有馬温泉のお土産は、定番の炭酸煎餅のほか、美肌石鹸、入浴剤、地ビールなどお土産バリエがとっても豊富!
名湯「金泉」「銀泉」にゆっくり浸かった後は、温泉街へ名物探しに繰り出して。
メインストリート「湯本坂」を中心にお店も増加中。レトロな雑貨・お土産屋さんで新たな発見が待っているかも!?
1.有馬酒市場「有馬サイダー てっぽう水」
地元民の熱意で明治期のサイダーが復活!

日本のサイダーの発祥といわれているのが、明治41年(1908年)に有馬の飲料メーカーが発売した「有馬サイダー」です。
一度は姿を消したこの商品を、平成14年(2002年)に地元・有馬八助商店が復刻。
今や温泉街の新たな名物になりつつあります。
味の特長は、なんといっても強めの炭酸感。
口の中でシュワシュワと勢いよく気泡が弾け、白糖による上品な甘みが爽やかさをさらにプラスしてくれます。
レトロなラベルも魅力のこの商品。地元の酒店「有馬片山幹雄商店」が直営する
立ち飲み店「有馬酒市場」で味わえるほか、温泉街の多くのお店でもお土産として販売されています。
[おすすめ土産]「有馬サイダー てっぽう水」330ml250円
兵庫県神戸市北区有馬町1645
9時~18時
なし
[店舗詳細]詳細は店舗にお問い合わせください。(電話番号は078-903-1126)
2.有馬酒市場「有馬麦酒」
温泉入浴の後は、湯あがりビールで乾杯!

有馬温泉の地ビールといえば、平成26年(2014年)に誕生したこちら。
「湯あがりにゴクゴク飲める」をコンセプトに、地元の酒販店「有馬片山幹雄商店」と近くの酒蔵が協力して作り上げました。
麦芽・ホップに加え、日本酒作りでも使用される国産の「山田錦」を原材料に使用。
仕込み水は六甲長尾山系の伏流水、酵母は清酒酵母を用いるなど、清酒の醸造技術が駆使されたまさに日本特有のビールと言えます。
米と麦の香りが絶妙で、和洋を問わずさまざまな料理とも好相性。
「JAPAN ALE」と黒ビール「BLACK ALE」の2種類があり、どちらも「有馬酒市場」でティスティング&購入ができます。

[おすすめ土産]「有馬麦酒」330ml660円
兵庫県神戸市北区有馬町1645
9時~18時
なし
[店舗詳細]詳細は店舗にお問い合わせください。(電話番号は078-903-1126)
3.吉高屋 「カメ印 自宅湯原料 金湯・銀湯」
自宅のお風呂で金湯・銀湯気分を体感!

明治元年(1868年)創業の土産物店では、明治期に製造・販売していた「カメ印湯の花」を復刻した自宅用の薬用入浴剤が売れ筋に。
当時のままのレトロパッケージもおしゃれです。
商品は有馬温泉を代表する「金湯」「銀湯」の2タイプ。
ともに温泉分析書からイオン組成を研究して作られているため、金湯は鉄分、銀湯はメタケイ酸ナトリウムなど保温・保湿の成分もたっぷり。
またお湯の色や香りにも本物の湯に近づける工夫が凝らされていて、自宅に居ながら有馬での湯治気分を味わうことができます。
4.吉高屋 「カメ印 美肌石鹸」
お肌しっとり美肌石鹸は、有馬の温泉水入り!

石鹸に含まれる水分は、原料由来のものを除いてすべてが有馬の温泉水。
未開封状態では約18%もの水分が含まれているというから驚きです。
また無添加・無着色・防腐剤なども一切不使用。
こだわりの「枠練自然熟成製法」により80日~90日の時間を掛けて、じっくりと透明感のある石鹸に仕上げられます。
そんな美肌石鹸の泡は、きめ細かくてとってもクリーミー。
水溶性コラーゲンなどの保湿成分も豊富で、お肌にしっとり潤いを与えてくれます。
こちらの商品もクラシカルなラベルが魅力の1つ。お土産としても喜ばれそうです。

5.三津森本舗「有馬名産 手焼き炭酸煎餅」
熟練の職人さんが1枚ずつ丁寧に手焼き。

有馬温泉といえば、やっぱり炭酸煎餅。
「元祖 三津森本舗」は、その発祥店として知られる明治末期創業の老舗です。
温泉街に計10店舗を展開する同店ですが、初めての方には湯本坂の途中にある「三津森本舗」がオススメ。こちらの店内では、職人さんが煎餅を手焼きする様子を間近で見学することができます。
同店の「手焼き炭酸煎餅」は、もちろん味も製法も昔のまま。
小麦粉、砂糖、塩といった原材料に炭酸泉を練り込み、分厚い鉄板の型で1枚1枚薄く焼き上げていきます。
この丁寧さこそが、パリッとした独特の食感を生み出す秘密。
口の中に広がるほのかな甘みも非常に上品な味わいです。
[おすすめ土産]「有馬名産 手焼き炭酸煎餅」24枚入(紙箱入り)755円など
兵庫県神戸市北区有馬町809
9時~18時
なし
[店舗詳細]「三津森本舗」の詳細はこちら
「三津森本舗」の詳細はこちら
6.三ツ森本店「よい湯まんじゅう」
黒糖の香ばしさがふわり、定番温泉まんじゅう。

「元祖 三津森本舗」のもう1つの名物が、小さくて食べごろサイズの温泉まんじゅう「よい湯まんじゅう」です。
山芋や黒糖が使用されている生地は香ばしく、中身の餡は甘さ控えめ。
持ち帰り用は8個入りの真空パックになっています。
ご自宅で電子レンジや蒸し器で温めれば、たちまち蒸したての味わいに!
また有馬温泉観光総合案内所前にある「三ツ森本店」などでは、店頭にてふかしたての「よい湯まんじゅう」を1個から購入することもできます。

[おすすめ土産]「よい湯まんじゅう」1個80円、8個箱入り850円
兵庫県神戸市北区有馬町290-1
9時~18時
なし
[店舗詳細]「三ツ森本店」の詳細はこちら
「三ツ森本店」の詳細はこちら
7.山椒彩家「サンショウミント」
ぴりり山椒の効いたミントタブレット。

古くから山椒の一大産地として知られていた有馬温泉周辺。
この地で創業460年を誇る佃煮店「川上商店」が平成28年(2016年)にオープンさせたのが、山椒専門店「山椒彩家」です。
山椒をモチーフとした緑ののれんをくぐると、店内には山椒を現代風にアレンジした商品がずらり。
カラフルなパッケージの「缶入り 粉山椒」のほか、「サンショウマヨネーズ」「山椒飴」など見ているだけで楽しくなりそうです。
なかでももっとも気軽に買えそうなのが、石臼挽き粉山椒を配合したタブレット「サンショウミント」。
口に入れるとミントの清涼感の中にピリリと山椒の辛みを感じ、眠気覚ましやリフレッシュにピッタリのアイテムです。

[おすすめ土産]「サンショウミント」378円
兵庫県神戸市北区有馬町1172
9時~17時30分
水
[店舗詳細]「山椒彩家(川上商店)」の詳細はこちら
「山椒彩家(川上商店)」の詳細はこちら
8.きんせん堂 本店「金泉焼」
もっちり食感と甘じょっぱさがクセに!

有馬温泉の「金泉」に色が似ていることにあやかって「金泉焼」と名付けられたこちら。
餡には甘みあっさりの北海道産十勝小豆を使用。
やわらかな小餅で包み、有機大豆の醤油を付けてじっくりと焼き上げた一品です。
醤油の香ばしさとともに、とろける餡の上品な風味がふわり。
湯あがりのおやつにもお土産にも最適な、有馬温泉の新銘菓です。
持ち帰りの場合は、家でホットプレートなどを使って温めなおすと柔らかさが復活。
焼き立てに近い味を楽しめるのも、お土産として喜ばれるポイントでしょう。
[おすすめ土産]「金泉焼」10個入1296円
兵庫県神戸市北区有馬町266-2
9時~18時
なし
[店舗詳細]「きんせん堂 本店」の詳細はこちら
「きんせん堂 本店」の詳細はこちら
9.有馬籠 くつわ 本店「竹細工グッズ」
有馬の伝統工芸が、毎日の生活に彩りを添える。

有馬温泉は古くから竹の名産地として知られ、有馬の竹で編んだ籠は豊臣秀吉や千利休らに茶道具として愛用されていました。
そんな長い歴史を誇る有馬の竹細工を今に伝えるのが「有馬籠 くつわ 本店」です。
伝統の有馬籠のほか、キッチン用品や生活用品、さらにはバッグをはじめとするファッション用品まで。
現代の生活に即したさまざまな竹グッズを入手できます。
お店を訪れれば、竹が持つ無限の可能性に驚くこと間違いなし。
古来より伝わる伝統工芸を、気軽に生活の中に取り入れることができそうです。

まとめ
いかがでしたか。ニュースポットのオープンなど、話題性に事欠かない有馬温泉エリア。
老舗が展開する新感覚アイテムから、過去の復刻商品まで、幅広いお土産が揃います。
温泉街をひと通り巡って、お気に入りを探索し、お風呂にどっぷり浸かりながら、どのお土産を買おうか考えてみるのも楽しいですよ。
※この記事は2019年2月時点での情報です
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じゃらん編集部
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