愛媛県松山市といえば、「関西中国四国じゃらん」の人気温泉地ランキング上位常連の道後温泉が有名。夏目漱石の小説『坊っちゃん』の舞台としても知られ、明治・大正時代の趣を感じられる湯処です。今回は道後温泉から松山市街地エリアにかけて、NEWスポットや老舗の新旧グルメに始まり、アート&文化、パワースポットめぐりまで全16スポットをご紹介!ぜひ立ち寄って、松山ならではの体験を楽しんで♪
人気温泉地の名湯を楽しむ
道後温泉本館


道後温泉のシンボル的存在の外湯。現在、2024年末までの予定で、1階「神の湯」は営業しながら保存修理工事の真っ最中です。
嬉しいことに工事中ならではの取り組みとして、手塚治虫氏の作品『火の鳥』とコラボレーションした「道後REBORNプロジェクト」を展開。工事で使用する素屋根全体を装飾した「道後温泉本館ラッピングアート」や、夜の本館北面でのプロジェクションマッピングはこの期間だけのお楽しみです♪
[TEL]089-921-5141(松山市道後温泉事務所)
[住所]愛媛県松山市道後湯之町5-6
[料金]入浴料12歳以上420円ほか
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道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)


飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋が、2017年に外湯としてオープン。湯は道後温泉本館と同じく、加温加水なしの源泉かけ流しの湯。上質の湯を本館にはない「露天風呂」でも満喫できます。
館内の見どころは、愛媛の伝統工芸と最先端アートのコラボ。大浴場には砥部焼の陶板壁画で道後にまつわる和歌の世界を描き、プロジェクションマッピングの上映もされるから見逃せません。
[TEL]089-932-1126
[住所]愛媛県松山市道後湯之町19-22
[料金]入浴料1階浴室12歳以上610円ほかコースにより異なる
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道後温泉 椿の湯


椿をシンボルにした公衆浴場は、松山市民の生活に欠かせない「親しみの湯」として愛されています。2017年に、隣接する「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」と一体感を持たせ、蔵屋敷風の落ち着いた色合の建物にリニューアル。
内装や湯船も新しくなりましたが、湯は以前と変わらず加温加水なしの源泉かけ流し!円柱形の「湯釜」も以前のまま健在です。地元の人とのコミュニケーションを楽しみたい人は、こちらにもぜひ。
[TEL]089-935-6586
[住所]愛媛県松山市道後湯之町19-22
[料金]入浴料12歳以上400円ほか
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東道後のそらともり


松山市のお遍路道沿いにあり、pH9.2の美肌の湯「東道後温泉」が自慢の複合温浴施設。湯殿に加え、宿、レストラン、ボディケアなどを備えた館内で1日ゆっくり過ごせます。
入浴料に温泉、チムジルバン(岩盤浴)、TV付きチェアや1万冊のマンガが揃うリクライニングルームの使用が含まれているのも魅力ですね。入浴前後には、美容と健康にいいという無料のミネラルウォーター「三玉水」も忘れずに!
[TEL]089-970-1026
[住所]愛媛県松山市南久米町3-1
[料金]入浴料大人1100円ほか
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ご当地グルメ&スイーツも充実
郷土料理 五志㐂(ごしき)


創業380余年、新鮮な愛媛産の天然鯛を使い、「鯛そうめん」や「鯛めし」などの郷土料理を味わえる店。見た目も豪華な人気メニューが、「鯛そうめん姿身ランチ」(2200円)。
こちらのランチでは瀬戸内の天然小鯛を一度焼いてから姿のまま甘辛い醤油ダレで煮込み、そうめんの上にのせています。つゆにほぐした鯛の身を入れ、そこにそうめんをつけて一緒に味わうと風味がUP!みかん果汁を混ぜた「みかん寿司」も付いてきます。
鍋焼うどん ことり

「鍋焼うどん」は愛媛・松山のソウルフードだって知っていますか?アルミ鍋で提供されることが多く、冬だけに限らず夏でも食べられる地域に根付いた料理です。その中でも1949年開業の老舗「ことり」の鍋焼うどん(600円)は出汁が絶品。
伊予灘の秋獲れのいりこと北海道利尻産の一等昆布で取る出汁は少し甘めで、後味はすっきり。最後の1滴まで飲み干したくなる味わいです。いなりすし(1皿2個300円)とも相性抜群ですよ。
[TEL]089-921-3003
[住所]愛媛県松山市湊町3-7-2
道後麦酒館


「道後温泉本館」の向かいで湯上がりに地ビールを!4種ある「道後ビール」(ケルシュ・アルト・スタウト・ヴァイツェン)は、仕込み水に清酒・仁喜多津を生んだ良水を使い、熱処理を施さず、酵母入りの生ビールを蔵元直送。※道後ビール4種 各600円(250ml)
おつまみにはじゃこ天やせんざんき(鶏の骨付き肉を使った揚げ物料理)など愛媛の特産品がおすすめです。また、2019年に松山ブランド新製品コンテスト金賞の「道後ジン」もぜひ味わって。
道後 白鷺珈琲

2019年7月に道後温泉駅の目の前に誕生したカフェ。店内の壁には夏目漱石の小説『坊っちゃん』に出てくる「マドンナ」が描かれ、レトロムード満点です。「テイクアウトパフェ」(1100円※季節により内容が変わる)が絶品です。
じゃらん編集部
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