デートやお仕事でちょっと高めのいいお店に食事に行くことになった。テーブルマナーの基本だけは知っておきたい!
そんな方向けにテーブルマナーの基本と、テーブルマナー上、NGな行動もあわせて解説していきます。
マナーは「フォーム」はもちろんですが、「なぜそうするのか」を知ることも大事。基本的には、相手に不快な思いをさせないのがマナー。
この記事を読むとき、そんなマナーの背景についても理解していただけると良いですね。
<目次>
【洋食編】食事・テーブルマナーの基本
【和食編】食事・テーブルマナーの基本
お食事ファッションマナーの基本
テーブルマナーのNG例
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【洋食編】食事・テーブルマナーの基本

「洋食のお店」に行くときの基本的な食事マナーについて解説していきます。
1. 「ナイフ・フォーク」の正しい使い方
洋食テーブルマナーの基本である、「ナイフ・フォーク」の使い方は以下の通りです。
・ナイフやフォークなどのカトラリーは「外側から順に」使う
・フォークは左手、ナイフは右手に持ち、ひじをはらず、リラックスした姿勢で持つ
・食事中はナイフとフォークをお皿の上に「ハの字」になるように置き、ナイフの刃を内側に、フォークは背を「上」にする
・食後は揃えて置き、ナイフの刃を内側に、フォークは背を「下」にする
2.「ナプキン」の正しい使い方
ナプキンの使い方の基本は以下の通りです。
・ナプキンをひざに置くベストなタイミングは『料理やドリンクを注文し、ファーストドリンクのサーブが終るころまで』
※目上の方と同席する場合、その方がナプキンを取るまで待つ
・半分に折り、折り目を自分の方に向けてふとももの上に置く
・口や手を拭くときは、汚れた部分が見えないように『折った内側で拭く』ことを意識する
・席を立つときは、『背もたれまたは肘掛にかける』ことが基本
食後は、ナプキンを綺麗にたたんでテーブルに置くことのないように。綺麗にたたむことは「この食事の時間をなかったことにしたい」、つまり料理やサービスが気に入らなかったという強い意思表示につながります。
『簡単にたたんでテーブルの左側へ置く』ことがスマートなマナーです。端と端をずらしておくと良いでしょう。
3.洋食のNGマナー
最後に、洋食のNGマナーも見ておきましょう。
・ナイフを外側に向ける
周りの人に刃を向けることになってしまうため、ナイフを外側に向けたり、ナイフやフォークのカラトリーを持ったまま身振り手振りの動作はしないでください。刃を向けることはとても失礼ですし、相手への敵意表明となってしまいます。
・カトラリーを持ったままナプキンで口を拭く、グラスを手にする
また、カラトリーを持ったままナプキンで口を拭くことや、グラスを手にすることもいけません。
・カトラリーを落とした際に自分で拾う
落としてしまった際に自分で拾うこともマナー違反になります。もし、カラトリーを落としてしまったら、同席者に一言お詫びをしてから店員に新しい物を持ってきてもらうよう頼むことがマナーです。
・食事中にお互いの料理のシェア
ほかには、日本人でやりがちな「食事中にお互いの料理のシェア」もダメですね。
・食事中に席を立つとき、椅子ではなくテーブルの上にナプキンを置く
食事中に席を立つとき、椅子ではなくテーブルの上にナプキンを置いてしまうと…「食事が終わりました」という合図になってしまうので気を付けてください。戻ってきても食事の続きが出来なくなってしまう悲しい結果になってしまいます。
トリクルマガジン編集部
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