東京駅から約15分でアクセスできる葛西臨海公園は、東京湾に面する公園。水族園、大観覧車、鳥類園など見どころいっぱいです。
公園でバーベキューや、水上バスで東京湾クルーズしたり、海を眺めながらのんびりすることも。1日のまわり方・遊び方をご紹介します。おでかけ&デートの参考にしてみてください!
記事配信:じゃらんニュース
※この記事は2020年9月16日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
●葛西臨海公園の魅力
・水族園、大観覧車などあり!海の見える公園で様々に楽しめる
●葛西臨海公園の1日モデルコース
・噴水のある駅前広場から5つのゾーンへ
・【鳥類園】豊かな自然と鳥のさえずりに五感を研ぎ澄ます
・【葛西臨海水族園】心を和ませる海の生き物たちを間近で観察
・【展望レストハウス】見晴らしの良い空と海と一体になる展望スポット
・【東京湾】海辺で砂浜遊びや潮干狩り、バーベキューを楽しむ
・【葛西臨海公園内】季節の花を見ながら気の向くままに散策
・【大観覧車】地上117メートルの大観覧車に乗って、空中を散歩
●葛西臨海公園でのおすすめランチ
・CRYSTAL CAFEのピクニックセット
・緑に囲まれた公園でバーベキュー
●葛西臨海公園の園内バスや水上バスも楽しめる!
・パークトレインに乗車して園内をまわる
・水上バスに乗船して東京湾や隅田川をクルーズ!
●混雑を避けるには?
葛西臨海公園の魅力
水族園、大観覧車などあり!海の見える公園で様々に楽しめる

葛西臨海公園は東京湾に面する、緑豊かな都立公園。総面積約77.72ヘクタールにおよぶ広大な敷地に、葛西臨海水族園、ダイヤと花の大観覧車、鳥類園などがあります。
湾岸には人工干潟のある葛西海浜公園が隣接。足を延ばせば、春から夏にかけては潮干狩りや海水浴をすることもできます。
最寄り駅は葛西臨海公園駅。東京駅から約15分の場所に、四季折々の自然と海を身近に感じながら、様々な遊び・体験を思いきり楽しめる公園です。
葛西臨海公園の1日モデルコース
ここから、葛西臨海公園を1日満喫できるまわり方をご紹介します。
とても広い公園なので、公園全体マップもぜひ参考にしてください。
噴水のある駅前広場から5つのゾーンへ
葛西臨海公園駅の改札口はひとつ。
階段を降りて地上に出ると、噴水が立ちあがる広場があり、すぐ目の前に公園が広がっています。

公園内は水族園、鳥類園、芝生広場、汐風の広場、展望広場の5つのゾーンに分かれています。
噴水広場の前方に延びる大きな道は中央園路。ここを直進すると、葛西臨海公園の各ゾーンに行くことができます。


まずは、野鳥の自然観察ができる鳥類園へ向かいます。
【鳥類園】豊かな自然と鳥のさえずりに五感を研ぎ澄ます

葛西臨海公園の約3分の1を占める敷地に広がるのが鳥類園。淡水池や汽水池(淡水と海水が混ざりあった池)、森林を人工的に造成しています。
一年を通じて多種多様な野鳥が飛来するので、ぜひ訪れたいスポットです。
2つの池の周囲には散策路があり、観察舎や観察窓、ウォッチングセンターが設置されています。

ウォッチングセンターでは様々な野鳥の解説パネルを展示。訪れた人が鳥や自然に興味が持てる情報が豊富で、本格的なフィールドスコープで野鳥を観察することもできます。
館内のボードには園内で見られた鳥の名前が書かれているので、チェックしてみて。野鳥を探す手がかりになるはず!

鳥のさえずりに耳を傾けながら、散策路を歩くのは気持ちよく、特別な時間を過ごせます。

今回、遭遇できた野鳥は5~6種類。鳴き声も加えると7~8種類前後で、まさに野鳥の楽園と実感!
葛西臨海公園全体が自然環境を整備しているので、他ゾーンや鳥類園に向かう道すがらも野鳥と出会えます。

葛西臨海公園サービスセンターでは双眼鏡の貸し出しを行っています。野鳥観察をしっかり行いたい人は、鳥類園に来る前に借りるのがおすすめです。
また、土日祝日は鳥類園の専門スタッフが観察をサポートしてくれるのだそう!
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、双眼鏡の貸し出しを中止しています。詳細は公式ホームページをご確認ください。
鳥類園の主役は野鳥たち。その生活圏にお邪魔している気持ちを忘れずに、園内では野鳥を驚かさないようマナーを守ってくださいね。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、展示スペースの一部を閉鎖しており、フィールドスコープの使用を中止しています
[開館時間]9時15分~16時30分
[休館日]年末年始
[料金]無料
続いて、海の生き物に会いに葛西臨海水族園へ。
【葛西臨海水族園】心を和ませる海の生き物たちを間近で観察

地上30.7メートル、遠くからでも目を引くガラスドームが葛西臨海水族園の入口。1989(平成元)年に開園以来、見応えのある展示が評判の水族園です。
世界の海の生き物を数多く展示していて、その数600種以上!
中でも、クロマグロの群泳は目玉のひとつ。2200トンの巨大なドーナツ型水槽に約90尾のクロマグロが泳ぐ、他では見ることができない迫力です。

フンボルトペンギン、ミナミイワトビペンギン、フェアリーペンギン、オウサマペンギンの4種が飼育されている国内最大級のペンギン展示も見逃せません。陸上での様子、水中を泳ぎまわる姿にほっこり!
ミナミイワトビペンギンとオウサマペンギンは避暑のため、展示場では観察できない時期がありますが、バックヤードの様子は夏の間もモニターで見ることができますよ。

他にも、太平洋、インド洋、大西洋、北極海、南極海など「世界の海」や、小笠原から伊豆七島、東京湾など「東京の海」に生息する生き物たちなど、見どころいっぱいです。

園内には、東京でかつて身近に見られた「水辺の自然」が再現されている展示エリアも。そこに棲むのはどんな生き物たちか、探してみて!

臨海エリアにある水族園ならではの展示の数々は、目を見張るものがあります。
なお、現在は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、1日の入園者数を制限しているとのこと。入園には事前予約が必要です。ソーシャルディスタンスを保ちながら、水族園を楽しめそうですね。
最新情報については公式ホームページをご確認ください。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、入園には事前予約が必要です。また、展示やイベントを一部休止しています。詳細は公式ホームページをご確認ください
[開園時間]9時30分~17時(入園および入園券・年間パスポートの販売は16時まで)
[休園日]水曜日、年末年始(12月29日~翌年1月1日)
※水曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合は、その翌日が休園日
※開園時間、休園日は変更することがあります。詳細はホームページをご確認ください
[入園料]【一般】700円【65歳以上】350円【中学生】250円
※小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料
※葛西臨海公園の駐車場を利用できます
「葛西臨海水族園」の詳細はこちら
「葛西臨海水族園」の口コミ・周辺情報はこちら
【展望レストハウス】見晴らしの良い空と海と一体になる展望スポット

葛西臨海公園に来たら、外せない場所といえばここ!無料で入館できる地上2階の展望施設・クリスタルビューです。
駅からは中央園路の正面、展望広場の丘の上に建つ建物で、東京湾を一望できます。
クリスタルビューに近づくと、その存在感に見とれてしまうはず。この美しい建物は、世界的な建築家・谷口吉生氏による設計で、葛西臨海水族園のガラスドームも谷口氏が設計したものだそう。
全面ガラス張り、直線の造形が景色を際立たせ、大きな空、目の前に広がる海と溶け込んでいます。

最上階のパノラマや展望室からの眺望は、実際に見て体感してもらいたいです。
館内には葛西の歴史や水辺の変遷などを映像やパネルで紹介するコーナーも。地階には休憩スペースがあります。


クリスタルビューは特に日が暮れるころが美しいと評判なので、夕方にまた来るのがおすすめです。
ただし、入館は16時30分までとなるので、注意してください。一見の価値ありですよ!


[開館時間]9時~17時(入館16時30分まで)
[休館日]不定休
[料金]無料
クリスタルビューの地階からは緩やかな斜面の展望広場に出ることができます。ここから海沿いに向かいます。
じゃらん編集部
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