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2020.02.09

酒の達人が太鼓判「日本酒が美味しい街」9選!試飲・見学を楽しむおすすめコースも

日本各地に点在する日本酒の酒蔵。おいしいお酒を求めて酒蔵から酒蔵を巡る旅は、呑兵衛にとって最高に楽しい旅!

今回は、日本酒の達人&旅のプロたちがおすすめする酒蔵巡りコースを、全国の中から選りすぐりご紹介します。日本酒の試飲や酒蔵の見学に関する情報はもちろん、日本酒に合うご当地グルメや、日本酒を使ったスイーツ、さらにはおみやげにぴったりな日本酒コスメも!

さあ、思う存分飲み比べを楽しめる旅へ出かけてみませんか。

記事配信:じゃらんニュース

秋田県 湯沢

タクシーで楽々、雪国の酒蔵めぐり。
酒どころの秋田で「東北の灘」と呼ばれるほど、酒造業のまちとして知られる湯沢市。見学と試飲ができる3つの蔵元を巡るなら「秋田 酒蔵めぐりタクシー」をぜひ活用して。

<おすすめルート>
湯沢駅
↓タクシー5分
<酒蔵>両関酒造
↓タクシー6分
<酒蔵>秋田銘醸
↓タクシー7分
<酒蔵>木村酒造
↓タクシー16分
地酒&カフェ TAKAIWA

<Info.>
「秋田 酒蔵めぐりタクシー」
電話一本で往復のタクシーと酒蔵見学の予約が完了する便利なサービス。利用3日前までに申し込みを。
[TEL]0183-73-2151(湯沢タクシー)、0183-73-3171(新生タクシー)
※詳細はHPを要確認→http://www.hirekyokai-akita.or.jp/kura_taku/

<酒蔵>両関酒造【秋田県湯沢市】

両関酒造
両関酒造
雪国の気候を利用した「低温長期醸造法」を独自に開発。東北の酒造り向上に貢献してきた
両関酒造
大きな貯蔵タンクのそばで、日本酒ができるまでの説明が聞ける

「蔵元でしか買えないお酒」720ml/1430円(中身変更により変動あり)

両関酒造
売店人気No.1。中身は時期によって変わるので、当日のお楽しみ

「純米大吟醸雪月花」720ml/2985円

両関酒造
県産米を40%まで磨き、独自の低温長期醸造法で醸した純米大吟醸

文化財の蔵見学と限定酒を目当てに。
明治初期の1874年に創業。国の登録有形文化財に指定されている母屋と4つの内蔵を見学した後は、売店で代表銘柄の飲み比べを。

<試飲>
5種類以上/無料

<見学>
「蔵見学」約40分/無料 
[実施日]随時受付 ※3日前までに要予約

■両関酒造
[TEL]0183-73-3143
[住所]秋田県湯沢市前森4-3-18
[営業時間]8時30分~17時
[定休日]土日祝、8月13日~15日、12月31日~1月3日
[アクセス]JR湯沢駅よりタクシーで5分
「両関酒造」の詳細はこちら

<酒蔵>秋田銘醸【秋田県湯沢市】

秋田銘醸
「笑談室」での無料試飲は、酒蔵見学の参加者限定

「爛漫小町」300ml/各500円

秋田銘醸
生酒の風味が活きた新鮮な味と華やかな香りが特徴。お土産におすすめ

「香り爛漫 純米吟醸」720ml/1100円

秋田銘醸
受賞歴多数!華やかな香りとやわらかな味わいが特徴の純米吟醸酒

伝統の手造り製法と近代設備の2蔵体制。
全国にファンを持つ銘酒「美酒爛漫」の醸造元。酒蔵見学では、近代的な醸造設備を備えた5階建ての工場へ。笑談室で試飲や買い物も。

<試飲>
約7種類/無料

<見学>
「美酒爛漫 酒蔵見学」40分~1時間/無料
[実施日]随時受付 ※前日まで(土は4日前まで)に要予約

■秋田銘醸
[TEL]0183-73-3161
[住所]秋田県湯沢市大工町4-23
[営業時間]8時30分~17時(土は~12時)
[定休日]日祝、8月13日~15日、12月31日~1月3日
[アクセス]JR湯沢駅より徒歩15分
「秋田銘醸」の詳細はこちら

<酒蔵>木村酒造【秋田県湯沢市】

木村酒造
内蔵の分厚い扉を前にタイムトリップ気分

「大吟醸福小町」300ml/1650円

木村酒造
華やかな吟醸香と秋田酒らしい旨口タイプでフルーツとも好相性!

歴史を伝える蔵の佇まいも見事。
1615(元和元)年の創業から、酒造り一筋で400年余続く酒蔵。古い酒造りの道具や醸造工程のジオラマなど、蔵見学は見どころ多彩。

<試飲>
約4種類/無料

<見学>
「蔵見学」約40分/無料
[実施日]随時受付 ※3営業日前までに要予約

■木村酒造
[TEL]0183-73-3155
[住所]秋田県湯沢市田町2-1-11
[営業時間]9時~17時(最終入場16時)
[定休日]土日祝
[アクセス]JR湯沢駅より徒歩10分
「木村酒造」の詳細はこちら

\シメは酒スイーツ!/地酒&カフェTAKAIWA【秋田県湯沢市】

地酒&カフェTAKAIWA
\左「日本酒仕込水自家焙煎珈琲」550円、右「酒米粉チーズケーキ」385円(ドリンクセット825円)/コーヒーに使う日本酒の仕込み水は日替わりで3~4種類
地酒&カフェTAKAIWA
\オリジナルの日本酒も/プライベートブランドの日本酒「みのり」720ml1485円~

日本酒造りの経験を持つ女性店主が営む、地酒店併設のカフェ。酒米粉を使った手作りスイーツを、仕込み水で淹れたコーヒーと共に。

■地酒&カフェTAKAIWA
[TEL]0183-52-2246
[住所]秋田県湯沢市桑崎字中泊15
[営業時間]11時~17時(地酒販売は10時~18時)
[定休日]月(祝日の場合は翌日)※その他イベント等での臨時休業あり(FBで告知)
[アクセス]JR横堀駅よりタクシーで5分
「地酒&カフェTAKAIWA」の詳細はこちら

岩手県 盛岡

名水の地で蔵見学と水めぐりの旅。
清水や湧き水が数多く点在する盛岡のまち。良質な天然水を生かして酒造りを行う蔵元を訪ねて、合間に水めぐりを楽しむ旅はいかが?2つの蔵見学で、奥深い日本酒の世界へいざ。

<おすすめルート>
盛岡駅
↓バス15分+徒歩3分
<酒蔵>あさ開
↓徒歩5分
大慈清水
↓徒歩3分
青龍水
↓徒歩17分
<酒蔵>菊の司酒造
↓徒歩すぐ
<酒店>平興商店

<酒蔵>あさ開【岩手県盛岡市】

あさ開
1日約6トンの米を蒸すという「原料処理室」
あさ開
「大吟醸 生原酒」など約3種が試飲できる
あさ開
「大吟醸ソフトクリーム」300円

左/「純米大吟醸磨き四割 極上」720ml/6600円、中央/「大吟醸磨き三割五分」720ml/4950円、右/「令和元年 大吟醸金賞受賞酒」720ml/5813円

あさ開
左・中央/山田錦を35%と40%までそれぞれ磨き、大慈清水で仕込んだ大吟醸と純米大吟醸は贈物に◎、右/藤尾杜氏の渾身の一作である、2019年「全国新酒鑑評会」金賞受賞酒

2005年度に厚生労働大臣賞「現代の名工」に選出された南部杜氏の藤尾正彦さんが杜氏を務める蔵元。地元の名水「大慈清水」を仕込み水に使い、南部流伝承の技で醸した酒には、数々の受賞歴が!

あさ開
1988年築「昭和旭蔵」を見学。まずは物産館で受付を

<見学スタート!>

あさ開
伝統の手造り工程と自動化を取り入れた近代工程の両方が見学できる。最初は「研究室」から
あさ開
\まずは手造り工程から/室温30℃の「麹室」
あさ開
一度に300kgの米が蒸せる「釜場」
あさ開
もろみを作る「酒母室」
あさ開
もろみを搾る「槽場」
あさ開
芳香漂う「吟醸醗酵室」
あさ開
\新鋭設備の近代工程も!/
あさ開
「酒母室」「発酵タンク室」など近代工程も見応え満点!
あさ開
「原料処理室」には精米された米粒の見本も
あさ開
最後は「瓶詰め工場」へ

南部杜氏の匠の技と最新技術が醸す美酒。
2005年度に厚生労働大臣賞「現代の名工」に選出された南部杜氏の藤尾正彦さんが杜氏を務める蔵元。地元の名水「大慈清水」を仕込み水に使い、南部流伝承の技で醸した酒には、数々の受賞歴が!

<試飲>
約3種類/無料(300円の有料試飲もあり)

<見学>
「酒蔵見学」約30分/無料
[実施日]随時受付 ※要予約(当日申し込みも可)

■あさ開(びらき)
[TEL]019-652-3111
[住所]岩手県盛岡市大慈寺町10-34
[営業時間]9時~16時30分(11月~3月は~15時30分)
[定休日]12月31日、1月1日
[アクセス]JR盛岡駅より岩手県交通バス長岡線で15分、松尾前より徒歩3分
「あさ開」の詳細はこちら

大慈清水【岩手県盛岡市】

大慈清水
上から順に飲み水、米研ぎ水、洗い水、足洗いの井戸が連なる

大慈寺界隈の湧水を引いた共同井戸。「青龍水」と共に、環境省の「平成の名水百選」に選ばれている。

■大慈清水(だいじしみず)
[TEL]019-604-3305(盛岡観光コンベンション協会)
[住所]岩手県盛岡市鉈屋町
[アクセス]JR盛岡駅より岩手県交通バス矢巾営業所行き20分、南大通二丁目より徒歩10分
「大慈清水」の詳細はこちら

青龍水【岩手県盛岡市】

青龍水
\散策しながら水めぐり/地元住人の生活用水として、1932年に整備された井戸

水の神といわれる「青龍」が住んでいたと伝わる祇陀寺が水源。雛壇形式で、最上段が飲料用。

■青龍水(せいりゅうすい)
[TEL]019-604-3305(盛岡観光コンベンション協会)
[住所]岩手県盛岡市鉈屋町
[アクセス]JR盛岡駅より岩手県交通バス矢巾営業所行き20分、南大通二丁目より徒歩10分
「青龍水」の詳細はこちら

<酒蔵>菊の司酒造【岩手県盛岡市】

菊の司酒造
次期16代目蔵元の平井佑樹さんが案内してくれる
菊の司酒造
プクプク発酵中!
菊の司酒造
女性の蔵人が4名も活躍中!
菊の司酒造
蔵での販売は行っていないので、オンラインショップや特約店で購入を

「平井六右衛門遊山」720ml/1430円

菊の司酒造
岩手県産酵母を用い、伝統製法の生酛で醸した純米酒。食中酒におすすめ

「平井六右衛門心星」720ml/1815円

菊の司酒造
岩手県産酒米「ぎんおとめ」使用の純米吟醸酒。瑞々しく香り、後味はキリッ

「平井六右衛門稲波」720ml/2200円

菊の司酒造
雫石町の契約栽培米を使用した生酛純米大吟醸。2020年1月より発売

<見学スタート!>

菊の司酒造
大きなフタの下には、仕込み水を汲み上げる井戸が
菊の司酒造
出荷を待つ酒の保管庫
菊の司酒造
米を洗ったり蒸したり、原料処理を行う「釜場」
菊の司酒造
\酒蔵の聖域!/室温32℃に保たれた「麹室」。製麹の最中は扉のみの見学に
菊の司酒造
\香りにうっとり♪/「酒母室」には甘い酵母の香りがふわり
菊の司酒造
「醗酵室」には仕込み時期の異なるタンクがずらりと並び、もろみの変化が一目瞭然!

こだわりと情熱溢れる酒造りの現場を見学。
創業から247年を数える、岩手県最古の酒蔵。敷地裏手を流れる中津川の伏流水を汲んだ仕込み水と、県産米を原料に生み出される日本酒は、旨みと酸味の調和が絶妙。購入は向かいの「平興商店」へ。

<見学>
「酒蔵見学」約30分/無料
[実施日]平日随時受付 ※HPの申し込みフォームより前日までに要予約

■菊の司酒造
[TEL]019-624-1311
[住所]岩手県盛岡市紺屋町4-20
[営業時間]酒蔵見学11時~11時30分
[定休日]土日祝
[アクセス]JR盛岡駅より盛岡都心循環バス「でんでんむし」で15分、上の橋より徒歩1分
「菊の司酒造」の詳細はこちら

<酒店>平興商店【岩手県盛岡市】

平興商店
こぼれるぎりぎりまで注いで、1杯220円~!
平興商店
17時を過ぎると愛酒家たちが続々来店
平興商店
「平井六右衛門 心星」コップ1杯370円、「おでん」200円、「煮豆」50円
平興商店
「菊の司酒造」の酒がほぼ全種類揃っている
平興商店
初めてでも長居したくなる居心地のよさ。看板猫に会えることも♪

県内外から愛酒家が集まる角打ちの名店。
「菊の司酒造」の真向かいに位置するこちらは、角打ちができる酒販店として有名。冷蔵庫に並ぶ日本酒の中から、飲みたい銘柄を選んでコップに注いでもらおう。缶詰などのおつまみもいろいろ。

■平興(ひらこう)商店
[TEL]019-622-2753
[住所]岩手県盛岡市紺屋町6-2
[営業時間]9時30分~20時30分(日祝は13時~20時30分)
[定休日]1月1日
[アクセス]JR盛岡駅より盛岡都心循環バス「でんでんむし」で15分、上の橋より徒歩1分

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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