日本各地に点在する日本酒の酒蔵。おいしいお酒を求めて酒蔵から酒蔵を巡る旅は、呑兵衛にとって最高に楽しい旅!
今回は、日本酒の達人&旅のプロたちがおすすめする酒蔵巡りコースを、全国の中から選りすぐりご紹介します。日本酒の試飲や酒蔵の見学に関する情報はもちろん、日本酒に合うご当地グルメや、日本酒を使ったスイーツ、さらにはおみやげにぴったりな日本酒コスメも!
さあ、思う存分飲み比べを楽しめる旅へ出かけてみませんか。
秋田県 湯沢
タクシーで楽々、雪国の酒蔵めぐり。
酒どころの秋田で「東北の灘」と呼ばれるほど、酒造業のまちとして知られる湯沢市。見学と試飲ができる3つの蔵元を巡るなら「秋田 酒蔵めぐりタクシー」をぜひ活用して。
<おすすめルート>
湯沢駅
↓タクシー5分
<酒蔵>両関酒造
↓タクシー6分
<酒蔵>秋田銘醸
↓タクシー7分
<酒蔵>木村酒造
↓タクシー16分
地酒&カフェ TAKAIWA
<Info.>
「秋田 酒蔵めぐりタクシー」
電話一本で往復のタクシーと酒蔵見学の予約が完了する便利なサービス。利用3日前までに申し込みを。
[TEL]0183-73-2151(湯沢タクシー)、0183-73-3171(新生タクシー)
※詳細はHPを要確認→http://www.hirekyokai-akita.or.jp/kura_taku/
<酒蔵>両関酒造【秋田県湯沢市】



「蔵元でしか買えないお酒」720ml/1430円(中身変更により変動あり)

「純米大吟醸雪月花」720ml/2985円

文化財の蔵見学と限定酒を目当てに。
明治初期の1874年に創業。国の登録有形文化財に指定されている母屋と4つの内蔵を見学した後は、売店で代表銘柄の飲み比べを。
<試飲>
5種類以上/無料
<見学>
「蔵見学」約40分/無料
[実施日]随時受付 ※3日前までに要予約
[TEL]0183-73-3143
[住所]秋田県湯沢市前森4-3-18
[営業時間]8時30分~17時
[定休日]土日祝、8月13日~15日、12月31日~1月3日
[アクセス]JR湯沢駅よりタクシーで5分
「両関酒造」の詳細はこちら
<酒蔵>秋田銘醸【秋田県湯沢市】

「爛漫小町」300ml/各500円

「香り爛漫 純米吟醸」720ml/1100円

伝統の手造り製法と近代設備の2蔵体制。
全国にファンを持つ銘酒「美酒爛漫」の醸造元。酒蔵見学では、近代的な醸造設備を備えた5階建ての工場へ。笑談室で試飲や買い物も。
<試飲>
約7種類/無料
<見学>
「美酒爛漫 酒蔵見学」40分~1時間/無料
[実施日]随時受付 ※前日まで(土は4日前まで)に要予約
[TEL]0183-73-3161
[住所]秋田県湯沢市大工町4-23
[営業時間]8時30分~17時(土は~12時)
[定休日]日祝、8月13日~15日、12月31日~1月3日
[アクセス]JR湯沢駅より徒歩15分
「秋田銘醸」の詳細はこちら
<酒蔵>木村酒造【秋田県湯沢市】

「大吟醸福小町」300ml/1650円

歴史を伝える蔵の佇まいも見事。
1615(元和元)年の創業から、酒造り一筋で400年余続く酒蔵。古い酒造りの道具や醸造工程のジオラマなど、蔵見学は見どころ多彩。
<試飲>
約4種類/無料
<見学>
「蔵見学」約40分/無料
[実施日]随時受付 ※3営業日前までに要予約
[TEL]0183-73-3155
[住所]秋田県湯沢市田町2-1-11
[営業時間]9時~17時(最終入場16時)
[定休日]土日祝
[アクセス]JR湯沢駅より徒歩10分
「木村酒造」の詳細はこちら
\シメは酒スイーツ!/地酒&カフェTAKAIWA【秋田県湯沢市】


日本酒造りの経験を持つ女性店主が営む、地酒店併設のカフェ。酒米粉を使った手作りスイーツを、仕込み水で淹れたコーヒーと共に。
[TEL]0183-52-2246
[住所]秋田県湯沢市桑崎字中泊15
[営業時間]11時~17時(地酒販売は10時~18時)
[定休日]月(祝日の場合は翌日)※その他イベント等での臨時休業あり(FBで告知)
[アクセス]JR横堀駅よりタクシーで5分
「地酒&カフェTAKAIWA」の詳細はこちら
岩手県 盛岡
名水の地で蔵見学と水めぐりの旅。
清水や湧き水が数多く点在する盛岡のまち。良質な天然水を生かして酒造りを行う蔵元を訪ねて、合間に水めぐりを楽しむ旅はいかが?2つの蔵見学で、奥深い日本酒の世界へいざ。
<おすすめルート>
盛岡駅
↓バス15分+徒歩3分
<酒蔵>あさ開
↓徒歩5分
大慈清水
↓徒歩3分
青龍水
↓徒歩17分
<酒蔵>菊の司酒造
↓徒歩すぐ
<酒店>平興商店
<酒蔵>あさ開【岩手県盛岡市】



左/「純米大吟醸磨き四割 極上」720ml/6600円、中央/「大吟醸磨き三割五分」720ml/4950円、右/「令和元年 大吟醸金賞受賞酒」720ml/5813円

2005年度に厚生労働大臣賞「現代の名工」に選出された南部杜氏の藤尾正彦さんが杜氏を務める蔵元。地元の名水「大慈清水」を仕込み水に使い、南部流伝承の技で醸した酒には、数々の受賞歴が!

<見学スタート!>










南部杜氏の匠の技と最新技術が醸す美酒。
2005年度に厚生労働大臣賞「現代の名工」に選出された南部杜氏の藤尾正彦さんが杜氏を務める蔵元。地元の名水「大慈清水」を仕込み水に使い、南部流伝承の技で醸した酒には、数々の受賞歴が!
<試飲>
約3種類/無料(300円の有料試飲もあり)
<見学>
「酒蔵見学」約30分/無料
[実施日]随時受付 ※要予約(当日申し込みも可)
[TEL]019-652-3111
[住所]岩手県盛岡市大慈寺町10-34
[営業時間]9時~16時30分(11月~3月は~15時30分)
[定休日]12月31日、1月1日
[アクセス]JR盛岡駅より岩手県交通バス長岡線で15分、松尾前より徒歩3分
「あさ開」の詳細はこちら
大慈清水【岩手県盛岡市】

大慈寺界隈の湧水を引いた共同井戸。「青龍水」と共に、環境省の「平成の名水百選」に選ばれている。
[TEL]019-604-3305(盛岡観光コンベンション協会)
[住所]岩手県盛岡市鉈屋町
[アクセス]JR盛岡駅より岩手県交通バス矢巾営業所行き20分、南大通二丁目より徒歩10分
「大慈清水」の詳細はこちら
青龍水【岩手県盛岡市】

水の神といわれる「青龍」が住んでいたと伝わる祇陀寺が水源。雛壇形式で、最上段が飲料用。
[TEL]019-604-3305(盛岡観光コンベンション協会)
[住所]岩手県盛岡市鉈屋町
[アクセス]JR盛岡駅より岩手県交通バス矢巾営業所行き20分、南大通二丁目より徒歩10分
「青龍水」の詳細はこちら
<酒蔵>菊の司酒造【岩手県盛岡市】




「平井六右衛門遊山」720ml/1430円

「平井六右衛門心星」720ml/1815円

「平井六右衛門稲波」720ml/2200円

<見学スタート!>






こだわりと情熱溢れる酒造りの現場を見学。
創業から247年を数える、岩手県最古の酒蔵。敷地裏手を流れる中津川の伏流水を汲んだ仕込み水と、県産米を原料に生み出される日本酒は、旨みと酸味の調和が絶妙。購入は向かいの「平興商店」へ。
<見学>
「酒蔵見学」約30分/無料
[実施日]平日随時受付 ※HPの申し込みフォームより前日までに要予約
[TEL]019-624-1311
[住所]岩手県盛岡市紺屋町4-20
[営業時間]酒蔵見学11時~11時30分
[定休日]土日祝
[アクセス]JR盛岡駅より盛岡都心循環バス「でんでんむし」で15分、上の橋より徒歩1分
「菊の司酒造」の詳細はこちら
<酒店>平興商店【岩手県盛岡市】





県内外から愛酒家が集まる角打ちの名店。
「菊の司酒造」の真向かいに位置するこちらは、角打ちができる酒販店として有名。冷蔵庫に並ぶ日本酒の中から、飲みたい銘柄を選んでコップに注いでもらおう。缶詰などのおつまみもいろいろ。
[TEL]019-622-2753
[住所]岩手県盛岡市紺屋町6-2
[営業時間]9時30分~20時30分(日祝は13時~20時30分)
[定休日]1月1日
[アクセス]JR盛岡駅より盛岡都心循環バス「でんでんむし」で15分、上の橋より徒歩1分
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。