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2021.12.22

【関東近郊】一度は泊りたい!憧れの「高級温泉旅館&宿」12選<2021ー22>

森の入り江の離れ宿 無雙庵 枇杷【静岡県・伊豆市】

巨大な夕日に染まる水平線。絶景を2人きりの離れ家で。

森の入り江の離れ宿 無雙庵 枇杷
森の入り江の離れ宿 無雙庵 枇杷
全室が独立した離れ家。源泉100%の温泉露天風呂をはじめ、テラスや和室でも名高い西伊豆の夕日と海の展望が満喫できる
森の入り江の離れ宿 無雙庵 枇杷
伊豆の旬食材が共演する創作懐石の夕食

駿河湾を見渡す小高い山ひとつ、約1万坪の敷地を抱く宿。古民家の良質な部材で建築された8棟の離れ客室には、海と夕日を一望する露天風呂が。行き交う船の眺めも旅情を盛り上げる。

■森の入り江の離れ宿 無雙庵 枇杷
[TEL]0558-97-3123
[住所]静岡県伊豆市土肥259-1
[アクセス]【電車】伊豆箱根鉄道修善寺駅よりバスで土肥温泉まで50分。バス停着後無料送迎あり(要予約)【車】東名沼津ICより1時間
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食べるお宿 浜の湯【静岡県・東伊豆町】

魚介自慢の海辺の宿で朝から舟盛りという愉悦。

食べるお宿 浜の湯
屋上にある露天風呂。パノラマの風景に酔いしれたい
食べるお宿 浜の湯
展望デッキテラス付き客室。シンプルな和室、露天風呂付きなど多彩なタイプから選べる
食べるお宿 浜の湯
朝食は客室にて。テラス付きなら2名限定で海を眺めながら食事を楽しめる
食べるお宿 浜の湯
豪快な姿造りだけでなくその時季おすすめの魚介を数種類盛り合わせに。朝食で必ず提供する宿のシンボル的存在
食べるお宿 浜の湯
夕食。金目鯛の姿煮。トロリと濃厚な煮汁が特徴の郷土料理。大鍋で大量に煮ることで旨みを最大限引き出す
食べるお宿 浜の湯
夕食。鮑の酒蒸し。スタンダードプランでも高級食材が使われる

相模灘へ半島のように突き出す稲取温泉。その先端にあるこの宿からは、遮るもののない海の景色を飽くことなく眺めることができる。訪れるゲストが求める食事は、言うまでもなく新鮮な魚介類。

夕食のコースに組み込まれた舟盛り、さらに翌朝も舟盛りを出すとさすがに驚く人が多いという。夕食の金目鯛の姿煮と、朝食の舟盛りは宿の看板メニュー。ゲストの心を掴む、期待を超えた驚きのひと品。

■食べるお宿 浜の湯
[TEL]0557-95-2151
[住所]静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1017
[アクセス]東名厚木ICより車で2時間20分
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お宿うち山【静岡県・伊東市】

土鍋炊きのつややかなご飯を鮑のあんかけで味わう至福。

お宿うち山
客室「花」タイプ。2階の窓を開けると眺望抜群の露天風呂が。全客室に露天と内湯の2つの湯船が付く
お宿うち山
大室山を望む渡り廊下が6つの離れを結ぶ

お椀を伏せたような美しい山容が目を惹き、伊豆高原のシンボルとして愛される大室山。その山肌が目の前に迫る静かな別荘エリアに『お宿うち山』はある。わずか6部屋の客室は、いずれも離れでメゾネットタイプ。1階は落ち着いた和室、海を望む2階テラスには温泉で満たされた露天風呂があり、ゆるゆると客室で過ごすのにふさわしいおこもり宿だ。

お宿うち山
鮑のあんかけ

トロリとしたあんの中には、裏ごしした鮑の肝を忍ばせて。この上ない贅沢を朝から味わえる。

お宿うち山
朝食一例。汲み上げ湯葉や季節野菜の煮物など夕食と比べても遜色のない品々が並ぶ。吟味された器も美しい

季節で替わる夕食に対し、贅を尽くした料理を象徴するのが朝食だ。名物は、開業以来の定番である「鮑のあんかけ」。歯ざわり柔らかな鮑を、土鍋炊きのご飯にかけて味わうのは、まさに至福のひととき。

お宿うち山
秋の前菜一例。煎り銀杏や丸十茶巾絞りなど季節感を大切にする
お宿うち山
お椀。出汁をひく直前にかつお節を削るなど丁寧な仕事が光る

つかの間の休息を求めて訪れるゲストのため、料理にはことのほか力を入れる。夕食のテーマは、うち山流懐石料理。食材は野菜や伊勢海老など地元産を使いつつ、各地から選りすぐりの品を取り寄せる。それらを京都で修業を積んだ料理長が、伊豆の豊かさを散りばめた独自のコースに仕立てていく。

このひと品が生まれたのは「お帰りの直前まで心に残る料理でもてなしたい」という宿の想いから。その感激が「また来たい」という気持ちにつながり、常連客を増やしていく。

■お宿うち山
[TEL]0557-52-0010
[住所]静岡県伊東市大室高原2-716
[アクセス]東名厚木ICより2時間20分
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石苔亭いしだ【長野県・阿智村】

ずらりと並ぶ料理は31種類。目移り必至の幸せな朝。

石苔亭いしだ
短歌膳

29種類のおかずとご飯、味噌汁の計31膳が並ぶ独創的な朝ごはん。裏メニュー的存在で事前の予約が必要。追加料金なしで味わうことができる

地鶏のたまごを焼き上げた卵焼き、地元産の新鮮なフルーツトマト、信州特産の野沢菜など、郷土の食材がそこかしこに
石苔亭いしだ
通常の朝食は、チェックイン時に和食か洋食を選ぶスタイル
石苔亭いしだ
南信州の山あいだが農業は盛ん。昼神温泉では毎日朝市が開かれる

朝食の名物「短歌膳」が考案されたのは、十数年前のこと。別名「31膳」とも呼ばれる通り、短歌の31文字にあわせて31の料理で構成する。その様子は壮観だ。白い小皿にのせられるのは、野菜や肉、豆腐、漬物… と実に多彩。ひと口サイズではあるものの、これだけの数が目の前に並ぶと幸せな気分が沸き起こる。お酒好きなら朝から一献、ということも。

石苔亭いしだ
夕食の人気メニュー、信州黒毛和牛塩釜焼き。やわらかジューシーで絶妙の塩加減※一部のコースのみ提供
石苔亭いしだ
名古屋まで車で1時間半という土地ゆえ、三河湾の鮮魚も使用
石苔亭いしだ
南アルプスの巨石を配した露天風呂。温泉は高アルカリ性でとろりとした肌触り
石苔亭いしだ
ライブラリーを兼ねた湯上がり処もある
石苔亭いしだ
石苔亭いしだ
ロビー奥に設えた能舞台「紫宸殿」。冬季の休演期間を除き、夜は日替わりで伝統芸能が演じられる
石苔亭いしだ
夷毘沙門と白壁の塀に囲まれた宿。穏やかに流れる阿知川沿いの散策も楽しい

堂々たる夷毘沙門(えびすびしゃもん)をくぐり、緑濃い庭を通って玄関へ。ロビーの先に視線を移せば、背景に松が描かれた本格的な能舞台が目に飛び込んでくる。信州南部、昼神温泉にある『石苔亭いしだ』は、和の心を大切にする宿。能舞台では和太鼓や舞など地元の伝統芸能が夜ごと披露され、狂言の特別舞台も毎年上演する。

■石苔亭いしだ
[TEL]0265-43-3300
[住所]長野県下伊那郡阿智村智里332-3
[アクセス]中央道飯田山本ICより車で7分
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じゃらん編集部  じゃらん編集部

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