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2018.09.21

最高の秋絶景「日本の世界遺産紅葉」おすすめ10選!この美しさは見逃せない!

日本各所に点在する世界遺産。秋の景色を艶やかに彩る紅葉。どちらもいにしえより変わらぬ佇まいで人々を魅了してきました。今回は最高の絶景と評される日本国内の世界遺産紅葉をご紹介します。

古都京都を訪れたいという人には天龍寺、賀茂御祖神社、延暦寺を…幽玄に照らされた紅葉の美しさに、思わずため息が出そうに。
大自然に抱かれたい人は、知床五湖、白神山地、河口湖へ。スケールの大きな自然の懐に入り込んで、黄金色に輝く落ち葉の道を踏みしめて。
ノスタルジックな風景が広がる白川郷の合掌造り集落や、桜で有名な吉野山、姫路城もおすすめ。

この秋は大人が見惚れる世界遺産紅葉を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。
ライトアップイベントや見頃も参考に秋の旅行の計画をたててみてくださいね。
記事配信:じゃらんニュース

※紅葉の見頃は例年のものです。天候により変動しますのでお出かけ前にご確認ください。

1.天龍寺【京都市・右京区】

嵯峨野の紅葉を借景に、静かな水面に映る名園の秋を愛でる。

天龍寺

嵯峨野の山々が紅葉に染まる頃、天龍寺の曹源池庭園(そうげんちていえん)は一年で最も色彩豊かな時を迎える。
嵐山(あらしやま)、亀山(かめやま)、小倉山(おぐらやま)、愛宕山(あたごやま)。四つの山を借景にした庭園は、あまたの名園を手掛けた夢窓疎石(むそうそせき)の作庭。書院からと、大方丈からと、見る角度により様々な表情を見せてくれる。

天龍寺
海を表現した曹源池庭園と、山や木々の対比が想像力を刺激する
天龍寺
特別名勝にも指定された庭園は回遊式になっているので散策も楽しめる

木ごと、葉ごとに異なる色が織りなす秋を、鮮やかに映し出す池の水面。雲水(うんすい)と呼ばれる禅の修行僧たちが坐禅を行う場所でもあるここは、心静かに秋を感じるには最良の場所。比較的人の少ない早朝に訪れ、お気に入りの場所を探して座れば、静寂なる心があなたを満たしてくれるだろう。

\世界文化遺産/古都京都の文化財

見頃:11月下旬~12月上旬

天龍寺(てんりゅうじ)
TEL/075-881-1235
住所/京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
営業時間/庭園・諸堂8時30分~17時(受付は10分前まで)、
法堂9時~16時(土日祝のみ公開、春・秋(9/1~12/2)の特別参拝時は毎日公開
※除外日あり)
※いずれも季節変動あり
※11/10~12/2は曹源池庭園の早朝参拝あり(7時30分開門)
休日/なし
料金/庭園500円(諸堂参拝は300円追加)、法堂「雲龍図」別途500円
アクセス/JR京都駅より山陰本線で16分、嵯峨嵐山駅より徒歩13分
駐車場/なし
「天龍寺」の詳細はこちら

2.賀茂御祖神社(下鴨神社)【京都市・左京区】

太古の姿のままの広大な森の紅葉に包まれる散策時間。

賀茂御祖神社(下鴨神社)

その信仰の歴史は神話の時代にまで遡ると言われ、京都において最も古い神社のひとつである下鴨神社。境内は、太古の姿をそのままに残し約12万㎡もの広さを誇る糺(ただす)の森の中に佇んでいる。長い参詣道から社殿ははるか遠く、紅や黄に染まった木々のトンネルがどこまでも続く。

賀茂御祖神社(下鴨神社)

参詣道に沿って流れる瀬見(せみ)の小川の西側には、流鏑馬(やぶさめ)神事で知られる馬場が。鮮やかに色づくカエデやイチョウ、ケヤキやムクなどが色とりどりの葉を広げる空間は荘厳な空気に包まれている。
下鴨神社の秋は、悠久の時を超えて私たちの心を癒してくれる。

賀茂御祖神社(下鴨神社)
いにしえより続く森では、樹齢300年を超える古木の紅葉も楽しめる

\世界文化遺産/古都京都の文化財

見頃:12月上旬~中旬

賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)(下鴨神社(しもがもじんじゃ))
TEL/075-781-0010
住所/京都府京都市左京区下鴨泉川町59
営業時間/6時~17時30分※季節変動あり
休日/なし
料金/参拝無料
アクセス/バス:京都市バス塩小路高倉より27分、下鴨神社前より徒歩すぐ/車:名神京都東ICより50分
駐車場/150台(有料)
「賀茂御祖神社(下鴨神社)」の詳細はこちら

3.延暦寺【滋賀県・大津市、京都市・左京区】

聖なる山を一面に染め上げる紅葉と、山からの絶景を堪能。

延暦寺

開山以来、日本仏教の母山として信仰を集めてきた延暦寺。広大な境内は東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)の三地域に分かれ、約100もの堂宇(どうう)が点在している。
地域ごとに見頃も変わるので、約一カ月もの間紅葉が楽しめるのも嬉しい。見下ろす京都の町や琵琶湖と山一面の紅葉の対比は見事の一言。

延暦寺
横川の本堂「横川中堂」。舞台造りで船が浮かんでいる姿のよう

\世界文化遺産/古都京都の文化財

見頃:10月下旬~11月中旬

比叡のもみじ(もみじ祭り)

開催期間/10/27~11/25
営業時間/10時~15時30分(16時閉堂)
料金/無料
※開催は横川地域

延暦寺(えんりゃくじ)
TEL/077-578-0001
住所/滋賀県大津市坂本本町4220
営業時間/東塔8時30分~16時受付(16時30分閉堂)、西塔・横川地域9時~15時30分受付(16時閉堂)※季節変動あり
休日/なし
料金/巡拝料大人700円、中高生500円、小学生300円(東塔・西塔・横川共通券)
アクセス/電車:京阪坂本比叡山口駅より比叡山坂本ケーブルで11分、延暦寺駅より徒歩8分/車:湖西道路仰木雄琴ICより30分
駐車場/第一駐車場270台(無料)
「延暦寺」の詳細はこちら

4.知床五湖【北海道・斜里町】

湖面に描かれる原生林の錦秋 悠久の美に感動。

知床五湖

知床五湖は原生林に囲まれた大小5つの湖。知床五湖フィールドハウスを拠点に、一湖湖畔の展望台まで気軽に行ける「高架木道」と、ガイドとともに一湖から五湖の湖畔をめぐる「地上遊歩道」が設置されている。
晴れて穏やかな日には、湖面に知床連山と湖畔の木々が美しく浮かび上がり、特に二湖では錦秋を映し出す湖を中心とする風景に、自然の奥深さを感じるはずだ。

なお「地上遊歩道」は通常、ヒグマのレクチャー(有料)を受講することで利用できるが、10月21日~11月8日は無料で立ち入ることができる。知床五湖周辺の壮大な秋を存分に探勝しよう。

\世界自然遺産/知床

海から陸へとつながる生態系を見られ、希少な動植物の生息地となっている知床半島。雄大な景勝地が随所にあり、管理体制の下、自然の最深部へも行ける。

見頃:10月上旬~下旬

知床五湖(しれとこごこ)
TEL/0152-24-3323(知床五湖フィールドハウス)
住所/北海道斜里郡斜里町大字遠音別村字岩宇別549
料金/高架木道は散策自由、地上遊歩道は250円~(4月下旬~11月上旬)
アクセス/バス:斜里バスターミナル(JR知床斜里駅前)より斜里バス知床五湖行で1時間25分、知床五湖より知床五湖フィールドハウスまですぐ
車:女満別空港より2時間10分 駐車場/約100台(1回500円)
「知床五湖」の詳細はこちら

じゃらん編集部  じゃらん編集部

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