄名港線「名古屋港駅」から徒歩5分という近さ。名古屋駅から金山で乗り換えて約25分、金山駅から約11分という、アクセスの良さも魅力です。限られた旅行日程、時間を有効に使いたい人にぴったりの観光スポットと言えますね。
高速道路の出口からも近いので、車での来館もとっても便利。取材当日も関西方面のナンバーの車がたくさん停まっていました。

まずは入口の右手にあるチケット売り場へ。チケット(大人2000円・税込)を買って入館します!他の名古屋港の施設も一緒に楽しめる共通券は少しお得になるようです。

いよいよ水族館に入ります。平日にもかかわらず、海外からの観光客や親子連れ、中学生の団体などたくさんの人で賑わっていました。エントランスには本日のイベントスケジュールなども掲示されています。
【イルカプール】入ってすぐ!水族館の人気者とご対面♪

水族館に入ってすぐ目に飛びこんできた大きな水槽!イルカの仲良し親子が楽しそうに泳いでいました。右手には大きなシャチがゆうゆうと。いきなり水族館の人気者と会えました!
★インスタ映え間違いなし!おすすめ撮影スポット<イルカプール前>

この水槽、他に比べてサイズがコンパクトな設計。だからイルカ達がガラス面に近づいてくる確率が高くなるとのこと。こんなショットが撮れました♪
【北極のシロイルカ】愛くるしい表情のベルーガも「ようこそ水族館へ」

イルカの水槽から少し奥に入ったところで優雅に泳いでいたのがベルーガ達。イルカの仲間で、北極のシロイルカと言われています。愛らしい表情で出迎えてくれました。
【くじら博物館】実物大のレプリカの大きさにびっくり!
さて、そろそろ「マイワシのトルネード」の開始時間が近づいてきたので南館に移動します。途中、こんな展示コーナーを発見!

ここは「くじら博物館」と呼ばれていて、シャチやキタトックリクジラなど、本物の骨格標本やレプリカが展示されていました。「化石種レプリカ」と「現生の鯨類レプリカ」の2つのエリアがあって、それぞれの体の違いを比較しながら、進化の過程を知ることができるそうです。3択クイズで答えるタッチパネルコーナーもあるので、小さな子ども達にも人気です。
【南館】南極への旅
南館のテーマは「南極への旅」。地球を縦断する旅の中で出会える生き物たちを、5つの水域に分けて紹介しています。
「日本の海」「深海ギャラリー」「赤道の海」「オーストラリアの水辺」「南極の海」という5つの水域、地域に住む生き物たちを見ることができます。名古屋港に永久係留されている「南極観測船ふじ」が、かつて南極への旅でたどったコースだそうですよ。
【マイワシのトルネード】生命の巨大な芸術
楽しみにしていた最初のイベント、12:00から始まる「マイワシのトルネード」を見るために黒潮大水槽へ急ぎます。ちなみに各所でも行われている「マイワシのトルネード」、ここ名古屋港水族館が元祖!
今では水族館の人気イベントの「マイワシのトルネード」ですが、想定外の出来事から始まったとか。エサを求めて興奮状態になった35,000匹のマイワシの群れ、その舞い踊るような行動を見たスタッフがこれは人気展示物になる!と手ごたえを感じたそうです。

LEDを使った照明に照らし出され、エネルギッシュに動くマイワシの群れ。エサの投入のタイミングや照明の色、マイワシの数など試行錯誤の末、見事なマイワシのトルネードが完成!イベントは5分ほどで終了。土日や祝日はトルネードの開催回数が増えるので、開始時間は要チェックです。

【クラゲコーナー】不思議な動きをするクラゲの数々
黒潮大水槽をあとにして、トンネル型の水槽くぐって進みます。その先では、いろいろな水槽を見学することができます。


そのまま進んで「深海ギャラリー」へ。ここには生きた姿をなかなか見ることのできない、貴重な深海生物がいっぱい!独自の進化を遂げた生き物が展示されていました。

現生の節足動物で世界最大の生き物と言われている「タカアシガニ」もいます

「ダイオウグソクムシ」 まるで巨大なダンゴムシ!想像以上に大きかったです
【サンゴ礁大水槽】色鮮やかな魚たちに会える

「深海ギャラリー」を抜けると、美しい「サンゴ礁大水槽」が待っていました。モデルにしたのは、オーストラリア東岸のグレートバリアリーフ。水槽の1Fの底面、2Fの側面、3Fの上面の3方向から水槽を眺めることができる構造になっています。



【ライブコーラル水槽】本物のサンゴの景観
南館2Fにあるサンゴ礁の水槽。色の違う水槽が並んでいます。
下の2枚の写真が、その色の違う水槽です。実はどちらかがレプリカのサンゴ礁、もう片方が本物の生きたサンゴ礁「ライブコーラル水槽」なんです。どちらが本物か分かりますか?
正解は上の写真がレプリカ、下が本物のサンゴ礁。言われてみれば、確かに不自然なサンゴが…。人工物では再現できない、本物のサンゴが生み出す自然の美しさを見比べながら楽しめるコーナーでした。
サンゴ礁の水槽のヨコにはこんなパネルが。
ライブコーラル水槽にいる、約300匹の「ミスジリュウキュウスズメダイ」。その中に1匹だけ黒いスジが4本ある「ヨスジリュウキュウスズメダイ」がいるそうです。
なになに?幸せが訪れるかも!?早速“幸せ”の「ヨスジリュウキュウスズメダイ」探しスタート!


同行してくださった広報の佐藤さんによると、かなりの確率で潜んでいるエリアがあるとか。…確かにその辺りにいました。

横手 奈保子
ゴールデンレトリバーとゆったりまったり暮らしています。「犬と一緒に泊まれる宿」にチャレンジ中。愛知県在住。