今回は、九州で見たい冬の絶景スポットを紹介します。グッと冷え込んだ日に現れるダイナミックな白銀の世界や、その土地ならではの冬の風物詩、ひと足早い春の訪れを知らせる早咲き桜など、思わず撮りたくなる景色を厳選。冬の九州観光で、季節限定の貴重な絶景を観に行きませんか?
【佐賀県・武雄市】御船山楽園
真っ白な雪景色の中に赤く色づく椿が見頃に。

武雄のシンボル・御船山を借景に約15万坪もの広さを誇る。池泉回遊式庭園の幻想的な雪景色のほか、1月下旬~2月上旬は椿が見頃を迎える。
[見頃]1月~2月上旬の寒い日
佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100
8時~17時※季節変動あり
なし
入園料大人500円、小学生200円※時期やイベントにより変動
長崎道武雄北方ICより車で10分
150台(無料)
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【長崎県・雲仙市】仁田峠
3分間の空中散歩で会いに行く、雲仙の山に咲き誇る「花ぼうろ」。

氷点下の風によって吹き付けられた霧や雲が木の枝や幹に凍りついてできる霧氷。雲仙では雪の花のように見えることから「花ぼうろ」と呼ばれる。そんな自然が生み出す芸術品はロープウェイで向かう妙見岳駅付近で見られ、霧氷のアーチも。晴れた日なら光を受けてキラキラ輝くダイヤモンドのよう。
長崎県雲仙市小浜町雲仙
仁田峠循環道路通行8時~17時、ロープウェイ8時51分~上り最終16時51分 ※いずれも季節変動あり
仁田峠循環道路通行無料、ロープウェイ往復大人1500円、小学生以下750円
長崎道諫早ICより1時間30分
ロープウェイ駐車場200台(無料)
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【熊本県・阿蘇市】草千里ヶ浜
モクモク噴煙が“阿蘇”ならでは!一年に数日だけの白銀の世界。

極寒の日であれば、九州では珍しい雪景色が期待できる大草原。いつもは馬がのんびり遊ぶ草原も山々も、周辺の木々も樹氷で覆われ、一面白銀の世界。そんな中で、一帯を囲む山々の一つ、中岳からモクモクと噴煙が上がる姿は阿蘇らしさを感じさせる。ただし、雪景色が現れた際は道中の凍結にご注意を。
【熊本県・小国町】鍋ヶ滝
出会えれば超ラッキー。表から、裏から楽しむ高さ2mもの巨大な氷柱。

落差約10m、幅20mの滝。水のカーテンのように流れ落ちる優雅な様と、滝の裏側に行けることで知られる。そんな滝の冬の姿はまた圧巻。冷風によって少しずつ凍りつき、滝全体が巨大な氷柱に。間近に観賞できる滝裏へもぜひ。
熊本県阿蘇郡小国町黒渕
9時~17時(最終入園16時30分)※予約制
12月28日~1月3日、ほか悪天候時
入園料大人300円、小・中学生150円
大分道日田ICより1時間
123台(無料)
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【熊本県・南小国町】黒川温泉 湯あかり
ほんわ~か丸い竹あかりが、冬の温泉街を優しく照らす。

メインストリートを中心に約300個の竹あかりが灯る黒川温泉の冬の風物詩。川に吊るされた球体状のかわいい鞠灯籠が川面に映り込み、幻想さがさらにアップ。
[期間]2025年12月20日(土)~2026年3月31日(火)
[時間]日暮れ~21時30分
【熊本県・山鹿市】山鹿灯籠浪漫・百華百彩
和が織りなす灯りの芸術が、レトロな温泉街を包み込む。

山鹿温泉の冬の祭典。江戸時代の商家や蔵が立ち並ぶ豊前街道を、和傘や竹のオブジェがしっとりと彩る。数千ものろうそくの灯りが幻想的な世界を演出。
[期間]2026年2月6日(金)~2月28日(土)の毎週金・土
[時間]19時~22時
【宮崎県・えびの市】えびの高原
自然の厳しさが作り出す、静寂に包まれた別世界。


自然の厳しさと美しさが凝縮された感動風景。駐車場や徒歩5分の展望台から白銀のパノラマが望めるが、霧氷を間近で見たいなら、トレッキングも◎。登山行程には余裕を持たせて。
[見頃]1月~3月
※本日のえびの高原の画像と気象条件等が確認できる(https://ebino-ecomuseum.go.jp/today/)
※登山する場合は余裕を持った行程を立てること
【鹿児島県・指宿市】JR西大山駅
電車が菜の花の中を走るJR最南端の駅へ。

駅周辺は四季折々の花が出迎え、菜の花は早くも12月下旬から見頃に。無人駅、鉄道、開聞岳という旅情をかきたてる絶景に出会える。駅前にある幸せを届ける黄色いポストから手紙を送るのも◎。
【鹿児島県・指宿市】フラワーパークかごしま
一年中 花が咲き誇る楽園、早咲きの桜で春爛漫♪


世界各地の植物が楽しめる植物公園。1月下旬から2月上旬は早咲きの桜イズノオドリコが咲き誇り、撮影スポットとしてもにぎわう。
[見頃]1月下旬~2月
鹿児島県指宿市山川岡児ヶ水1611
9時~17時(最終入園16時30分)※イルミネーション期間中は~21時(最終入園20時30分)
12月30日、31日
大人630円、小・中学生310円
南薩縦貫道谷山ICより車で1時間30分
525台(無料)
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【鹿児島県・出水市】出水市ツル観察センター
早朝。朝日とともに万羽鶴が一斉に飛び立つ光景はここでしか見ることのできない絶景

薩摩藩が干拓した出水平野には、シベリア方面から1万羽を超えるナベヅルやマナヅルなどが毎年渡来する。周囲にはツルの鳴き声が響き、センター内からツルの生態を間近に観察できる。
[開館期間]2025年11月1日(土)~2026年3月第2日曜
鹿児島県出水市荘2478-4
9時~17時(最終入館16時30分)
期間中はなし
入館料大人220円、小・中学生110円※越冬地環境保全協力金(普通車以下1台1000円)を支払いの場合は入館料無料、かつ6時30分から屋上に特別入館可能
九州道栗野ICより車で1時間20分、または南九州西回り道水俣ICより車で40分
172台(無料)
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※この記事は2025年11月20日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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じゃらん編集部
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